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顔のたるみは治せる?原因別の改善方法と美容皮膚科・美容外科の治療を医師が解説

小西医師

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顔のたるみの原因と美容皮膚科・美容外科による改善方法

顔のたるみは、原因と程度に合った治療を選ぶことで改善を目指せます。軽度のたるみにはHIFU(ハイフ)や高周波(RF)などの美容皮膚科治療、頬やフェイスラインの下垂には糸リフト、皮膚の余りが大きい場合にはフェイスリフトなどの美容外科手術が選択肢になります。

顔がたるむ原因は、皮膚のハリの低下だけではありません。頬の脂肪の位置や量の変化、顔を支える組織の変化、骨格の加齢変化など、複数の要因が関係しています。
そのため、顔のたるみを改善するには、どの組織が、どの程度変化しているのかを見極めることが重要です。

この記事では、顔のたるみが起こる原因、セルフケアで改善できる範囲、美容皮膚科・美容外科の治療方法、ダウンタイムやリスクについて解説します。

恵聖会クリニックのたるみ治療セットのバナー

顔のたるみとは?どのような状態を指す?

顔のたるみとは、皮膚や皮下組織のハリ・支持力が変化し、頬や口元、フェイスラインなどの輪郭が以前より下がったり、緩んだりして見える状態です。

加齢に伴って徐々に目立つことが多く、20代後半から30代にかけて肌のハリの変化を感じ始める方もいます。
ただし、たるみが現れる時期や進行速度は、骨格、皮下脂肪、紫外線の影響、生活習慣などによって異なります。

顔のたるみが現れやすい部位と症状

顔のたるみは、部位によって見た目の変化が異なります。

部位 主な症状 関係する主な原因
目の下 目袋の膨らみ、くぼみ、影クマ 脂肪の突出、皮膚の緩み、支持組織の変化
頬 頬の位置が下がる、ゴルゴラインが目立つ 脂肪の分布変化、組織の下垂
ほうれい線 鼻の横から口元の溝が深くなる 頬の組織の変化、骨格、皮膚のハリ低下
口元 マリオネットライン、口角周囲のたるみ 皮膚の緩み、脂肪や支持組織の変化
フェイスライン 輪郭のもたつき、ブルドッグ顔 脂肪の下垂、皮膚の余り
顎下・首 二重顎、首の皮膚の緩み 皮下脂肪、皮膚の余剰、筋肉の変化

同じほうれい線でも、頬の下垂によって深く見える方と、骨格や頬のボリューム不足によって目立つ方では、適した治療が異なります。

顔のたるみとシワは何が違う?

たるみは皮膚や皮下組織の緩み・位置の変化、シワは皮膚表面にできる線状の溝や折れ目を指します。

シワには、表情筋の動きによってできる表情ジワと、皮膚のハリ低下などによって生じる静的なシワがあります。
たるみによって皮膚が折り重なると、ほうれい線やマリオネットラインなどの溝が深くなるため、両者は密接に関係しています。

一方、表情筋の動きによるシワに対してはボトックス注射が選択肢となりますが、皮膚が大きく余っている状態をボトックスだけで改善することはできません。

顔がたるむ原因とは?皮膚・脂肪・筋肉・骨格の変化

顔のたるみが現れやすい頬や口元、フェイスラインの部位

顔のたるみは、加齢に伴う複数の組織の変化によって生じます。
皮膚だけでなく、脂肪、筋肉、顔の組織を支える構造、骨格まで含めて考えることが重要です。

皮膚のコラーゲン・エラスチンの減少

皮膚の真皮には、ハリを支えるコラーゲンと、弾力に関係するエラスチンがあります。

加齢や紫外線の影響によってこれらの構造が変化すると、皮膚の弾力が低下し、細かいシワや緩みが目立ちやすくなります。

特に紫外線による光老化は、肌のハリ低下を進行させる重要な要因です。
日焼け止めなどの紫外線対策は、たるみの進行を抑えるための基本的なケアになります。

頬の脂肪が減少・変化する

顔の脂肪は均一な一つの塊ではなく、複数の脂肪区画に分かれています。

加齢によって一部の脂肪が減少したり、別の部位でボリュームが目立ったりすることで、顔全体の立体感が変化します。

例えば、頬の上部のボリュームが減少すると、頬が平坦になり、ほうれい線や目の下のくぼみが目立ちやすくなります。
一方、フェイスライン付近に脂肪の膨らみがあると、輪郭が四角く、重たい印象になることがあります。

