ドクター・スタッフコラム
腰の脂肪吸引の術後はどうなる?ダウンタイム・経過・リスクを医師が解説
腰の脂肪吸引後は、痛み・腫れ・むくみ・内出血・硬縮・しびれなどのダウンタイムが生じます。特に術後1週間は日常生活への影響が出やすく、見た目や触った感覚が落ち着くまでには3ヶ月程度を見込む必要があります。
一方、強い腫れや高熱、息苦しさ、急激な痛みなどは通常のダウンタイムではなく、合併症の可能性があります。腰の脂肪吸引では、吸引量だけでなく、腹部・背中・ヒップとのつながりを考えたデザインと、術後の圧迫・経過確認を含めた管理が重要です。
腰の脂肪吸引とは?どこの脂肪を取る手術?
腰の脂肪吸引の医学的な定義
腰の脂肪吸引とは、腰まわりの皮下脂肪にカニューレと呼ばれる細い管を挿入し、脂肪細胞を吸引してボディラインを整える美容外科手術です。
腹部全体+腰 ボディジェット脂肪吸引
¥400,000(税込¥440,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000)※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
一般的に「腰」と呼ばれる範囲には、
- ウエスト側面
- 背中から腰に移行する部分
- 骨盤の上に乗るようについた脂肪
- いわゆる「ラブハンドル」と呼ばれる腰横の脂肪
などが含まれます。
脂肪吸引は体重を大幅に減少させる治療ではなく、特定部位の皮下脂肪を減らして輪郭を整えるボディコントゥアリング(体型形成)を目的とした手術です。内臓脂肪を直接吸引する治療でもありません。
恵聖会クリニックでも腹部全体と腰を組み合わせた脂肪吸引を行っており、腹部だけでなく腰まで含めてボディラインを整えることが多いです。
腰の脂肪吸引とダイエットの違い
ダイエットでは、食事や運動によって脂肪細胞の大きさを小さくしていきます。一方、脂肪吸引では皮下に存在する脂肪細胞そのものを物理的に減らします。
そのため、腰まわりだけ脂肪が残りやすい方や、体重は大きく増えていないのにウエストの横幅が気になる方には、脂肪吸引が選択肢になります。
ただし、脂肪吸引後も残った脂肪細胞は大きくなるため、体重が大幅に増えれば再び腰まわりが太く見える可能性がありますが、吸引前よりは格段につきにくくなります。術後も体重管理は重要です。
腰の脂肪吸引でダウンタイムが起こる仕組み
カニューレが脂肪層を通るため炎症が起こる
脂肪吸引では、小さな切開部からカニューレを皮下脂肪層へ挿入し、複数方向から脂肪を吸引します。
脂肪細胞だけを完全に独立して取り除くわけではなく、周囲の毛細血管やリンパ管、神経などにも一時的な刺激が加わります。
そのため術後には、
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- 痛み
- 感覚の鈍さ
- つっぱり感
などが生じます。脂肪吸引後に痛み、腫れ、内出血が生じること自体は通常の術後反応です。
むくみはリンパ液や組織液がたまることで起こる
脂肪吸引直後は組織に炎症が起こり、水分がたまりやすい状態になります。特に腰は腹部や背中と連続しているため、腰だけでなく下腹部や骨盤周辺までむくんで見えることがあります。
術後すぐに「思ったほど細くなっていない」と感じても、腫れやむくみが残っている段階では仕上がりを判断できません。脂肪吸引の結果は、腫れが落ち着く数週間から数ヶ月の経過を見て評価します。
硬縮は脂肪吸引後の治癒反応
脂肪吸引から1週間程度経過すると、吸引部分が硬くなったり、皮膚の下につっぱりを感じたりすることがあります。これは「硬縮」と呼ばれる術後経過の一つです。脂肪を吸引したスペースが修復される過程で組織が硬くなるために起こります。
恵聖会クリニックでは、体の脂肪吸引後は7日目以降から硬さが生じる経過を想定し、マッサージ方法を案内しています。硬縮やむくみは3ヶ月程度を目安に経過を確認します。
腰の脂肪吸引後のダウンタイムはどのくらい?
