ドクター・スタッフコラム
ブルドッグ顔は切らずに改善できる?糸リフト・高周波治療・フェイスリフトの効果と限界を医師が解説
「口元の横にお肉がたまってきた」「フェイスラインが四角くなった」「以前より老けた印象になった」と感じていませんか。
頬の下部が垂れ下がり、口角の横からあごにかけて膨らみが目立つ状態は、一般的に「ブルドッグ顔」と呼ばれています。
ブルドッグ顔は、たるみの程度によっては切らずに改善を目指せます。軽度から中等度のたるみには、糸リフトや高周波(RF)治療、HIFU(ハイフ)などが選択肢になります。一方、皮膚の余りが多い場合や、頬の組織が大きく下がっている場合は、切らない治療だけでは十分な改善が得られず、フェイスリフト手術が適することがあります。
重要なのは、ブルドッグ顔の原因が「皮膚のゆるみ」「脂肪の下垂」「顔のボリューム変化」のどこにあるのかを見極めることです。
この記事では、ブルドッグ顔の原因と進行の仕組み、切らずに改善する方法、糸リフト・高周波治療・フェイスリフトの違いについて詳しく解説します。ダウンタイムやリスク、治療を選ぶ際のポイントも紹介します。
ブルドッグ顔とは?口元やフェイスラインがたるむ状態
ブルドッグ顔とは、頬の下部にある皮膚や脂肪などの組織が下がり、口角の横からフェイスラインにかけて膨らみが目立つ状態を指す俗称です。
医学的な病名ではなく、加齢による顔のたるみを表現する言葉として使われています。
ブルドッグ顔の主な特徴
ブルドッグ顔では、次のような変化が見られます。
- 口角の横から下に向かって膨らみができる
- フェイスラインの輪郭がぼやける
- 頬の下部に脂肪がたまったように見える
- マリオネットラインが目立つ
- あごの横に左右のたるみが生じる
- 正面から見ると顔の下半分が四角く見える
特に特徴的なのが、下顎の輪郭から頬の組織が垂れ下がって見える「ジョール(jowl)」と呼ばれる状態です。
ジョールが目立つと、あごから耳にかけての滑らかなフェイスラインが失われ、口元に重さのある印象が生じます。
ブルドッグ顔とマリオネットラインの違い
ブルドッグ顔とマリオネットラインは関連していますが、同じものではありません。
マリオネットラインは、口角からあご方向に伸びる溝や影を指します。一方、ブルドッグ顔は頬の下垂によってフェイスラインが崩れた状態を表します。
頬の組織が下がると、口角周囲の境界が強調され、マリオネットラインも深く見えることがあります。
そのため、線状の溝だけを改善したいのか、頬の下垂そのものを改善したいのかによって、適した治療は異なります。
ブルドッグ顔になる原因は?加齢によるたるみのメカニズム
ブルドッグ顔は、単に頬の脂肪が増えることで生じるわけではありません。
皮膚、皮下脂肪、支持靭帯、筋膜、骨格など、顔を構成する複数の組織の変化が関係しています。
皮膚のコラーゲン・エラスチンの減少
皮膚の真皮には、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが存在します。
加齢や紫外線の影響でこれらの構造が変化すると、皮膚が伸びた状態から元に戻る力が低下します。その結果、頬の皮膚が重力の影響を受けやすくなり、フェイスラインのゆるみにつながります。
頬の脂肪が下垂する
顔の脂肪は、複数の区画に分かれて存在しています。
加齢とともに脂肪の位置や量が変化し、頬の下部にボリュームが集中すると、口角横の膨らみが目立つようになります。
この状態では、脂肪の量だけでなく、脂肪がどの位置に存在するかが見た目を左右します。脂肪が多く見えるからといって、脂肪を減らす治療が必ず適しているわけではありません。
支持靭帯やSMASの変化
顔には、皮膚や脂肪などの組織を支える支持靭帯があります。
また、皮下にはSMAS(表在性筋膜系)と呼ばれる筋膜組織が存在し、顔の軟部組織の支持に関係しています。
加齢に伴うこれらの構造の変化によって、頬の組織が下方へ移動しやすくなります。皮膚の表面だけでなく、深い組織の下垂が進んでいる場合は、皮膚を引き締めるだけでは十分な改善が難しくなります。
骨格や顔のボリュームの変化
加齢によって顔面骨の形態や脂肪の分布が変化することも、ブルドッグ顔の一因です。
頬やこめかみなどのボリュームが減る一方で、口元の周囲に組織が集まると、顔の下半分が重く見えるようになります。
また、もともとの下顎の形やあごの突出度によっても、フェイスラインのたるみ方には違いがあります。
急激な体重減少や紫外線も影響する
短期間で大きく体重が減ると、皮下脂肪の減少に皮膚の収縮が追いつかず、余った皮膚が目立つことがあります。
また、長期間の紫外線曝露や喫煙は皮膚の老化を促進する要因です。これらの影響が重なると、年齢だけでは説明できないたるみが生じます。
ブルドッグ顔は切らずに改善できる?
