ドクター・スタッフコラム

小鼻縮小は切らない方法でできる?ボトックス・糸・鼻翼縮小の違いとリスクを医師が解説

上尾医師

執筆ドクター

上尾医師

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小鼻縮小の切らない方法と鼻翼縮小の違いを解説するイメージ

結論|切らない小鼻縮小は「一時的な変化」が中心で、根本改善には限界がある

小鼻縮小には、切らない方法としてボトックス注射や糸による鼻翼縮小があります。
ただし、切らない小鼻縮小で改善できるのは「笑った時に小鼻が広がる」「鼻翼の動きが強い」など、筋肉や動きが関係するケースが中心です。

小鼻そのものの幅、鼻翼の厚み、鼻の穴の横広がりを根本的に改善するには、外科的な鼻翼縮小が適しています。
切らない方法はダウンタイムが短い反面、効果の限界・後戻り・左右差・不自然な引きつれなどのリスクを理解して選ぶ必要があります。

小鼻縮小とは?医学的な定義

切らない小鼻縮小で期待できる変化を解説するイメージ

小鼻縮小とは鼻翼の横幅や広がりを整える治療

小鼻縮小とは、鼻の左右にある「鼻翼(びよく)」の広がりを抑え、鼻全体をすっきり見せる美容医療です。

鼻翼とは、一般的に「小鼻」と呼ばれる部分です。
小鼻が横に広がっていると、以下の印象につながります。

  • 鼻が大きく見える
  • 鼻の穴が目立つ
  • 鼻先が丸く見える
  • 顔の中心が重たく見える
  • 笑った時に鼻が横に広がる

小鼻縮小は、鼻翼の幅・厚み・鼻の穴の形・鼻柱とのバランスを整える治療です。

鼻翼縮小とは小鼻縮小とほぼ同じ意味

鼻翼縮小とは、小鼻縮小の医学的な表現に近い言葉です。
美容医療では「小鼻縮小」「鼻翼縮小」はほぼ同じ意味で使われます。

ただし、治療内容には違いがあります。

  • 切る小鼻縮小:皮膚や組織を切除して鼻翼の幅を狭める
  • 切らない小鼻縮小:ボトックスや糸で鼻翼の動きや広がりを抑える
  • 鼻尖形成:鼻先の丸みを整える
  • 鼻孔縁形成:鼻の穴の見え方を整える

小鼻だけを小さくすれば鼻全体が整うわけではありません。
鼻先・鼻柱・鼻の穴・鼻筋とのバランスを見て治療を選ぶことが重要です。

切らない小鼻縮小とは?

