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脂肪吸引したらたるむ?皮膚がたるむ原因・リスク・予防法を医師が解説

田川医師

監修ドクター

田川医師

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脂肪吸引後に皮膚がたるむ原因や予防法を医師が解説

脂肪吸引をしたからといって、必ず皮膚がたるむわけではありません。

脂肪吸引後の皮膚は、減少した皮下脂肪のボリュームに合わせてある程度収縮します。そのため、もともと皮膚に十分な弾力があり、適切な量の脂肪をバランスよく吸引できれば、皮膚のたるみが目立たず、すっきりとした輪郭を目指すことができます。

一方で、もともとの皮膚のたるみが強い方や、大幅な体重減少によって皮膚が余っている方、脂肪を大量に除去した場合などは、脂肪が減ったことで余った皮膚が目立つことがあります。特にお腹、二の腕、太ももなどは、術前の皮膚状態によって仕上がりが左右されやすい部位です。

つまり、脂肪吸引でたるみを防ぐために重要なのは、単純に「たくさん脂肪を取る」ことではありません。術前に脂肪量と皮膚の弾力を見極め、その人の皮膚が収縮できる範囲を考えながら吸引量とデザインを決めることが重要です。

この記事では、脂肪吸引後に皮膚がたるむ原因、たるみやすい人の特徴、予防するためのポイント、たるみが残った場合の治療方法まで医師の視点から解説します。

脂肪吸引後に皮膚がたるむとは?

脂肪吸引は、皮膚の下にある皮下脂肪をカニューレと呼ばれる細い吸引管で取り除き、ボディラインやフェイスラインを整える手術です。

脂肪吸引前後の皮下脂肪の厚みと皮膚の収縮を比較した模式図

脂肪を取り除くと、皮膚と筋肉の間にあった脂肪層の厚みが減少します。その後、皮膚が新しい輪郭に合わせて収縮していくことで、脂肪吸引後のラインが形成されます。

皮膚に十分な弾力があれば、脂肪が減ったあとも皮膚が比較的なめらかにフィットします。しかし、皮膚そのものが伸びていたり弾力が低下していたりすると、皮下脂肪が減る一方で皮膚が余り、たるみとして見えることがあります。

脂肪吸引後に問題となる皮膚のゆるみは、医学的には「皮膚弛緩」「skin laxity」などと表現されます。

脂肪吸引は「皮膚を切り取る手術」ではない

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腹部全体+腰 ボディジェット脂肪吸引
¥400,000(税込¥440,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

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二の腕のボディジェット脂肪吸引 全周
¥240,000(税込¥264,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

脂肪吸引について理解しておきたいのは、基本的に脂肪を減らす手術であり、余った皮膚を切除する手術ではないという点です。

例えば、お腹に大量の脂肪があり、その上に伸びた皮膚がある場合、脂肪だけを減らすと皮膚の余りが目立つことがあります。

このようなケースでは、

  • 脂肪吸引だけで改善を目指す
  • 脂肪吸引と引き締め治療を組み合わせる
  • 余剰皮膚を切除する手術を検討する

など、皮膚の状態に応じた治療選択が必要です。

脂肪吸引後の皮膚弛緩は、皮膚の収縮が不十分な場合や、本来は皮膚切除を含むボディリフトなどが適している患者様に脂肪吸引だけを行った場合に生じやすいことが報告されています。

  • 田川医師

    田川医師

  • 「脂肪を取れば取るほど細くなる」と考えられがちですが、実際には吸引量だけで仕上がりを決めるわけではありません。診察では脂肪の厚みだけでなく、皮膚の伸び方や弾力、筋肉とのバランスまで確認し、脂肪を減らしたあとに皮膚がどう収縮するかを考えてデザインします。

脂肪吸引をすると皮膚がたるむ原因

脂肪吸引後のたるみには、ひとつだけではなく複数の要因が関係しています。

もともと皮膚の弾力が低下している

最も重要な要素のひとつが、術前の皮膚の弾力です。

弾力のある皮膚は、伸びたあとある程度元の状態へ戻ろうとします。しかし、加齢や大きな体重変化などによって皮膚の弾力が低下すると、脂肪を取り除いたあとに十分収縮しないことがあります。