SMASや支持組織の変化

SMAS(表在性筋膜)は、顔の表情筋と関係する線維性の組織です。フェイスリフト手術では、皮膚だけでなく、このSMASを含む組織を適切に処理することがあります。

また、顔には皮膚や脂肪などの位置を支える支持靱帯が存在します。

加齢に伴う顔の変化には、こうした組織と周囲の脂肪・皮膚との関係が影響しています。ただし、すべての支持靱帯が一律に緩んで伸びるという単純な仕組みではありません。

SMASと支持靱帯の位置関係を表すイメージ

顔の骨格にも加齢変化が起こる

加齢によって顔面骨の形状や支持構造も変化します。

特に眼窩周囲、上顎、下顎などの骨格変化は、頬の立体感や口元の印象に関係します。
そのため、皮膚を引き締めるだけでは、顔全体の輪郭の変化を十分に改善できないことがあります。

顔の老化は、皮膚から骨格まで複数の層で起こることが、解剖学的な研究でも示されています。

急激な体重減少や生活習慣

短期間で体重が大きく減ると、顔の脂肪量が減少し、皮膚の余りや頬のこけが目立つことがあります。

また、喫煙や紫外線への過度な曝露は、皮膚の老化に関係します。

顔のたるみ対策では、急激な体重変化を避け、紫外線対策や禁煙、十分な栄養摂取を心がけることが大切です。

  • 小西医師

    小西医師

  • 顔のたるみを診察する際は、皮膚の緩みだけでなく、頬の脂肪量やフェイスライン、骨格とのバランスを確認することが重要です。例えば、頬のこけが目立つ方に引き締め治療を強く行うと、かえってボリューム不足が強調されるおそれがあります。治療を選ぶ前に、引き上げが必要なのか、ボリュームを補うべきなのかを見極める必要があります。

顔のたるみは自力で治せる?セルフケアの効果と限界

スキンケアや生活習慣の改善は、肌の状態を整え、たるみの進行を抑えるために役立ちます。しかし、すでに下がった脂肪や余った皮膚を、セルフケアだけで元の位置に戻すことは困難です。

たるみの予防と、すでに生じたたるみの改善は分けて考える必要があります。

スキンケアでできること

日常のスキンケアでは、紫外線対策と保湿が基本になります。

  • 日焼け止めを使用し、紫外線による光老化を防ぐ
  • 保湿剤で皮膚の乾燥を防ぐ
  • 肌質に応じてレチノールなどの成分を取り入れる
  • 強い摩擦や過度なピーリングを避ける

レチノールなどのビタミンA関連成分は、小ジワや光老化に伴う肌質の改善に役立ちます。ただし、赤みや乾燥などの刺激症状が生じることがあるため、肌の状態に合わせた使用が必要です。

恵聖会クリニックでは、日常のエイジングケアをサポートするオリジナルコスメ「KEISEI」もご用意しています。
肌のキメやハリを整えるレチノール配合の「KEISEI レチノールセラム」や、セラミドによって肌のうるおいを保つ「KEISEI ステムセルクリーム」など、肌の状態やお悩みに合わせたホームケアをご提案しています。

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顔のマッサージや表情筋トレーニングは効果がある?

