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ワキガ治療で一番効果が高い方法は?剪除法・ミラドライ・ボトックスの違いを医師が解説

菅野医師

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ワキガ治療の剪除法・ミラドライ・ボトックスの効果と違いを解説

ワキガ(腋臭症)の治療を検討するとき、「一番効果がある方法はどれ?」「ミラドライと手術ではどちらが治る?」「再発しない治療を選びたい」と悩む方は少なくありません。

ワキガの臭いを長期的に改善することを最優先するなら、原因となるアポクリン汗腺を直接取り除く剪除法(せんじょほう)が有力な選択肢です。一方、皮膚を切開せずに臭いを改善したい方にはミラドライ、汗の量を一時的に抑えたい方にはボトックス注射が適しています。

ただし、剪除法でも汗腺を完全に取り除けるわけではなく、臭いの残存や再発の可能性があります。また、ミラドライにも長期的な改善効果が認められており、すべての患者様に剪除法が最適とは限りません。

この記事では、ワキガ治療の効果と持続性、再発の可能性、ダウンタイム、リスクを比較し、症状や生活スタイルに合わせた治療の選び方を医師の視点から解説します。

ワキガ治療で一番効果が高い方法は?

臭いの根本的な改善を重視するなら剪除法

ワキガ治療のなかでも、剪除法は臭いの原因となるアポクリン汗腺を医師が直接確認しながら取り除けることが特徴です。

皮膚を切開し、皮膚の裏側に存在する汗腺を切除するため、臭いの原因そのものを減らすことができます。特に、臭いが強い方や長期的な改善を希望する方に検討される治療です。

剪除法は、重度の腋臭症に対して用いられている代表的な外科治療です。

一方で、術後は患部の安静や圧迫固定が必要になり、傷跡が残るリスクもあります。

組織削除法(剪除法)について詳しく見る

切らずに長期的な効果を目指すならミラドライ

ミラドライの機械イメージ

ミラドライは、マイクロ波の熱エネルギーによって脇の汗腺に働きかける治療です。

皮膚を切開せず、アポクリン汗腺とエクリン汗腺の両方に作用するため、臭いと汗の量を同時に改善することが期待できます。

ミラドライとボトックスは、どちらも脇汗を減らす効果が期待できます。さらに、ミラドライはワキガの臭いにも直接働きかけ、長期的な改善が期待できる治療です。

ただし、1回の施術ですべての汗腺に十分な効果が得られるとは限らないため、改善の程度によっては追加照射を検討する場合もあります。

ミラドライについて詳しく見る

汗の量を抑えたいならボトックス注射

ボトックス注射は、汗腺に対する神経からの刺激を抑え、発汗量を減らす治療です。

汗が減ることで臭いが軽減することもありますが、アポクリン汗腺自体を除去する施術ではありません。

そのため、ワキガの臭いそのものより、脇汗や汗ジミが主な悩みの方に適しています。

効果は一時的で、持続期間は一般的に4〜9ヶ月程度が目安です。症状を継続的に抑えるには、効果が弱くなった段階で再施術を検討します。

ボトックスによる多汗症治療について詳しく見る
  • 菅野医師

    菅野医師

  • 診察では「ワキガを完全に治したい」というご希望に対して、まず臭いが主な悩みなのか、汗の量が多いことに困っているのかを確認することが重要です。剪除法は臭いの原因となる汗腺の除去、ボトックスは発汗の抑制というように、治療の仕組みが異なります。症状と希望する持続期間を整理することで、必要以上に負担の大きい施術を避けやすくなります。

ワキガとは?臭いが発生する原因と仕組み

ワキガ(腋臭症)はアポクリン汗腺が関係する状態

ワキガとは、脇の下から特有の臭いが発生する状態で、医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼びます。

主な原因は、脇に分布するアポクリン汗腺の分泌物です。

アポクリン汗腺から出る分泌物自体の臭いは強くありません。しかし、皮膚表面の細菌によって成分が分解されると、ワキガ特有の臭いが生じます。

アポクリン汗腺は思春期以降に活動が活発になるため、この時期から臭いが気になり始める方もいます。

アポクリン汗腺とエクリン汗腺の違い

脇には主に2種類の汗腺が存在します。

比較項目 アポクリン汗腺 エクリン汗腺
主な役割 特有の分泌物を出す 体温調節
主な分布 脇・外陰部など 全身
分泌物の特徴 脂質・タンパク質などを含む 水分と電解質が中心
ワキガとの関係 臭いの主な原因 汗による湿潤などを通じて臭いに関与
関連する治療 剪除法・ミラドライ ミラドライ・ボトックスなど

