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脇汗を減らす方法は?制汗剤とボトックスの効果・違い・選び方を医師が解説

菅野医師

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脇汗を減らす方法と制汗剤・ボトックスの違いを解説

脇汗を減らす方法には、市販の制汗剤、医療用外用薬、ボトックス注射などがあります。軽度の脇汗なら制汗剤から始め、日常生活に支障が出るほど汗が多い場合は医療機関で治療を検討するのが基本です。

特にボトックス注射は、汗を出す神経の働きを一時的に抑えることで発汗量そのものを減らす治療です。脇汗の程度や原因に合わせて治療法を選ぶことが重要です。

脇汗・腋窩多汗症とは?

脇汗は、脇に存在する汗腺から分泌される汗です。暑いときや運動時、緊張したときに汗をかくこと自体は正常な生理現象です。

必要以上の汗によって日常生活に支障が生じる状態を「多汗症」といいます。

脇に限局して過剰な発汗がみられるものが「腋窩多汗症」、頭部・顔面、手のひら、足の裏、脇などに大量の発汗が起こり、日常生活に支障をきたす状態が「原発性局所多汗症」です。

原発性腋窩多汗症とは

原発性腋窩多汗症とは、明らかな病気や薬剤などの原因がないにもかかわらず、脇から過剰に汗が出る状態です。代表的な特徴は以下です。

  • 左右の脇に汗をかきやすい
  • 暑くなくても汗が出る
  • 緊張すると急激に汗が増える
  • シャツや制服に汗ジミができる
  • 制汗剤だけでは抑えきれない
  • 汗が気になって服の色や素材を選んでしまう

「汗をかきやすい体質」と「多汗症」の違い

単に汗をかきやすいだけで、多汗症とは限りません。重要なのは「汗の量」だけではなく、汗によってどれだけ日常生活が妨げられているかです。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 脇汗の診察では「汗の量が多いか」だけを見るのではなく、服への汗ジミ、仕事への影響、人前で腕を上げにくいなど、生活上の困りごとも確認します。本人が強い支障を感じているなら、「体質だから」と我慢する必要はなく、治療を検討する対象になります。

なぜ脇汗は増える?原因と発汗のメカニズム

脇汗はエクリン汗腺から分泌される

汗を出す代表的な汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」があります。脇汗の量に大きく関係するのはエクリン汗腺です。

体温が上昇したり精神的な緊張を感じたりすると、自律神経の一つである交感神経から発汗の指令が送られます。神経末端からアセチルコリンという神経伝達物質が放出され、汗腺に作用すると汗が分泌されます。

脇はほかの部位より発汗が始まりやすく、さらに腕で覆われて汗が蒸発しにくいため、少量の汗でも「かなり汗をかいている」と感じやすい部位です。

交感神経とエクリン汗腺によって脇汗が出る仕組み

緊張すると脇汗が増える理由

脇汗には暑さによる「温熱性発汗」だけでなく、緊張や興奮によって増える発汗も関係します。例えば、

  • 人前で話す
  • 大事な会議に出る
  • 初対面の人と会う
  • 試験を受ける
  • 電車などで汗を意識する

といった場面で発汗が増えることがあります。また、「汗をかいたらどうしよう」と強く意識すると緊張が高まり、さらに汗が増えるという悪循環につながることもあります。

ただし、多汗症は単純に「緊張しやすい性格」が原因の病気ではありません。原発性局所多汗症では、発汗に関わる交感神経の反応が過剰になっていると考えられています。

脇汗を減らす方法は5つ

脇汗を減らす代表的な方法は次の5つです。

  1. 暑さや蒸れを避ける
  2. 市販の制汗剤を使用する
  3. 医療用の外用薬を使用する
  4. ボトックス注射で発汗を抑える
  5. 重症例では機器治療や外科的治療を検討する

軽度ならセルフケアから始められますが、汗ジミが日常的にできるほどの発汗は医療機関で相談するのが適切です。

暑さ・蒸れ・刺激を減らす

脇汗を完全に止めることはできませんが、発汗を増やす環境を避けることには意味があります。

  • 通気性の良い服を選ぶ
  • 室温を調整する
  • 吸汗性・速乾性のあるインナーを使う
  • 香辛料や熱い飲み物で汗が増える人は摂り過ぎを避ける
  • 汗をかいたらやさしく拭き取る
  • 脇の皮膚を清潔に保つ

ただし、原発性腋窩多汗症では生活習慣だけで十分に改善しないことも多く、セルフケアを続けても生活への支障が強いなら治療を検討します。

制汗剤で脇汗は減らせる?

