ドクター・スタッフコラム
AGA治療は月いくらくらいしますか?治療費の目安と費用を抑えるポイントを医師が解説
AGA治療の費用は、内服薬を中心とした治療なら月1万円前後から、外用薬を組み合わせると月2万円前後、注入治療を取り入れると月4万円以上が一つの目安です。
AGA治療の月額費用はいくら?まず知っておきたい料金の考え方
AGA治療には、すべての方に共通する「月額料金」があるわけではありません。費用は主に以下によって変わります。
- 内服薬だけで治療するか
- 外用薬も使用するか
- フィナステリドとデュタステリドのどちらを選ぶか
- 注入治療を組み合わせるか
- PRPやACRSなどの治療を選択するか
- 薄毛の進行度
- 目標を「進行予防」とするか「発毛促進」とするか
そのため、AGA治療の費用を比較するときは、単純に「月額が安いか」だけを見るのではなく、その料金に何の治療が含まれているかを確認することが重要です。
恵聖会クリニックのAGA治療費の目安
恵聖会クリニックでは、AGA・薄毛治療として内服薬、外用薬、注入治療、毛髪再生治療などを用意しています。代表的な料金は以下の通りです。
| 治療・薬剤 | 料金(税込) |
|---|---|
| プロペシア 28錠 | 11,000円 |
| ザガーロ 30錠 | 15,400円 |
| リゲイン 1本 | 8,250円 |
| リゲイン 3本 | 19,800円 |
| Dr.CYJ ヘアフィラー 1回 | 52,800円 |
| エクソソーム注射 1回 | 44,000円 |
| PRP毛髪再生療法 1回 | 88,000円 |
| ACRS毛髪再生療法 1回 | 165,000円 |
※治療内容や使用量によって費用は異なります。最新の料金は診察時にご確認ください。
AGA治療をまず薬から始める場合、月11,000~15,400円程度が一つの基準になります。外用薬を1本追加すると、
- プロペシア+リゲイン:19,250円
- ザガーロ+リゲイン:23,650円
が単純合算した料金の目安です。なお、プロペシアは28錠、ザガーロは30錠であるため、厳密には同じ30日分ではありません。
恵聖会クリニックのAGA・薄毛治療の料金はこちらAGA治療は保険適用になる?
AGAそのものを対象とした発毛治療は、原則として健康保険が適用されません。美容目的・発毛目的のAGA治療は自由診療となり、治療費は全額自己負担です。
ただし、急激な脱毛や円形脱毛症、頭皮疾患など、AGA以外の病気が疑われる場合は話が異なります。「髪が薄くなった=AGA」と自己判断せず、脱毛の原因を確認することが重要です。
AGAとは?男性型脱毛症の医学的な定義
AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で、日本語では男性型脱毛症と呼ばれます。思春期以降に発症し、
- 額の生え際が後退する
- M字部分が薄くなる
- 頭頂部が薄くなる
- 生え際と頭頂部の両方から進行する
- 髪の毛が以前より細く短くなる
といった変化が徐々に進行する脱毛症です。
「抜け毛が多い=AGA」ではない
AGAでは抜け毛の本数だけではなく、毛髪の軟毛化(細く短い毛が増えること)が重要な特徴です。一方、薄毛にはAGA以外にも、
- 円形脱毛症
- 休止期脱毛
- 頭皮の炎症
- 栄養状態の影響
- 薬剤による脱毛
- 内科的な疾患に伴う脱毛
などがあります。AGA治療薬はすべての脱毛症に効果があるわけではないため、原因を確認してから治療する必要があります。
AGAはなぜ進行する?DHTとヘアサイクルの関係