腰の脂肪吸引は、手術直後に完成する治療ではありません。一般的には以下のような経過をたどります。
| 術後の時期 | 主な症状・状態 | 生活上のポイント |
|---|---|---|
| 当日〜2日目 | 痛み、腫れ、むくみ、内出血 | 安静を基本とし、患部を圧迫する |
| 3日目〜1週間 | 腫れ・痛みが残る | 指示された圧迫を継続する |
| 1〜2週間 | 内出血、むくみ、硬さ | 抜糸後は指示に従ってマッサージを開始 |
| 2週間〜1ヶ月 | 硬縮、つっぱり、しびれ | 徐々に日常生活へ戻る |
| 1〜3ヶ月 | 硬縮・むくみが改善 | ボディラインが明確になる |
| 3ヶ月以降 | 組織がなじむ | 仕上がりを評価する時期 |
経過には吸引範囲、脂肪量、体質、皮膚の状態、同時に行う施術などによる差があります。
手術当日〜2日目
手術直後は痛み・腫れ・むくみが生じます。腰は立つ、座る、身体をひねるといった動作に関係するため、ベッドから起き上がるときや椅子から立つときに筋肉痛のような痛みを感じやすい部位です。
恵聖会クリニックでは、体の脂肪吸引後は当日から2日目まで、包帯・ガードル・バンドなどで患部を固定します。
術後3日目〜1週間
腫れや痛みは残りますが、徐々に身体を動かしやすくなっていきます。
当院では3日目に固定を外し、その後はシャワー時以外にガードルを使用します。傷口には防水テープを貼り、3日目からシャワーが可能です。7日目に抜糸を行い、その後は入浴が可能となります。
デスクワークであっても、同じ姿勢を長時間続けると腰の圧迫感やむくみを感じやすいため、仕事復帰日は無理のない日程を設定することが重要です。
術後1〜3週間
この時期には、内出血が黄色や紫色に変化しながら薄くなっていきます。恵聖会クリニックの術後案内では、内出血は2〜3週間程度で落ち着いていく経過を想定しています。
一方で、腫れが引き始める頃から硬縮が目立つことがあります。「術前より硬い」「皮膚が板のように感じる」という変化があっても、必ずしも異常ではありません。
術後1〜3ヶ月
むくみや硬縮が徐々に改善し、本来のウエストラインが分かりやすくなってきます。当院では体の脂肪吸引について、3ヶ月程度を硬縮やむくみが落ち着く一つの目安として経過を確認しています。
脂肪吸引は数週間から数ヶ月かけて腫れが減少し、最終的な輪郭が現れていく手術です。
腰の脂肪吸引後に必要なアフターケア
圧迫を指示通り行う
術後の圧迫は、腫れやむくみを管理し、皮膚と皮下組織が安定していく過程をサポートする目的で行います。
恵聖会クリニックでは、体の脂肪吸引後は手術当日〜2日目を包帯やガードルなどで固定し、3日目以降もガードルを使用するよう案内しています。
自己判断で極端に強く締め付けるのではなく、医師・スタッフから指示された方法で使用することが重要です。
マッサージは開始時期を守る
術後早期に強く揉むと、痛みや腫れを悪化させる原因になります。一方、適切な時期から行うマッサージは、硬縮からの回復を促すために利用されます。
恵聖会クリニックでは7日目以降の経過に合わせてマッサージを案内し、方法についてスタッフが説明しています。
飲酒・激しい運動は医師の許可が出るまで控える
飲酒は血流を促し、腫れや内出血を強める可能性があります。恵聖会クリニックでは少なくとも抜糸までは飲酒を控えるよう案内しています。
運動についても、術後早期から強度の高いトレーニングを再開するのではなく、経過を確認しながら戻すことが重要です。
腰の脂肪吸引にはどんなリスクがある?