脂肪吸引は、皮膚が比較的引き締まっていて弾力のある方ほど輪郭が整いやすい手術です。

大きく伸びた皮膚が余っている

過去に大幅な体重増加があった方や、短期間で大きく減量した方では、皮膚が伸びた状態で残っていることがあります。

特に、

  • 大幅なダイエット後
  • 妊娠・出産後のお腹
  • もともと皮膚のたるみが強い二の腕
  • 内ももの皮膚が余っている方

などでは、脂肪吸引だけでは余剰皮膚を解消できない場合があります。

脂肪を取りすぎる

脂肪吸引では、単純に脂肪を限界まで取り除けばよいわけではありません。

皮下脂肪には、皮膚を下から支えてなめらかな輪郭を保つ役割もあります。必要以上に脂肪を除去すると、もともと存在していた皮膚のゆるみが強調されたり、凹凸や波打ちが目立ったりすることがあります。

吸引する部位によって皮膚の収縮力が違う

皮膚の厚みや弾力、皮下組織とのつながりは部位によって異なります。

一般的に、

  • お腹
  • 二の腕
  • 太ももの内側

などは、もともとの皮膚弛緩が強い場合に余剰皮膚が目立ちやすい部位です。

一方、同じ部位であっても皮膚の厚みや脂肪量には個人差があるため、「この部位なら絶対にたるまない」と判断することはできません。

加齢による皮膚の変化

年齢だけで脂肪吸引の適否を決めることはありません。

ただし、加齢とともに皮膚の弾性線維などが変化するため、若い頃と比較すると脂肪吸引後の皮膚収縮が弱くなることがあります。年齢そのものよりも、実際の皮膚の厚みやハリ、たるみの程度を診察することが重要です。

  • 田川医師

    田川医師

  • 年齢だけを見て「脂肪吸引するとたるむ」と判断することはありません。同じ40代でも皮膚に十分な弾力がある方もいれば、20〜30代でも大きな体重変化などによって皮膚が余っている方もいます。実際の診察では年齢より、皮膚の状態と脂肪量を重視します。

脂肪吸引後にたるみやすい人の特徴

脂肪吸引後に皮膚のたるみが目立つ可能性が高いのは、次のようなケースです。

  • もともと皮膚のたるみが強い
  • 大幅なダイエット経験がある
  • 妊娠・出産などでお腹の皮膚が伸びている
  • 肉割れが多く皮膚の弾力が低下している
  • 脂肪量が非常に多い
  • 二の腕や内ももなど皮膚が余りやすい部位を吸引する
  • 脂肪を大幅に減らしたいと考えている

ただし、該当するからといって必ずたるむわけではありません。

術前の皮膚状態、脂肪量、希望する変化を総合的に評価する必要があります。

脂肪吸引後の「たるみ」と拘縮・むくみは違う

脂肪吸引直後に皮膚が硬くなったり、凹凸して見えたりすることがありますが、すべてが永久的なたるみとは限りません。

腫れ・むくみ

脂肪吸引後は組織に炎症が起こるため、腫れやむくみが生じます。

手術直後は完成時より太く見えたり、左右差を感じたりすることもあります。

拘縮

脂肪吸引後の回復過程では、皮膚の下が硬くなったり、つっぱったり、凹凸して見えたりする「拘縮」が起こることがあります。

拘縮は傷が治っていく過程で生じる反応であり、皮膚そのものが余っている「たるみ」とは異なります。

時間の経過とともに徐々に柔らかくなり、輪郭がなじんでいきます。

本当の皮膚のたるみ

腫れや拘縮が落ち着いても皮膚が余り、下方向へ垂れたりシワ状に残ったりしている場合は、皮膚弛緩が関係している可能性があります。

脂肪吸引直後だけで判断せず、術後経過を確認することが重要です。

  • 田川医師

    田川医師

  • 術後早期に「皮膚がたるんだ」「凹凸になった」と心配される方は少なくありません。しかし、実際にはむくみや拘縮によって一時的にそう見えていることもあります。完成前に自己判断せず、気になる変化があれば医師に状態を確認してもらうことが大切です。