ワキガの治療で重要なのは、アポクリン汗腺への作用です。一方、多汗症の治療では、エクリン汗腺からの発汗を抑えることが中心になります。

アポクリン汗腺とエクリン汗腺の位置を示す図

ワキガと多汗症は同じではない

ワキガと多汗症は混同されやすい症状ですが、医学的には異なります。

  • ワキガ:脇から発生する特有の臭いが主な問題
  • 多汗症:必要以上に多くの汗が出ることが主な問題
  • ワキガと多汗症の併発:臭いと汗の量の両方が気になる状態

汗の量が多いからといって、必ずワキガであるとは限りません。

また、衣類の生乾き臭、皮脂、皮膚の細菌環境などが原因で臭いが発生することもあります。実際に治療が必要な腋臭症なのかを、医師の診察で確認することが大切です。

剪除法・ミラドライ・ボトックスの効果を比較

3つの治療方法の違いがわかる比較表

比較項目 剪除法 ミラドライ ボトックス
治療方法 皮膚を切開し汗腺を切除 マイクロ波で汗腺に熱を加える 神経からの発汗刺激を抑制
臭いへの効果 直接的な改善を目指す 直接的な改善を目指す 発汗減少による間接的な軽減
汗への効果 汗腺除去の範囲に応じて減少 発汗量の減少が期待できる 発汗抑制が主な効果
効果の持続性 長期的 長期的 一時的
皮膚切開 あり なし なし
施術回数 通常1回を基本とする 1〜2回など状態による 効果が弱まれば再施術
主なダウンタイム 固定・安静が必要 腫れ・痛み・しびれ 注射部位の赤み・内出血
主なリスク 血腫・感染・傷跡・皮膚障害 熱傷・感覚異常・硬結 内出血・薬剤による副作用
適した方 強い臭いを長期的に減らしたい方 傷跡を避けたい方 主に脇汗を抑えたい方

※効果や経過には個人差があります。施術回数は一般的な目安であり、すべての方に当てはまるものではありません。

効果が長持ちするのはどの治療?

効果の持続性という観点では、剪除法とミラドライが長期的な改善を目指す治療に該当します。

剪除法は汗腺を物理的に除去し、ミラドライは熱によって汗腺に不可逆的な損傷を与えることを目指します。どちらも、効果が得られた部分では持続的な改善が期待できます。

一方、ボトックスは汗腺の働きを一時的に抑える治療であり、薬剤の効果が弱くなると発汗が戻ります。

したがって、長期的な臭いの改善を求める方と、必要な時期だけ汗を抑えたい方では、適した方法が異なります。

再発しにくいのは剪除法とミラドライのどちら?

剪除法とミラドライは、どちらも臭いの長期的な改善を目指せますが、効果の仕組みが違います。

剪除法では、汗腺の取り残しや周辺に残った汗腺の活動によって、臭いが残存・再出現する可能性があります。

ミラドライでは、熱が十分に作用しなかった汗腺が残ると、治療後も臭いを感じることがあります。

このような経過は、必ずしも治療で破壊された汗腺が元どおりに再生したことを意味しません。

現時点では、両者の再発率を同一条件で比較した十分なデータがないため、どちらが何%再発しにくいと一律には判断できません。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 治療後に「臭いが戻った」と相談される場合、最初から十分に改善していなかったのか、一度改善した後に再び気になるようになったのかを分けて確認する必要があります。さらに、汗が増えたことによる臭いの変化や、衣類に残った臭いが影響していることも考えられます。再治療を判断する前に、初回施術の内容と経過を整理することが重要です。