顔のマッサージには、むくみによる一時的な膨らみを軽減する効果が期待されます。

しかし、マッサージによって下垂した脂肪を元の位置に固定したり、余った皮膚を大きく縮めたりする効果は確立されていません。

表情筋トレーニングについても、顔の見た目に対する効果を示唆する小規模な研究はありますが、強いたるみを改善できるという十分な根拠はありません。

過度に皮膚を引っ張るマッサージは刺激になるため、無理に行わないことが大切です。

たるみが気になり始めたら美容医療を検討する

セルフケアを続けてもフェイスラインのもたつきや頬の下垂が改善しない場合は、美容医療による治療が選択肢になります。

特に、輪郭の変化が明らかな場合は、化粧品によるケアだけでは十分な改善が難しいため、医師の診察で原因を確認することが重要です。

顔のたるみを改善する美容皮膚科の治療方法

美容皮膚科では、主にエネルギーを利用して皮膚や皮下組織の引き締めを目指す治療と、注入によってボリュームを補う治療を行います。

切開を伴わない方法が中心で、軽度から中等度のたるみに対して検討されます。

HIFU(ハイフ)|超音波で皮膚の深部を加熱する

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波のエネルギーを特定の深さに集中させ、組織を加熱する治療です。

熱による組織の収縮やコラーゲンの再構築を利用し、フェイスラインや顎下の引き締めを目指します。

HIFUが適している方

  • フェイスラインの軽いもたつきが気になる
  • 頬の緩みが目立ち始めた
  • 切開せずに引き締めたい
  • 比較的短いダウンタイムを希望している

効果は施術後から数ヶ月かけて現れることがあります。一方、皮膚の余りが大きい方や、すでに強い下垂がある方では、十分な改善が得られないことがあります。

また、照射する位置や深さが適切でない場合は、熱傷や神経障害などのリスクがあります。

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医療ハイフ(HIFU)ウルトラセル[zíː]
顔〜アゴ下 ¥70,000(税込¥77,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】火傷・赤み・浮腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

医療ハイフ(HIFU)について詳しく見る

高周波(RF)治療|肌のハリと引き締めを目指す

高周波(RF)治療は、皮膚や皮下組織に熱を与え、コラーゲンの収縮や再構築を促す治療です。

代表的な機器には、サーマクールやXERF(ザーフ)などがあります。

HIFUとはエネルギーの伝わり方や加熱する範囲が異なり、皮膚の状態、脂肪の厚み、希望する効果に応じて選択します。

RF治療は、肌のハリ不足や軽度の緩みに対して有用ですが、強い組織の下垂を外科手術と同程度に引き上げる治療ではありません。

HIFUやRFによる引き締めは、施術後数ヶ月かけて変化が現れることがあり、一般的に外科手術より改善幅は控えめです。

高周波(RF)治療について詳しく見る

ソフウェーブ|皮膚の引き締めを目指す超音波治療

ソフウェーブは、超音波を利用して真皮を中心とする組織に熱を加える治療です。

コラーゲンなどの再構築を促すことで、肌のハリや軽度のたるみの改善を目指します。

同じ超音波治療でも、HIFUとは照射方式や主な加熱深度が異なります。

皮膚の緩みが中心なのか、脂肪や支持組織の変化が中心なのかを判断したうえで、適した機器を検討します。

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ソフウェーブ
¥160,000(税込¥176,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

ソフウェーブについて詳しく見る

ヒアルロン酸注入|ボリューム不足によるたるみ感を補正する

ヒアルロン酸注入は、皮膚の下などに製剤を注入し、失われたボリュームや輪郭を補う治療です。

頬のこけや中顔面のボリューム不足が原因でほうれい線が目立つ場合には、適切な部位への注入によって顔の印象を整えることができます。

ただし、ヒアルロン酸は余った皮膚を取り除く治療ではありません。

注入量が多すぎると不自然な膨らみにつながるため、顔全体のバランスを考えた治療が必要です。

また、まれではあるものの、血管内への誤注入によって皮膚壊死や失明などの重篤な合併症が起こるリスクがあります。

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  • 小西医師

    小西医師

  • 切らないたるみ治療では、「できるだけ強く照射すれば効果が高くなる」という考え方は適切ではありません。皮膚の厚みや脂肪量、神経や血管の位置を考慮し、照射部位や出力を決める必要があります。特に頬の脂肪が少ない方では、過度な加熱を避ける判断が重要です。機器の種類だけでなく、顔全体を診察したうえで治療を選択することが大切です。

