ドクター・スタッフコラム

赤いニキビ跡に効果的な治療は?赤みを消すスキンケア・レーザー・トラネキサム酸を解説

小西医師

執筆ドクター

小西医師

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赤いニキビ跡の原因と治療方法を解説

赤いニキビ跡の多くは、ニキビの炎症後に毛細血管の拡張や炎症反応が残る「炎症後紅斑」です。赤みが長引く場合は、IPL(光治療)や血管を標的とするレーザー治療が有力な選択肢になります。
一方、スキンケアは悪化予防には重要ですが、残った血管性の赤みを短期間で消す治療ではありません。トラネキサム酸も研究報告はあるものの、赤いニキビ跡の第一選択とは位置づけられていません。

赤いニキビ跡とは?赤みが残る「炎症後紅斑」の特徴

赤いニキビ跡の医学的な定義

赤いニキビ跡とは、炎症性ニキビが治ったあとに赤色から赤紫色の跡が残った状態です。医学的には炎症後紅斑(Post-inflammatory erythema:PIE)と呼ばれ、ニキビの炎症に伴う毛細血管の拡張や微小血管の変化などが関係しています。赤い平坦な跡や毛細血管拡張として残ることが特徴です。

ニキビ跡には、主に次の種類があります。

  • 赤い跡:炎症後紅斑
  • 茶色い跡:炎症後色素沈着
  • 凹んだ跡:萎縮性瘢痕、いわゆるクレーター
  • 盛り上がった跡:肥厚性瘢痕やケロイド

同じ「ニキビ跡」でも原因となる組織が異なるため、効果的な治療方法も異なります。

赤いニキビ跡と炎症後紅斑のイメージ

赤いニキビ跡と茶色いニキビ跡は別物

赤いニキビ跡と茶色いニキビ跡を同じものとして扱うのは適切ではありません。赤いニキビ跡は主に血管や炎症反応が関係します。一方、茶色いニキビ跡は炎症によってメラニン産生が増加する炎症後色素沈着(PIH)です。

そのため、

  • 赤み → 血管・炎症へのアプローチ
  • 茶色 → メラニンへのアプローチ
  • クレーター → 真皮の瘢痕へのアプローチ

というように治療を分けて考える必要があります。

赤いニキビと赤いニキビ跡の違い

赤く見えていても、まだ腫れや痛み、盛り上がりがあるなら「ニキビ跡」ではなく活動性のニキビである可能性があります。活動性のニキビが残っている状態で跡だけを治療しても、新しい炎症後紅斑が増え続けます。まずニキビそのものをコントロールし、新しい跡を作らないことが重要です。

  • 小西医師

    小西医師

  • 実際の診察では、「ニキビは治ったので、残っている赤い部分はすべてニキビ跡だと思っていた」という相談が少なくありません。しかし、よく見ると新しい炎症性ニキビが混在していることがあります。当院では、まず活動性ニキビと炎症後紅斑を分けて治療方針を決めています。

なぜニキビが治ったあとも赤みが残るのか

ニキビの炎症後に赤みが残るイメージ

ニキビの炎症によって毛細血管が拡張する

赤いニキビでは、毛穴周辺で強い炎症反応が起こっています。炎症が続くと局所の血流が増加し、皮膚表面に近い毛細血管が拡張します。ニキビ自体が平らになったあとも血管の拡張や炎症反応が残れば、赤い跡として見える状態が続きます。

つまり、赤いニキビ跡は単なる「皮膚の色」ではなく、皮膚内部の血管や炎症に由来する変化です。

炎症が強いニキビほど跡が残りやすい

特に赤みが残りやすいのは次のようなケースです。

  • 赤く腫れたニキビを繰り返している
  • 膿を伴うニキビが多い
  • 同じ場所に何度もニキビができる
  • ニキビを指や爪で触る、潰す
  • 摩擦の強い洗顔やスクラブを続ける
  • 紫外線対策が不十分
  • 活動性のニキビ治療を途中でやめる