剪除法とは?効果・メリット・デメリット

剪除法はアポクリン汗腺を直接取り除く手術

剪除法は、脇の皮膚を切開して皮膚の裏側を露出させ、医師がアポクリン汗腺を直接確認しながらハサミなどで切除する方法です。皮弁法とも呼ばれます。

臭いの原因に直接働きかけられるため、特に中等度から重度の腋臭症で検討されます。

手術では汗腺の除去範囲だけでなく、皮膚を栄養する血管を保護することも重要です。無理に広範囲を切除すると、皮膚の血流障害や傷の治りに影響します。

剪除法のメリット

  • アポクリン汗腺を直接確認して切除できる
  • 臭いの長期的な改善が期待できる
  • 原則として1回の手術で改善を目指せる
  • 医学的な条件を満たせば健康保険が適用されることがある

臭いが強く、皮膚の切開や術後の固定期間を受け入れられる方に適した治療です。

剪除法のデメリットとダウンタイム

剪除法は外科手術のため、ミラドライやボトックスと比べて術後の身体的負担が大きくなります。

術後は血腫を防ぐために圧迫固定を行い、腕を大きく動かす動作や激しい運動を制限します。固定期間は術式や経過によって異なりますが、数日程度が目安です。

主なリスクは、腫れ、痛み、内出血、血腫、感染、傷跡、皮膚壊死、ひきつれなどです。

皮膚の状態が落ち着くまでには数週間以上かかり、傷跡の成熟にはさらに長い期間を要します。仕事や日常生活への復帰時期は、医師の指示に従って判断します。

  • 菅野医師

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  • 剪除法では、アポクリン汗腺を十分に取り除くことと、皮膚の血流を維持することの両立が重要です。臭いを徹底的に減らしたいというご希望があっても、皮膚を薄くしすぎると血流障害や傷の治癒不良につながります。治療効果だけでなく、傷跡や術後の皮膚状態まで考慮して手術範囲を判断する必要があります。

ミラドライとは?切らないワキガ治療の効果と限界

マイクロ波で汗腺に熱を加える仕組み

ミラドライは、皮膚の表面からマイクロ波を照射し、皮下に存在する汗腺に熱を加える治療です。

アポクリン汗腺とエクリン汗腺の両方に作用するため、ワキガの臭いと脇汗の改善を同時に目指せます。

切開を伴わず、目立つ手術痕を作らないことが大きな特徴です。

ミラドライのマイクロ波が脇のアポクリン汗腺とエクリン汗腺に作用する仕組み

ミラドライのメリット

  • 皮膚を切開しない
  • 長期的な臭いの軽減を目指せる
  • 汗の量も減らす効果が期待できる
  • 剪除法のような長期間の圧迫固定が基本的に不要

皮膚を切開することに抵抗がある方や、仕事の都合で長期間の安静が難しい方に検討しやすい治療です。

ミラドライのデメリットとダウンタイム

ミラドライは切らない治療ですが、ダウンタイムがないわけではありません。

施術後は腫れ、痛み、赤み、皮下の硬結(しこりのような硬さ)、しびれなどが生じます。

腫れや痛みは数日から数週間で軽減することが一般的ですが、硬さや感覚の変化が数ヶ月続くケースもあります。

また、照射範囲や熱の作用には限界があり、1回の施術では希望する改善効果が得られないこともあります。追加施術の必要性は、術後の経過を確認して判断します。

ミラドライは1回でワキガが治る?

ミラドライは1回の施術で臭いが改善する方もいますが、完全な無臭を保証する治療ではありません。

施術後に残った汗腺から分泌物が出ることで、臭いが続くことがあります。

効果の判定は、施術直後ではなく、腫れや炎症が落ち着いた段階で行うことが重要です。施術直後の臭いの少なさだけで、最終的な結果を判断することはできません。

ボトックス注射はワキガの臭いにも効果がある?