ブルドッグ顔は、軽度から中等度のたるみであれば、切らない治療によってフェイスラインの改善を目指せます。
代表的な方法は、糸リフト、高周波(RF)治療、HIFUです。
一方、余った皮膚を直接取り除くことは、これらの治療ではできません。そのため、切らずに改善できる範囲は、皮膚の余りや組織の下垂の程度によって決まります。
軽度のブルドッグ顔は高周波治療や超音波(HIFUなど)が選択肢
フェイスラインが少しぼやけてきた段階では、皮膚や皮下組織を引き締める治療が選択肢になります。
高周波(RF)や超音波(HIFUなど)は、熱エネルギーを利用して組織の収縮やコラーゲンの再構築を促す治療です。
皮膚のハリが低下している状態や、初期のフェイスラインのゆるみに対して用いられます。ただし、これらは皮膚の切除や大きく下がった組織の再配置を行う治療ではありません。
中等度のブルドッグ顔は糸リフトも検討
頬の組織が下がり、口元の膨らみが目立ち始めた場合は、糸リフトが選択肢になります。
糸リフトは、皮下に特殊な糸を挿入し、頬の組織を引き上げる施術です。
高周波治療が主に引き締めを目的とするのに対し、糸リフトは組織を物理的に引き上げる点が異なります。皮膚の余りが少なく、組織の移動によって輪郭を整えられる状態に適しています。
クイーンリフト
¥266,000(税込 ¥292,600) モニター価格 ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
重度のブルドッグ顔はフェイスリフト手術が選択肢
頬の下垂が強く、皮膚が大きく余っている状態では、切らない治療だけで十分な改善を得ることは難しくなります。
フェイスリフト手術では、皮膚や深部組織の状態に応じて引き上げを行い、必要な余剰皮膚を切除します。
そのため、強いたるみに対しては、糸リフトや高周波治療より大きな変化を期待できる治療です。ただし、手術には傷跡や腫れなどの負担があり、すべての方に適しているわけではありません。
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¥900,000(税込¥990,000)
ホホとアゴの脂肪吸引
¥200,000(税込¥220,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
糸リフトはブルドッグ顔に効果がある?
糸リフトは、頬の下垂によって生じたブルドッグ顔の改善を目指す治療です。
皮膚を大きく切開せず、頬の組織を引き上げることで、口元のもたつきやフェイスラインを整えます。
糸リフトの仕組みと期待できる効果
糸リフトでは、コグと呼ばれる突起などが付いた医療用の糸を皮下に挿入します。
糸の構造を利用して組織を保持し、頬を適切な方向へ引き上げます。
期待できる変化は、主に以下のとおりです。
- 口角横の膨らみの軽減
- 下顎の輪郭の改善
- 頬の下垂によるもたつきの軽減
- マリオネットライン周囲の影の緩和
皮膚の状態や挿入する糸の種類、引き上げ方向によって仕上がりは異なります。
糸リフトの効果はどれくらい持続する?
糸リフトの引き上げ効果は永久ではありません。
糸の素材や固定方法、皮膚の状態などによって持続期間は異なります。吸収糸を使用した糸リフトでは、数ヶ月から1年程度を目安に変化を評価することが多く、長期的な持続性を示す研究データはまだ十分ではありません。
糸が吸収された後も組織の変化が一定期間残る可能性はありますが、加齢によるたるみの進行を止めることはできません。
糸リフトで改善しにくいブルドッグ顔
次のような状態では、糸リフトだけで十分な変化を得ることは難しくなります。
- 頬の皮膚が大きく余っている
- 頬の組織が広範囲に下垂している
- 皮膚が薄く、凹凸が生じやすい
- 頬のボリュームが大きく失われている
- フェイスリフト手術に近い変化を希望している
糸で引き上げても、余った皮膚そのものがなくなるわけではありません。そのため、たるみの程度によっては、別の治療方法を検討する必要があります。
高周波(RF)治療でブルドッグ顔は改善できる?