顔のたるみを改善する美容外科の治療方法

頬やフェイスラインの下垂が明らかな場合や、皮膚の余りが大きい場合は、美容外科による治療が選択肢になります。

美容外科では、糸による引き上げや、切開によって皮膚・支持組織の位置を調整する方法があります。

糸リフト|頬やフェイスラインを引き上げる

糸リフト(スレッドリフト)は、皮下に特殊な糸を挿入し、頬やフェイスラインの組織を引き上げる施術です。

糸の形状や挿入方向によって引き上げ方が異なり、特に軽度から中等度の頬の下垂に対して検討されます。

糸リフトが適している方

  • 頬の下垂が気になる
  • フェイスラインのもたつきを改善したい
  • 大きな切開を避けたい
  • HIFUやRFでは引き上げが物足りない

糸リフトは切開式のフェイスリフトより身体への負担を抑えやすい一方、効果は永久的ではありません。

また、皮膚の余りが大きい場合は、引き上げても十分な改善が得られないことがあります。

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クイーンリフト
モニター価格 ¥266,000(税込 ¥292,600) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

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フェイスリフト|皮膚やSMASを引き上げる外科手術

フェイスリフトは、耳の周囲などを切開し、皮膚やSMASを含む組織を調整することで、頬やフェイスラインのたるみを改善する手術です。

必要に応じて余剰皮膚を切除できるため、非外科的治療では改善が難しい強いたるみにも対応できます。

フェイスリフトが適している方

  • フェイスラインのたるみが強い
  • 頬や口元の下垂が進行している
  • 皮膚の余りが多い
  • 糸リフトなどで十分な改善が得られなかった

フェイスリフトは皮膚だけを強く引っ張る手術ではありません。

皮下組織の構造や皮膚の緊張を考慮しながら引き上げることで、自然な輪郭を目指します。

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フェイスリフト
¥900,000(税込¥990,000)
ホホとアゴの脂肪吸引
¥200,000(税込¥220,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

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ミッドフェイスリフト|頬の下垂を中心に改善する

ミッドフェイスリフトは、頬の中央部分である中顔面の下垂を改善する手術です。

頬の脂肪や周囲の組織を適切な位置に引き上げることで、頬の平坦化やゴルゴライン、ほうれい線周囲のたるみの改善を目指します。

フェイスライン全体ではなく、頬の下垂が主な悩みである方に対して検討されます。

ミッドフェイスリフトについて詳しく見る

脂肪吸引|脂肪によるもたつきを改善する

顔の脂肪吸引は、頬や顎下などの余分な皮下脂肪を取り除き、輪郭を整える治療です。

顎下の脂肪が多い場合には、二重顎やフェイスラインのもたつきの改善を目指せます。

一方、脂肪吸引には下垂した組織を直接引き上げる効果はありません。

皮膚の弾力が低下している方では、脂肪を取り除くことで皮膚の余りが目立つおそれがあります。

そのため、脂肪量だけでなく、皮膚の収縮力や下垂の程度を確認する必要があります。

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ホホとアゴのボディジェット脂肪吸引
¥200,000(税込¥220,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

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  • 小西医師

    小西医師

  • フェイスラインがたるんで見える原因には、脂肪の多さと組織の下垂という異なる要素があります。脂肪が多い方には脂肪吸引が適する一方、皮膚の余りが大きい方では、脂肪だけを取り除いても輪郭が整わないことがあります。診察では、脂肪を減らすべきか、組織を引き上げるべきかを分けて考え、必要以上に複数の施術を組み合わせないことも重要です。

