ドクター・スタッフコラム
太ももの脂肪吸引の料金相場は?日本の費用目安と価格差の理由を医師が解説【2026年版】
太ももの脂肪吸引の日本国内における料金相場は、2026年時点で1部位10万〜30万円前後、太もも全周では30万〜70万円前後が一つの目安です。
ただし、術式や使用機器によっては全周で100万円を超える料金設定もあります。国内の公開料金を確認すると、太もも全周は約27万円台から100万円超まで幅があります。
重要なのは、広告に表示されている「脂肪吸引の施術料金」だけで判断しないことです。麻酔代、血液検査、圧迫着、使用機器の手技料、術後ケアなどを含めた最終的な総額と、希望するボディラインに必要な吸引範囲を確認して比較する必要があります。
太ももの脂肪吸引とは?医学的な定義
太ももの脂肪吸引は皮下脂肪を直接取り除く手術
大腿全周のボディジェット脂肪吸引
¥400,000(税込¥440,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
太ももの脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる細い吸引管を皮下脂肪層に挿入し、脂肪組織を物理的に吸引してボディラインを整える美容外科手術です。
一般的には、次のような部位を対象とします。
- 太ももの内側
- 太ももの外側
- 太ももの前面
- 太ももの後面
- 膝上
- ヒップ下
- 太もも全周
太ももは正面だけを細くすればよい部位ではありません。前後・内外の脂肪量、膝上、ヒップとの境目まで確認し、立体的にデザインすることが重要です。
恵聖会クリニックでは、脂肪層に薬液を注入してから吸引するトゥーメセント法を用い、複数方向からカニューレを操作することで滑らかなボディラインを目指しています。
ダイエットと脂肪吸引の違い
脂肪吸引は、体重を大きく減らすための治療ではありません。
食事制限や運動によるダイエットでは、主に脂肪細胞に蓄えられた脂肪が減少し、脂肪細胞そのものが小さくなります。一方、脂肪吸引では施術した部位の脂肪組織を直接取り除きます。
そのため、脂肪吸引は以下のような悩みに適しています。
- 体重は標準でも太ももだけ太い
- 外ももの張り出しが目立つ
- 内ももの隙間を作りたい
- ダイエットしても下半身が細くなりにくい
- 太ももとヒップの境界を整えたい
「何kg痩せるか」ではなく、「どの部分をどのようなラインに整えるか」が脂肪吸引の目的です。
よくある誤解|脂肪は多く取るほど、きれいになるわけではない
脂肪吸引では「取れるだけ脂肪を取った方がきれいになる」と考えられがちですが、これは正しくありません。
必要以上に浅い層まで吸引したり、一部分だけ大量に除去したりすると、
- 凹凸
- 左右差
- 皮膚のたるみ
- 不自然な脚のライン
- ヒップとの境界の崩れ
などにつながります。
太ももの脂肪吸引の料金相場は日本でいくら?
太もも1部位の料金相場は約10万〜30万円
太ももは「内側・外側・前面・後面」をそれぞれ別部位として料金設定している医療機関が多くあります。
2026年8月時点の国内公開料金を確認すると、1部位は約9万円台から30万円前後まで幅があります。
そのため、日本国内で太ももの一部分だけを脂肪吸引する場合は、
1部位10万〜30万円前後
を一つの相場目安として考えるとよいでしょう。
ただし「外側だけ」「内側だけ」といった部分的な施術が、本当に希望する脚のラインに適しているとは限りません。
太もも全周の料金相場は約30万〜70万円前後
太ももの前面・後面・内側・外側をまとめて施術する「太もも全周」の公開価格は、国内でも大きな差があります。
複数の国内医療機関の公開価格では、約27万円台、35万円台、50万〜60万円台などの設定が確認でき、使用する脂肪吸引機器や術式によっては70万〜100万円を超えるプランもあります。
したがって、一般的な料金帯としては、
太もも全周30万〜70万円前後
を目安にしつつ、特殊な機器や術式を含める場合は100万円前後まで確認しておく必要があります。
太ももの脂肪吸引はなぜ料金差が大きい?