制汗剤や医療用外用薬を使った脇汗対策

軽度から中等度の脇汗では、制汗剤が第一の選択肢になります。ただし、「制汗剤」と「デオドラント」は目的が異なります。

制汗剤とデオドラントの違い

制汗剤は、汗腺の出口に作用して汗の量そのものを減らすことを目的とします。一方、デオドラント製品は主に、

  • 汗の臭いを抑える
  • 雑菌の繁殖を抑える
  • 香りで臭いを目立たなくする

ことを目的としています。そのため、「脇の臭いではなく汗の量が気になる」という人は、単なる消臭剤ではなく制汗作用のある製品を選ぶ必要があります。

塩化アルミニウムは脇汗を抑える代表的な成分

医療現場で使用されてきた代表的な制汗成分が塩化アルミニウムです。塩化アルミニウムは汗の通り道である汗管に作用し、発汗を抑えます。

一方で、

  • ヒリヒリする
  • 赤くなる
  • かゆくなる
  • 皮膚が乾燥する

などの刺激性接触皮膚炎を起こすことがあります。自己判断で高濃度の製品を使用し続けるのではなく、刺激が強い場合は使用を中止し、医師に相談してください。

医療用の外用抗コリン薬という選択肢もある

原発性腋窩多汗症には、医療機関で処方される外用抗コリン薬もあります。代表的な成分には、

  • ソフピロニウム臭化物
  • グリコピロニウムトシル酸塩水和物

などがあります。

抗コリン薬は、発汗の指令に関係するアセチルコリンが汗腺のM3受容体に作用するのを抑えます。その結果、エクリン汗腺からの発汗が減少します。

当院では、ソフピロニウム臭化物の外用剤として「エクロックゲル」、グリコピロニウムトシル酸塩水和物の外用剤として「ラピフォートワイプ」を提供しています。
どちらも保険処方ができる脇汗治療の外用薬として厚生労働省より承認された外用抗コリン薬になります。

ただし、薬剤によっては口の渇き、目のかすみ、瞳孔が開く、排尿しにくいなどの抗コリン作用が出ることがあります。目や口などに薬剤が付着しないよう、使用方法を守ることが重要です。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 脇汗が軽度で「暑い日だけ気になる」という方と、季節に関係なく毎日衣服が濡れる方では治療方針が異なります。診察では、まず外用治療で十分に管理できるかを考え、汗による生活上の負担が大きい方にはボトックス注射なども含めて治療方法を提案します。

エクロックゲルについて詳しく見る ラピフォートワイプについて詳しく見る

脇汗ボトックスとは?なぜ汗が減る?

脇汗ボトックスとは、脇の皮膚にA型ボツリヌス毒素製剤を細かく注射し、汗腺へ発汗の指令を送る神経の働きを一時的に抑える治療です。

A型ボツリヌス毒素は、神経末端から放出されるアセチルコリンを抑えます。その結果、エクリン汗腺への「汗を出す」という信号が弱まり、発汗量が減少します。汗腺そのものを切除する治療ではありません。

ボトックスはいつから効く?

ボトックスの効果は注射直後に最大になるわけではありません。一般的には施術後数日から1週間程度で発汗量の低下を実感し始めます。

脇汗ボトックスの効果は何ヶ月続く?

効果は永久ではありません。A型ボツリヌス毒素によって抑えられた神経の働きは徐々に回復するため、時間の経過とともに汗も戻ります。

そのため、

  • 夏前に汗を抑えたい
  • 半年程度汗を減らしたい
  • 大切なイベントのある時期に合わせたい

といった希望にも合わせやすい治療です。

ボトックスの注射量はどう決まる?

重度の原発性腋窩多汗症に対する承認製剤の添付文書では、成人の場合、片側の脇に50単位を10〜20ヶ所へ1〜2cm間隔で皮内注射する用法が定められています。再投与は前回の効果が弱くなってから行い、投与間隔は16週以上とされています。

実際の治療では、使用する製剤や治療目的、汗をかく範囲などを診察したうえで判断します。

  • 菅野医師

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  • ボトックスは「脇の中央に数ヶ所打てばよい」という治療ではありません。汗をかく範囲を確認し、そのエリアをカバーするように細かく注射することが重要です。同じ脇汗でも発汗範囲には個人差があるため、診察で状態を確認してから施術範囲を決めています。