汗を減らすことで臭いの軽減を目指す

ボトックス注射は、ボツリヌストキシン製剤を脇の皮膚に注入し、汗腺を刺激する神経伝達を抑える治療です。

主にエクリン汗腺からの発汗を抑制するため、脇汗が多い方に適しています。

汗による湿潤が減ることで臭いも軽減する可能性がありますが、ワキガの原因となるアポクリン汗腺そのものを破壊するわけではありません。

強いワキガ臭を長期的に改善したい方には、ボトックス単独では十分な効果が得られない可能性があります。

ボトックスのメリットとデメリット

メリットは、施術時間が比較的短く、日常生活への影響を抑えやすい点です。

脇汗が特に気になる夏場や、結婚式などの予定に合わせて治療を検討することもできます。

一方で、効果は永久ではありません。持続期間には個人差があり、効果を維持するには繰り返し施術する必要があります。

主な副作用は、注射部位の痛み、赤み、内出血などです。妊娠中・授乳中の方や特定の神経筋疾患がある方など、施術が適さない条件もあるため、医師による確認が必要です。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 脇汗と臭いの両方が気になる方でも、実際には汗ジミや衣類の湿りが大きなストレスになっていることがあります。その場合、ボトックスによる発汗抑制が生活の快適さにつながります。一方、汗の量が少なくても特有の臭いが強い方では、臭いへの直接的な治療を検討します。ボトックスはワキガの根治手術の代わりではなく、目的を区別して選ぶ治療です。

ワキガ治療は何を基準に選べばよい?

臭いの強さ・希望・ダウンタイムから判断する

適した治療は、臭いの程度だけでは決まりません。次のような希望によっても選択肢が変わります。

患者様の希望や状態 検討する治療 主な理由
強い臭いを長期的に減らしたい 剪除法 臭いの原因となる汗腺を直接除去できる
切開せずに臭いを改善したい ミラドライ 皮膚を切らずに汗腺に作用する
臭いと汗の両方を減らしたい ミラドライ 2種類の汗腺に作用する
汗ジミや発汗量が主な悩み ボトックス 発汗抑制を目的とする
数ヶ月間だけ汗を減らしたい ボトックス 一時的な効果を利用できる
手術後の臭いが残っている 原因を再評価して判断 残存汗腺の範囲や前回の治療によって異なる

※実際の適応は医師の診察によって決定します。

軽度のワキガなら手術以外の方法も検討する

軽度の臭いであれば、最初から汗腺を取り除く治療が必要とは限りません。

制汗剤の使用、脇毛の処理、衣類の衛生管理などによって、臭いによる日常生活への影響を軽減できることもあります。

また、臭いを強く気にしていても、医学的には腋臭症が明確でないケースがあります。そのような場合は、原因を確認せずに手術を行うことを避けるべきです。

特に、臭いに対する不安が強い一方で客観的な臭いが確認できない場合には、本人の困りごとを丁寧に聞き取り、治療の必要性を慎重に判断します。

ワキガ治療後に臭いが残ったらどうする?

治療後に臭いが気になる場合は、すぐに再施術を決めるのではなく、原因を確認することが重要です。

確認するポイントは次のとおりです。

  1. 施術から十分な時間が経過しているか
  2. 治療前と比べて臭いがどの程度減少したか
  3. 汗の量が多いことが影響していないか
  4. 臭いの発生範囲が限定されているか
  5. 前回の治療による傷跡や皮膚の変化がないか

再手術では、初回手術による瘢痕(はんこん:傷が治った後の組織)が影響するため、慎重な判断が求められます。

ミラドライ後の追加施術でも、初回の照射範囲や皮膚の状態を確認し、安全性を考慮する必要があります。

ワキガ治療後の経過とアフターケア

剪除法の術後に注意すること

剪除法では、術後の安静と圧迫固定が重要です。

特に術後早期は、脇の皮膚と皮下組織の間に血液がたまらないよう、医師の指示に従って固定を継続します。

腕を高く挙げる動作、重い物を持つ動作、激しい運動などは、傷の状態に応じて制限します。

出血が増える、痛みが急激に強くなる、皮膚の色が悪くなるなどの症状がある場合は、速やかに医療機関へ連絡してください。

ミラドライの施術後に注意すること

ミラドライ後は、腫れや熱感が生じやすいため、医師の指示に従って冷却します。

施術当日は激しい運動や飲酒など、腫れを強める行動を控えることが推奨されます。

腫れが長引く場合や、強い痛み、皮膚の変色、手や腕に広がるしびれがある場合は、医師による確認が必要です。

ボトックス注射後に注意すること

ボトックス注射後は、注射部位を強く揉むことや、直後の激しい運動を避けます。

効果は通常、注射直後ではなく数日以内に現れ始めます。

発汗量が十分に減らない場合も、自己判断で短期間に注射を繰り返すのではなく、薬剤の効果が安定してから医師に相談してください。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • ワキガ治療は、施術直後の状態だけで効果を判断するものではありません。特にミラドライや剪除法では、腫れや皮膚の変化が落ち着くにつれて、患者様自身の臭いの感じ方も変化します。術後の早い段階で追加治療を希望された場合も、まず通常の経過かどうかを確認し、必要な観察期間を設けてから次の治療を判断することが大切です。