切らない小鼻縮小とは、メスで皮膚を切開せずに小鼻の広がりを抑える治療です。
主な方法は以下です。

  • 小鼻ボトックス
  • 糸による小鼻縮小
  • ヒアルロン酸による鼻全体のバランス調整

このうち「小鼻を直接小さくする治療」として検索されやすいのは、ボトックスと糸です。

ただし、切らない方法は皮膚や鼻翼組織を取り除く治療ではありません。
そのため、鼻翼の横幅そのものを大きく減らす効果は限定的です。

よくある誤解|切らない小鼻縮小で鼻翼の幅は大きく変わらない

切らない小鼻縮小で多い誤解は、「手術と同じくらい小鼻が小さくなる」と考えることです。

実際には、切らない方法で期待できる変化は以下に限られます。

  • 笑った時の小鼻の広がりを抑える
  • 鼻翼の動きを弱める
  • 鼻の横幅が少し目立ちにくくなる
  • 鼻全体の印象を自然に整える

反対に、以下の悩みは切らない方法だけでは改善が不十分です。

  • 小鼻の皮膚が厚い
  • 鼻翼の付け根が外側に張り出している
  • 鼻の穴が横に大きい
  • 正面から鼻の横幅が広い
  • 鼻翼の左右差が強い

切らない小鼻縮小は、軽度の広がりに向いた治療です。
明らかな鼻翼の張り出しには、切る鼻翼縮小の方が適しています。

小鼻が広がる原因とメカニズム

原因1|鼻翼の骨格・軟部組織が横に広い

小鼻の横幅は、皮膚・脂肪・軟骨・鼻翼基部の位置で決まります。

特に以下の特徴がある方は、小鼻が横に広く見えます。

  • 鼻翼の付け根が外側にある
  • 鼻の穴が横長
  • 鼻翼の皮膚が厚い
  • 鼻先が丸い
  • 鼻柱が短い
  • 鼻全体の高さが低い

このタイプは、筋肉の動きだけが原因ではありません。
ボトックスで動きを抑えても、静止時の小鼻幅は大きく変わりません。

原因2|笑った時に小鼻が横に広がる

笑った時に小鼻が広がる原因は、表情筋の動きです。

小鼻周辺には、鼻翼を動かす筋肉があります。
この筋肉が強く働くと、笑顔の時に小鼻が横へ広がります。

ボトックスは、筋肉の動きを一時的に弱める注射です。
そのため、笑った時だけ小鼻が広がる方には適応があります。

一方で、無表情の時から小鼻が大きい方は、ボトックスだけで大きな変化は出ません。

原因3|鼻翼の厚みがある

小鼻の皮膚や皮下組織が厚いと、鼻翼が丸く大きく見えます。

このタイプでは、以下の印象が出やすくなります。

  • 小鼻がもったり見える
  • 鼻先まで丸く見える
  • 鼻の穴が目立つ
  • 鼻全体が低く見える

厚みが主な原因の場合、切らない治療では変化が限定的です。
皮膚や組織量を調整する外科的治療の方が、変化を出しやすくなります。

原因4|鼻先とのバランスで小鼻が目立つ

小鼻だけが大きいのではなく、鼻先が低い・丸いことで小鼻が目立つケースがあります。

この場合、小鼻縮小だけを行うと、鼻先とのバランスが崩れることがあります。

鼻全体を自然に整えるには、以下も確認が必要です。

  • 鼻先の高さ
  • 鼻尖の丸み
  • 鼻柱の位置
  • 鼻の穴の見え方
  • 鼻筋とのつながり
  • 顔全体とのバランス

小鼻縮小は、鼻だけを小さくする治療ではありません。
鼻全体のバランスを整える治療として判断する必要があります。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 実際の相談では「切らずに小鼻をしっかり小さくしたい」という希望が多くあります。診察で確認すると、笑った時の広がりではなく、鼻翼そのものの幅や皮膚の厚みが原因の方も少なくありません。その場合、ボトックスだけでは満足できる変化が出にくいため、適応を慎重に判断しています。

切らない小鼻縮小の方法

小鼻ボトックスとは?

小鼻ボトックスとは、鼻翼を広げる筋肉にボツリヌストキシン製剤を注射し、小鼻の動きを弱める治療です。

期待できる効果は以下です。

  • 笑った時の小鼻の広がりを抑える
  • 鼻翼の動きを弱める
  • 表情時の鼻の横幅を目立ちにくくする
  • 自然な変化を出す

ボトックスは、筋肉の動きを抑える治療です。
皮膚や鼻翼組織を小さくする治療ではありません。

そのため、静止時の小鼻幅を大きく縮める目的には向きません。

鼻周囲へのボツリヌストキシン注射は、鼻翼の動きや鼻孔の広がりを抑える目的で用いられることがあり、近年も鼻部の審美治療として報告されています。

参考文献:Modarresi ZS, Beshkar M, Bakhtiari Z. The Use of Botulinum Toxin for Nasal Esthetics: A Systematic Review. Indian J Otolaryngol Head Neck Surg. 2024. PubMed

小鼻ボトックスが向いている人

小鼻ボトックスが向いているのは、以下の方です。

  • 笑った時だけ小鼻が広がる
  • 無表情では小鼻の幅が強く気にならない
  • 手術に抵抗がある
  • ダウンタイムを短くしたい
  • 自然な変化を希望している
  • まずは一時的な治療で試したい