顔のたるみ治療はどれがいい?美容皮膚科・美容外科の比較

顔のたるみ治療は、効果の大きさだけでなく、原因、ダウンタイム、リスク、希望する仕上がりを考慮して選択します。

主なたるみ治療の効果・ダウンタイム比較表

治療方法 主な目的・適応 ダウンタイムの目安 主な注意点
HIFU 軽度のたるみ、輪郭の引き締め 赤みやむくみが数時間〜数日程度 熱傷、神経障害、脂肪萎縮
高周波(RF) 肌のハリ不足、軽度の緩み 赤みやほてりが数時間〜数日程度 熱傷、腫れ、痛み
ソフウェーブ 皮膚の緩み、小ジワ 赤みや腫れが数時間〜数日程度 熱傷、一時的な圧痛
ヒアルロン酸 頬のボリューム不足、くぼみ 腫れや内出血が数日〜2週間程度 血管閉塞、しこり、不自然な膨らみ
糸リフト 頬やフェイスラインの下垂 腫れや内出血が数日〜2週間程度 ひきつれ、左右差、感染、糸の露出
フェイスリフト 中等度〜重度のたるみ、余剰皮膚 目立つ腫れや内出血が2〜4週間程度 血腫、感染、傷跡、神経損傷
脂肪吸引 顎下や頬の脂肪によるもたつき 腫れや内出血が1〜3週間程度 凹凸、拘縮、皮膚の余り

※ダウンタイムは一般的な目安です。使用機器、術式、照射条件、体質によって異なります。手術後のむくみや硬さ、感覚の変化などは表中の期間を超えて続くことがあります。

軽度のたるみにはHIFUやRFが選択肢

肌のハリ低下や軽いフェイスラインの緩みが中心であれば、HIFUやRFなどの治療が候補になります。

切開を伴わずに引き締めを目指せるため、日常生活への影響をできるだけ抑えたい方にも適しています。

ただし、改善幅には限界があるため、強いたるみに対して外科手術と同じ効果を期待することはできません。

頬が下がっている場合は糸リフトやフェイスリフトを検討

頬の脂肪や皮下組織が下垂している場合は、引き締めるだけでなく、組織の位置を調整する治療が必要になることがあります。

軽度から中等度の下垂では糸リフト、余剰皮膚が多い場合にはフェイスリフトが候補になります。

頬がこけている場合は引き締めすぎに注意

頬のボリュームが少ない方では、引き締め治療よりもヒアルロン酸などによるボリューム補正が適することがあります。

頬のこけとフェイスラインの下垂が同時に存在するケースもあるため、一つの施術ですべての悩みを解決しようとせず、原因ごとに治療を検討することが重要です。

顔のたるみ治療のメリット・デメリット

たるみ治療には、輪郭や肌のハリを改善できるメリットがある一方、効果の限界や副作用もあります。

顔のたるみ治療のメリット

  • フェイスラインや頬の輪郭を整えられる
  • 肌のハリや引き締まりの改善を目指せる
  • たるみに伴うほうれい線や口元の影を軽減できる
  • 原因に応じて切らない治療と外科手術を選べる
  • 複数の治療を適切に使い分けられる

たるみ治療の大きなメリットは、皮膚、脂肪、支持組織などの原因に合わせて治療方法を選択できる点です。

顔のたるみ治療のデメリット

  • 治療によって改善できる範囲が異なる
  • 効果の現れ方や持続期間に個人差がある
  • 腫れや内出血などのダウンタイムがある
  • 治療内容によっては定期的な施術が必要になる
  • 外科手術では傷跡や重篤な合併症のリスクがある
  • 加齢による変化そのものを完全に止めることはできない