高周波(RF)治療は、皮膚や皮下組織に熱エネルギーを与え、たるみの引き締めを目指す治療です。
皮膚のハリの低下や、軽度から中等度のフェイスラインのゆるみに用いられます。
高周波治療の仕組み
高周波治療では、電気エネルギーによって組織に熱を発生させます。
熱による組織の収縮や、その後のコラーゲンの再構築によって、皮膚の引き締まりを促します。
変化は施術直後だけでなく、その後数ヶ月かけて徐々に現れることがあります。
サーマクールFLX・XERFなどの高周波治療
高周波治療には、機器ごとに照射方式やエネルギーの届け方、冷却機能などの違いがあります。
代表的な高周波治療機器には、サーマクールFLXやXERF(ザーフ)などがあります。
いずれも顔の引き締めを目的とした治療に用いられますが、適応や照射方法は同一ではありません。
ブルドッグ顔の改善では、機器の名称だけで選ぶのではなく、皮膚の厚みや脂肪の量、たるみの程度を考慮して選択することが重要です。
サーマクールFLXについて詳しく見る XERF(ザーフ)について詳しく見る高周波治療の限界
高周波治療は組織の引き締めを目的とする治療であり、下垂した頬の組織を大きく移動させたり、余剰皮膚を切除したりすることはできません。
皮膚の余りが強い状態では、引き締めによる変化が限定的になります。
また、顔の脂肪が少ない方では、過度なボリューム減少を避けるため、照射方法を慎重に検討する必要があります。
HIFU(ハイフ)と高周波治療はどちらがブルドッグ顔に向いている?
HIFUと高周波治療は、どちらも切らずにたるみの改善を目指す治療ですが、エネルギーの届け方が異なります。
HIFUは高密度焦点式超音波を利用し、設定された深さに熱エネルギーを集中させます。高周波治療は、電気エネルギーによる加熱を利用して組織の引き締めを促します。
| 比較項目 | HIFU(ハイフ) | 高周波(RF)治療 |
|---|---|---|
| 使用するエネルギー | 超音波 | 高周波 |
| 主な作用 | 特定の深さに熱を集中させる | 機器の方式に応じて組織を加熱する |
| 期待できる効果 | 組織の引き締め、リフトアップ | 皮膚・皮下組織の引き締め |
| 向いている状態 | 軽度〜中等度のたるみ | 皮膚のゆるみ、軽度〜中等度のたるみ |
| 主な限界 | 余剰皮膚は除去できない | 大きな組織の下垂は改善しにくい |
| 主なリスク | 熱傷、痛み、しびれ、意図しない脂肪減少など | 赤み、腫れ、熱傷、意図しない脂肪減少など |
どちらが優れているかは、使用する機器と患者様の状態によって異なります。
皮膚のゆるみが中心なのか、頬の脂肪や深部組織の下垂が中心なのかを確認したうえで、治療を選ぶことが重要です。
フェイスリフト手術はブルドッグ顔にどこまで効果がある?