小鼻ボトックスは、軽度の鼻翼の広がりに向いています。

小鼻ボトックスが向かない人

以下の方は、ボトックスだけでは満足度が下がりやすくなります。

  • 無表情でも小鼻が大きい
  • 鼻翼の付け根が外側に張り出している
  • 鼻の穴が横に広い
  • 小鼻の皮膚が厚い
  • 変化量をしっかり出したい
  • 半永久的な効果を希望している

ボトックスの効果は一時的です。
持続期間は一般的に数ヶ月程度で、効果を維持するには定期的な施術が必要です。

糸による小鼻縮小とは?

糸による小鼻縮小とは、医療用の糸を鼻翼周囲に挿入し、小鼻を内側に寄せる治療です。

主な目的は以下です。

  • 小鼻の横幅を軽く寄せる
  • 鼻翼の広がりを抑える
  • 鼻の穴の見え方を調整する
  • 切らずに変化を出す

糸の小鼻縮小は、皮膚を切除しない治療です。
傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムが短い点が特徴です。

一方で、糸で寄せられる範囲には限界があります。
鼻翼の組織量が多い方や皮膚が厚い方では、後戻りや変化不足が起こりやすくなります。

糸による小鼻縮小が向いている人

糸による小鼻縮小が向いているのは、以下の方です。

  • 軽度の小鼻の広がりを整えたい
  • 切開に抵抗がある
  • ダウンタイムを短くしたい
  • 大きな変化より自然な変化を希望している
  • 鼻翼の厚みが強くない

糸の治療は、軽度から中等度の広がりに適応を検討します。

糸による小鼻縮小が向かない人

以下の方は、糸だけでは効果が不十分です。

  • 鼻翼の横幅が大きい
  • 鼻の穴が大きい
  • 鼻翼の皮膚が厚い
  • 鼻翼の付け根が外側にある
  • しっかり幅を狭めたい
  • 後戻りを避けたい

糸は組織を切除しないため、物理的な小鼻の大きさを根本的に減らすことはできません。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 実際の症例では、ボトックスが合う方と糸が合う方は明確に異なります。笑った時だけ小鼻が広がる方はボトックスで満足されることがあります。一方、正面から見た小鼻の横幅が主な悩みの方は、糸やボトックスでは変化が控えめになりやすい印象です。

切る小鼻縮小・鼻翼縮小とは?

切る鼻翼縮小は組織を調整して小鼻を小さくする治療

切る小鼻縮小は、鼻翼の皮膚や組織を一部切除し、鼻の横幅を狭める治療です。

主な方法は以下です。

  • 内側法
  • 外側法
  • 内側+外側法
  • 鼻翼基部の調整
  • 鼻孔底の幅を整える方法

小鼻の広がり方に合わせて、切除する位置や量を決めます。

切る鼻翼縮小で小鼻の幅を整えるイメージ

切る小鼻縮小では、以下の変化が期待できます。

  • 小鼻の横幅を狭める
  • 鼻の穴の横広がりを整える
  • 鼻翼の張り出しを抑える
  • 正面からの鼻の印象を整える

切る小鼻縮小が向いている人

切る小鼻縮小が向いているのは、以下の方です。

  • 無表情でも小鼻が広い
  • 鼻翼の付け根が外側にある
  • 鼻の穴が横に大きい
  • 小鼻の厚みが気になる
  • しっかり変化を出したい
  • 後戻りを少なくしたい

外科的な鼻翼縮小は、切らない方法より変化量を出しやすい治療です。

切る小鼻縮小のリスク

切る小鼻縮小には、以下のリスクがあります。

  • 腫れ
  • 内出血
  • 赤み
  • 傷跡
  • 左右差
  • 鼻の穴の形の変化
  • 小鼻の引きつれ
  • 鼻翼の不自然な丸み
  • 過度な縮小による違和感
  • 鼻孔狭窄

鼻翼縮小では、瘢痕・ノッチング・左右差・鼻孔形態の変化などが合併症として報告されています。

参考文献:Ji Yun Choi, et al.Complications of alar base reduction in Asians. Journal of Cosmetic Medicine. 2023;7(1):9-12. DOI:10.25056/JCM.2023.7.1.9.