恵聖会クリニックがワキガ治療で選ばれる理由とポリシー

2000年開院、27年の経験と7,596件の治療実績

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。

ワキガ・多汗症の治療実績は、2025年12月31日時点で7,596件です。

さまざまな症状やご希望に対応してきた経験を、治療方法の選択や術後経過の判断に活かしています。

ワキガは臭いの強さだけでなく、汗の量や患者様が求める改善の程度も異なります。長年の診療経験をもとに、治療の必要性から慎重に判断することを大切にしています。

組織削除法を行う医師

患者様一人ひとりに適した治療方法をご提案

当院では、ワキガの臭いを長期的に改善したい方には組織削除法(剪除法)やミラドライ、汗の量を抑えたい方にはボトックスなど、症状に応じた選択肢をご案内しています。

当院の組織削除法は、皮膚を切開して汗腺を直接確認しながら除去する外科治療です。一般的な剪除法と同じく直視下で汗腺を取り除く方法であり、具体的な手術内容は診察時にご説明します。

全員に同じ治療を勧めるのではなく、臭いの程度、皮膚の状態、休養できる期間、傷跡への考え方などを踏まえ、適した方法をご提案します。

ダウンタイムを安心して過ごすことも治療の一部と考える

当院では、ワキガの臭いが改善することだけでなく、施術後のダウンタイムを安心して過ごせることも治療の大切な一部と考えています。

組織削除法では圧迫固定や安静期間、ミラドライでは腫れやしびれなど、治療ごとに予想される経過を施術前にご説明します。

術後に不安が生じた際もご相談に対応し、通常の経過であれば今後の回復の見通しをお伝えします。通常と異なる出血や腫れ、皮膚の変化などが疑われる場合は、速やかに医師が診察します。

2000年の開院以来27年目を迎えるまでに培ってきた経験を活かし、施術前から術後の回復まで一貫してサポートします。

高額施術へのアップセルを行わず適正価格をご案内

恵聖会クリニックは、「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針を大切にしています。

ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示するようなアップセルは行いません。

ワキガ治療では、手術や追加照射の必要性を診察で判断し、不要な高額施術へ誘導しないことを重視しています。

無理・強引な勧誘をせず納得できる選択を大切にする

当院では、治療効果だけでなく、傷跡、ダウンタイム、費用、再施術の可能性などについてもご説明します。

患者様が内容を十分に理解し、ご自身の希望に合った治療を選べることが重要です。

希望しない施術を無理・強引に勧めることはせず、治療を受けないという選択も尊重しています。

治療後も継続して相談できるアフターフォロー

ワキガ治療は、施術を受けたら終わりではありません。

臭いの改善状況や傷の治り方など、気になる変化があればご相談いただける体制を整えています。

必要に応じて医師が状態を確認し、経過観察を継続するか、追加治療を検討するかを判断します。

ご家族やご友人からの紹介によるご来院

恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様がご家族やご友人からのご紹介で来院されています。

「すべての患者様に誠実な美容医療を提供する」という姿勢を積み重ね、治療の選択から施術後の対応まで丁寧に向き合うことを心がけています。

形成外科領域の技術向上に向けた医療連携

当院は、大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。

ワキガの外科治療では、皮膚の構造や血流、傷の治癒についての知識が重要です。

当院では、クリニック全体として形成外科領域への取り組みを続けながら、適切な治療と術後管理を提供することを重視しています。

ワキガ治療についてよくある質問(FAQ)

Q1. ワキガ治療で一番効果があるのは何ですか?

臭いの原因となるアポクリン汗腺を直接取り除ける剪除法は、長期的な改善を目指す有力な治療です。一方、皮膚を切開せずに長期的な効果を求める方にはミラドライが適しています。効果だけでなく、傷跡やダウンタイムも含めて選ぶことが重要です。

Q2. ワキガは手術すれば完全に治りますか?