AGAの進行には、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が深く関係しています。AGAが進行する流れは次のように考えると分かりやすくなります。
- 男性ホルモンであるテストステロンが存在する
- 5αリダクターゼという酵素が作用する
- テストステロンからDHTが生成される
- DHTが毛乳頭細胞のアンドロゲン受容体に作用する
- 毛髪の成長期が短くなる
- 十分に太く長くなる前に毛が抜ける
- 細く短い毛が増える
- 徐々に頭皮が目立つようになる
AGAは突然髪がなくなる病気ではありません。正常な毛髪では数年間続く成長期が短くなることで、太く育つはずだった髪が十分に成長できなくなります。この状態を繰り返すことで、薄毛が徐々に目立つようになります。
AGA治療薬は何をする薬?作用を比較
AGA治療の中心となるのは、主に以下の3種類です。
- フィナステリド
- デュタステリド
- ミノキシジル外用
プロペシア(フィナステリド)
フィナステリドは、主にⅡ型5αリダクターゼを阻害する薬です。DHTの生成を抑えることでAGAの進行を抑制します。特に、
- 最近抜け毛が増えた
- 髪が細くなってきた
- AGAの進行を抑えたい
- まず内服治療から始めたい
という方に検討される治療です。
ザガーロ(デュタステリド)
デュタステリドは、Ⅰ型・Ⅱ型の5αリダクターゼを阻害する薬です。フィナステリドとは作用する5αリダクターゼの範囲が異なるため、AGAの進行度やこれまでの治療歴を確認して選択します。
リゲイン(ミノキシジル外用)
ミノキシジル外用は、頭皮へ直接塗布する発毛治療です。毛包へ作用し、毛髪の成長を促します。フィナステリドやデュタステリドとは作用が異なるため、内服薬と外用薬を組み合わせる治療も行われます。
恵聖会クリニックの内服・外用について詳しく見るAGA治療は何ヶ月続ける?効果が出るまでの期間
AGA治療は、数日から数週間で毛量が大きく増える治療ではありません。髪の毛にはヘアサイクルがあるため、治療開始後に毛髪が変化するまで時間が必要です。
内服薬や外用薬については、十分な効果判定のために少なくとも6ヶ月程度継続することが重要です。
一般的には、
- 治療開始~3ヶ月:大きな変化が分かりにくい
- 3~6ヶ月:抜け毛や毛質の変化を確認する時期
- 6ヶ月以降:治療効果を評価する
- その後:効果と副作用を確認しながら継続
という流れで考えます。1~2ヶ月で「効かなかった」と判断して治療を中断するのは早すぎます。
AGA治療の副作用・リスク・ダウンタイム
AGA治療は比較的始めやすい治療ですが、医薬品や注入治療である以上、副作用やリスクがあります。
フィナステリド・デュタステリドの副作用
主な副作用として、
- 性欲減退
- 勃起機能の低下
- 射精障害などの性機能不全
- 肝機能障害
- 過敏症
- 気分の変化
などが知られています。
内服薬には基本的に施術によるダウンタイムはありません。ただし、体調に異変を感じた場合は自己判断で服用を続けず、医師へ相談してください。
ミノキシジル外用の副作用
ミノキシジル外用では、
- 頭皮の赤み
- かゆみ
- かぶれ
- ふけ
- 使用初期の一時的な抜け毛増加
などが起こることがあります。特に治療開始初期には、毛周期の変化によって一時的に抜け毛が増えたように感じる「初期脱毛」がみられることがあります。
心疾患や血圧に関する持病がある方は、使用前に必ず医師へ申告してください。
注入治療のダウンタイム
頭皮への注入治療では、
- 注射時の痛み
- 赤み
- 腫れ
- 内出血
- 注射部位の違和感
などが起こる可能性があります。
治療後に強い腫れ、持続する痛み、発熱など通常とは異なる症状が出た場合は、医療機関へ連絡してください。
AGA治療をやめるとどうなる?