脂肪吸引は美容目的の手術ですが、医療行為でありリスクがゼロになることはありません。日本形成外科学会でも、脂肪吸引の合併症として感染、血管塞栓症、内臓損傷、漿液腫、知覚異常などが挙げられています。
腫れ・むくみ・内出血
最も一般的な術後症状です。脂肪吸引による組織への刺激によって起こり、時間の経過とともに改善します。恵聖会クリニックでも腹部・腰の脂肪吸引のリスクとして、腫れ・浮腫・内出血などを明記しています。
血腫・漿液腫
血液が皮下にたまった状態を「血腫」、血液ではない体液がたまった状態を「漿液腫」といいます。小さいものは自然に吸収されますが、大きくたまった場合には穿刺などの処置が必要になることがあります。
凹凸・左右差
脂肪を均一に吸引できていない場合や、皮膚の収縮に差が生じた場合には、表面の凸凹や左右差が目立つことがあります。
2024年に29,368人を対象とした39研究のシステマティックレビュー・メタ解析では、脂肪吸引全体の合併症率は2.62%、最も多かった合併症は輪郭の不整で2.35%でした。なお、これは腰だけを対象とした数値ではなく、脂肪吸引全体をまとめた研究結果です。
感覚の鈍さ・しびれ
脂肪層を通るカニューレによって末梢神経が一時的に刺激されるため、触った感覚が鈍い、しびれると感じることがあります。多くは回復過程で改善しますが、長期間続く知覚異常が報告されることもあります。
感染
傷口から細菌が侵入すると感染症を起こす可能性があります。強い赤み、腫れの悪化、膿、高熱、痛みが増していくなどの症状がある場合は、通常のダウンタイムと考えて放置してはいけません。
血栓症・肺塞栓症
手術後に長時間動かない状態が続くと、脚の静脈に血栓が形成される深部静脈血栓症や、血栓が肺の血管に詰まる肺塞栓症が起こる可能性があります。
2024年のメタ解析では、脂肪吸引後の静脈血栓塞栓症は0.017%と報告されています。頻度は低いものの重篤化する可能性がある合併症です。
脂肪塞栓・内臓損傷
非常にまれですが、脂肪が血管に入り肺や脳の血管を塞ぐ脂肪塞栓や、カニューレが深部に入り過ぎることによる内臓損傷が報告されています。いずれも緊急の医療対応が必要となる重篤な合併症です。
腰の脂肪吸引と他の痩身治療を比較
| 項目 | 腰の脂肪吸引 | 脂肪溶解注射 | 痩身機器 |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 皮下脂肪を直接減らし体型を整える | 脂肪細胞への作用により部分痩せを目指す | 熱・冷却などで脂肪減少を目指す |
| 変化 | 大きな変化を出しやすい | 比較的穏やか | 比較的穏やか |
| 1回での効果 | 高い | 限定的 | 限定的 |
| ダウンタイム | 長い | 短い | 短い |
| 腫れ・内出血 | 起こる | 起こることがある | 比較的少ない |
| 手術 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 細かなデザイン | しやすい | 大きな変化には不向き | 大きな変化には不向き |
| 向いている人 | 腰の皮下脂肪をしっかり減らしたい方 | 手術を避けたい方 | ダウンタイムを抑えたい方 |
腰まわりのボリュームを一度の施術で大きく変えたい場合には脂肪吸引が適しています。
一方で、「少しだけ腰まわりを整えたい」「手術を受けたくない」「長いダウンタイムを取れない」という方では、注射や痩身機器が適していることもあります。
施術方法は効果の大きさだけでなく、脂肪量、皮膚のたるみ、希望する変化、許容できるダウンタイムを含めて決める必要があります。
腰の脂肪吸引のメリット・デメリット
メリット
- 腰まわりの皮下脂肪を直接減らせる
- ウエストの横幅を変えやすい
- 腹部と組み合わせることでくびれを作りやすい
- ダイエットでは落としにくい部分の体型形成ができる
- 脂肪細胞そのものを減らせる
- 1回でも大きな変化を目指せる
デメリット
- 腫れ・痛み・内出血などのダウンタイムがある
- 硬縮やしびれが数ヶ月残ることがある
- 凹凸や左右差が生じるリスクがある
- 傷跡が残る
- 麻酔や手術そのものにリスクがある
- 完成まで数ヶ月必要
- 皮膚のたるみが強いと脂肪を減らしても理想のラインにならないことがある
脂肪吸引では「取れるだけ取る」ことが正解ではありません。皮下脂肪を過剰に吸引すると皮膚の凹凸や不自然なくぼみにつながるため、取る脂肪と残す脂肪を見極める必要があります。
