ドクター・スタッフコラム

ヒアルロン酸は体内に10年後も残る?吸収・持続期間・フィラー注入の仕組みを医師が解説

田中医師

執筆ドクター

田中医師

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ヒアルロン酸が体内に残る仕組みを医師が解説するイメージ

ヒアルロン酸注入は、基本的には体内で少しずつ分解・吸収される治療です。一般的な持続期間は6ヶ月〜2年程度ですが、注入部位・製剤の種類・注入量・体質によっては、10年後も一部が残るケースがあります。

ただし、「10年残る=効果が10年続く」という意味ではありません。見た目のボリューム感は徐々に弱まり、残っているヒアルロン酸がむくみ、しこり、違和感、ふくらみとして問題になるケースもあります。ヒアルロン酸注入は、持続期間だけでなく、適切な製剤選び・注入量・注入層の判断が重要です。

ヒアルロン酸注入とは?医学的な定義

ヒアルロン酸とは何か

ヒアルロン酸とは、もともと体内に存在する保水成分です。皮膚、関節、眼球などに含まれ、水分を保持する役割があります。

美容医療で使用するヒアルロン酸は、シワ、くぼみ、ボリューム不足、輪郭形成を目的に注入するフィラー製剤です。フィラーとは、皮膚や皮下組織に注入して形を整える充填剤を指します。

ヒアルロン酸注入で期待できる変化は以下です。

  • ほうれい線を浅く見せる
  • 目の下のくぼみを補う
  • 涙袋を作る
  • 唇にボリュームを出す
  • 顎や鼻筋のラインを整える
  • 頬やこめかみのへこみを補う
  • 加齢によるボリュームロスを改善する
  • Before写真
  • After写真

こめかみ:ヒアルロン酸注入 ジュビダームビスタ ボリューマXC、3本/3cc
¥138,000(税込¥151,800)※掲載当時の費用
【リスク・副作用】内出血、アレルギー反応 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

美容医療のヒアルロン酸は架橋ヒアルロン酸

体内にあるヒアルロン酸は分解が早く、そのまま注入しても長く形を保てません。そのため、美容医療で使用するヒアルロン酸製剤の多くは「架橋ヒアルロン酸」です。

架橋とは、ヒアルロン酸同士をつなぎ合わせ、分解されにくくする加工です。架橋によって、製剤の硬さ、弾力、持続期間、なじみ方が変わります。

ヒアルロン酸製剤は部位によって使い分けます。

  • 鼻・顎:形を支えやすい硬めの製剤
  • 涙袋・唇:なじみやすい柔らかめの製剤
  • ほうれい線:動きに対応しやすい製剤
  • 頬・こめかみ:ボリューム補正に向いた製剤
  • 目の下:凹凸や青白さが出にくい製剤

よくある誤解|ヒアルロン酸は完全にすぐ消える?

ヒアルロン酸は「半年で完全になくなる」と説明されることがありますが、これは正確ではありません。見た目の効果が弱くなる時期と、体内で完全に分解される時期は同じではありません。

実際には、以下のように分けて考えます。

  • 見た目の効果が続く期間
  • 触ったときの硬さが残る期間
  • 画像検査で確認できる残存期間
  • しこりやふくらみとして残る期間
  • ヒアルロニダーゼで溶解できる状態

つまり、「効果が切れた」と感じても、体内に少量のヒアルロン酸が残っていることがあります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 実際の相談では「ヒアルロン酸は半年で全部なくなると思っていた」という声が多くあります。診察で確認すると、過去の注入部位にふくらみや硬さが残っているケースがあります。当院では、いつ・どこに・どの製剤を入れたかを確認し、追加注入か溶解かを慎重に判断しています。

ヒアルロン酸は体内でどう吸収されるのか

ヒアルロン酸が分解される仕組み

ヒアルロン酸は、体内の酵素や代謝によって少しずつ分解されます。主に関係するのは「ヒアルロニダーゼ」という酵素です。

分解の流れは以下です。

  • 注入されたヒアルロン酸が組織内にとどまる
  • 周囲の水分を抱え込みボリュームを作る
  • 体内酵素や代謝により少しずつ分解される
  • 小さな分子になり吸収される
  • 見た目のボリュームが徐々に減る