AGAは進行性の脱毛症です。フィナステリドやデュタステリドでAGAの進行を抑えていても、治療を中止すれば、DHTの生成を抑える効果は維持されません。また、ミノキシジルによって維持されていた毛髪も、使用中止後は徐々に治療前の状態へ近づいていきます。
そのため、AGA治療は「6ヶ月飲めば終了」という治療ではありません。6ヶ月は主に効果を判断するための期間であり、改善状態を維持したい場合は、その後も治療継続を検討します。
一方、効果が安定した後に治療内容を調整できるケースもあります。自己判断で突然すべて中止するのではなく、維持治療について医師と相談することが大切です。
AGA治療を比較|フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルの違い
| 項目 | フィナステリド | デュタステリド | ミノキシジル外用 |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | AGA進行抑制 | AGA進行抑制 | 発毛促進 |
| 主な作用 | Ⅱ型5αリダクターゼ阻害 | Ⅰ型・Ⅱ型5αリダクターゼ阻害 | 毛包へ作用し発毛を促す |
| 使用方法 | 内服 | 内服 | 頭皮へ塗布 |
| 主なリスク | 性機能不全、肝機能障害など | 性機能不全、肝機能障害など | 頭皮刺激症状、初期脱毛など |
AGA治療のメリット・デメリット
内服治療のメリット
- 毎日の服用で治療できる
- 施術によるダウンタイムがない
- AGAの進行抑制を目的にできる
- 注入治療と比較して毎月の費用を抑えやすい
AGA治療を初めて受ける方にとって、比較的始めやすい治療です。
内服治療のデメリット
- 継続が必要
- 性機能不全などの副作用がある
- 効果を判断するまで数ヶ月必要
- AGA以外の脱毛症には適さない
- 進行した薄毛では内服だけで希望する毛量に届かないことがある
「飲めば必ず元の毛量に戻る薬」ではありません。
外用治療のメリット
- 頭皮へ直接使用できる
- 発毛促進を目的とする
- 内服治療と作用が異なる
- 内服薬との併用を検討できる
外用治療のデメリット
- 毎日の塗布が必要
- 頭皮の赤みやかゆみが起こることがある
- 初期脱毛を感じることがある
- 継続しなければ効果を維持しにくい
注入治療・毛髪再生治療のメリット
内服薬や外用薬以外の選択肢として、頭皮へ直接注入する治療があります。恵聖会クリニックでは、
- Dr.CYJ ヘアフィラー
- エクソソーム注射
- PRP毛髪再生療法
- ACRS毛髪再生療法
などを用意しています。
内服薬に抵抗がある方や、治療の選択肢を広げたい方に検討されます。
注入治療・毛髪再生治療のデメリット
- 薬のみの治療より費用が高くなりやすい
- 注射による痛みや内出血がある
- 複数回の治療が必要になることがある
- 治療ごとに医学的エビデンスの蓄積度が異なる
AGAの標準的な治療は、まず医学的エビデンスの確立した内服薬・外用薬を中心に考えます。注入治療は、状態や希望に応じて追加を検討する選択肢です。
AGA治療費を無理なく抑えるポイント
AGAは長期的な治療になるため、1回の料金よりも継続できる総額を考えることが重要です。費用を考える際は、
- 最初から必要以上に多くの治療を組み合わせない
- 進行予防なのか発毛促進なのか目的を決める
- 料金だけで薬を自己選択しない
- 効果判定前に頻繁に薬を変更しない
- 治療効果が安定したら維持方法を医師と相談する
- ホームページに記載された料金を事前に確認する
ことがポイントです。月5,000円安くても、効果や安全性を確認せず自己判断で薬を購入して治療が継続できなければ、結果として時間も費用も無駄になりかねません。
AGA治療では、必要な治療を必要な範囲で続けることが重要です。
恵聖会クリニックがAGA・薄毛治療で選ばれる理由
月11,000円からAGA治療を始められる
「最初から高額な治療を組み合わせなければAGA治療を始められない」ということはありません。まず薄毛の状態を診察し、必要な治療から始めます。
AGA・毛髪治療の料金について詳しく見る内服・外用から注入治療まで幅広く選択できる
当院ではAGA治療を一つの方法に限定していません。
- プロペシア
- ザガーロ
- リゲイン
- Dr.CYJ ヘアフィラー
- エクソソーム注射
- PRP毛髪再生療法
- ACRS毛髪再生療法
など、複数の治療方法を用意しています。
「薬だけで治療したい」「外用薬も使用したい」「注入治療を組み合わせたい」など、お悩みや希望、予算に合わせて治療計画を立てられることが特徴です。
高額な治療へのアップセルを前提にしない
恵聖会クリニックでは、高度な美容医療を適正価格でご提供することを大切にしています。ホームページに記載のない高額な治療を前提として提示することはありません。
AGA治療でも「高額な治療ほど良い」とは考えず、現在の薄毛の状態、進行度、希望する改善度、予算を確認し、必要な治療をご提案します。2000年の開院以来、「安心で高度な美容医療の追求」「適正価格」「丁寧なアフターフォロー」を基本方針として診療を続けています。
