ドクター・スタッフコラム
顔の脂肪吸引の費用相場は?日本の料金・部位別の目安・追加費用を医師が解説
顔の脂肪吸引の費用相場は、日本では20万〜50万円前後です。頬・あご下・ジョールファットなど吸引する範囲、麻酔の種類、施術方法によって総額は変わります。
料金だけで選ばず、顔立ち・脂肪の付き方・皮膚のたるみを診断したうえで、必要な部位だけを適切に吸引することが重要です。
顔の脂肪吸引の費用相場|日本では20万〜50万円前後
顔の脂肪吸引は、顔や首に付いた皮下脂肪をカニューレ(脂肪を吸引する細い管)で除去し、フェイスラインを整える美容外科手術です。
日本における料金の目安は、以下のとおりです。
| 吸引部位 | 費用相場の目安 | 主な悩み |
|---|---|---|
| 頬 | 15万〜30万円前後 | 顔の丸み、頬のボリューム |
| あご下 | 15万〜30万円前後 | 二重あご、首との境目の不明瞭さ |
| ジョールファット | 15万〜30万円前後 | 口角横のもたつき、下顔面の重さ |
| 頬+あご下 | 25万〜45万円前後 | 顔全体の脂肪、輪郭のぼやけ |
| 頬+あご下+ジョールファット | 35万〜50万円前後 | フェイスライン全体の脂肪 |
表示料金には、以下の費用が別途必要となることがあります。
- 麻酔代
- 血液検査代
- 術後の薬代
- フェイスバンドなどの圧迫用品代
- 再診料
- 必要時の処置費用
顔の脂肪吸引を検討する際は、施術料金だけでなく、麻酔・検査・術後ケアを含めた総額を事前に確認することが大切です。
恵聖会クリニックの料金はこちら顔の脂肪吸引とは?医学的な定義とよくある誤解
顔の脂肪吸引は皮下脂肪を物理的に除去する手術
顔の脂肪吸引とは、皮膚の下にある皮下脂肪をカニューレで吸引し、頬やあご下の厚みを減らす手術です。耳の付け根やあご下など目立ちにくい位置に数mm程度の切開を加え、脂肪層へカニューレを挿入します。
脂肪細胞そのものを減らすため、体重変動があっても吸引部位に脂肪が再び付きにくい点が特徴です。
ただし、顔の脂肪吸引は「顔を小さくする万能治療」ではありません。改善できるのは主に皮下脂肪によるボリュームであり、骨格・筋肉・皮膚のたるみ・むくみが主な原因の場合は、別の治療を検討します。
ホホとアゴの脂肪吸引
¥200,000(税込¥220,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
顔が大きく見える原因は脂肪だけではない
顔が大きく見える主な原因は、以下の4つです。
- 頬やあご下の皮下脂肪
- エラの筋肉である咬筋の発達
- 骨格やあごの形
- 加齢による皮膚・脂肪組織の下垂
脂肪吸引が適しているのは、つまめる脂肪があり、フェイスラインの厚みや二重あごが気になるケースです。一方、エラ張りが主な原因ならエラボトックス、皮膚のたるみが目立つ場合は糸リフトやたるみ治療を組み合わせたほうが、悩みの改善につながります。
顔の脂肪吸引でフェイスラインが変わる仕組み
皮下脂肪を減らすことで輪郭の厚みを抑える
顔の皮下脂肪が多いと、頬からあご下にかけての輪郭が丸く見えやすくなります。特に、あご下に脂肪が蓄積すると、首とフェイスラインの境目が不明瞭になり、二重あごが目立ちます。
脂肪吸引では、顔の皮下脂肪層から必要な量を吸引します。脂肪の厚みが減ることで、以下の変化が期待できます。
- あご下のもたつきが減る
- フェイスラインが見えやすくなる
- 横顔のあご下がすっきり見える
- 下顔面の重さが軽減される
- 写真で顔が丸く見えにくくなる
ただし、脂肪を多く吸引すればよいわけではありません。顔の脂肪は、若々しい印象や皮膚のなめらかさを支える役割もあります。過度な吸引は、こけ感・左右差・皮膚の凹凸につながるため、部位ごとに吸引量を調整する必要があります。
ジョールファットは口角横のもたつきに関係する脂肪
ジョールファットは、口角の横からフェイスラインにかけて存在する脂肪です。この脂肪が多い、または下垂すると、口元が重く見えたり、マリオネットライン周辺がもたついたりする原因になります。
ジョールファットの除去は、下顔面のボリュームが気になる方に適した治療です。ただし、加齢によるたるみが強い方では、ジョールファットのみを減らすと皮膚の余りが目立つことがあります。皮膚の弾力やたるみの程度を確認したうえで、施術範囲を決めます。