ワキボトックスについて詳しく見る

制汗剤・外用薬・ボトックスの違いを比較

項目 市販の制汗剤 医療用外用薬 脇汗ボトックス 機器・外科治療
主な目的 軽度の発汗を抑える 原発性腋窩多汗症を治療する 発汗量を一定期間大きく抑える 汗腺への長期的な治療
方法 毎日塗布・使用 薬剤を脇に塗布 脇へ細かく注射 機器照射・手術など
効果の出方 使用中に抑える 継続使用で抑える 数日〜1週間程度で現れる 治療法により異なる
持続 使用している期間 使用している期間 約4〜9ヶ月が目安 治療法により異なる
ダウンタイム ほぼなし ほぼなし 注射跡・赤み・内出血など 治療法により異なる
主な注意点 肌荒れ 皮膚刺激・抗コリン作用 注射時の痛み・内出血など 腫れ・痛み・合併症など
向いている人 軽度の脇汗 毎日の外用を続けられる人 外用だけでは不十分な人 重症で長期的改善を希望する人
ワキガ・多汗症治療について詳しく見る

市販の制汗剤とボトックスはどちらを選ぶ?

結論として、軽度なら制汗剤、日常生活への影響が大きいなら医療機関での治療を検討するのが基本です。

制汗剤が向いている人

  • 暑い季節だけ脇汗が気になる
  • 汗ジミは小さい
  • 市販品である程度コントロールできる
  • 注射は避けたい
  • 毎日使用することが負担にならない

ボトックスが向いている人

  • 市販の制汗剤では汗が十分に減らない
  • シャツに大きな汗ジミができる
  • 季節に関係なく脇汗が多い
  • 仕事中の脇汗が気になる
  • 毎日の外用が負担
  • 数ヶ月単位で汗を抑えたい
  • ダウンタイムをできるだけ短くしたい

「どちらが優れているか」ではなく、症状の程度と希望によって使い分けることが大切です。

ボトックスのメリット・デメリット

ボトックスのメリット

脇汗ボトックスには次のメリットがあります。

  • 発汗そのものを抑えられる
  • メスを使用しない
  • 施術時間が比較的短い
  • 大きな傷跡が残らない
  • ダウンタイムが比較的軽い
  • 効果が数ヶ月持続する
  • 汗ジミによる衣服の悩みを軽減しやすい

特に「夏だけ汗を抑えたい」「仕事上、脇汗が目立つと困る」という方には検討しやすい方法です。

ボトックスのデメリット

一方で、次の点は理解しておく必要があります。

  • 効果は永久ではない
  • 効果が弱くなると再施術が必要になることがある
  • 注射時にチクチクとした痛みがある
  • 内出血や赤みが出ることがある
  • 効果には個人差がある
  • 妊娠中など施術できない条件がある

重度の原発性腋窩多汗症については、一定の条件を満たせば承認製剤による治療が保険適用の対象になります。

脇汗ボトックスのダウンタイムと副作用

脇汗ボトックスはメスを使用しないため、大きなダウンタイムは通常ありません。施術後に起こりやすい症状として、

  • 注射時の痛み
  • 赤み
  • 腫れ
  • 注射跡
  • 内出血
  • 違和感

などがあります。多くは時間の経過とともに軽快します。

A型ボツリヌス毒素製剤は医薬品であるため、既往歴や服用している薬などを確認したうえで使用する必要があります。重症筋無力症など全身性の神経筋接合部障害がある方、妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方などは禁忌とされています。

施術後のアフターケア

施術後は注射部位を必要以上に刺激しないことが大切です。

  • 脇を強くこすらない
  • 強いマッサージを避ける
  • 注射跡を触り過ぎない
  • 赤みや痛みが強い間は刺激の強い制汗剤を控える
  • 腫れや痛みが長引く場合は施術を受けた医療機関へ相談する

施術後の過ごし方は使用製剤や状態によって異なるため、医師から受けた指示を優先してください。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 脇汗ボトックスはダウンタイムが比較的少ない治療ですが、注射を行う以上、内出血や赤みが出る可能性はあります。予定の直前ではなく、余裕をもって受けるのがおすすめです。また、効果が切れる時期には個人差があるため、汗が再び気になり始めた段階で次の治療を検討します。

急に脇汗が増えた場合は原因の確認が必要

脇汗が多いからといって、すべてが原発性腋窩多汗症ではありません。特に、

  • 最近急に汗が増えた
  • 脇だけではなく全身に大量の汗をかく
  • 夜中にも汗を大量にかく
  • 片側だけ極端に汗が多い
  • 動悸や体重減少などほかの症状がある
  • 新しく薬を飲み始めてから汗が増えた

