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【埋没法】シミュレーションと仕上がりに差が出ないようにするためのポイントと対策

こんにちは。
恵聖会の菅野です。

二重埋没法のカウンセリングでは、「仕上がりのイメージ」として、専用の器具を使ってシミュレーションを行うことが一般的です。

ただ実際には、「シミュレーションでは良かったのに、仕上がりがイメージと違う」というご相談で、他院修正に来られる患者様も少なくありません。

特に多いのが、「思っていたより幅が狭い(または広い)」というケースです。

このようなお話を伺う中で感じるのは、シミュレーションのやり方や確認の仕方によって、仕上がりとの間にギャップが生まれてしまうことがある、という点です。

私なりに、他院では「なぜそのようなことが起こるのか」を考察してみました。

そこで今回は、
✔ シミュレーションと仕上がりに、なぜズレが起こるのか
✔ そのズレを防ぐために、私が日頃から気をつけているポイント

について、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。

菅野医師写真

※ なお、ダウンタイム中の腫れによって一時的に二重が広く見えて、落ち着くと狭くなるという変化は一般的に起こるものですので、今回のお話では除外しております。

【原因1】シミュレーションで目に力が入ってしまう

手術前にシミュレーションとして、専用の器具で、患者様の瞼を押さえて「こんな二重を作るんですよ」というのを、手鏡で見ていくんですけども…

やはり患者様は緊張していますし、しっかり見たい気持ちで、どうしても普段よりも意識した目で、目力(めぢから)を入れてしまうんですね。

埋没法のシミュレーションで目に力が入る女性イラスト

目に力を入れて二重をすると、どうしても少し見開いた目になります。
この状態でシミュレーションしてしまうと、仕上がりの幅は広くなりがちです。

⚫︎【原因1】のポイントと対策

医師側としては、「目の力を抜くことはできますか」と患者様を気遣うことで、誤差を極力小さくできると考えております。

また患者様側としても、シミュレーションではリラックスいただき、目に力を入れず、日常に近い視線で確認することを心がけていただけますと、ご要望に近い二重瞼に仕上がりやすいと思います。

【原因2】鏡との距離による見え方の違い

患者様に手鏡で、自身の目を見てもらいながら、手術前に説明をするのですが…
やはりしっかり確認したい気持ちで、手鏡に近づいて見る癖がある方が多く感じます。

埋没法のシミュレーションで鏡に近づきすぎる女性イラスト

虫眼鏡と一緒で、近づいてものを見ると、ものが大きく見えてしまうので、二重の幅も実際より広く認識しやすくなります。

ダウンタイムが終わって、腫れが落ち着いてから、自然な距離感で鏡を見た時に、どうしても心理的な効果もあって、シミュレーションの時より狭く感じやすいということが想像できます。

⚫︎【原因2】ポイントと対策

医師側としては、「鏡をもう少し離してみてもらえますか」と患者様にお願いすることで、シミュレーションとの心理的な誤差を少なくできると考えております。

また患者様側としても、手鏡は近づけすぎないことや、普段、自分の顔をみるときの距離感(洗面台の鏡を見るときの距離など)で確認いただくと、シミュレーションも正確になりやすいと思います。

【原因3】目の開け方の癖の変化

ものを見るときというのは、瞼を開ける筋肉によって、目を開けた分だけ二重が食い込むというふうになるんですけども…
実際には、瞼の筋肉だけで目を開けることができる人は珍しく、瞼の筋肉眉毛を上げる筋肉が多少手伝うことで目を開けるのが癖づいている方がほとんどです。

目を開けるための筋肉の解説イラスト

割と自然な二重を作った場合、瞼に折り込みによって、瞼が軽くなりやすいです。
すると、目が開けやすくなりますので、自然と使っていた眉毛を上げる癖が抜けてきます。
そのため、眉毛の位置が少し下になるので、手術前にシミュレーションで見ていた二重の幅よりも実際に狭くなると考えられます。

シミュレーション時と埋没法手術後の瞼の開き具合イラスト

二重が狭くなるというのは、手術した身体(瞼)に順応していくことで起こっていく変化と見ることができます。

※ただ、幅がすごく広い二重の手術をした場合、逆に目が開けにくくなって、眉毛が上がりやすくなり、シミュレーション時より二重が広く見えるケースもあります。

⚫︎【原因3】のポイントと対策

【原因3】に関しては、患者様の癖も絡む話のため、予想するには難しいポイントですが…
医師側としては、患者様に眉を上げるがあるのか十分に観察したり、眉の位置が変わると二重の幅が変わる事などを十分に説明するのが大事と考えております。

まとめ

以上の3つが、手術前のシミュレーションと術後の二重瞼の仕上がりとの間で、ギャップが生じる原因と考えています。

幸い当院で埋没をされた場合、このようなケースをあまり見かけないですが、現場の立場としては、シミュレーションの時から、患者様の癖に目を向け、患者様を気遣い十分に説明をして、必要があればできるだけ自然な目の使い方を患者様にお願いすることで、仕上がりとのギャップを極力減らせると考え、日頃より心がけております。

今後もこのような考えを基に、真摯に患者様と向きあい、手術に臨んでまいります。

最後に

今回は、二重の幅に関してシミュレーションと術後でギャップをが生じる理由と、その対策を中心にお話ししました。

実際にご相談に来ていただければ、もうちょっと詳しくお話できます。
今の話に興味を持ってもらえた方は、ぜひ一度ご来院ください。
それでは、またお会いしましょう。

二重埋没法の詳細はこちら

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