フェイスリフト手術は、加齢によって下垂した頬やフェイスラインの組織を引き上げ、余った皮膚を調整する外科的治療です。
特に、皮膚の余りが強いブルドッグ顔に対して有効な選択肢となります。
フェイスリフト手術の仕組み
フェイスリフト手術では、耳の周囲などを切開し、皮膚やSMASなどの深部組織を状態に応じて引き上げます。
必要に応じて余剰皮膚を切除することで、フェイスラインを整えます。
手術の方法や剥離する範囲、SMASの処理方法には複数の種類があり、患者様のたるみの程度や希望する仕上がりによって適した術式は異なります。
フェイスリフトで期待できる効果
主に次のような変化が期待できます。
- 頬下部の強いたるみの改善
- 口角横の膨らみの軽減
- フェイスラインの再形成
- マリオネットライン周囲のたるみの改善
- 下顔面の輪郭の引き締め
フェイスリフト手術は、糸リフトや高周波治療では対応が難しい余剰皮膚にも直接アプローチできる点が特徴です。
一方、手術によって加齢そのものを止めることはできません。
フェイスリフトにも限界がある
フェイスリフトは、すべての顔の老化を一度に改善する治療ではありません。
特に、頬の脂肪が減少して生じたくぼみや、皮膚表面の細かなシワ、肌質の変化などは、手術だけでは十分に改善しないことがあります。
また、手術後には傷跡が残り、左右差や感覚の変化が生じるリスクもあります。大きく引き上げることだけを目的とせず、顔全体の自然なバランスを考慮することが重要です。
ブルドッグ顔の治療方法を比較|効果・ダウンタイム・限界
ブルドッグ顔の改善を目指す場合は、治療によってアプローチする組織や期待できる変化が異なります。
| 治療方法 | 主な効果 | 適した状態 | ダウンタイムの目安 | 主な限界 |
|---|---|---|---|---|
| 糸リフト | 頬の組織を物理的に引き上げる | 軽度〜中等度の下垂 | 腫れ・痛みなど数日〜2週間程度 | 余剰皮膚を除去できない |
| 高周波(RF) | 皮膚・皮下組織の引き締め | 軽度〜中等度のゆるみ | 赤み・ほてりなど数時間〜数日程度 | 強い下垂の改善は限定的 |
| 超音波・HIFU | 超音波による引き締め | 軽度〜中等度のたるみ | 赤み・むくみなど数時間〜数日程度 | 皮膚の余りは除去できない |
| ヒアルロン酸注入 | ボリューム不足や輪郭の補正 | 部分的なくぼみ・支持の不足 | 腫れ・内出血など数日〜2週間程度 | 下垂した組織そのものは引き上げられない |
| フェイスリフト手術 | 深部組織の引き上げと余剰皮膚の調整 | 中等度〜重度のたるみ | 腫れ・内出血など2〜4週間程度、完成まではさらに時間を要する | 傷跡や手術特有のリスクがある |
※ダウンタイムは一般的な目安です。施術方法や範囲、体質によって異なります。高周波・HIFU治療でも、機器や照射設定によって症状や持続期間は変わります。
治療方法を選ぶ際の重要なポイント
ブルドッグ顔の治療では、次の3点を確認する必要があります。
- 皮膚の余りがどの程度あるか
皮膚の余剰が大きい場合は、切らない治療だけでは改善が難しくなります。 - 頬の組織がどれくらい下がっているか
組織の移動が必要な状態では、引き締め治療だけでは十分な変化を得られません。 - どの程度の変化を希望しているか
自然な引き締めを希望する場合と、輪郭を大きく改善したい場合では、適した治療が異なります。
ダウンタイムを抑えたいという希望も大切ですが、負担の少なさだけで治療を選ぶと、期待した効果が得られない可能性があります。
ブルドッグ顔の治療のメリット・デメリット
ブルドッグ顔の治療は、切らない方法と外科的治療でメリット・デメリットが異なります。
切らない治療のメリット
糸リフトや高周波治療、HIFUには次のようなメリットがあります。
- 大きな切開を必要としない
- 一般的に外科手術よりダウンタイムが短い
- 軽度のたるみに対して自然な変化を目指せる
- 状態によって段階的な治療計画を立てられる
特に、たるみが進行する前の段階で、フェイスラインの変化を整えたい方に適した選択肢です。
切らない治療のデメリット
一方で、以下の限界があります。
- 余った皮膚を取り除けない
- 強いたるみでは改善が限定的になる
- 効果の持続には個人差がある
- 必要に応じて追加治療を検討することになる
- 切らない方法でも腫れや熱傷などのリスクがある
「切らない=リスクがない」という意味ではありません。
フェイスリフト手術のメリット・デメリット