炎症が長引くほど、赤みだけではなく色素沈着やクレーターを残すリスクも高くなります。

赤みとクレーターが同時に残ることもある

ニキビ跡は1種類だけとは限りません。赤みの中に浅い凹みがあったり、赤みと茶色い色素沈着が重なっていたりするケースは珍しくありません。

この場合、赤みだけを治療しても「ニキビ跡が治っていない」と感じやすいため、肌表面の凹凸まで診断したうえで治療を組み立てる必要があります。

  • 小西医師

    小西医師

  • ニキビ跡の相談では、患者様が最も気にされている部分と、医師が診察して確認する原因が一致しないことがあります。赤みに見えても、実際には色素沈着や浅いクレーターが重なっているケースがあります。治療前に「何が目立って見えているのか」を分類することが重要です。

赤いニキビ跡に効果的な治療方法

IPL・フォトフェイシャルは赤いニキビ跡の有力な選択肢

赤いニキビ跡に対して代表的な治療の一つがIPL(Intense Pulsed Light)です。IPLはレーザーとは異なり、幅のある波長の光を照射する治療です。使用する波長やフィルターによって、血液中のヘモグロビンやメラニンなど複数のターゲットにアプローチできます。

赤みに反応する波長を利用すると、拡張した毛細血管へ選択的に熱を与え、赤みを徐々に目立ちにくくします。ニキビ後の炎症後紅斑に対するIPLの有効性は複数の臨床研究で報告されています。

IPLは特に、

  • 顔全体に赤いニキビ跡が散在している
  • 赤みとシミ・色素沈着が混在している
  • 肌全体の色ムラも気になる
  • 強いダウンタイムを避けたい

という方に適しています。

恵聖会クリニックではフォトフェイシャル ステラM22を導入しています。肌状態に合わせて光を調整でき、肌の赤みやニキビ後の色ムラなど複数の悩みに対応できる治療です。

フォトフェイシャル ステラM22について詳しく見る

血管系レーザーは赤みを直接狙う治療

赤いニキビ跡では、595nmパルスダイレーザー(PDL)など、ヘモグロビンに反応する血管系レーザーも治療候補になります。

血管系レーザーは、赤みの原因となる血管を選択的に狙うことが特徴です。炎症後紅斑に対するPDLの有効性は複数の研究で報告されています。

ただし、「レーザーなら何でも赤みに効く」というわけではありません。レーザーには、

  • 血管を狙うレーザー
  • メラニンを狙うレーザー
  • クレーター改善を目的とするフラクショナルレーザー

などがあります。赤みの原因に合わないレーザーを選択すると、期待した変化が得られません。

ポテンツァやフラクショナル治療はクレーターを伴う場合に検討

ポテンツァなどのマイクロニードルRFやフラクショナルレーザーは、主に皮膚の再構築やコラーゲン産生を促す目的で使用します。

そのため、

  • 赤みだけが平坦に残っている → IPLなどを優先
  • 赤み+毛穴 → 肌状態に応じて複数治療を検討
  • 赤み+クレーター → マイクロニードルRFやフラクショナル治療も検討

というように使い分けます。

恵聖会クリニックでも、ニキビ跡・毛穴治療としてポテンツァ、フラクショナルレーザー、ダーマペン4など複数の選択肢を用意しています。

ポテンツァについて詳しく見る フラクショナルレーザーについて詳しく見る ダーマペン4について詳しく見る

スキンケアだけで赤いニキビ跡は治る?

軽度の赤みは時間とともに薄くなることがあります。しかし、スキンケアだけで拡張した毛細血管を直接消すことはできません。

スキンケアの主な役割は、

  • 炎症を増やさない
  • 肌のバリア機能を保つ
  • 新しいニキビを予防する
  • 紫外線による色素沈着を防ぐ

ことです。

特に重要なのは次の3点です。

  • 強くこすらず洗顔する
  • 保湿剤で乾燥を防ぐ
  • 日焼け止めを毎日使用する

ニキビができやすい方では、毛穴が詰まりにくいよう設計された『ノンコメドジェニック』の化粧品を選ぶことも有用です。

トラネキサム酸は赤いニキビ跡に効く?