重要なのは「小さくしすぎないこと」です。
小鼻を過度に縮めると、鼻の穴が不自然になり、顔全体とのバランスが崩れます。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 小鼻縮小では「できるだけ小さくしたい」という希望をそのまま反映すると、不自然な鼻になるリスクがあります。当院では小鼻の幅だけでなく、鼻の穴の形、鼻柱の位置、鼻先とのつながりを確認し、自然に見える縮小量を重視して治療方針を決めています。

小鼻縮小(鼻翼縮小)について詳しく見る

切らない小鼻縮小と切る鼻翼縮小の比較表

項目 小鼻ボトックス 糸による小鼻縮小 切る鼻翼縮小
主な目的 表情時の小鼻の広がりを抑える 小鼻を内側へ軽く寄せる 鼻翼の幅を根本的に狭める
適応 笑った時に広がる小鼻 軽度の横広がり 静止時から小鼻が大きいケース
効果の強さ 軽度 軽度〜中等度 中等度〜高度
持続性 数ヶ月程度 後戻りあり 半永久的な変化を目指す
ダウンタイム 短い 比較的短い 腫れ・内出血・傷の経過が必要
傷跡 注射跡程度 針穴程度 切開部に傷跡が残る
後戻り あり あり 少ない
向いている悩み 笑うと小鼻が広がる 少しだけ小鼻を寄せたい 鼻の横幅をしっかり整えたい
向かない悩み 皮膚が厚い小鼻 大きな鼻翼の張り出し ダウンタイムを避けたい方
主なリスク 左右差、笑顔の違和感、効きすぎ 後戻り、引きつれ、左右差 傷跡、左右差、鼻孔狭窄、過矯正

切らない小鼻縮小のリスクとダウンタイム

小鼻ボトックスのリスク

小鼻ボトックスの主なリスクは以下です。

  • 注射部位の赤み
  • 腫れ
  • 内出血
  • 左右差
  • 効果不足
  • 効きすぎ
  • 笑顔の違和感
  • 口元の動かしにくさ
  • 鼻周囲の表情の違和感

鼻翼周囲のボトックスは、注入部位や量が適切でないと、周囲の筋肉に影響して左右差や表情の違和感が出るリスクがあります。鼻翼周囲の筋肉は細かく、解剖を理解した注入が必要です。

小鼻ボトックスのダウンタイム

小鼻ボトックスのダウンタイムは短めです。

一般的な経過は以下です。

  • 当日:注射部位の赤み、軽い腫れ
  • 数日:内出血が出ることがある
  • 1〜2週間:効果を実感しやすくなる
  • 数ヶ月:効果が徐々に弱まる
  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 施術当日は、強いマッサージ・飲酒・長時間の入浴・激しい運動を避けることが重要です。

糸による小鼻縮小のリスク

糸による小鼻縮小の主なリスクは以下です。

  • 腫れ
  • 内出血
  • 痛み
  • 左右差
  • 引きつれ
  • 糸の違和感
  • 後戻り
  • 感染
  • 変化不足
  • 鼻の穴の形の違和感