重要なのは、期待できる効果だけでなく、治療の限界についても理解することです。

特に、非外科的治療で強いたるみを改善しようとすると、十分な変化が得られず、施術を繰り返すことにつながります。

顔のたるみ治療のリスク・ダウンタイム・アフターケア

顔のたるみ治療後の経過は、使用する機器や施術方法によって異なります。

HIFU・RFなど切らない治療のダウンタイム

HIFUやRFでは、施術直後に赤み、ほてり、むくみ、軽い痛みなどが生じることがあります。

多くは数時間から数日程度で軽減しますが、照射条件や皮膚の状態によって経過は異なります。

施術後は肌に刺激を与えず、保湿と紫外線対策を行うことが大切です。

糸リフトのダウンタイム

糸リフトでは、腫れや内出血、口を大きく開けた際の違和感、引きつれ感などが生じることがあります。

腫れや内出血は1〜2週間程度で落ち着くことが多いものの、違和感がそれ以上続くこともあります。

施術直後は、強い顔のマッサージや大きく口を開ける動作などについて、医師の指示に従ってください。

フェイスリフトのダウンタイム

フェイスリフトでは、切開や組織の剥離を伴うため、HIFUや糸リフトより長い回復期間が必要になります。

目立つ腫れや内出血は2〜4週間程度が目安ですが、むくみや硬さ、感覚の変化が落ち着くまでには数ヶ月かかることがあります。

また、術後の血腫や感染、顔面神経障害などの合併症に注意が必要です。

施術後に注意したい症状

施術後に次のような症状が現れた場合は、早めに施術を受けた医療機関へ相談してください。

  • 痛みや腫れが急激に強くなる
  • 皮膚の色が異常に白くなる、紫色になる
  • 強い左右差や顔の動かしにくさが突然現れる
  • 発熱や膿など感染が疑われる
  • 傷口から出血が続く

特に、ヒアルロン酸注入後の視力低下や視野の異常、急激な強い痛みは緊急の対応が必要です。

  • 小西医師

    小西医師

  • たるみ治療では、施術直後の見た目だけで効果を判断しないことが重要です。HIFUやRFはコラーゲンの再構築に時間が必要で、糸リフトやフェイスリフトでは腫れが引くにつれて輪郭の印象が変わります。経過観察では、通常の腫れやむくみなのか、合併症を疑う変化なのかを見極める必要があります。予定がある方には、回復期間を見込んだ治療計画が欠かせません。

顔のたるみ治療は何歳から始めるべき?