腰の脂肪吸引で後悔しないためのポイント
腰だけでなく腹部・背中とのバランスを見る
腰だけを細くしても、腹部や背中に脂肪が多く残っていると、かえって段差が目立つことがあります。脂肪吸引では一部分の吸引量ではなく、身体を正面・斜め・側面・背面から見たときの連続性が重要です。
恵聖会クリニックでは腹部全体+腰を組み合わせた脂肪吸引も行い、腹部から腰までのラインを一体として整える施術に対応しています。
皮膚のたるみを確認する
脂肪が多いからといって、すべて吸引すれば細く美しくなるわけではありません。皮膚の弾力が低下している方では、脂肪を減らした後に皮膚の余りが目立つ可能性があります。術前に脂肪量だけでなく皮膚の厚さや弾力まで確認する必要があります。
ダウンタイムまで含めて施術計画を立てる
腰の脂肪吸引は、手術日だけ確保すればよい治療ではありません。術後の圧迫、抜糸、硬縮へのケア、経過確認まで含めて施術計画を立てることが重要です。
恵聖会クリニックが腰の脂肪吸引で選ばれる理由とポリシー
脂肪吸引4,760件の症例実績
恵聖会クリニックでは、脂肪吸引4,760件の症例実績があります。
※2025年12月31日時点
顔、二の腕、腹部、腰、大腿など幅広い部位の脂肪吸引を行っており、脂肪量だけでなく皮膚の状態や全身のバランスを考えながら施術範囲を検討しています。
腰だけでなく全体のボディラインを考えてデザインする
腰の脂肪吸引で重要なのは、吸引量の多さではありません。ウエスト、腹部、背中、ヒップとのつながりを確認し、立った状態でどの部分を減らせば自然なラインになるかを考える必要があります。
当院では患者様お一人おひとりの脂肪の付き方や骨格を確認し、必要な施術をご提案します。
2000年開院・2026年で開院27年目
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で開院27年目を迎えます。開院から間もなく30年を迎える長い歴史の中で、多くの美容外科手術と術後経過を診てきました。
美容外科では手術そのものの技術だけでなく、「数週間後、数ヶ月後にどのような経過をたどるのか」を知っていることも重要です。長年蓄積してきた症例経験を、術前の判断からアフターフォローまで活かしています。
ご紹介で来院される患者様が多い
恵聖会クリニックには、毎月多くの患者様がご家族・ご友人からのご紹介で来院されています。「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」というポリシーのもと、施術結果だけでなく、診察時の説明や術後対応まで含めた医療を大切にしています。
アップセルを目的とした施術提案をしない
脂肪吸引を希望して来院されたからといって、必ず脂肪吸引を勧めるわけではありません。脂肪量が少ない方、皮膚のたるみが主な原因である方、希望する変化に対して脂肪吸引が適していない方には、別の選択肢をご提案します。
また、ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示することはありません。
「高度な美容医療を適正価格でご提供する」
というポリシーに基づき、必要な施術を分かりやすくご案内します。
無理・強引な勧誘を行わない
脂肪吸引はダウンタイムと手術リスクを伴います。そのため、メリットだけを説明して施術を急がせるのではなく、痛み・内出血・硬縮・凹凸・感染症などのリスクまで理解していただくことが重要です。
十分に納得いただいた上で施術を受けていただくことを大切にしています。
術後まで責任を持つアフターフォロー
脂肪吸引は、手術を受けた時点で治療が終了するわけではありません。恵聖会クリニックでは、体の脂肪吸引について3日目、7日目、1ヶ月目、3ヶ月目などに経過を確認する体制を設けています。術後の無料検診や、腫れ・むくみなどへのサポートも行っています。
ダウンタイム中に不安な症状があれば、予定された経過確認日を待つ必要はありません。気になる症状について随時ご相談いただけます。
大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携
恵聖会クリニックは「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。
美容外科だけに閉じた医療ではなく、形成外科領域との連携を大切にしながら、安全性と技術の向上に取り組んでいます。
腰の脂肪吸引についてよくある質問
Q1. 腰の脂肪吸引は何日休めばいいですか?