フェイスリフト手術は、切らない治療では改善しにくい強いたるみに対応できることがメリットです。
余剰皮膚を調整できるため、フェイスラインの大きな変化を目指せます。
一方、切開に伴う傷跡や腫れ、内出血などの負担があり、血腫、感染、神経損傷などの合併症にも注意が必要です。改善の大きさだけでなく、手術に伴う負担を理解したうえで選択する必要があります。
ブルドッグ顔の治療後のダウンタイム・リスクとアフターケア
ブルドッグ顔の治療では、施術方法によってダウンタイムや注意点が異なります。
糸リフト後の症状と注意点
糸リフト後には、腫れ、内出血、痛み、引きつれ感などが生じます。
また、皮膚の凹凸、左右差、糸の露出、感染などの合併症にも注意が必要です。
施術後は医師の指示に従い、顔を強く圧迫したり、大きく口を開けたりする動作を一定期間控えます。
強い痛み、腫れの悪化、熱感などが見られる場合は、早めに診察を受けることが重要です。
高周波治療・HIFU後の症状と注意点
高周波治療やHIFUでは、施術後に赤み、ほてり、むくみ、圧痛などが生じます。
機器や照射条件によっては、熱傷、しびれ、脂肪の萎縮などが起こるリスクもあります。
施術後は肌への刺激を避け、保湿と紫外線対策を行います。
症状が長引く場合や、皮膚の色調変化、水疱、強い痛みがある場合は、速やかに医師へ相談してください。
フェイスリフト手術後の経過と注意点
フェイスリフト手術後には、腫れ、内出血、むくみ、つっぱり感などが生じます。
術後2〜4週間程度で目立つ腫れが落ち着いていくことが多いものの、感覚の違和感や組織の硬さが改善するまでにはさらに時間が必要です。
術後は傷口の保護や安静、医師の指示に従ったケアが必要になります。
急激な腫れ、強い痛み、出血、発熱、皮膚の色調異常などが生じた場合は、血腫や感染などの可能性があるため、速やかな診察が必要です。
ブルドッグ顔を自力で改善することはできる?
ブルドッグ顔に対して、マッサージや表情筋トレーニング、美容液などによるセルフケアを試す方もいます。
しかし、一度大きく下垂した頬の組織や余った皮膚を、セルフケアだけで元の位置に戻すことは困難です。
マッサージでブルドッグ顔は治る?
マッサージによって一時的にむくみが軽減し、フェイスラインがすっきり見えることはあります。
しかし、下垂した脂肪や支持組織の位置を持続的に変える効果は確立されていません。
強く引っ張るマッサージは、皮膚への摩擦や刺激につながるため注意が必要です。
表情筋トレーニングは効果がある?
表情筋トレーニングによる顔の見た目の変化については、限定的な研究報告がありますが、ブルドッグ顔の改善を保証する十分な医学的根拠はありません。
表情筋を鍛えることと、下垂した皮膚や脂肪を元の位置に戻すことは異なります。
ブルドッグ顔の進行を抑えるためにできること
日常生活では、以下のケアが皮膚の健康維持に役立ちます。
- 日焼け止めなどで紫外線を防ぐ
- 保湿を継続する
- 急激な体重増減を避ける
- 喫煙を控える
- バランスの取れた食事と睡眠を心がける
これらは皮膚の老化を抑えるために重要ですが、すでに生じた強いたるみを大きく改善する方法ではありません。
ブルドッグ顔の治療で後悔しないための選び方
ブルドッグ顔の治療で後悔を避けるためには、施術方法の名前や費用だけで判断しないことが重要です。
皮膚の余りと脂肪の下垂を診察で確認する
同じように口元がたるんで見えても、原因は患者様によって異なります。
頬の脂肪量が多い方、皮膚の余りが強い方、骨格によって輪郭が崩れて見える方では、治療方針が変わります。
そのため、正面だけでなく斜めや横からの輪郭も確認し、皮膚と深部組織の状態を総合的に評価することが大切です。
切らない治療にこだわりすぎない
切らない治療を希望すること自体は自然な選択です。
しかし、皮膚の余りが強い状態で糸リフトや高周波治療を繰り返しても、十分な改善につながらないことがあります。
切らない治療で得られる変化と、手術で期待できる変化を比較し、納得できる方法を選ぶことが重要です。
フェイスラインだけでなく顔全体のバランスを見る
口元の膨らみを減らすことだけに注目すると、頬のこけや不自然な輪郭につながる可能性があります。
頬骨周囲のボリューム、あごの形、皮膚の厚みなども考慮し、顔全体として自然に見える仕上がりを目指す必要があります。
恵聖会クリニックがブルドッグ顔・フェイスラインのたるみ治療で選ばれる理由とポリシー
恵聖会クリニックでは、ブルドッグ顔の原因やたるみの程度を診察で確認し、患者様一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