顔のたるみ治療を始める年齢に、明確な基準はありません。

20代で軽いハリの低下を感じる方もいれば、50代以降でも大きなたるみが目立たない方もいます。

30代は肌のハリや初期のたるみが中心

30代では、肌の弾力低下や軽度のフェイスラインの緩みが気になり始めることがあります。

この段階では、紫外線対策やスキンケアに加え、必要に応じてHIFUやRFなどの治療を検討します。

年齢だけを理由に施術を始める必要はありません。

40代は頬や口元の下垂が目立ちやすい

40代では、頬のボリューム変化やフェイスラインのもたつき、ほうれい線などが目立ちやすくなります。

皮膚の緩みが中心なら引き締め治療、頬の下垂が中心なら糸リフトなど、原因に応じた方法を選択します。

50代以降は皮膚の余りや複合的なたるみを評価

50代以降は、皮膚の弾力低下と組織の下垂、ボリューム不足が複合的に現れることがあります。

引き締め治療だけでは十分な改善が難しい場合、フェイスリフトなどの外科手術が選択肢になります。

ただし、50代以降だから必ず手術が必要というわけではありません。

年齢よりも、実際のたるみの程度や希望する仕上がりを基準に判断します。

顔のたるみ治療で失敗しないためのポイント

顔のたるみ治療では、施術名や機器の人気だけで選ばないことが大切です。

原因に合った施術を選ぶ

顔のもたつきが脂肪によるものなのか、皮膚の緩みなのか、組織の下垂なのかによって適した治療は異なります。

例えば、頬の脂肪が少ない方に、さらに脂肪を減らす治療を行うと、こけが強調されるおそれがあります。

反対に、脂肪が多い方へヒアルロン酸を過剰に注入すると、顔が大きく見える原因になります。

施術を組み合わせる必要性を確認する

複数の原因が存在する場合、治療の組み合わせが有効なこともあります。

例えば、フェイスラインの下垂には糸リフト、皮膚のハリ低下にはRF治療というように、異なる要素へ対応する方法です。

ただし、施術を多く組み合わせれば効果が高くなるわけではありません。

それぞれの必要性とリスクを確認したうえで、治療計画を立てることが重要です。

治療後の変化と限界を理解する

美容医療によるたるみ治療は、加齢そのものを止めるものではありません。

フェイスリフトでも術後の加齢変化は続き、HIFUや糸リフトでも効果は永久的ではありません。

治療後の状態を長く維持するためには、紫外線対策や適切なスキンケア、必要に応じた経過観察が重要です。

恵聖会クリニックが顔のたるみ治療で選ばれる理由とポリシー

顔のたるみは原因が複雑なため、治療方法を一つに限定せず、複数の選択肢から適した方法を検討することが重要です。

恵聖会クリニックでは、美容皮膚科と美容外科の両面から顔の状態を確認し、患者様の希望や生活スタイルに合わせた治療をご提案しています。

2000年開院、27年の経験をたるみ治療の判断に活かす

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。

これまでに培ってきた美容医療の経験を活かし、肌のハリ低下から顔全体の下垂まで、さまざまなたるみのお悩みに対応しています。

施術直後の変化だけでなく、時間の経過による仕上がりや、治療後の状態も踏まえながら施術方法を検討しています。

顔のたるみ治療後のダウンタイムと肌の経過を確認する医師

美容皮膚科と美容外科の両面から一人ひとりに合った治療をご提案

当院では、HIFUやソフウェーブなどの超音波を利用した引き締め治療や、高周波(RF)治療に加え、糸リフトやフェイスリフトなどの外科的治療も取り扱っています。

例えば、軽度のたるみには機器による引き締め、明らかな下垂には組織を引き上げる治療など、状態によって方法を使い分けます。

骨格や脂肪量、皮膚の状態、希望する仕上がりを診察で確認し、全員に同じ施術を勧めることはありません。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考える

当院では、仕上がりだけでなく、施術後のダウンタイムを安心して過ごせることも治療の重要な一部と考えています。

施術前には、HIFUによる赤みや糸リフトによる腫れ、フェイスリフト後の内出血など、予想される経過と注意点を説明します。

施術後に不安が生じた場合もご相談に対応し、通常の経過であれば今後の見通しをご説明します。通常とは異なる経過が疑われる場合は、速やかに医師が診察します。

2000年の開院以来27年にわたり培ってきた経験を活かし、施術前から術後の経過まで一貫してサポートすることを大切にしています。

高額な施術へのアップセルをせず、適正価格を重視

恵聖会クリニックでは、「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針を大切にしています。

ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示するようなアップセルは行いません。

顔のたるみの程度を診察したうえで、必要な治療をご提案し、不要な高額施術へ誘導しないことを重視しています。

無理な勧誘をせず、納得できる治療選択を大切にする

たるみ治療には、切らない治療から外科手術までさまざまな方法があります。

当院では、期待できる効果だけでなく、リスク、ダウンタイム、費用、治療の限界についても説明しています。

患者様が十分に理解・納得して施術を選択できることを大切にし、希望しない施術を無理に勧めることはありません。

施術後も継続して相談できるアフターフォロー

美容医療は施術を受けたら終わりではありません。

当院では、施術後に気になる変化や不安が生じた際にもご相談に対応し、必要に応じて医師が状態を確認しています。

顔のたるみ治療は効果の現れ方や持続期間に違いがあるため、施術後の状態を踏まえ、追加治療が必要かどうかも慎重に判断します。

ご家族やご友人からのご紹介で来院される患者様も多い

恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様が、ご家族やご友人などからのご紹介で来院されています。

「すべての患者様に誠実な美容医療を提供する」という姿勢を大切にし、一人ひとりのお悩みに丁寧に向き合うことを心がけています。

日々の診療と術後対応を積み重ねることが、ご紹介につながっていると考えています。

大阪公立大学との連携による形成外科領域への取り組み

恵聖会クリニックは、大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。

顔のたるみ治療、とりわけフェイスリフトなどの美容外科手術では、皮膚や筋膜、神経、血管などの解剖学的な知識が重要です。

当院ではクリニック全体の医療体制や形成外科領域への取り組みを重視し、患者様の状態に合わせた適切な診療を目指しています。

顔のたるみ治療に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 顔のたるみはどうやって治しますか?