脂肪吸引後のダウンタイムと皮膚がなじむまでの経過

脂肪吸引後は、一般的に次のような症状が生じます。

  • 腫れ
  • むくみ
  • 内出血
  • 痛み
  • つっぱり感
  • しびれ・感覚の変化
  • 拘縮
  • 一時的な凹凸

症状の程度や続く期間は、吸引部位や範囲、脂肪量によって異なります。

輪郭は手術直後に完成するわけではありません。腫れが引き、拘縮がやわらぎ、皮膚が新しい輪郭になじむまでには時間がかかります。

皮膚のゆるみについても、術後早期だけで最終的な状態を判断するのではなく、一定期間経過を確認する必要があります。

脂肪吸引後の皮膚のたるみを予防する方法

完全にたるみを防げる方法があるわけではありませんが、リスクを抑えるために重要なポイントがあります。

術前に皮膚の弾力を確認する

もっとも重要なのは、脂肪吸引を行う前の適応判断です。

脂肪量だけを見るのではなく、

  • 皮膚の厚み
  • ハリ・弾力
  • 肉割れの状態
  • 皮膚の余り
  • 過去の体重変化
  • 脂肪吸引後にどこまで細くしたいか

などを確認します。

皮膚弛緩が非常に強い場合には、脂肪吸引だけでは希望する仕上がりにならないこともあります。

脂肪を取りすぎない

脂肪吸引では「最大量を取ること」よりも、「自然な輪郭を残しながら必要な脂肪を取ること」が重要です。

皮膚直下まで過剰に吸引すると、凹凸や皮膚のゆるみにつながる可能性があります。

術後の体重を大きく変動させない

脂肪吸引後に大幅な増量と減量を繰り返すと、皮膚が再び伸縮し、たるみにつながる可能性があります。

脂肪吸引は体重を大幅に落とすための治療ではなく、局所的な脂肪を減らしてボディラインを整える手術です。術後も安定した体重を維持することが大切です。

圧迫固定は医師の指示に従う

脂肪吸引後には、部位や術式に応じて圧迫着などを使用することがあります。

ただし、「圧迫すれば必ず皮膚が引き締まり、たるみを防げる」と断定できる十分な根拠があるわけではありません。術後の圧迫療法は広く行われていますが、ボディライン形成の分野では質の高い比較研究が乏しいことも報告されています。

自己判断で強く締めすぎたり、逆に指示された圧迫を中止したりせず、医師の指示に従いましょう。

脂肪吸引後にたるみが残った場合の治療方法

たるみへの対応は、皮膚弛緩の程度によって異なります。

方法 主な目的 向いている状態 特徴
経過観察 自然な皮膚収縮を待つ 術後早期 腫れ・拘縮が落ち着くまで判断を待つ
高周波(RF)など 皮膚の引き締めを補助 軽度〜中等度のゆるみ 切除せず引き締めを目指す
HIFU 皮膚・皮下組織への熱作用 軽度のたるみ 大量の余剰皮膚には適さない
脂肪吸引の修正 残存脂肪や凹凸の調整 脂肪の残りや左右差が原因 原因を見極めて行う
皮膚切除術 余った皮膚を直接除去 強い皮膚弛緩 傷跡とのバランスを考える必要がある

皮膚の余りが強い場合は皮膚切除が必要になることもある

お腹などで余剰皮膚が非常に多い場合、脂肪吸引や機器による引き締めだけでは十分に改善できないことがあります。

その場合は、余った皮膚を切除する腹部形成術などが適応になる場合があります。

皮膚切除術は傷跡が残るため、「どこまで皮膚を引き締めたいのか」「傷跡をどこまで許容できるのか」まで含めて治療方法を決める必要があります。

  • 田川医師

    田川医師

  • もともと皮膚の余りが強い方に脂肪吸引だけを行うと、細くなっても皮膚が残り、思っていた仕上がりと違うことがあります。そのため、診察では「脂肪を減らしたい」のか「余った皮膚まで改善したい」のかを整理して治療方法を考えることが重要です。

脂肪吸引と他の痩身治療の違い

たるみが心配な方は、脂肪吸引以外の治療と比較して検討することも大切です。

治療 脂肪減少 皮膚の引き締め 変化の大きさ ダウンタイム
脂肪吸引 ◎ △ 大きい あり
脂肪溶解注射 ○ △ 比較的穏やか 比較的短い
HIFU △ ○ 穏やか 比較的短い
高周波(RF) △ ○ 穏やか 比較的短い
皮膚切除術 ○ ◎ 大きい 長め
脂肪吸引について詳しく見る BNLS(脂肪溶解注射)について詳しく見る

脂肪吸引の最大の特徴は、皮下脂肪を物理的に取り除けることです。

一方、皮膚を大きく縮めることを目的とした手術ではないため、「脂肪」と「皮膚のたるみ」のどちらが悩みの中心なのかによって適切な治療は変わります。

皮膚のたるみが心配でも脂肪吸引をするメリット・デメリット

メリット

  • 一度の手術でまとまった量の皮下脂肪を除去できる
  • ダイエットでは落としにくい部分的な脂肪を減らせる
  • ウエストや太もも、二の腕などの輪郭を直接デザインできる
  • 脂肪細胞そのものを減らせる
  • 適応を見極めれば大きなサイズ変化を目指せる