といったケースでは、ほかの病気や薬剤による「続発性多汗症」も考える必要があります。

多汗症の背景には、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、感染症、神経疾患、薬剤などが関係することがあります。単純に汗を止めるだけではなく、なぜ汗が増えているのかを確認することが重要です。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 「昔から脇汗が多い」という方と、「ここ数ヶ月で急に汗が増えた」という方では診察で確認する内容が変わります。急激な変化や全身の発汗を伴う場合は、多汗症だけで判断せず、体調や服用薬、ほかの症状まで確認して原因を見極めることが大切です。

脇汗とワキガは同じではない

脇汗が多いことと、ワキガは別の問題です。多汗症で主に問題となるのは汗の量です。

一方、ワキガ(腋臭症)は、主にアポクリン汗腺から分泌された成分が皮膚表面の細菌によって分解され、特有の臭いを生じる状態です。つまり、

  • 多汗症=汗の量が主な問題
  • ワキガ=臭いが主な問題

と考えると分かりやすいでしょう。両方を併発している人もいます。

ボトックスでワキガも治る?

ボトックスで脇汗が減ることで、脇の蒸れや臭いが軽減することは期待できます。しかし、ボトックスはアポクリン汗腺を取り除く治療ではありません。

そのため、「臭いを根本的に改善したい」という場合には、汗の量だけでなくワキガの程度を診察し、別の治療が適しているか判断する必要があります。

制汗剤・ボトックス以外の治療方法

脇汗が強い場合は、外用薬やボトックス以外の治療を検討することもあります。

内服薬

発汗を抑える抗コリン薬などが使用されることがあります。ただし、内服薬では、

  • 口の渇き
  • 便秘
  • 目のかすみ
  • 排尿しにくい

など全身性の副作用が問題になることがあります。そのため、脇だけに症状がある場合は、外用薬や局所治療とのバランスを考えて選択します。

医療機器による治療

熱エネルギーなどを利用して汗腺に作用させる治療方法もあります。ボトックスと異なり長期的な改善を目的とする治療がありますが、治療方法によって腫れ、痛み、皮膚の違和感などが生じます。

外科的治療

ワキガを合併している場合などには、汗腺を処理する外科的治療が選択肢となることもあります。手術では傷跡や腫れ、内出血などのダウンタイムを伴うため、汗の程度や臭いの有無、希望する効果を踏まえて慎重に選択する必要があります。

脇汗を減らす治療でよくある質問

Q1. 脇汗をすぐに止める方法はありますか?

一時的な対策なら制汗剤が最も手軽です。汗の量そのものが多い場合は、ボトックス注射などの医療的な治療を検討します。

Q2. 市販の制汗剤を毎日使っても大丈夫ですか?

製品の使用方法を守り、皮膚トラブルがなければ使用できます。赤み、かゆみ、ヒリヒリ感が続く場合は使用を中止してください。

Q3. ボトックスを打つと脇汗は完全になくなりますか?

完全な無汗を保証する治療ではありません。発汗量を大きく減少させる治療であり、効果には個人差があります。

Q4. 脇汗ボトックスは何日後から効きますか?

一般的には数日から1週間程度で効果が現れ始めます。施術直後から完全に汗が止まるわけではありません。

Q5. 脇汗ボトックスは何ヶ月もちますか?

目安は4〜9ヶ月程度です。効果が弱くなる時期には個人差があります。

Q6. ボトックスを何度も受けても大丈夫ですか?

適切な投与間隔を守って繰り返す治療が可能です。承認製剤による重度の原発性腋窩多汗症治療では、再投与の間隔は16週以上とされています。

Q7. 脇汗ボトックスをすると別の場所から汗が増えますか?

ボトックス注射で脇の汗を抑えたことで、必ずほかの場所の汗が増えるわけではありません。交感神経遮断術で問題になる「代償性発汗」とは治療方法が異なります。

Q8. 脇汗が多いのはワキガだからですか?

違います。多汗症は汗の量、ワキガは主に臭いが問題となる状態です。両方が同時にある人もいます。

Q9. 夏だけボトックスを受けることはできますか?