2000年開院、2026年で27年目
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えます。開院から間もなく30年となる長い歴史の中で、美容外科、美容皮膚科、形成外科、再生医療など幅広い治療を行ってきました。
AGA・薄毛治療でも、単純に薬を販売するだけではなく、医療機関として頭皮・毛髪の状態を確認し、治療適応を判断することを重視しています。
患者様お一人おひとりに合った治療を提案
AGAの進行度は一人ひとり異なります。同じ30代男性でも、
- 抜け毛が増え始めた段階
- M字部分だけが進行している
- 頭頂部が目立っている
- 髪全体が細くなっている
- すでにAGA治療を経験している
など、状態はさまざまです。当院では、希望する治療をそのまま機械的に選択するのではなく、現在の状態と希望する改善度を確認したうえで治療をご提案します。
無理・強引な勧誘をしない
AGAは継続が重要な治療です。そのため、本人が内容や費用を十分に理解し、納得して治療を始めることを重視しています。
高額な治療を無理に始めても、継続できなければAGA治療として適切とはいえません。予算も含めて相談しながら治療方法を選択できます。
治療後のアフターフォローを重視
AGA治療では、
- 薬を飲み始めて体調が変わった
- 抜け毛が増えた気がする
- 効果が分からない
- 薬を変更したい
- 治療を減らしたい
- 治療を中止してよいか分からない
といった不安が出ることがあります。恵聖会クリニックでは、治療は受けたら終わりではなく、その後の経過も含めたアフターフォローを大切にしています。
ご紹介で相談に来られる患者様も多い
恵聖会クリニックには、ご家族やご友人などからの紹介をきっかけに相談に来られる患者様も多くいらっしゃいます。「すべての方にご満足いただく施術を提供し続ける」という姿勢を大切にし、一人ひとりのお悩みに向き合うことが紹介につながっていると考えています。
大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携
恵聖会クリニックは、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。
美容医療だけに偏らず、医療機関として安全性や適応判断を重視する姿勢を大切にしています。
AGA治療のよくある質問
Q1. AGA治療は月5,000円くらいでできますか?
治療内容によります。価格だけでなく、薬剤名・用量・治療内容まで確認してください。
Q2. AGA治療で一番安い方法は何ですか?
一般的には内服薬を中心とした治療が、注入治療より費用を抑えやすい方法です。AGAの進行度によって適した治療は異なります。
Q3. AGA治療に健康保険は使えますか?
原則として使えません。AGAを対象とした発毛治療は自由診療です。
Q4. AGA治療は何ヶ月で効果が出ますか?
変化を感じ始める目安は3ヶ月以降です。十分な効果判定には6ヶ月程度の継続が必要です。
Q5. AGA治療は一生続けないといけませんか?
改善状態を維持したい間は継続治療が基本です。ただし、状態が安定した後は治療内容を調整できることがあるため、担当の医師に相談してください。
Q6. AGA治療をやめると元に戻りますか?
AGAは進行性のため、治療を中止すると再び薄毛が進行する可能性があります。自己判断で急に治療を終了せず、維持方法を相談してください。
Q7. ミノキシジルだけでもAGA治療はできますか?
ミノキシジル外用は男性型脱毛症に推奨される治療です。ただし、AGAの進行抑制と発毛促進では治療目的が異なるため、フィナステリドやデュタステリドとの組み合わせを検討することがあります。
Q8. AGA治療で初期脱毛は起こりますか?
ミノキシジルなどの治療開始初期に、一時的に抜け毛が増えたように感じることがあります。強い脱毛が続く場合や不安がある場合は医師に相談してください。
Q9. AGA治療は早く始めた方がいいですか?
AGAは進行性のため、薄毛が気になり始めた段階で診察を受けることが重要です。毛包が十分に残っている段階ほど、進行抑制や発毛治療を検討しやすくなります。
まとめ|AGA治療は月1万円前後から。料金だけでなく「続けられる治療」を選ぶことが重要
AGA治療の費用は、内服薬を中心とするなら月1万円前後から、外用薬を組み合わせると月2万円前後、注入治療まで行うと月4万円以上が一つの目安です。
AGAは進行性であり、治療効果を判断するまで数ヶ月かかります。そのため重要なのは、「一番安い治療」や「一番高い治療」を選ぶことではありません。現在の薄毛の状態に必要な治療を選び、無理のない費用で継続することがAGA治療の基本です。
監修医情報
- 医師名
- 上尾 弘美
- 略歴
-
2016年 愛媛大学医学部卒業
卒業後、大学病院、関連市民病院にて小児科医として従事
2023年 某美容外科クリニック勤務を経て、恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
- 資格
- 小児科専門医
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