顔の脂肪吸引のダウンタイム|腫れ・内出血・完成までの経過
ダウンタイムの目安は1〜3ヶ月、完成は3〜6ヶ月
顔の脂肪吸引後は、腫れ・内出血・むくみ・痛み・硬縮が起こります。硬縮とは、吸引した部位が一時的に硬くなったり、つっぱったように感じたりする状態です。
一般的な経過の目安は以下のとおりです。
| 時期 | 主な症状・経過 |
|---|---|
| 術後当日〜3日 | 腫れ、痛み、圧迫感、むくみが強く出やすい時期 |
| 術後1週間 | 大きな腫れが落ち着き始める。内出血は黄色味に変化する |
| 術後2週間〜1ヶ月 | むくみや硬縮が残る。輪郭の変化を少しずつ実感し始める |
| 術後1〜3ヶ月 | 硬縮が徐々に改善し、フェイスラインがなじんでくる |
| 術後3〜6ヶ月 | 組織が安定し、仕上がりを判断しやすい時期 |
腫れの程度には個人差がありますが、仕事や学校など人前に出る予定がある場合は、少なくとも1〜2週間程度の余裕を見ておくと安心です。
顔の脂肪吸引後に必要なアフターケア
術後の経過を安定させるため、医師の指示に沿って以下を行います。
- 指定された期間、フェイスバンドで圧迫する
- 処方薬を用法・用量どおりに使用する
- 飲酒、喫煙、激しい運動、長時間の入浴を控える
- 腫れが強い時期は患部を冷やしすぎない
- 指示された時期から、必要に応じてやさしくケアを行う
- 異常な痛み、急な腫れ、強い赤みがあれば早めに相談する
自己判断で強いマッサージを行うと、腫れや痛みを悪化させるおそれがあります。術後のケア方法は状態によって異なるため、必ず施術を担当した医師の指示を優先してください。
顔の脂肪吸引のリスクと起こり得る症状
腫れや内出血以外に注意したいリスク
顔の脂肪吸引には、一般的な手術と同様に一定のリスクがあります。
- 腫れ、内出血、痛み、むくみ
- 吸引部位の硬さ、つっぱり感、感覚の鈍さ
- 左右差
- 皮膚の凹凸
- 取り残し、または過度な吸引
- 感染
- 血腫
- 傷跡
- 皮膚のたるみが目立つ
特に注意したいのは、脂肪を取りすぎることで生じるこけ感です。頬の脂肪を過剰に減らすと、年齢とともに皮膚や脂肪が下垂した際、やつれたような印象につながることがあります。
皮膚のたるみが強い場合は脂肪吸引だけで解決しない
脂肪が多くても、皮膚の弾力が低下している場合は、脂肪吸引後に皮膚の余りが目立つことがあります。たるみが主な悩みである場合、脂肪吸引単独では十分な改善を得にくいことがあります。
そのため、診察では以下を確認します。
- 皮膚の弾力
- 頬・あご下の脂肪量
- たるみの位置と程度
- 骨格とあごの形
- 年齢変化による脂肪の下垂
- エラの筋肉の発達
顔の脂肪吸引と他治療の違い|脂肪溶解注射・糸リフトを比較
顔の悩みに合わせて治療を選ぶことが重要
顔をすっきり見せる治療には、脂肪吸引以外にも脂肪溶解注射、糸リフトがあります。それぞれ改善できる原因が異なります。
| 項目 | 顔の脂肪吸引 | 脂肪溶解注射 | 糸リフト |
|---|---|---|---|
| 主な対象 | 頬・あご下の皮下脂肪 | 少量の皮下脂肪 | 皮膚・脂肪組織のたるみ |
| 効果の出方 | 脂肪細胞を物理的に減らす | 脂肪細胞へ作用し徐々に変化 | 組織を引き上げて輪郭を整える |
| 効果実感の時期 | 腫れが落ち着く術後1〜3ヶ月頃から | 数週間〜数ヶ月かけて | 施術直後から変化を確認しやすい |
| 持続性 | 脂肪細胞が減るため長期的 | 施術内容・生活習慣に左右される | 糸の種類や加齢変化に左右される |
| ダウンタイム | 腫れ・内出血・硬縮がある | 腫れ、痛み、内出血がある | 腫れ、痛み、ひきつれ感がある |
| 向いている人 | 明確な脂肪量がある人 | 手術を避けたい人、少量から始めたい人 | たるみや下垂が気になる人 |
エラの張りが筋肉によるものであれば、エラボトックスが選択肢になります。脂肪・筋肉・たるみは併存することも多いため、単一の治療にこだわらず、原因に合わせて治療を組み立てることが重要です。
顔の脂肪吸引のメリット・デメリット
顔の脂肪吸引のメリット
- 脂肪細胞を直接減らせる
- 二重あごや頬のボリュームを改善しやすい
- フェイスラインを明瞭にしやすい
- 体重変動があっても、吸引部位に脂肪が付きにくい
- 脂肪溶解注射より変化を得やすいケースがある
- 横顔や写真での輪郭を整えやすい
