菅野医師ブログ

こんにちは　菅野です。
今年は寒くなるのが遅かった気がしますが、ようやく冬らしくなってきましたね。
きょうは冬休みに向けて鼻尖縮小術の症例写真紹介です。

鼻尖縮小術は、鼻先の太さや団子鼻が気になる方に適応となる手術です。
日本人は西洋人と比べて鼻先の皮膚や皮下軟部組織が厚く、その結果鼻先の分厚い団子鼻になりやすい特徴があります。
鼻先の余分な軟部組織を取り除き、大鼻翼軟骨を糸で縛ることで鼻先を細く見せることができます。

なおこの手術の場合、単独で行うと鼻先と鼻背部の間に段差を生じることがあるので、プロテーゼによる隆鼻術を併用すると、より鼻根部から鼻先に伸び上がる形を作ることができます。
また、より鼻先のツンとさせたい場合は耳介軟骨による軟骨移植を、鼻先が細くなることで小鼻が目立ちそうな方は小鼻縮小術を併用することで、それぞれの理想に近づけた手術を行うことができます。
自分がどういう手術が必要か、気になる方は一度お気軽にカウンセリングにお越しください。
一人ひとりの患者様に応じた術式を提案いたします。

さてモニターの患者様です。
ご希望の写真を持参されて、それに近づけてほしいというご要望でした。
その写真は乗せることはできませんが、自然に鼻筋を通して高さを出したいようだったので、鼻尖縮小術＋隆鼻術（鼻プロテーゼ）を行いました。
自然な変化で鼻筋が出て大変気に入ってもらえました。

鼻の手術は全体のバランスが大事なので術式の選択には専門的な目線が必要です。
カウンセリングの際に希望の写真を見せてもらえるとこちらにもイメージが伝わりやすいので、非常に参考になります。もちろん言葉でこうしたいというのも大丈夫です。

今回は鼻手術の症例写真紹介でした。