可能です。効果は数ヶ月続くため、汗が増える季節に合わせて施術時期を検討できます。効果が現れるまで数日から1週間程度かかるため、余裕をもって相談するのがおすすめです。

恵聖会クリニックがワキガ・多汗症治療で選ばれる理由

多汗症とワキガの相談を受ける医師

脇汗治療では「汗を止めればよい」と考えるのではなく、汗の量、臭いの有無、生活への影響、希望する持続期間などを踏まえて治療を選ぶことが重要です。

恵聖会クリニックでは、患者様お一人おひとりの症状や希望を確認したうえで、適した治療方法をご提案しています。

ワキガ・多汗症7,596件の症例実績

恵聖会クリニックでは、ワキガ・多汗症の症例実績が7,596件あります。
※2025年12月31日時点

脇汗だけが気になる方、臭いも気になる方、制汗剤では改善しない方など、症状は患者様によって異なります。豊富な症例経験をもとに、ボトックスを含め、それぞれの状態に適した治療方法を判断します。

2000年開院、2026年で27年目

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えています。開院から間もなく30年となる長い診療経験の中で、美容外科、美容皮膚科、形成外科領域を含む幅広い治療を行ってきました。

一つの施術だけを前提にするのではなく、症状や希望に応じて複数の治療方法から提案できることが当院の強みです。

患者様に合わせた施術をご提案

脇汗の程度は人によって大きく異なります。「制汗剤で十分なのか」「ボトックスが適しているのか」「ワキガ治療も必要なのか」を医師が診察したうえで判断します。

希望された治療が必ずしも最適とは限らないため、症状と治療目的を整理してから施術方法をご提案します。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 診察では「できるだけ汗をゼロにしたい」という希望をいただくことがありますが、治療の目的は必要以上の発汗による生活上の負担を軽減することです。当院では汗の量だけでなく、臭いの有無や希望する持続期間まで確認し、その方に適した治療を提案しています。

アップセルや強引な勧誘を行わない

恵聖会クリニックでは、高度な美容医療を適正価格でご提供することを大切にしています。ホームページに記載のない高額な施術を前提として提案したり、必要のない治療を追加したりすることはありません。

医師の診察を受け、治療内容、効果、リスク、費用を理解し、納得いただいたうえで施術を受けていただくことを重視しています。

ご紹介で来院される患者様も多い

恵聖会クリニックでは、患者様からのご紹介で来院される方も毎月いらっしゃいます。「全ての方にご満足いただける施術を提供し続ける」という姿勢を大切にし、一時的な施術だけではなく、その後の経過まで含めた診療を心がけています。

施術後まで徹底してフォロー

美容医療は施術を受けたら終わりではありません。ボトックス後の赤みや内出血、効果の現れ方、汗が戻ってくる時期など、不安を感じるポイントは患者様によって異なります。

恵聖会クリニックでは、施術後の経過まで含めたアフターフォローを重視しています。気になる症状がある場合は、施術後もご相談いただけます。

大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携

恵聖会クリニックは、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。美容医療だけでなく、形成外科領域の知識や技術を基盤とした診療体制を大切にしています。

まとめ|脇汗を減らすなら症状に合わせて制汗剤とボトックスを使い分ける

脇汗を減らす方法は、症状の程度に合わせて選ぶことが重要です。軽度の脇汗であれば、市販の制汗剤や生活上の工夫から始められます。制汗剤だけでは改善しない原発性腋窩多汗症では、医療用外用薬やボトックス注射が治療の選択肢になります。

特に脇汗ボトックスは、アセチルコリンの放出を抑えて発汗そのものを減少させ、一般的に数日〜1週間程度で効果が現れ、4〜9ヶ月程度の持続が期待できる治療です。

一方、急に汗が増えた、全身から大量に汗をかく、夜中にも汗をかくといった場合は、ほかの病気が隠れていないかを確認することが先決です。

  • “菅野医師"/

    菅野医師

  • 当院では、ワキガ・多汗症7,596件の症例実績をもとに、汗の量、臭い、生活への影響、希望する治療期間まで確認し、患者様お一人おひとりに適した治療方法をご提案しています。脇汗で日常生活に支障を感じている方は、我慢を続けるのではなく医師へご相談ください。

監修医情報

菅野 兼史医師
医師名
菅野 兼史
略歴
2006年 大阪市立大学医学部卒業
卒業後、大学病院、大阪市立総合医療センター、一般病院にて腫瘍外科(消化器外科、乳腺・内分泌外科)を中心とした臨床経験を積み重ねる。
2017年4月 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
資格
医学博士
日本外科学会専門医
菅野医師プロフィール

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