ただし、架橋されたヒアルロン酸は分解に時間がかかります。製剤の硬さや架橋の強さが高いほど、長く残りやすい傾向があります。

ヒアルロン酸の持続期間は6ヶ月〜2年が目安

ヒアルロン酸注入の持続期間は、一般的に6ヶ月〜2年程度です。

部位別の目安は以下です。

  • 涙袋:3〜12ヶ月
  • 唇:6〜12ヶ月
  • ほうれい線:6〜18ヶ月
  • 目の下:1〜2年
  • 頬:1〜2年
  • 顎:1〜2年
  • 鼻筋:1〜2年
  • こめかみ:1〜2年

動きが多い部位は吸収が早く、動きが少ない深い層では長く残りやすくなります。唇や涙袋は表情や筋肉の動きの影響を受けやすいため、減りを感じやすい部位です。

10年後もヒアルロン酸が残るケース

ヒアルロン酸は基本的に吸収されますが、10年後も一部が残るケースがあります。

残りやすい条件は以下です。

  • 深い層に注入されている
  • 硬めの製剤を使用している
  • 同じ部位に繰り返し注入している
  • 注入量が多い
  • 代謝が遅い部位に入っている
  • 目の下や頬など動きが少ない部位
  • 組織の中でカプセル状に残っている
  • むくみと混ざってふくらみに見える

特に目の下、頬、こめかみ、鼻、顎では、長期的に残存を感じることがあります。10年後に残っていても、必ず問題になるわけではありません。しかし、違和感やふくらみがある場合は、診察で状態を確認する必要があります。

10年後も残るヒアルロン酸と効果の違い

10年後もヒアルロン酸が残ることと、美容効果が10年続くことは違います。

違いは以下です。

  • 美容効果:自然なボリュームやラインとして見える状態
  • 残存:体内に製剤の一部が残っている状態
  • 問題化:しこり、むくみ、凹凸、違和感として目立つ状態

ヒアルロン酸は時間とともに形が変わります。注入直後の美しい形が、そのまま10年維持されるわけではありません。

  • 田中医師

    田中医師

  • 長年診療してきた印象では、10年ほど前のヒアルロン酸注入について相談される方の多くは「残っているか」より「不自然なふくらみが気になる」という悩みです。特に目の下や頬では、少量の残存でもむくみと重なると目立ちます。追加する前に、残存の有無を確認することが大切です。

ヒアルロン酸が長く残りやすい部位

目の下

目の下は皮膚が薄く、少量のヒアルロン酸でも変化が出やすい部位です。長く残ると、以下のように見えることがあります。

  • 目の下がぷっくりする
  • 青白く透けて見える
  • クマが悪化したように見える
  • 涙袋の下が不自然にふくらむ
  • むくみやすくなる

目の下は注入量と注入層の判断が非常に重要です。入れすぎると、若返りではなく不自然なふくらみになります。

頬・こめかみ

頬やこめかみは、ボリュームロスの補正にヒアルロン酸を使用する部位です。深い層に注入するため、比較的長く残る傾向があります。

長く残ると、以下のような状態になることがあります。

  • 頬が重く見える
  • 顔が大きく見える
  • 笑ったときに不自然に盛り上がる
  • 左右差が目立つ
  • 追加注入で過剰なボリュームになる

鼻・顎

鼻や顎は、形を支えるために硬めのヒアルロン酸を使用することがあります。そのため、柔らかい製剤より長く残りやすい傾向があります。

ただし、鼻のヒアルロン酸は血管リスクがある部位です。自己判断で繰り返し注入すると危険です。

鼻や顎で注意すべき点は以下です。

  • 鼻筋が太く見える
  • 顎が長くなりすぎる
  • 横顔のバランスが崩れる
  • 触ると硬さがある
  • 血流障害のリスクがある

唇・涙袋

唇や涙袋は動きが多く、比較的吸収を感じやすい部位です。ただし、繰り返し注入すると、周囲に広がったように見えることがあります。

注意点は以下です。

  • 唇の輪郭がぼやける
  • 口元が重く見える
  • 涙袋が太く見える
  • 目元が腫れぼったく見える
  • 不自然な段差が出る
  • 田中医師

    田中医師

  • 実際の症例では「減ったから足したい」と希望されても、診察すると前回のヒアルロン酸がまだ残っているケースがあります。この状態で追加すると、仕上がりが不自然になります。当院では、残存量、皮膚の薄さ、むくみやすさを確認してから追加の可否を判断しています。