顔のたるみは、原因に応じた美容医療で改善を目指せます。
皮膚の軽い緩みにはHIFUや高周波(RF)、頬の下垂には糸リフト、皮膚の余りが大きい場合にはフェイスリフトなどが選択肢になります。
脂肪の多さやボリューム不足が主な原因であれば、脂肪吸引やヒアルロン酸などを検討します。

Q2. 顔のたるみを一番改善できる治療は何ですか?

強いたるみや余剰皮膚に対しては、フェイスリフトが大きな改善を期待できる治療です。
ただし、軽度のたるみや肌のハリ不足にはHIFUやRFが適することもあり、すべての方にフェイスリフトが最適とは限りません。

Q3. 顔のたるみはマッサージで治りますか?

マッサージでむくみが一時的に軽減することはありますが、下垂した脂肪や余った皮膚を元の状態に戻す効果は確立されていません。
強いマッサージは肌への負担になるため、過度な刺激は避けてください。

Q4. 顔のたるみは何歳から始まりますか?

顔のたるみが気になり始める時期には個人差があります。
30代頃から肌のハリの低下を感じ始め、40代以降に頬やフェイスラインの変化が目立つ方もいます。
ただし、年齢だけではたるみの程度を判断できません。

Q5. 顔のたるみにHIFUは効果がありますか?

HIFUは軽度から中等度のたるみやフェイスラインの緩みに対して、引き締め効果が期待できる治療です。
一方、余った皮膚を取り除くことはできないため、強いたるみには効果が限定的です。

Q6. 糸リフトとフェイスリフトはどちらがいいですか?

軽度から中等度の頬の下垂で、大きな切開を避けたい方には糸リフトが選択肢になります。
皮膚の余りが大きく、より明確な輪郭改善を希望する場合は、フェイスリフトが適することがあります。
ダウンタイムやリスクも異なるため、診察で比較することが重要です。

Q7. 顔のたるみ治療の効果は何ヶ月続きますか?

効果の持続期間は治療方法によって異なります。
HIFUやRFは数ヶ月かけて効果が現れ、その後も一定期間持続することがあります。糸リフトやヒアルロン酸の効果も時間とともに変化します。
フェイスリフトでは長期的な輪郭改善が期待できますが、術後も加齢による変化は続きます。

Q8. 顔のたるみ治療は痛いですか?

HIFUやRFでは熱感や刺激感、糸リフトでは施術後の引きつれ感、フェイスリフトでは術後の痛みなどが生じます。
痛みの程度は施術方法や麻酔の種類によって異なります。
当院では、治療内容に応じて麻酔方法を検討し、施術前に痛みや術後の経過について説明しています。

Q9. 顔のたるみ治療は一度受ければ元に戻りませんか?

顔のたるみ治療によって改善が得られても、その後の加齢変化を完全に止めることはできません。
効果を維持するためには、紫外線対策などのセルフケアに加え、必要に応じて追加治療を検討します。
追加治療の必要性は、実際の経過と希望する仕上がりによって判断します。

まとめ|顔のたるみは原因に合った治療選びが重要

顔のたるみは、皮膚のハリ低下、脂肪の量や分布の変化、支持組織や骨格の加齢変化などが重なって生じます。

顔のたるみを改善するために最も重要なのは、見た目だけで施術を選ぶのではなく、たるみの原因を正しく判断することです。

軽度のたるみにはHIFUや高周波(RF)、頬の下垂には糸リフト、余剰皮膚が多い場合にはフェイスリフトなど、原因と程度によって適した方法は異なります。

また、頬のボリューム不足や脂肪の多さが原因の場合には、引き締めや引き上げ以外の治療が適することもあります。

  • “小西医師"/

    小西医師

  • 当院では、2000年の開院以来培ってきた経験を活かし、美容皮膚科と美容外科の両面から患者様一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。顔のたるみやフェイスラインの変化が気になる方は、まずは医師の診察で現在の状態を確認し、ご自身に合った改善方法を検討することが大切です。

監修医情報

小西 奈津子医師
医師名
小西 奈津子
略歴
2000年 近畿大学医学部卒業
以降、大学病院および某美容クリニックで研鑽を積んだ後、院長に就任。
2021年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会(JSAS)
資格
ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
小西医師プロフィール

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