施術する範囲が違う
料金差が生じる最大の理由は、同じ「太もも脂肪吸引」という名称でも施術範囲が異なるからです。
例えば、
- 内側のみ
- 外側のみ
- 内側+外側
- 前面+内側+外側
- 前後・内外の全周
- 太もも全周+膝
- 太もも全周+臀部
では、必要な施術時間や吸引範囲が大きく異なります。
「太もも脂肪吸引9万円」と「太もも脂肪吸引50万円」を単純に比較しても、施術範囲が違えば料金比較として成立しません。
麻酔代が料金に含まれているかで総額が変わる
太もも全周は吸引範囲が広いため、麻酔方法も総額に影響します。
料金を見るときは、
- 麻酔代
- 血液検査代
- 圧迫着代
- 薬代
- 術後診察
- 使用機器の追加料金
まで確認してください。
施術料金が安く見えても、麻酔や圧迫着などを追加した結果、最終的な支払額が大きく上がるケースがあります。
脂肪吸引の機器・術式によって料金が変わる
脂肪吸引には一般的な吸引法だけでなく、水流や超音波などを利用して脂肪を処理してから吸引する方法があります。
機器を使用する場合は手技料や機器使用料が追加されることがあり、同じ太もも全周でも料金が高くなる要因になります。
ただし「高額な機器を使用すれば必ず仕上がりが良くなる」とは限りません。
使用する機器だけではなく、
- 医師の吸引技術(脂肪層の見極め、吸引量、カニューレを動かす方向、デザインなど)
- 術後管理
を総合して判断する必要があります。
医師の技術とデザインに料金差が出る
太ももは脂肪吸引の中でも、医師のデザイン力が仕上がりに影響しやすい部位です。
特に重要なのは、
- 外ももの張り出し
- 内ももの隙間
- 前ももの厚み
- ヒップ下の脂肪
- 膝上の脂肪
- 左右差
を一つの脚として評価することです。
単純に脂肪を減らすだけでは、美しい脚のラインにはなりません。
太ももの脂肪吸引のダウンタイムとリスク
術後数日は腫れ・むくみ・痛みが強く出やすい
太ももは施術範囲が広いため、顔などの脂肪吸引と比較するとダウンタイムが目立ちやすい部位です。
主な症状は、
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- 痛み
- つっぱり
- 硬縮
- 感覚の鈍さ
です。
恵聖会クリニックの太もも脂肪吸引の術後経過では、術後当日〜3日目は腫れやむくみが強く、2〜4週間で見た目が徐々に改善し、1〜3ヶ月頃には硬縮が目立ちやすくなります。最終的なラインの完成は3〜6ヶ月が目安です。
硬縮は脂肪吸引後によく起こる経過
硬縮とは、脂肪吸引した部分が硬くなったり、つっぱったり、凹凸のように感じたりする状態です。
術後の組織が修復される過程で起こるもので、脂肪吸引後には珍しくありません。数ヶ月かけて徐々に改善していきます。
自己判断で強いマッサージを開始するのではなく、医師から指示された時期と方法を守ることが重要です。
圧迫固定が重要
太ももの脂肪吸引後は、圧迫着を使用します。
圧迫には、
- 腫れを抑える
- むくみを抑える
- 術後の組織を安定させる
といった目的があります。
ただし、術後圧迫については使用方法や期間に施設差があり、医学研究でもすべての美容外科手術に対する画一的な最適期間が確立しているわけではありません。施術を受けた医師の指示に従ってください。
まれでも重大な合併症がある
脂肪吸引は美容外科手術です。腫れや内出血だけでなく、
- 感染
- 血腫
- 漿液腫
- 凹凸
- 左右差
- 皮膚のたるみ
- 血栓症
- 肺塞栓症
などが起こる可能性があります。
太もも脂肪吸引と他の痩身治療を比較
| 項目 | 太もも脂肪吸引 | 脂肪溶解注射 | 医療痩身機器 |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 皮下脂肪を直接減らしラインを整える | 小範囲の脂肪へアプローチ | 切らずに部分的な脂肪減少を目指す |
| 1回の変化 | 大きい | 小〜中 | 小〜中 |
| 太もも全体への適応 | ◎ | △ | ○ |
| ダウンタイム | 比較的長い | 短い | 短い |
| 腫れ・内出血 | 出やすい | 出ることがある | 少ない |
| 手術 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 費用 | 数十万円単位 | 範囲・回数で変動 | 範囲・回数で変動 |
| 向いている人 | 1回で大きくラインを変えたい人 | 小範囲を少し減らしたい人 | 手術を避けたい人 |
太もも脂肪吸引は、1回あたりのボディラインの変化が大きいことが特徴です。一方、脂肪溶解注射や医療痩身機器は手術を避けられるメリットがあります。
どの方法が優れているかではなく、希望する変化量と許容できるダウンタイムが異なる治療と考えるべきです。
太ももの脂肪吸引のメリット・デメリット
メリット
太ももの脂肪吸引には、次のメリットがあります。
- ダイエットでは落ちにくい部分を狙える
- 1回で比較的大きな変化を目指せる
- 内ももの隙間を作りやすい
- 外ももの張り出しを改善しやすい
- ヒップから太もものラインを整えられる
- 脂肪細胞そのものを減らせる
体重を落とすのではなく、ボディラインをデザインできることが最大の特徴です。
デメリット