ヒアルロン酸注入後に起こり得る症状・リスク

注入直後に起こりやすい症状

ヒアルロン酸注入後は、以下の症状が出ます。

  • 腫れ
  • 赤み
  • 内出血
  • 痛み
  • つっぱり感
  • 触ったときの硬さ
  • 左右差
  • むくみ

多くは数日〜2週間で落ち着きます。唇や涙袋は腫れが出やすく、注入直後は完成形より大きく見えます。

ヒアルロン酸が体内で分解される流れを説明するイメージ

長期的に起こり得るリスク

ヒアルロン酸は比較的扱いやすいフィラーですが、長期的なリスクもあります。

主なリスクは以下です。

  • しこり
  • 凹凸
  • 左右差
  • 過剰注入
  • ふくらみの残存
  • ヒアルロン酸の移動
  • 遅発性の腫れ
  • 炎症
  • 感染
  • 青白く透けるチンダル現象
  • 血流障害

特に血流障害は重大な合併症です。注入したヒアルロン酸が血管に影響すると、皮膚の壊死や視力障害につながる危険があります。強い痛み、皮膚の色の変化、急な違和感がある場合は、早急な対応が必要です。

ヒアルロン酸が残りすぎたときの症状

体内にヒアルロン酸が長く残り、不自然に見えるときは以下の症状が出ます。

  • 目の下が膨らむ
  • 頬が重く見える
  • 顔がむくんで見える
  • 鼻筋が太くなる
  • 顎先が不自然に尖る
  • 唇の輪郭が広がる
  • 表情に違和感が出る
  • 触ると硬い部分がある

このような場合、追加注入ではなく、ヒアルロニダーゼによる溶解を検討します。

ヒアルロニダーゼで溶かせる

ヒアルロニダーゼとは、ヒアルロン酸を分解する薬剤です。ヒアルロン酸が入れすぎになった場合、左右差がある場合、しこりやふくらみがある場合に使用します。

ヒアルロニダーゼで対応しやすいケースは以下です。

  • 入れすぎ
  • ふくらみ
  • 凹凸
  • 左右差
  • 目の下の不自然な膨らみ
  • 鼻や顎の形の違和感
  • 唇や涙袋の広がり

ただし、製剤の種類、注入時期、注入層、残存状態によって溶け方は変わります。1回で十分なケースもあれば、複数回の処置が必要なケースもあります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 治療継続・中止の判断で重要なのは「まだ足してよい状態か」を見極めることです。ふくらみが残っている方に追加注入を続けると、不自然さが強くなります。当院では、必要に応じて一度溶解し、組織が落ち着いてから再注入を検討します。

ヒアルロン酸注入後のダウンタイムとアフターケア

ダウンタイムの目安

ヒアルロン酸注入のダウンタイムは比較的短い治療です。ただし、部位によって腫れや内出血の出やすさが違います。

目安は以下です。

  • 赤み:数時間〜数日
  • 腫れ:数日〜1週間
  • 内出血:1〜2週間
  • 痛み:数日
  • むくみ:数日〜2週間
  • なじむまで:2週間〜1ヶ月

唇、涙袋、目の下は腫れや内出血が目立ちやすい部位です。鼻や顎は腫れが比較的少ない一方で、血管リスクに注意が必要です。

注入後に避けること

ヒアルロン酸注入後は、製剤を安定させるために以下を避けます。

  • 注入部位を強く押す
  • 自己判断でマッサージする
  • 長時間の入浴
  • サウナ
  • 飲酒
  • 激しい運動
  • 顔を強くこする
  • 注入部位を下にして寝る
  • 当日の強いメイク刺激

特に注入直後の圧迫や摩擦は、ヒアルロン酸の位置ずれや腫れの原因になります。

すぐに相談すべき症状

以下の症状が出た場合は、すぐに医師へ相談してください。

  • 強い痛み
  • 皮膚が白くなる
  • 皮膚が紫色になる
  • 急な腫れ
  • 熱感
  • 視界の異常
  • 強いしびれ
  • 注入部位の強い違和感
  • 膿のような症状