デメリット

  • 腫れ・むくみ・内出血・拘縮などのダウンタイムがある
  • 皮膚の弾力が低い場合、たるみが残る可能性がある
  • 過剰な吸引では凹凸や不自然なラインが生じる可能性がある
  • 余剰皮膚が強い場合は脂肪吸引だけでは改善できない
  • 完成まで一定期間を要する

脂肪吸引は「脂肪を取ること」だけを目的にするのではなく、最終的なボディラインまで考えて行う必要があります。

恵聖会クリニックが脂肪吸引で選ばれる理由とポリシー

脂肪吸引後の皮膚のたるみの程度に応じた治療方法を説明する医師

2000年開院から27年、脂肪吸引の術後経過まで見てきた経験

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。

脂肪吸引については2025年12月31日時点で4,760件の症例実績があります。

長年にわたり脂肪吸引の仕上がりだけでなく、腫れ、むくみ、拘縮、皮膚のなじみ方まで経過を見てきた経験を、現在の適応判断や吸引デザインに活かしています。

脂肪量だけでなく皮膚の状態まで確認して治療をご提案

脂肪吸引では、同じ「お腹を細くしたい」「二の腕を細くしたい」という希望でも、適した治療は一人ひとり異なります。

当院では、

  • 皮下脂肪の厚み
  • 皮膚の弾力
  • 皮膚の余り
  • 骨格や筋肉とのバランス
  • 過去の体重変化
  • 希望する仕上がり

などを確認したうえで治療方法をご提案します。

必要以上に脂肪を取り除くのではなく、皮膚がなじんだ後のラインまで考えて治療することを大切にしています。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています

恵聖会クリニックでは、細くなったかどうかだけでなく、患者様が術後の期間を安心して過ごせることまで含めて脂肪吸引の治療だと考えています。

脂肪吸引後には腫れやむくみ、内出血、拘縮などが現れるため、施術前に予想される経過についてお伝えします。

術後に「硬くなってきた」「左右差が気になる」「思ったよりむくんでいる」といった相談があった場合も状態を確認し、通常の経過であれば今後どのように変化していくのかをご説明します。通常とは異なる経過が疑われる場合には、速やかに医師が診察します。

2000年の開院以来27年にわたり蓄積してきた術後経過の経験を活かし、施術前から完成まで一貫してサポートします。

必要以上の治療を勧めず、アップセルを行いません

脂肪吸引の診察では、希望部位以外の施術や引き締め治療を組み合わせる選択肢が出ることがあります。

しかし、恵聖会クリニックではホームページに記載していない高額な施術を突然提示するようなアップセルは行いません。

「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という考えのもと、追加治療が必要かどうかを診察したうえでご説明します。

リスクまで説明し、無理・強引な勧誘はしません

脂肪吸引には大きなサイズ変化を目指せるメリットがある一方、腫れ、内出血、拘縮、凹凸、左右差、皮膚のゆるみなどのリスクがあります。

当院では効果だけを強調するのではなく、ダウンタイムやリスク、費用についても説明し、患者様が理解・納得したうえで施術を選択することを大切にしています。

希望されていない施術を無理・強引に勧めることはありません。

脂肪吸引は手術が終わったら終わりではありません

脂肪吸引は、術後数日間の経過だけを確認する治療ではありません。

腫れが引き、拘縮が落ち着き、皮膚と皮下組織が新しい輪郭になじんでいくまで時間が必要です。

施術後に不安な症状や気になる変化がある場合もご相談を受け、必要に応じて医師が状態を確認します。患者様が完成まで安心して経過を見られるよう、アフターフォローにも力を入れています。

ご家族やご友人からの紹介で来院される方も多くいらっしゃいます

恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様がご家族やご友人などからのご紹介で来院されています。

施術そのものだけではなく、メリットとリスクの両方を説明すること、必要のない治療を無理に勧めないこと、術後まで責任を持って対応することなど、患者様一人ひとりに誠実な美容医療を提供する姿勢を積み重ねてきたことが、ご紹介につながっていると考えています。

脂肪吸引後のたるみに関するよくある質問

Q1. 脂肪吸引をすると必ず皮膚がたるみますか?