顔の脂肪吸引のデメリット
- 腫れ、内出血、むくみ、硬縮などのダウンタイムがある
- 完成まで3〜6ヶ月程度かかる
- 皮膚のたるみが強い場合は単独治療では不十分なことがある
- 過度な吸引はこけ感や凹凸の原因になる
- 麻酔や手術に伴うリスクがある
- 料金は脂肪溶解注射より高くなりやすい
恵聖会クリニックが顔の脂肪吸引で選ばれる理由とポリシー
脂肪量だけでなく骨格・筋肉・たるみまで確認する
当院では、顔が大きく見える原因を脂肪だけと決めつけません。頬・あご下・ジョールファットの脂肪量に加え、骨格、咬筋、皮膚の弾力、脂肪の下垂を確認し、脂肪吸引が本当に適しているかを慎重に見極めます。
脂肪吸引4,760件の症例実績
当院では、脂肪吸引の症例実績は4,760件です。顔の脂肪吸引だけでなく、体の脂肪吸引や他の美容外科手術も幅広く行っており、豊富な症例経験をもとに施術方法を検討しています。
※2025年12月31日現在
脂肪の付き方や皮膚の厚み、たるみの程度は患者様ごとに異なります。多くの症例を経験しているからこそ、脂肪を取るべき部位と残すべき部位を見極め、自然なフェイスラインを目指したご提案が可能です。
開院から間もなく30年を迎える歴史
当院は2000年の開院以来、2026年時点で開院27年を迎えます。長い歴史の中で積み重ねてきた経験、技術、症例数は、当院の大きな強みです。
美容医療は、流行や新しい治療法だけで判断するのではなく、長期的な経過を見据えた診断と施術設計が重要です。当院では、これまでの経験を活かし、患者様にとって必要な治療を適切にご提案することを大切にしています。
ご紹介で来院される患者様が多い
当院には、毎月多くの方がご紹介で来院されています。ご家族やご友人からの紹介は、施術結果だけでなく、診察時の説明、料金のわかりやすさ、術後の対応まで含めた信頼の積み重ねによるものだと考えています。
「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」というポリシーが、ご紹介という形につながっていることは、当院にとって大きな励みです。
患者様お一人おひとりに合った施術をご提案する
顔の脂肪吸引が適している方もいれば、脂肪溶解注射、糸リフト、エラボトックス、たるみ治療を組み合わせたほうがよい方もいます。当院では、患者様のお悩みに寄り添い、原因に合った施術方法をご提案します。
脂肪吸引が適していない場合に、無理に施術を勧めることはありません。顔立ち、脂肪量、皮膚の状態、理想の仕上がりを確認し、必要な治療を一緒に検討していきます。
ホームページに記載のない高額施術料金を提示しない
当院では、ホームページに記載のない高額な施術料金を提示することはありません。「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という当院のポリシーに基づき、料金のわかりやすさを大切にしています。
顔の脂肪吸引では、施術料金のほかに麻酔代、検査代、薬代、圧迫用品代などが必要になる場合があります。施術前に総額を確認し、納得いただいたうえで治療を受けていただけるよう努めています。
無理・強引な勧誘をしない
美容医療は、患者様ご自身が納得したうえで受けることが大切です。当院では、無理な勧誘や強引な施術の案内は行いません。
顔の脂肪吸引にはダウンタイムやリスクもあるため、メリットだけでなく、腫れ、内出血、硬縮、左右差、こけ感などの注意点も事前に説明します。十分に理解し、納得いただいたうえで施術に臨んでいただくことを重視しています。
徹底したアフターフォロー
施術は受けたら終わりではありません。顔の脂肪吸引後は、腫れやむくみ、硬縮などの経過があり、完成までに3〜6ヶ月程度かかることがあります。経過中に不安を感じる方も少なくありません。
大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携
当院は、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指している美容外科・美容整形クリニックです。
美容外科では、見た目の美しさだけでなく、解剖学的な理解や安全性への配慮が欠かせません。形成外科領域との連携を通じて、より安全で質の高い美容医療の提供を目指しています。
顔の脂肪吸引の費用に関するFAQ
Q1. 顔の脂肪吸引の費用相場はいくらですか?