ヒアルロン酸注入は手軽に見える治療ですが、医療行為です。異常を感じたときは早い確認が重要です。

ヒアルロン酸・ボトックス・脂肪注入の比較

項目 ヒアルロン酸注入 ボトックス注射 脂肪注入
目的 ボリューム補正・輪郭形成 筋肉の動きを弱める 自分の脂肪でボリューム補正
主な適応 ほうれい線、涙袋、唇、鼻、顎、頬 表情ジワ、エラ、肩、脇汗 顔のくぼみ、豊胸、額、頬
効果の出方 注入直後から変化が分かる 数日〜2週間で変化 定着後に安定
持続期間 6ヶ月〜2年程度 3〜6ヶ月程度 定着した脂肪は長期的
体内での変化 少しずつ分解・吸収 薬剤作用が弱まる 一部吸収され残りが定着
修正のしやすさ ヒアルロニダーゼで溶解可能 時間経過で弱まる 修正は難易度が高い
ダウンタイム 短め 短め 長め
向いている人 手軽に形を整えたい人 筋肉由来の悩みがある人 長期的なボリュームを希望する人
注意点 入れすぎ・血流障害・しこり 効きすぎ・左右差 しこり・定着差・脂肪採取が必要
ボトックス注射について詳しく見る 脂肪注入について詳しく見る

ヒアルロン酸注入のメリット

ヒアルロン酸注入の主なメリット

ヒアルロン酸注入のメリットは以下です。

  • 注入直後から変化が分かりやすい
  • メスを使わない
  • ダウンタイムが比較的短い
  • 部位ごとに細かく調整できる
  • 鼻筋、顎、涙袋、唇など幅広い部位に対応できる
  • ヒアルロニダーゼで溶解できる
  • 加齢によるボリュームロスを補える
  • 相談しながら段階的に調整しやすい

ヒアルロン酸注入は、顔全体のバランスを見ながら少量ずつ整えられる治療です。

ヒアルロン酸注入が向いている人

ヒアルロン酸注入が向いているのは以下の人です。

  • ほうれい線を浅くしたい
  • 涙袋を自然に作りたい
  • 唇にボリュームを出したい
  • 鼻筋を整えたい
  • 顎を出して横顔を整えたい
  • 頬やこめかみのへこみが気になる
  • 手術には抵抗がある
  • ダウンタイムを短くしたい
  • 変化を確認しながら調整したい

ヒアルロン酸注入のデメリット

ヒアルロン酸注入の主なデメリット

ヒアルロン酸注入のデメリットは以下です。

  • 永久ではない
  • 定期的な追加が必要
  • 入れすぎると不自然になる
  • しこりや凹凸が出ることがある
  • むくみやすく見えることがある
  • 部位によって血流障害のリスクがある
  • 製剤選びを誤ると仕上がりに影響する
  • 長期残存が問題になるケースがある

ヒアルロン酸は「なくなるから安全」と単純に考える治療ではありません。残るケース、移動するケース、溶解が必要になるケースがあります。

入れ続けると不自然になる理由

ヒアルロン酸を定期的に追加し続けると、過剰なボリュームになることがあります。

不自然に見える原因は以下です。

  • 前回分が残っている状態で追加している
  • 必要量より多く入れている
  • 顔全体ではなく一部だけを増やしている
  • 柔らかい部位に硬い製剤を入れている
  • 注入層が浅すぎる
  • むくみと残存が重なっている

自然な仕上がりには、「足す」だけでなく「足さない判断」も必要です。

  • 田中医師

    田中医師

  • 体感的には、ヒアルロン酸を長く続けている方ほど「減ったから追加」と考えやすい傾向があります。しかし診察では、加齢によるたるみ、脂肪の下垂、骨格の変化が原因のこともあります。その場合、ヒアルロン酸だけで解決しようとせず、別の治療を検討する方が自然です。

恵聖会クリニックのヒアルロン酸注入が選ばれる理由

ヒアルロン酸注入後に起こり得る症状とリスクを説明する医師のイメージ

部位ごとに適した製剤を選び、自然な仕上がりを重視

当院では、注入部位に合わせてヒアルロン酸製剤を選択します。涙袋、唇、鼻、顎、目の下、ほうれい線では、必要な硬さやなじみ方が異なります。

同じヒアルロン酸でも、部位に合わない製剤を使うと不自然な仕上がりになることがあります。当院では、見た目の変化だけでなく、触感、表情を動かしたときのなじみ方、長期的な残り方まで考えて製剤を選びます。