糸で小鼻を寄せる治療は、皮膚や組織を切除しないため、後戻りが起こります。
無理に強く寄せると、引きつれや不自然な形の原因になります。

糸による小鼻縮小のダウンタイム

糸による小鼻縮小では、数日から1〜2週間程度、腫れや違和感が出ます。

経過の目安は以下です。

  • 当日:腫れ、違和感、軽い痛み
  • 数日:内出血やむくみ
  • 1〜2週間:大きな腫れが落ち着く
  • 1ヶ月以降:なじんだ状態に近づく

強く鼻を押す、うつ伏せで寝る、鼻を強くかむ行為は避ける必要があります。

切る小鼻縮小のダウンタイム

切る鼻翼縮小では、腫れ・赤み・傷の経過を見ながら回復します。

経過の目安は以下です。

  • 当日〜数日:腫れ、痛み、内出血
  • 1週間前後:抜糸の時期
  • 2週間前後:大きな腫れが落ち着く
  • 1〜3ヶ月:赤みや硬さがなじむ
  • 3〜6ヶ月:傷跡が徐々に目立ちにくくなる

傷跡の赤みや硬さには個人差があります。
メイクで隠せる時期や人前に出やすい時期は、施術内容によって異なります。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 経過を確認する中で感じる傾向として、切らない治療を選んだ方は「ダウンタイムが短い点」に満足されやすい一方、「もっと小さくなると思っていた」という声もあります。
    小鼻縮小は、希望する変化量と許容できるダウンタイムを最初に整理することが重要です。

小鼻縮小のメリット

切らない小鼻縮小のメリット

切らない小鼻縮小のメリットは以下です。

  • メスを使わない
  • 傷跡が目立ちにくい
  • ダウンタイムが短い
  • 施術時間が短い
  • 自然な変化を出しやすい
  • 初めて鼻整形を検討する方でも選びやすい
  • 一時的な変化で試しやすい

ボトックスは特に、笑った時の小鼻の広がりが気になる方に向いています。

切る小鼻縮小のメリット

切る小鼻縮小のメリットは以下です。

  • 小鼻の横幅を根本的に整えやすい
  • 鼻の穴の広がりを調整しやすい
  • 後戻りが少ない
  • 変化量を設計しやすい
  • 鼻全体の印象を大きく変えやすい
  • 静止時の小鼻の大きさにも対応しやすい

切る治療はダウンタイムがありますが、明確な変化を求める方には適した方法です。

  • Before写真
  • After写真

小鼻縮小(鼻翼縮小)
¥180,000(税込¥198,000)中間法 ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

小鼻縮小のデメリット

切らない小鼻縮小のデメリット

切らない小鼻縮小のデメリットは以下です。

  • 効果が一時的
  • 変化量に限界がある
  • 後戻りがある
  • 小鼻の厚みは改善しにくい
  • 鼻の穴の大きさは根本的に変わらない
  • 左右差が出ることがある
  • 効きすぎると表情に違和感が出る

「切らない=リスクがない」ではありません。
注射や糸でも、適応を誤ると不自然な仕上がりになります。

切る小鼻縮小のデメリット

切る小鼻縮小のデメリットは以下です。

  • ダウンタイムがある
  • 傷跡のリスクがある
  • 左右差のリスクがある
  • 小さくしすぎると不自然になる
  • 鼻の穴の形が変わる
  • 修正が難しくなるケースがある

切る治療では、数ミリ単位の設計が重要です。
鼻翼は小さな部位ですが、顔全体の印象に大きく影響します。

小鼻縮小で失敗しやすいケース

変化量だけを重視するケース

小鼻縮小で失敗しやすいのは、「とにかく小さくしたい」と考えるケースです。

小鼻を小さくしすぎると、以下のような不自然さが出ます。

  • 鼻の穴が縦長になる
  • 鼻翼が引きつる
  • 笑顔が不自然になる
  • 鼻柱とのバランスが崩れる
  • 鼻だけが小さく見えすぎる
  • 顔全体に違和感が出る
  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 自然な小鼻縮小では、鼻翼の幅だけでなく、鼻先・鼻柱・鼻の穴の形を同時に見る必要があります。