少なくとも数日間は無理な予定を入れないことをおすすめします。痛みや腫れの程度、仕事内容、吸引範囲によって必要な休みは異なります。身体を多く動かす仕事では、デスクワークより長く休みを確保したほうが安全です。
Q2. 腰の脂肪吸引後はいつからシャワーできますか?
恵聖会クリニックでは、体の脂肪吸引後は3日目からシャワー可能としています。傷口に防水テープを貼ったうえで行い、入浴は7日目の抜糸後が目安です。
Q3. 腰の脂肪吸引後の圧迫はいつまで必要ですか?
恵聖会クリニックでは、3日目に初期固定を外した後もガードルによる圧迫を行います。圧迫方法や期間は施術範囲によって調整するため、自己判断で中止せず医師・スタッフの指示に従ってください。
Q4. 腰の脂肪吸引後の硬い部分はいつ治りますか?
硬縮は1〜3ヶ月程度かけて徐々に改善していきます。当院では7日目頃から硬さが生じる経過を想定し、3ヶ月程度を目安に状態を確認しています。
Q5. 腰の脂肪吸引で内臓脂肪も取れますか?
取れません。脂肪吸引で除去するのは皮膚の下にある皮下脂肪です。腹腔内の臓器周辺に蓄積する内臓脂肪をカニューレで吸引する治療ではありません。
Q6. 腰の脂肪吸引をすれば体重も大きく減りますか?
大幅な体重減少を目的とする手術ではありません。脂肪吸引の目的は、体重を落とすことよりも部分的な皮下脂肪を減らしてボディラインを整えることです。
Q7. 腰の脂肪吸引後にまた太ることはありますか?
また太っても、脂肪はつきにくくなります。吸引した部位の脂肪細胞は減少し、残った脂肪細胞しか大きくならないためです。しかし、術後も体型を維持するには食事・運動による体重管理が重要です。
Q8. 腰の脂肪吸引後に凸凹したら失敗ですか?
術後早期の凸凹だけでは失敗とは判断できません。腫れやむくみ、硬縮によって一時的に表面が不均一に見えることがあります。ただし、十分な期間が経過しても明らかな凹凸が残る場合は医師の診察が必要です。
Q9. 腰の脂肪吸引後、すぐ受診したほうがよい症状はありますか?
息苦しさ、胸の痛み、高熱、急激に悪化する腫れや痛みなどがある場合は、速やかに医療機関へ連絡してください。脂肪吸引ではまれながら感染、血栓塞栓症、脂肪塞栓、内臓損傷などの重篤な合併症が報告されています。
まとめ|腰の脂肪吸引はダウンタイムとリスクまで理解して受けることが重要
腰の脂肪吸引は、ダイエットでは落としにくい腰まわりの皮下脂肪を直接減らし、くびれやウエストラインを整えられる手術です。
一方、術後には痛み・腫れ・むくみ・内出血・硬縮・しびれなどが生じ、完成までには数ヶ月の経過が必要です。感染、血腫、漿液腫、凹凸、血栓塞栓症などの合併症も理解しておかなければなりません。
後悔を防ぐために重要なのは、単純に「何cc脂肪を取れるか」でクリニックを選ぶことではありません。腹部・腰・背中・ヒップまで含めたボディデザイン、適切な吸引量、安全管理、そして術後3ヶ月程度まで続く経過を責任を持って診てもらえる体制まで確認することが重要です。
脂肪吸引について詳しく見る
監修医情報
- 医師名
- 田川 大地
- 略歴
-
2009年 長崎大学医学部卒業
卒業後、市民病院で初期研修を修了したのち、水の森美容クリニックに入職、美容外科医となり大阪院を開設。
8年以上院長として従事し、幅広い施術を習得、美容外科診療の実績を積む。
2020年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本美容外科学会(JSAS)
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