入れすぎない自然なデザインを大切にしている

ヒアルロン酸注入は、入れる量が多いほど良い治療ではありません。必要な部位に必要量だけ注入することで、顔全体になじむ自然な仕上がりに近づきます。

当院では以下を確認し、患者様お一人おひとりに合った注入量・注入部位・注入層を検討します。

  • 顔全体のバランス
  • 骨格
  • 皮膚の薄さ
  • むくみやすさ
  • 過去の注入歴
  • 目的に合う製剤
  • 注入量
  • 注入層
  • 将来的な変化

残っているヒアルロン酸を確認して治療方針を決める

過去にヒアルロン酸注入を受けたことがある方では、前回の製剤が残っていることがあります。その状態で追加注入を行うと、ふくらみや不自然さが強くなる可能性があります。

当院では、必要に応じて以下を検討します。

  • 追加注入
  • 経過を見る
  • ヒアルロニダーゼで溶解
  • 別の部位への少量注入
  • ボトックスとの併用
  • 手術治療との比較
  • たるみ治療の検討

「足すべきか、溶かすべきか」を判断することが、自然な仕上がりにつながります。

医師がリスク部位を理解して注入する

ヒアルロン酸注入では、血管や神経の走行を理解した医師の判断が重要です。鼻、眉間、目の下、ほうれい線、額は特に注意が必要な部位です。

当院では、部位ごとの解剖学的リスクを踏まえ、注入量・注入層・注入方法を調整します。手軽さだけでなく、安全性を重視して治療を行います。

開院から間もなく30年を迎える美容医療の実績

当院は2000年に開院し、2026年時点で開院27年を迎えます。長い歴史の中で、幅広い美容外科・美容皮膚科の施術を行い、多くの患者様のお悩みに向き合ってきました。

ヒアルロン酸注入においても、単にシワやくぼみに注入するだけではなく、顔全体のバランス、加齢による変化、過去の施術歴、将来的な変化まで考えたご提案を大切にしています。

ご紹介で来られる患者様が多い

当院には、毎月多くの患者様がご紹介で来られています。これは「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」という当院の姿勢が、ご紹介という形につながっているものと考えています。

ヒアルロン酸注入は、仕上がりの自然さや安心感が周囲からの印象にも関わる治療です。だからこそ、患者様ご本人のご希望だけでなく、顔立ちに合う変化かどうかを丁寧に確認します。

患者様お一人おひとりに合った施術をご提案

同じヒアルロン酸注入でも、必要な治療は患者様によって異なります。ほうれい線を浅くしたい方、涙袋を自然に作りたい方、鼻筋や顎のラインを整えたい方、過去の注入によるふくらみを改善したい方では、治療方針が変わります。

当院では、常に患者様のお悩みに寄り添い、その方の状態に合った施術方法をご提案します。ヒアルロン酸だけで解決しにくい場合は、ボトックス、たるみ治療、手術治療なども含めて比較し、無理のない方法を検討します。

アップセルをしない適正価格の方針

当院では、ホームページに記載のない高額な施術料金を提示することはありません。「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という当院のポリシーを大切にしています。

ヒアルロン酸注入でも、必要以上の量をすすめるのではなく、目的や部位に合わせて必要量を判断します。自然な仕上がりを目指すうえでも、過剰な注入を避けることは重要です。

無理・強引な勧誘をしない

美容医療は、患者様ご自身が納得したうえで受けることが大切です。当院では、無理な勧誘や強引な案内は行いません。

ヒアルロン酸注入のメリットだけでなく、吸収、長期残存、しこり、凹凸、血流障害などのリスクについても説明し、十分にご理解いただいたうえで施術に進みます。

施術後のアフターフォローを重視

施術は受けたら終わりではありません。ヒアルロン酸注入後は、腫れ、内出血、むくみ、左右差、なじむまでの経過などに不安を感じる方もいます。

当院では、施術後の経過確認や気になる症状への対応を大切にしています。違和感がある場合や、残存・ふくらみが気になる場合も、状態に応じて診察し、必要に応じてヒアルロニダーゼによる溶解などを検討します。

大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携

当院は、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指している美容外科・美容整形クリニックです。

美容医療においても、見た目の美しさだけでなく、解剖学的な理解や安全性を重視した医療の提供を大切にしています。

よくある質問

Q1. ヒアルロン酸は10年後も体内に残りますか?