切らない方法にこだわりすぎるケース

手術に抵抗がある方が、切らない方法を希望することは自然です。
しかし、適応がないのに切らない方法を続けると、費用と時間がかかるだけで悩みが残ります。

特に以下の方は、切らない方法にこだわりすぎない方がよいです。

  • 無表情でも小鼻が広い
  • 鼻翼の外側への張り出しが強い
  • 鼻の穴の横幅が大きい
  • 鼻翼の皮膚が厚い
  • 明確な変化を希望している

このタイプでは、最初から外科的な鼻翼縮小を検討した方が、結果的に満足度が高くなります。

鼻先とのバランスを見ないケース

小鼻だけを縮小すると、鼻先の丸みが目立つことがあります。

鼻全体のバランスでは、以下の確認が必要です。

  • 鼻先が低くないか
  • 鼻尖が丸くないか
  • 鼻柱が引っ込んでいないか
  • 鼻の穴が見えすぎていないか
  • 鼻筋とのつながりが自然か

小鼻縮小は単独で行うこともありますが、鼻尖形成や鼻柱の調整が必要なケースもあります。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 当院では小鼻縮小を希望される方でも、診察の結果、鼻尖形成や鼻全体のバランス調整を提案するケースがあります。
    実際には小鼻そのものより、鼻先の丸みや低さが原因で小鼻が大きく見えている方もいます。原因を分けて判断することが重要です。

恵聖会クリニックの小鼻縮小・鼻翼縮小の考え方

小鼻縮小の相談で鼻全体のバランスを確認するイメージ

小鼻だけでなく鼻全体のバランスを診る

当院では、小鼻縮小を単に「小鼻を小さくする治療」として考えません。

診察では以下を確認します。

  • 小鼻の横幅
  • 鼻翼の厚み
  • 鼻の穴の形
  • 鼻柱の位置
  • 鼻尖の丸み
  • 鼻筋とのバランス
  • 笑った時の小鼻の動き
  • 正面・斜め・横顔の印象

小鼻の悩みは、鼻翼だけが原因とは限りません。
原因を見極めた上で、切らない方法・切る方法・他の鼻整形を組み合わせるかを判断します。

切らない治療の適応を慎重に判断する

当院では、切らない小鼻縮小を希望される方にも、適応を丁寧に説明します。

切らない方法が向いているのは、以下のようなケースです。

  • 笑った時の小鼻の広がりが主な悩み
  • 変化量は控えめでよい
  • ダウンタイムを短くしたい
  • 一時的な効果でも納得できる

反対に、以下の場合は切る鼻翼縮小を含めて提案します。

  • 静止時から小鼻が広い
  • 鼻の穴が大きい
  • 鼻翼の厚みが強い
  • 小鼻の張り出しが明らか
  • しっかり変化を出したい

無理に切らない方法をすすめるのではなく、悩みの原因に合う治療を提案することを重視しています。

自然な変化を重視する

小鼻縮小では、やりすぎを避けることが大切です。

当院では、以下を重視します。

  • 鼻の穴を不自然にしない
  • 小鼻を小さくしすぎない
  • 傷跡が目立ちにくいデザインを考える
  • 左右差をできるだけ抑える
  • 鼻先とのバランスを整える
  • 顔全体になじむ変化を目指す

小鼻縮小は、数ミリの変化で印象が変わる治療です。
そのため、デザイン力と解剖学的な理解が重要です。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 小鼻縮小では、患者様が希望する「理想の小鼻」と、実際に自然に見える縮小量が異なることがあります。
    当院では、鼻だけを小さく見るのではなく、口元・頬・目元とのバランスも確認します。控えめな変化の方が、結果的に顔全体になじむケースは多くあります。

小鼻縮小・切らない鼻翼縮小のよくある質問

Q1. 小鼻縮小は切らない方法で本当にできますか?

できます。
ただし、切らない小鼻縮小で改善できるのは、主に笑った時の小鼻の広がりや軽度の鼻翼の広がりです。静止時から小鼻が大きい場合は、切る鼻翼縮小の方が適しています。

Q2. 小鼻ボトックスで鼻は小さくなりますか?