切らない治療から外科的な治療まで、それぞれの特徴や限界を踏まえて適した方法を検討することを大切にしています。
2000年開院、27年にわたり培ってきた治療経験
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。
これまで培ってきた美容医療の経験を活かし、患者様の年齢や皮膚の状態、顔のバランスなどを考慮した診察を行っています。
ブルドッグ顔のように複数の原因が関係するお悩みについても、治療効果だけでなく、術後経過や自然な仕上がりを重視しています。
一人ひとりのたるみの状態に合わせた治療をご提案
ブルドッグ顔は、すべての方に同じ施術が適しているわけではありません。
軽度の皮膚のゆるみが中心であれば高周波治療やHIFU、頬の下垂が中心であれば糸リフト、余剰皮膚が強い場合は外科的治療というように、原因と希望する変化に合わせて治療を検討します。
患者様が希望される治療であっても、十分な改善が期待できないと判断した場合は、その理由と別の選択肢をご説明します。
多彩なたるみ治療機器を活かした施術選択
恵聖会クリニックでは、サーマクールFLX、XERF(ザーフ)、ウルトラセルZi、ソフウェーブなど、異なる特徴を持つたるみ治療機器を導入しています。
機器によって作用する組織や照射方式が異なるため、肌の状態やたるみの程度に合わせて治療を検討できます。
大切なのは機器の種類の多さではなく、患者様に必要な治療を見極めることだと考えています。
ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考える
恵聖会クリニックでは、施術の仕上がりだけでなく、患者様がダウンタイムを安心して過ごせることも治療の大切な一部だと考えています。
糸リフト後の引きつれ感や腫れ、高周波治療後の赤み、フェイスリフト手術後のむくみなど、予想される経過を施術前にご説明します。
施術後に不安が生じた場合はご相談に対応し、通常の経過であれば今後の見通しをご案内します。通常とは異なる経過が疑われる場合は、速やかに医師が診察します。
2000年の開院以来、27年にわたり培ってきた経験を活かし、施術前から術後経過まで一貫してサポートすることを大切にしています。
高度な美容医療を適正価格でご提供し、アップセルをしない
恵聖会クリニックでは、「高度な美容医療を適正価格でご提供する」ことを大切にしています。
ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示するようなアップセルは行いません。
ブルドッグ顔の改善についても、必要性が認められない高額な施術を勧めるのではなく、診察結果に基づいて治療をご提案します。
無理・強引な勧誘をせず、納得できる治療選択を大切にする
切らない治療と外科手術では、期待できる効果やリスク、費用、ダウンタイムが異なります。
当院では、治療のメリットだけでなく、改善できる範囲や限界もご説明し、患者様ご自身が十分に理解・納得したうえで施術を選択できることを重視しています。
ご希望されない施術を無理に勧めたり、強引に契約を促したりすることはありません。
施術後も相談できる徹底したアフターフォロー
美容医療は施術を受けたら終わりではありません。
恵聖会クリニックでは、施術後の仕上がりや経過について気になることがあればご相談いただける体制を大切にしています。
たるみの変化や左右差、仕上がりについて不安がある場合も、必要に応じて医師が状態を確認し、その後の対応についてご説明します。
ご家族やご友人からのご紹介による来院が多い
恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様がご家族やご友人などからのご紹介で来院されています。
「すべての患者様に誠実な美容医療を提供する」という姿勢を大切にし、一人ひとりのお悩みと真摯に向き合ってきました。
治療の必要性やリスクについても丁寧に説明し、納得できる選択を支えることが、信頼関係につながると考えています。
大阪公立大学との連携による形成外科領域への取り組み
恵聖会クリニックは、大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。
フェイスリフトなどの外科的治療では、顔の解剖学的構造への理解や、術後管理に関する知識が重要です。
当院では、形成外科領域への取り組みを大切にしながら、適切な診療体制の充実に努めています。
ブルドッグ顔についてよくある質問(FAQ)
Q1. ブルドッグ顔は切らずに治せますか?