残るケースがあります。特に目の下、頬、こめかみ、鼻、顎などでは、10年後も一部が残ることがあります。ただし、見た目の効果が10年続くという意味ではありません。

Q2. ヒアルロン酸は何年で吸収されますか?

一般的な持続期間は6ヶ月〜2年程度です。製剤の種類、注入部位、注入量、体質によって吸収の早さは変わります。

Q3. ヒアルロン酸が残っているか自分で分かりますか?

見た目や触感で分かることがあります。ふくらみ、硬さ、左右差、むくみ、青白さがある場合は、残存している可能性があります。正確な判断は医師の診察が必要です。

Q4. ヒアルロン酸を入れ続けるとどうなりますか?

前回分が残ったまま追加すると、顔が大きく見える、むくんで見える、しこりができる、不自然なふくらみが出ることがあります。毎回追加する前に残存の確認が必要です。

Q5. ヒアルロン酸は完全に消えますか?

多くは時間とともに分解・吸収されます。ただし、一部が長期間残るケースがあります。「完全に必ず消える」とは断定できません。

Q6. ヒアルロン酸が残りやすい部位はどこですか?

目の下、頬、こめかみ、鼻、顎は比較的残りやすい部位です。動きが少ない深い層に入ったヒアルロン酸は長く残る傾向があります。

Q7. ヒアルロン酸を溶かすことはできますか?

ヒアルロニダーゼで溶解できます。入れすぎ、しこり、凹凸、左右差、不自然なふくらみに対して使用します。製剤や注入状態により、複数回必要になることがあります。

Q8. ヒアルロン酸注入のダウンタイムはどのくらいですか?

赤みや腫れは数日、内出血は1〜2週間が目安です。なじむまでには2週間〜1ヶ月程度かかります。

Q9. ヒアルロン酸注入後にマッサージしてもいいですか?

自己判断でのマッサージは避けてください。注入部位を強く押すと、位置ずれや腫れの原因になります。気になる場合は医師に相談してください。

Q10. ヒアルロン酸とボトックスは何が違いますか?

ヒアルロン酸はボリュームを補う治療です。ボトックスは筋肉の動きを弱める治療です。ほうれい線や涙袋にはヒアルロン酸、表情ジワやエラにはボトックスが選ばれます。

まとめ|ヒアルロン酸は吸収されるが、10年後も一部残るケースがある

ヒアルロン酸注入は、基本的には体内で少しずつ分解・吸収される治療です。一般的な持続期間は6ヶ月〜2年程度ですが、製剤の種類、注入部位、注入量、体質によっては10年後も一部が残るケースがあります。

重要なポイントは以下です。

  • ヒアルロン酸は基本的に吸収される
  • 持続期間の目安は6ヶ月〜2年程度
  • 10年後も一部が残るケースがある
  • 残存と美容効果の持続は同じではない
  • 前回分が残ったまま追加すると不自然になりやすい
  • 目の下、頬、鼻、顎は長く残りやすい
  • 入れすぎや凹凸はヒアルロニダーゼで溶解を検討する
  • 自然な仕上がりには製剤選び、注入量、注入層の判断が重要
  • “田中医師"/

    田中医師

  • 当院では、過去の注入歴、残存の有無、顔全体のバランス、部位ごとのリスクを確認したうえで、ヒアルロン酸注入を行います。単に「足す」治療ではなく、必要な部位に必要量を注入し、場合によっては溶解や別治療も含めて提案します。

ヒアルロン酸を長く自然に保つためには、持続期間だけで判断せず、体内に残る可能性、吸収の個人差、将来的な変化まで理解して治療を選ぶことが大切です。

監修医情報

田中 宏樹医師
医師名
田中 宏樹
略歴
2011年 徳島市立高校 理数科 卒業
2018年 徳島大学医学部 卒業
2018年 大阪警察病院 臨床研修医
2020年 大阪大学 形成外科入局
2020年 新潟大学医歯学総合病院 形成外科・美容外科
2021年 大阪母子医療センター 形成外科
2023年 箕面市立病院 形成外科
2026年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAS)
日本美容外科医師会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
資格
日本専門医機構認定 形成外科専門医
乳房増大用エキスパンダー/インプラント実施医師
乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
ボトックスビスタ認定医
ジュビダームビスタ認定医
日本化粧品検定2級/1級
日本化粧品検定特級/コスメコンシェルジュ
メイクカラーコンシェルジュ
コスメライター
田中医師プロフィール

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