剪除法によって臭いの大幅な改善が期待できますが、完全に無臭になることを保証するものではありません。汗腺の取り残しや周辺の汗腺の影響で臭いが残ることもあります。術後の経過を確認しながら効果を評価します。

Q3. ミラドライと剪除法はどちらがおすすめですか?

臭いの原因を直接取り除きたい方には剪除法、切開や目立つ傷跡を避けたい方にはミラドライが選択肢になります。剪除法は圧迫固定や安静が必要ですが、ミラドライにも腫れやしびれなどのダウンタイムがあります。

Q4. ミラドライは何年くらい効果が続きますか?

ミラドライは長期的な効果を目指す治療です。熱によって十分に破壊された汗腺は、基本的に元の機能を回復しません。ただし、すべての汗腺を破壊できるわけではなく、臭いや発汗が残ることがあります。効果の持続を一律に何年と保証することはできません。

Q5. ワキガのボトックスは何ヶ月持続しますか?

ボトックスによる脇汗の抑制効果は、一般的に4〜9ヶ月程度が目安です。製剤や注入量、体質によって持続期間は異なります。臭いの原因となるアポクリン汗腺を除去する治療ではないため、主に汗の量を減らしたい方に適しています。

Q6. ワキガ治療後に再発したら、もう一度治療できますか?

再治療を検討することは可能です。ただし、初回の施術方法、皮膚の状態、残っている汗腺の範囲などによって適応が変わります。特に剪除法の再手術では瘢痕や血流への影響を考慮する必要があるため、医師による慎重な診察が必要です。

Q7. ワキガ治療は保険適用になりますか?

医師が腋臭症と診断し、保険診療の適応条件を満たす場合、剪除法などの外科治療に健康保険が適用されることがあります。ミラドライは原則として自由診療です。ボトックスもワキガの臭いを目的とする場合と、重度の原発性腋窩多汗症を目的とする場合では保険適用の条件が異なります。

Q8. ワキガ治療は何歳から受けられますか?

治療の適応は年齢だけでは決まりません。ワキガは思春期以降に症状が明確になることが多く、成長段階では汗腺の活動が変化します。未成年の方では症状の程度、成長の状況、本人の希望、保護者の同意などを確認し、適切な治療時期を判断します。

Q9. ワキガ治療は痛いですか?

剪除法とミラドライでは、一般的に局所麻酔を使用して施術中の痛みを抑えます。麻酔が切れた後には痛みや腫れが生じます。ボトックスは注入時にチクチクとした痛みがあります。痛みの程度や持続期間には個人差があります。

Q10. ワキガ治療は1回で終わりますか?

剪除法は原則として1回の手術で長期的な改善を目指します。ミラドライも1回で改善する方がいますが、効果が不十分な場合は追加照射を検討します。ボトックスは一時的に発汗を抑える治療のため、効果を維持するには定期的な再施術が必要です。

まとめ:ワキガ治療で一番効果が高い方法は症状と目的によって異なる

ワキガ治療で最も重要なのは、臭いの改善、汗の減少、効果の持続性、ダウンタイムのうち、何を優先するかを明確にすることです。

臭いの原因を直接取り除きたい方には剪除法、切らずに長期的な改善を目指したい方にはミラドライ、汗の量を一時的に減らしたい方にはボトックスが有力な選択肢となります。

  • “菅野医師"/

    菅野医師

  • 剪除法とミラドライは、いずれも長期的な効果を目指せますが、完全な無臭や再発ゼロを保証する治療ではありません。
    当院では、臭いの程度や汗の量、日常生活への影響、ご希望に応じて治療方法をご提案しています。ワキガの臭いや脇汗にお悩みの方は、ご自身に適した方法を知るためにも、まずは医師の診察でご相談ください。

監修医情報

菅野 兼史医師
医師名
菅野 兼史
略歴
2006年 大阪市立大学医学部卒業
卒業後、大学病院、大阪市立総合医療センター、一般病院にて腫瘍外科(消化器外科、乳腺・内分泌外科)を中心とした臨床経験を積み重ねる。
2017年4月 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
資格
医学博士
日本外科学会専門医
菅野医師プロフィール

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