小鼻ボトックスで鼻そのものが小さくなるわけではありません。
鼻翼を広げる筋肉の動きを弱めることで、笑った時の小鼻の広がりを目立ちにくくする治療です。

Q3. 小鼻ボトックスの効果はどれくらい続きますか?

小鼻ボトックスの効果は3〜4ヶ月程度です。
効果は一時的で、時間とともに筋肉の動きが戻ります。継続したい場合は、状態に合わせて再施術を検討します。

Q4. 糸の小鼻縮小は後戻りしますか?

後戻りします。
糸の小鼻縮小は皮膚や組織を切除しないため、時間の経過で引き寄せた力が弱まります。大きな変化や長期的な安定を求める方には、切る鼻翼縮小が適しています。

Q5. 切らない小鼻縮小にリスクはありますか?

あります。
ボトックスでは左右差、笑顔の違和感、効きすぎが起こります。糸では腫れ、内出血、引きつれ、後戻り、感染などのリスクがあります。切らない治療でも医師の診断と技術が重要です。

Q6. 小鼻縮小はバレますか?

自然な範囲で行えば、周囲に気付かれにくい治療です。
ただし、過度に小さくすると鼻の穴の形や笑顔に違和感が出て、整形感が出やすくなります。

Q7. 小鼻縮小のダウンタイムはどれくらいですか?

ボトックスは赤みや内出血が数日出る程度です。
糸は腫れや違和感が数日から1〜2週間程度続きます。切る鼻翼縮小は、大きな腫れが落ち着くまで2週間前後、傷の赤みや硬さがなじむまで3〜6ヶ月程度かかります。

Q8. 小鼻縮小と鼻尖形成はどちらを選ぶべきですか?

小鼻の横幅が原因なら小鼻縮小、鼻先の丸みや低さが原因なら鼻尖形成が適しています。
小鼻が大きく見える原因が鼻先にあるケースもあるため、鼻全体の診察で判断する必要があります。

Q9. 小鼻縮小で鼻の穴は小さくなりますか?

切る鼻翼縮小では、鼻の穴の横広がりを整えられます。
ボトックスや糸では、鼻の穴そのものを根本的に小さくする効果は限定的です。

Q10. 小鼻縮小で後悔しないために大切なことは何ですか?

小鼻だけを見て治療を決めないことです。
鼻翼の幅、鼻の穴の形、鼻先、鼻柱、顔全体とのバランスを診た上で、切らない方法か切る方法かを選ぶことが重要です。

まとめ|切らない小鼻縮小は軽度向き。根本改善は鼻翼縮小の適応判断が重要

切らない小鼻縮小には、ボトックスや糸による方法があります。
ボトックスは笑った時の小鼻の広がり、糸は軽度の鼻翼の広がりに向いています。

ただし、切らない方法は皮膚や組織を取り除く治療ではありません。
小鼻の幅・鼻翼の厚み・鼻の穴の横広がりを根本的に改善したい場合は、切る鼻翼縮小が適しています。

小鼻縮小で後悔しないためには、以下が重要です。

  • 小鼻が広がる原因を正確に診断する
  • ボトックス・糸・切る鼻翼縮小の違いを理解する
  • 変化量とダウンタイムのバランスを考える
  • 鼻先や鼻柱とのバランスを見る
  • 小さくしすぎない自然なデザインを選ぶ
  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 当院では、小鼻だけでなく鼻全体と顔全体のバランスを診た上で、切らない方法が適しているか、切る鼻翼縮小が必要かを判断します。
    自然で違和感の少ない小鼻縮小を目指すためには、治療方法の名前だけで選ばず、自分の鼻の原因に合った方法を選ぶことが大切です。

監修医情報

上尾 弘美医師
医師名
上尾 弘美
略歴
2016年 愛媛大学医学部卒業
卒業後、大学病院、関連市民病院にて小児科医として従事
2023年 某美容外科クリニック勤務を経て、恵聖会クリニック入職
所属学会
ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
資格
小児科専門医
上尾医師プロフィール

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