軽度から中等度のブルドッグ顔であれば、糸リフトや高周波治療、HIFUなどで改善を目指せます。
ただし、余剰皮膚が多い場合や頬の下垂が強い場合は、切らない治療だけで十分な改善を得ることは難しくなります。
Q2. ブルドッグ顔には糸リフトとハイフのどちらが効果的ですか?
頬の組織を物理的に引き上げたい場合は糸リフト、軽度のたるみを引き締めたい場合はHIFUが選択肢になります。
どちらが適しているかは、脂肪の量や皮膚の余り、たるみの程度によって異なります。
Q3. ブルドッグ顔は何歳から始まりますか?
ブルドッグ顔が目立ち始める年齢には個人差があります。
30代後半から40代以降にフェイスラインの変化を感じる方もいますが、骨格や皮膚の性質、体重変化などによっては、より若い年代から目立つこともあります。
Q4. ブルドッグ顔はマッサージで改善しますか?
マッサージで一時的なむくみが軽減することはありますが、下垂した脂肪や余剰皮膚を元の位置に戻す効果は確認されていません。
強くこすると皮膚への負担になるため、過度なマッサージは避けましょう。
Q5. 糸リフトを何回も受ければブルドッグ顔は治りますか?
糸リフトを繰り返しても、強いたるみや余剰皮膚を根本的に取り除くことはできません。
施術を重ねることで組織の状態が変化するため、追加治療の必要性はその都度診察で判断することが重要です。
Q6. ブルドッグ顔に脂肪吸引は効果がありますか?
頬やフェイスラインの脂肪量が多い場合は、脂肪吸引が選択肢になることがあります。
一方、脂肪の下垂や皮膚の余りが主な原因の場合、脂肪を除去することでかえってたるみが目立つ可能性があります。
脂肪の量だけでなく、皮膚の収縮力や頬全体のボリュームを確認する必要があります。
Q7. ブルドッグ顔にヒアルロン酸注入は効果がありますか?
頬やあご周囲のボリューム不足が輪郭の崩れに関係している場合は、ヒアルロン酸注入によって見た目を補正できることがあります。
ただし、下垂した組織を直接引き上げる治療ではありません。注入量や位置によっては顔が重く見えることもあり、血管閉塞などの重い合併症にも注意が必要です。
Q8. フェイスリフト手術を受ければブルドッグ顔は再発しませんか?
フェイスリフト手術を受けても、加齢による皮膚や組織の変化は続きます。
そのため、将来的に再びたるみが目立つ可能性があります。手術は加齢を止めるものではありませんが、強いたるみや余剰皮膚を改善する方法として有効です。
Q9. ブルドッグ顔の治療は40代・50代・60代で違いますか?
治療方法は年齢だけで決まるものではありません。
40代でも皮膚の余りが強ければ外科的治療が適することがあり、60代でも軽度のたるみであれば切らない治療が選択肢になります。
皮膚の状態、頬の脂肪量、骨格、希望する変化などを総合的に判断します。
Q10. ブルドッグ顔の治療は保険適用になりますか?
美容目的で行う糸リフト、高周波治療、超音波・HIFU、フェイスリフト手術などは、原則として健康保険の適用外となり、自由診療です。
費用は施術内容や治療範囲によって異なるため、診察時に総額を確認することが大切です。
まとめ|ブルドッグ顔は原因とたるみの程度に合わせた治療選びが重要
ブルドッグ顔は、皮膚の弾力低下や頬の脂肪の下垂、支持組織や骨格の変化などが重なって生じます。
軽度から中等度のたるみであれば、糸リフトや高周波治療、HIFUなど、切らない治療によって改善を目指せます。
一方、皮膚の余りが強い場合や頬の組織が大きく下がっている場合は、フェイスリフト手術が適した選択肢になります。
治療選びで重要なのは、切る・切らないという違いだけではありません。
どの組織が原因でたるんでいるのか、どの程度の改善を希望するのか、ダウンタイムをどこまで許容できるのかを総合的に考えることが大切です。
監修医情報
- 医師名
- 小西 奈津子
- 略歴
-
2000年 近畿大学医学部卒業
以降、大学病院および某美容クリニックで研鑽を積んだ後、院長に就任。
2021年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会(JSAS)
- 資格
- ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
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