必ずたるむわけではありません。

皮膚に十分な弾力があり、適切な範囲・吸引量で治療できれば、脂肪の減少に合わせて皮膚が収縮し、すっきりとした輪郭を目指せます。

一方、もともとの皮膚弛緩が強い場合は、たるみが残る可能性があります。

Q2. 脂肪をたくさん取るほど皮膚はたるみますか?

脂肪を多く取っただけで必ずたるむとは限りませんが、皮膚の収縮力を超えてボリュームを減らすと、余剰皮膚が目立つ可能性があります。

そのため、吸引量だけでなく術後の皮膚の収縮まで考えて治療する必要があります。

Q3. お腹の脂肪吸引はたるみやすいですか?

お腹は、妊娠・出産や大幅な体重変化などで皮膚が伸びている場合に、脂肪吸引後のたるみが目立つことがあります。

皮膚の余りが少ない方であれば脂肪吸引だけで整えられる場合もあるため、術前の状態によって異なります。

Q4. 二の腕の脂肪吸引は皮膚が余りますか?

もともとの皮膚の弾力や脂肪量によります。

特に二の腕の内側に皮膚のゆるみがある場合、大量に脂肪を除去すると皮膚の余りが目立つことがあります。

Q5. 太ももの脂肪吸引はたるみますか?

太もも全体が必ずたるむわけではありません。

ただし、内ももは皮膚が薄く余りやすいため、脂肪量と皮膚の状態を確認しながら吸引範囲を判断することが重要です。

Q6. 圧迫着を着れば皮膚のたるみを防げますか?

圧迫着だけで皮膚のたるみを確実に防げるとはいえません。

術後管理として圧迫を行う場合がありますが、皮膚の弾力や術前の余剰皮膚、吸引量など複数の要素が仕上がりに関係します。医師から圧迫について指示された場合は、その方法と期間を守りましょう。

Q7. 脂肪吸引後のたるみは自然に治りますか?

術後早期であれば、腫れや拘縮が落ち着き、皮膚が徐々に収縮することで見え方が改善することがあります。

一方、もともと大量の余剰皮膚がある場合は、自然な収縮だけでは十分に改善しないことがあります。

Q8. 脂肪吸引後に皮膚がたるんだらHIFUやRFで治せますか?

軽度の皮膚弛緩であれば、HIFUや高周波(RF)などの引き締め治療が選択肢になる場合があります。

ただし、大きく余った皮膚を機器だけで完全に縮めることは困難です。たるみの程度によっては皮膚切除が適している場合もあります。

Q9. 脂肪吸引と皮膚切除はどちらがいいですか?

目的が異なります。

脂肪吸引は主に皮下脂肪を減らす治療、皮膚切除は余った皮膚を取り除く治療です。

「脂肪が多い」のか「皮膚が余っている」のか、あるいは両方なのかによって適した方法が変わります。

  • 田川医師

    田川医師

  • 診察でよくあるのが、「たるみだと思っていたものが実は脂肪だった」「脂肪だと思っていた部分に皮膚の余りもあった」というケースです。見た目だけでは判断しにくいため、脂肪の厚みと皮膚の弾力を実際に確認して治療方法を決めることが重要です。

まとめ|脂肪吸引後のたるみは術前の適応判断が重要

脂肪吸引をしたからといって、必ず皮膚がたるむわけではありません。

脂肪吸引後の皮膚の仕上がりには、皮膚の弾力、もともとのたるみ、脂肪量、吸引量、部位、過去の体重変化などが関係します。

特に重要なのは、「できるだけ脂肪を取る」のではなく、脂肪を減らしたあとに皮膚がどのようになじむのかまで予測して治療することです。

  • “田川医師"/

    田川医師

  • 皮膚に十分な弾力があれば脂肪吸引だけで自然なラインを目指せる一方、皮膚の余りが強い場合には、引き締め治療や皮膚切除を含めて検討した方がよいこともあります。当院では、脂肪の厚みだけでなく皮膚の弾力や余り、骨格、希望する仕上がりまで診察したうえで、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
    脂肪吸引後のたるみが心配な方は、「どれだけ脂肪が取れるか」だけではなく、自分の皮膚が脂肪吸引に適しているか、どの程度の吸引で自然な仕上がりを目指せるかまで確認したうえで治療を検討することが大切です。

監修医情報

田川 大地医師
医師名
田川 大地
略歴
2009年 長崎大学医学部卒業
卒業後、市民病院で初期研修を修了したのち、水の森美容クリニックに入職、美容外科医となり大阪院を開設。
8年以上院長として従事し、幅広い施術を習得、美容外科診療の実績を積む。
2020年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
田川医師プロフィール

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