トラネキサム酸は抗炎症作用や色素沈着への作用が知られており、美容医療では肝斑や色素沈着への治療として使用されることがあります。

赤いニキビ跡についても、外用や局所注入、マイクロニードルとの併用による改善を検討した研究があります。2022年の系統的レビューでも、トラネキサム酸などの外用治療は炎症後紅斑に対する有望な選択肢として挙げられています。

ただし、現時点では研究規模が小さく、IPLや血管系レーザーと同等に確立された標準治療ではありません。少人数を対象とした局所注入の研究でも改善は報告されていますが、追加研究が必要とされています。

また、内服のトラネキサム酸を自己判断で赤いニキビ跡のために服用することはおすすめできません。既往歴や血栓症リスクなどを確認したうえで医師が適応を判断する薬剤です。

  • 小西医師

    小西医師

  • 「トラネキサム酸を飲めば赤いニキビ跡も消えますか」という相談を受けることがありますが、赤みの中心が血管性であれば、薬だけに頼るより光治療などを検討した方が治療目的に合います。当院では赤み、色素沈着、活動性ニキビを分けて治療を考えます。

赤いニキビ跡の治療を比較

項目 IPL・フォトフェイシャル 血管系レーザー スキンケア・外用治療 ポテンツァ・フラクショナル治療
主な目的 赤み・色ムラ 血管性の赤み 悪化予防・肌状態の維持 クレーター・毛穴・肌質
主なターゲット ヘモグロビン・メラニンなど ヘモグロビン 表皮・炎症・バリア機能 真皮・瘢痕組織
赤みに対する効果 高い 高い 補助的 赤み単独では第一選択ではない
色素沈着 対応しやすい 主目的ではない 成分により対応 補助的
クレーター 大きな改善は期待しにくい 大きな改善は期待しにくい 改善困難 適している
ダウンタイム 比較的軽い 赤み・腫れ・紫斑など ほぼなし 赤み・腫れ・皮むけなど
向いている人 赤みと色ムラが広くある人 血管性の赤みが明確な人 軽度の赤み・再発予防 凹凸を伴うニキビ跡

赤いニキビ跡の治療では、単純に「一番強い施術」を選ぶのではなく、赤み・メラニン・瘢痕のどれが主体なのかを判断することが重要です。

赤いニキビ跡治療のダウンタイムとリスク

IPL・フォトフェイシャルのダウンタイム

IPLでは施術直後に次の症状が出ることがあります。

  • 赤み
  • ほてり
  • 軽い腫れ
  • ヒリつき
  • シミ部分の一時的な濃色化

多くは一時的です。恵聖会クリニックのフォトフェイシャル ステラM22は基本的にダウンタイムが少なく、当日のメイクも可能です。

ただし、出力や肌状態によって反応は異なります。治療直後に強くこすったり、長時間強い紫外線を浴びたりすることは避けてください。

レーザー治療のダウンタイム

血管系レーザーでは設定によって、

  • 赤み
  • むくみ
  • ヒリつき
  • 紫斑
  • 一時的な色素沈着

などが生じることがあります。強い炎症や日焼けがある状態では色素沈着などのリスクが高まるため、治療前の診察が重要です。

ポテンツァ・フラクショナル治療のダウンタイム

クレーター治療を目的として皮膚に微細な刺激を与える施術では、

  • 赤み
  • 腫れ
  • 熱感
  • 乾燥
  • 皮むけ
  • 一時的な色素沈着

などが生じます。赤みだけが悩みなのか、クレーターも治療したいのかによって、必要なダウンタイムとのバランスを考えます。

施術後に必要なアフターケア

赤いニキビ跡の治療後は次のケアを徹底してください。

  • 日焼け止めを使用する
  • 強い摩擦を避ける
  • 十分に保湿する
  • スクラブや強いピーリングを控える
  • 赤みが強い間は熱い風呂やサウナを避ける
  • ニキビを潰さない

炎症後の肌は刺激に敏感です。治療直後に積極的な角質ケアを重ねることは逆効果になります。

赤いニキビ跡治療後のスキンケアのイメージ
  • 小西医師

    小西医師

  • 治療後の経過を見ていると、「早く治したいから」とピーリング成分やレチノールなどを自己判断で重ね、刺激によって赤みが強くなっている方がいます。施術直後は治療を追加するより、紫外線対策と保湿を優先することが結果的に肌を安定させます。