一方で、次のデメリットがあります。
- 自費診療の費用負担がある
- 腫れや内出血がある
- 圧迫着が必要
- 完成まで3〜6ヶ月程度かかる
- 硬縮が起こる
- 凹凸や左右差のリスクがある
- 医師の技術によって仕上がりが変わる
- 手術に伴う合併症のリスクがある
料金だけでなく、ダウンタイムとリスクまで理解したうえで検討する必要があります。
太ももの脂肪吸引で料金以外に確認すべきポイント
「安いか」より料金に何が含まれるかを見る
料金表を見る際は、以下を確認してください。
- 両脚の料金か
- 1部位か全周か
- 麻酔代は含まれるか
- 血液検査代は含まれるか
- 圧迫着代は含まれるか
- 機器使用料は必要か
- 薬代は必要か
- 術後診察は料金に含まれるか
- 万一のトラブル時に診察を受けられるか
「9万円」と表示されていても1部位だけの料金であれば、全周を希望した場合の総額とは大きく異なります。
症例写真は正面だけでなく複数方向を見る
太もも脂肪吸引の症例を見るときは、
- 正面
- 後面
- 斜め
- 側面
を確認することが重要です。
外側だけが細くても、前面やヒップ下とのつながりが不自然では理想的な仕上がりとはいえません。
恵聖会クリニックの太もも脂肪吸引の料金
恵聖会クリニックの脂肪吸引の料金はこちらボディの脂肪吸引では、別途麻酔代が必要です。
血液検査などが必要な場合は別途費用を確認してください。
また、ボディジェット脂肪吸引を希望する場合は、ボディジェット手技料が加算されます。
恵聖会クリニックが太ももの脂肪吸引で選ばれる理由とポリシー
脂肪吸引4,760件の症例実績
恵聖会クリニックの脂肪吸引症例数は2025年12月31日時点で4,760件です。
さまざまな体型、脂肪量、左右差、皮膚の厚みを診てきた症例経験をもとに、単純な吸引量だけでなく、どこを残してどこを減らすかを判断しています。
2000年開院、2026年で27年
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。
長い診療経験の中で、脂肪吸引をはじめ幅広い美容外科施術の症例を積み重ねてきました。
太ももの形に合わせて吸引範囲を提案する
患者様が「内ももだけ」を希望されても、必ずそのまま施術するわけではありません。
診察では、
- 脂肪の厚み
- 筋肉の発達
- 皮膚のたるみ
- 左右差
- ヒップとのバランス
- 膝上の脂肪
- 希望する細さ
を確認し、必要な施術範囲を提案します。
ボディジェット脂肪吸引にも対応
恵聖会クリニックでは、水流を利用して脂肪組織を分離しながら吸引するボディジェット脂肪吸引を提供しています。
通常の脂肪吸引とボディジェットのどちらが適しているかは、脂肪量や希望する仕上がり、ダウンタイムなどを確認して判断します。
インディバ PRO MAXによる術後ケア
脂肪吸引は、手術を受けたら終わりではありません。
恵聖会クリニックでは、脂肪吸引後の腫れやむくみなどに対するアフターケア体制を整えており、術後ケアとしてインディバ PRO MAXも導入しています。
術後の状態に不安がある場合も診察を行い、経過を確認します。
インディバについて詳しく見るホームページにない高額な施術へのアップセルをしない
恵聖会クリニックでは「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針を大切にしています。
ホームページに記載されていない高額な施術を突然提示するアップセルを行わず、必要な施術と料金を説明したうえで選んでいただきます。無理・強引な勧誘も行いません。
ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています
恵聖会クリニックでは、太ももの脂肪吸引による仕上がりだけでなく、患者様がダウンタイムを安心して過ごせることも、美容医療の大切な一部だと考えています。
脂肪吸引後は、腫れやむくみ、内出血、硬縮などが生じ、ボディラインが完成するまでには数ヶ月を要します。そのため、施術前には予想されるダウンタイムや術後の経過、日常生活での注意点を丁寧にご説明し、施術後の不安やご相談にも対応しています。
通常のダウンタイムであれば今後の回復の見通しをご説明し、通常とは異なる経過が疑われる場合には、速やかに医師が診察します。
2000年の開院以来、2026年で27年目を迎える当院では、これまでに培ってきた症例経験を活かし、施術前の診察から術後の経過観察、ボディラインの完成まで、一貫したサポートを大切にしています。
ご紹介で来院される患者様が多い
恵聖会クリニックには、毎月多くの方がご紹介で来院されています。
「全ての方にご満足いただく施術を提供し続ける」というポリシーを大切にし、施術前の診察から術後の経過まで責任を持って対応しています。
大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携
恵聖会クリニックは「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。
美容医療においても、見た目だけではなく解剖学的な理解、安全性、機能面を重視して診療しています。
太ももの脂肪吸引の料金に関するよくある質問
Q1. 太ももの脂肪吸引の平均料金はいくらですか?