顔の脂肪吸引の費用相場は、20万〜50万円前後です。頬・あご下・ジョールファットなど、吸引する部位数が増えるほど総額は高くなります。
Q2. 顔の脂肪吸引は頬とあご下のどちらをするべきですか?
頬の丸みが主な悩みなら頬、二重あごや輪郭のぼやけが主な悩みならあご下が対象です。両方に脂肪がある場合は、同時に治療したほうが輪郭のつながりが自然になることがあります。
Q3. 顔の脂肪吸引は一度受ければ永久ですか?
吸引した脂肪細胞は減るため、同じ部位に脂肪が付きにくくなります。ただし、残った脂肪細胞は大きくなるため、大幅な体重増加があれば顔に脂肪が付くことはあります。
Q4. 顔の脂肪吸引は何日休めばよいですか?
大きな腫れは術後1週間程度で落ち着き始めます。人前に出る予定がある場合は、内出血やむくみを考慮して1〜2週間程度の余裕を確保することが目安です。
Q5. 顔の脂肪吸引は痛いですか?
施術中は麻酔を使用するため、強い痛みを感じにくい手術です。術後は痛みや圧迫感が出ますが、処方薬で対応できる範囲であることが一般的です。
Q6. 顔の脂肪吸引で皮膚はたるみますか?
皮膚の弾力が低い方や、脂肪を過度に吸引した場合はたるみが目立つことがあります。術前に皮膚の状態を確認し、必要に応じてたるみ治療を組み合わせます。
Q7. 顔の脂肪吸引と脂肪溶解注射はどちらがよいですか?
明らかな脂肪量があり、長期的な変化を求める場合は脂肪吸引が適しています。少量の脂肪から改善したい方、手術を避けたい方には脂肪溶解注射が選択肢です。
Q8. 顔の脂肪吸引で失敗しないために大切なことは何ですか?
料金だけで判断せず、脂肪・骨格・筋肉・たるみを診断したうえで、吸引部位と吸引量を適切に決めることです。特に頬は取りすぎるとこけ感につながるため、慎重なデザインが必要です。
まとめ|顔の脂肪吸引の費用相場と後悔しないための選び方
顔の脂肪吸引の費用相場は、日本では20万〜50万円前後です。頬・あご下・ジョールファットなど、施術範囲と麻酔・検査・術後ケアの有無によって総額は変わります。
顔の脂肪吸引で後悔しないためには、以下を重視してください。
- 表示料金ではなく総額を確認する
- 脂肪が悩みの主因か診断する
- 頬・あご下・首のつながりを考えて施術範囲を決める
- 脂肪を取りすぎない設計を重視する
- ダウンタイムは1〜3ヶ月、完成は3〜6ヶ月を目安にする
- 術後の経過や不安を相談できる医療機関を選ぶ
脂肪吸引について詳しく見る
監修医情報
- 医師名
- 上尾 弘美
- 略歴
-
2016年 愛媛大学医学部卒業
卒業後、大学病院、関連市民病院にて小児科医として従事
2023年 某美容外科クリニック勤務を経て、恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
- 資格
- 小児科専門医
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