赤いニキビ跡治療のメリット・デメリット

医療機関で治療するメリット

  • 赤みと色素沈着を区別できる
  • 活動性ニキビの有無を判断できる
  • クレーターが混在しているか確認できる
  • 赤みの原因に合わせて施術を選択できる
  • 肌質や色調に合わせて照射設定を調整できる
  • 治療後の肌トラブルにも対応できる

特に「赤い=すべて同じニキビ跡」ではないため、診断を受けること自体が治療選択の重要な工程です。

医療機関で治療するデメリット

  • 施術費がかかる
  • 複数回の治療が必要になることがある
  • 一時的な赤みや腫れが生じることがある
  • 肌状態によっては施術できない時期がある
  • 1回ですべてのニキビ跡が消えるとは限らない

赤いニキビ跡は、1回ですべて消すことを前提にするより、肌の反応を確認しながら段階的に治療する方が安全です。

赤いニキビ跡はどう治療を選べばいい?

赤みだけが平らに残っている

赤みが中心で凹凸がない場合は、IPLや血管をターゲットにした光・レーザー治療が候補です。肌全体に赤みが点在している場合は、広い範囲を治療できるIPLが選択しやすくなります。

赤みと茶色いシミが混在している

赤みだけでなく茶色いニキビ跡やシミ、そばかすが混在している場合は、複数の色調に対応できるIPLが候補になります。ただし、肝斑が混在している場合は照射方法を慎重に判断する必要があります。

赤いニキビがまだでき続けている

新しいニキビが増えている場合は、ニキビ跡治療だけを続けるのは適切ではありません。まず、

  1. 活動性ニキビを治療する
  2. 新しい炎症を減らす
  3. 残った赤みや色素沈着を治療する

という順番が基本です。

赤みとクレーターの両方がある

クレーターがある場合、赤みだけを改善しても肌の凹凸は残ります。そのため、

  • 赤み → IPLなど
  • クレーター → ポテンツァ・フラクショナルレーザーなど

と、目的の異なる治療を段階的に組み合わせることがあります。

  • 小西医師

    小西医師

  • 当院では「ニキビ跡を全部同じ施術で治したい」と希望される方でも、診察の結果、赤みとクレーターで施術を分けることがあります。ニキビ跡は一つの原因でできているとは限りません。複数の症状を整理して治療することが、結果を出すうえで重要です。

恵聖会クリニックが赤いニキビ跡治療で選ばれる理由

ニキビ跡の赤みやクレーターに合わせて治療を選ぶ医師

赤みだけでなくニキビ跡全体を診て治療を提案

恵聖会クリニックでは、単に「ニキビ跡だからこの施術」と決めるのではなく、

  • 赤み
  • 色素沈着
  • 活動性ニキビ
  • 毛穴
  • クレーター
  • 肌質

を確認したうえで、患者様お一人おひとりに合った施術をご提案しています。

赤みにはフォトフェイシャル ステラM22、クレーターや毛穴にはポテンツァやフラクショナル治療など、症状に合わせて複数の治療方法から選択できることが当院の強みです。

2000年開院、2026年で27年目

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えます。開院から間もなく30年。長い歴史のなかで、美容外科から美容皮膚科まで幅広い施術を行い、多くの症例と向き合ってきました。

一つの施術だけにこだわるのではなく、患者様のお悩みや肌状態に応じて治療方法を選択できることが、長年美容医療に携わってきた当院の特徴です。

ご紹介で来院される患者様が多い

恵聖会クリニックには、毎月多くの患者様がご家族やご友人からのご紹介で来院されています。当院では「全ての方にご満足いただける施術を提供し続ける」ことを大切にしています。診察から施術、施術後まで丁寧に対応してきた積み重ねが、ご紹介につながっていると考えています。

不要なアップセルや強引な勧誘をしない

赤いニキビ跡は、症状によって必要な治療が異なります。高額な治療や複数の施術を一律にすすめるのではなく、本当に必要な施術を提案することが当院の基本方針です。

ホームページに記載のない高額な施術料金を提示することはありません。「高度な美容医療を適正価格でご提供する」というポリシーのもと、内容と費用をご理解いただき、納得されたうえで施術を受けていただいています。

施術後まで徹底してフォロー

美容医療は施術を受けたら終わりではありません。赤みや腫れなどのダウンタイムがあると、「この経過で正常なのか」と不安になることがあります。

恵聖会クリニックでは施術後の経過確認や相談にも対応し、アフターフォローを重視しています。

また、当院は「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上にも取り組んでいます。

赤いニキビ跡についてよくある質問

Q1. 赤いニキビ跡は自然に消えますか?