太もも全周では30万〜70万円前後が一つの目安です。1部位のみなら10万〜30万円前後が中心ですが、術式によって100万円を超える料金設定もあります。
Q2. 太もも脂肪吸引が10万円程度で受けられることはありますか?
あります。ただし、太もも全体ではなく「内側のみ」「外側のみ」など1部位の料金であるケースが中心です。施術範囲を必ず確認してください。
Q3. 太もも全周の脂肪吸引はいくらくらい必要ですか?
施術料だけでは30万〜70万円前後が目安です。麻酔代や検査代、圧迫着代などが別途必要であれば総額はさらに高くなります。
Q4. 太もも脂肪吸引は保険適用になりますか?
美容目的の脂肪吸引は自由診療のため、健康保険は適用されません。施術費用は原則として全額自己負担です。
Q5. 太ももは内側だけ脂肪吸引できますか?
できます。ただし、外側や前面にも脂肪が多い場合、内側だけを吸引しても脚全体の細さを十分に実感できないことがあります。診察で適切な範囲を判断します。
Q6. 太もも全周の方がお得ですか?
料金だけで判断すれば複数部位を個別に受けるより全周料金が抑えられることがあります。ただし、全周吸引が必要かどうかは脂肪量と希望するラインによって決まります。
Q7. 脂肪吸引をすると体重は何kg減りますか?
脂肪吸引は体重減少を目的とした治療ではありません。体重よりも太ももの周径やシルエットの変化を目的とする手術です。
Q8. 太ももの脂肪吸引はいつ完成しますか?
最終的な完成は術後3〜6ヶ月程度が目安です。術後1ヶ月前後から細さを感じ始め、むくみや硬縮が改善するにつれてラインが整います。
Q9. 安い脂肪吸引は危険ですか?
料金が安いだけで危険とは断定できません。ただし、施術範囲、麻酔、安全管理、術後対応、医師の症例経験まで確認せず価格だけで選ぶべきではありません。
まとめ|太ももの脂肪吸引は料金だけでなく総額とデザインで選ぶ
太ももの脂肪吸引の日本国内における料金相場は、1部位10万〜30万円前後、太もも全周30万〜70万円前後が一つの目安です。特殊な脂肪吸引機器や術式では、70万〜100万円を超える料金になることもあります。
ただし、重要なのは最安値を探すことではありません。
確認すべきポイントは、
- 希望する範囲が料金に含まれているか
- 麻酔代などを含めた総額はいくらか
- 太もも全体を立体的にデザインできるか
- 適切な吸引量を判断できるか
- ダウンタイムやリスクの説明があるか
- 術後に診察を受けられる体制があるか
という点です。
脂肪吸引について詳しく見る
監修医情報
- 医師名
- 田川 大地
- 略歴
-
2009年 長崎大学医学部卒業
卒業後、市民病院で初期研修を修了したのち、水の森美容クリニックに入職、美容外科医となり大阪院を開設。
8年以上院長として従事し、幅広い施術を習得、美容外科診療の実績を積む。
2020年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本美容外科学会(JSAS)
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