ドクター・スタッフブログ
菅野医師ブログ
鼻筋を自然に高く。隆鼻術(鼻のプロテーゼ)
こんにちは。恵聖会クリニックの菅野です。
暖冬が続いていたのに急に史上最強寒波が来たりとはっきりしないお天気が続きますね。最近は「何十年に一度」とか「かつてない」とか頻繁に使われるので史上最強と言われてもピンときませんが。
今回はお鼻のプロテーゼについてです。
誰でも一度はスッキリ通った高い鼻筋に憧れるもの。隆鼻術とはその高い鼻筋を実現するためのものです。
鼻筋を高くする方法には大きく分けてヒアルロン酸によるものと、人工軟骨(プロテーゼ)によるもの、腸骨や耳介軟骨などの自家移植によるもの、があります。
当院では主にヒアルロン酸とプロテーゼがおもに利用されています。
ヒアルロン酸による隆鼻術は、麻酔の必要もなく、お手軽にできるため当院でも大人気の施術ですが、時間とともに少しずつ溶けていくため、定期的に入れ続けないと形を維持できないという欠点があります。一方、プロテーゼに関しては、一旦入れてしまえば原則として入れ替えの必要はなく、また触った感じも自分の骨に近いため違和感も少ないです。
鼻プロテーゼの施術の流れですが、まずは術前に患者様自身の鼻について診察を行い、理想の鼻に近づけるためにプロテーゼの整型を行います。当院では原則としてI型、またはJ型のプロテーゼを使用します。このときに理想の写真などをご持参していただけると、話がスムーズになるので助かります。
手術は20~30分ほどで、鼻の穴の中を少し切って鼻骨の骨膜下というところを剥離してプロテーゼを留置します。局所麻酔でも可能ですが、痛みが苦手な方は静脈麻酔の併用も可能です。
術後はプロテーゼがずれないようにしっかりテーピングをして帰宅していただきます。
抜糸は1周間後、1ヶ月後の検診の頃には大きな腫れも退いてきます。
下に症例写真を提示します。
施術前
自然に鼻筋を少し高くしたいとのことで、薄めのI型のプロテーゼを挿入しました。
実はこの方の場合、鼻筋が微妙に右に歪んでおり、そういう方の場合は、鼻筋が出ることで歪みが強調されて見えることもあるため、慎重に正中線にあわせてプロテーゼを入れました。
施術1ヶ月後
施術3ヶ月後
自然な仕上がりで患者様には大変ご満足いただけました。
【リスク・副作用】
腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫
※術後のフォローは、責任を持って行います。
【料金】
¥150,000(税抜)
余談ですが、この方、施術後に出会われた方とご婚約されたとのことです。
おめでとうございます🎊
今回は鼻のプロテーゼについてでした。ご興味ある方はおきがるにカウンセリングにおこしください。