軽度であれば自然に薄くなることがあります。ただし、毛細血管の拡張が強い赤みや長期間残っている炎症後紅斑は、IPLや血管系レーザーなどの治療を検討する価値があります。

Q2. 赤いニキビ跡を最も早く消す方法は?

血管性の赤みであれば、IPLや血管をターゲットにするレーザー治療が有力です。ただし、活動性ニキビや色素沈着が混在している場合は治療方法が変わります。

Q3. 赤いニキビ跡にトラネキサム酸は効きますか?

改善を示した研究はありますが、現時点で赤いニキビ跡の標準的な第一選択ではありません。血管性の赤みにはIPLや血管系レーザーなどが中心になります。

Q4. 赤いニキビ跡にビタミンCは効果がありますか?

ビタミンCを含むスキンケアは肌状態を整える補助にはなりますが、拡張した毛細血管を直接消す治療ではありません。スキンケアだけで改善しにくい赤みは、美容医療での施術を検討します。

Q5. 赤いニキビ跡にレーザーを当てれば1回で消えますか?

1回ですべて消えるとは限りません。赤みの濃さ、範囲、肌質、使用する機器によって必要な施術回数は異なります。

Q6. ニキビ跡の赤みと色素沈着は同時に治療できますか?

可能です。IPLなど、赤みとメラニンの両方にアプローチできる治療が候補になります。ただし、色素沈着の種類や肝斑の有無を診察で確認する必要があります。

Q7. 赤みがある状態でピーリングをしても大丈夫ですか?

炎症が強い状態では慎重な判断が必要です。強いピーリングやスクラブを自己判断で繰り返すと刺激によって赤みが悪化する可能性があります。

Q8. ニキビがまだある状態でもニキビ跡治療はできますか?

治療内容によっては可能ですが、活動性ニキビの治療を優先することが基本です。新しい炎症を抑えなければ、新たな赤いニキビ跡が増え続けます。

Q9. 赤いニキビ跡と酒さはどう見分けますか?

ニキビがあった場所に点状の赤みが残っている場合は炎症後紅斑が疑われます。一方、頬や鼻を中心に広い範囲が持続的に赤く、ほてりや毛細血管拡張を伴う場合は酒さなど別の疾患も考える必要があります。自己判断せず医師の診察を受けてください。

まとめ|赤いニキビ跡は原因を見極めて治療することが重要

赤いニキビ跡の多くは、ニキビの炎症後に血管拡張や炎症反応が残る炎症後紅斑(PIE)です。

治療のポイントは次の通りです。

  • 赤みにはIPLや血管系レーザーが有力
  • スキンケアは悪化予防と肌状態の維持に重要
  • トラネキサム酸は補助的な選択肢であり、赤みの第一選択ではない
  • 茶色い色素沈着と赤みでは治療方法が異なる
  • クレーターがあればポテンツァやフラクショナル治療などを検討する
  • 活動性ニキビがあれば、まず新しい炎症を抑える

ニキビ跡は「赤み」「色素沈着」「クレーター」が重なっていることも多く、一つの施術ですべてを治療できるとは限りません。

恵聖会クリニックでは、フォトフェイシャル ステラM22をはじめ、ポテンツァやフラクショナルレーザーなど幅広い治療方法を用意しています。肌状態とニキビ跡の種類を医師が診察し、必要な施術だけをご提案します。

赤いニキビ跡がなかなか薄くならない方や、スキンケアを続けても改善しない方は、自己判断で治療を重ねるのではなく、まず赤みの原因を正しく見極めることが改善への第一歩です。

フォトフェイシャル ステラM22について詳しく見る

監修医情報

小西 奈津子医師
医師名
小西 奈津子
略歴
2000年 近畿大学医学部卒業
以降、大学病院および某美容クリニックで研鑽を積んだ後、院長に就任。
2021年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会(JSAS)
資格
ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
小西医師プロフィール

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