ドクター・スタッフコラム
【医師監修】埋没法とは?取れる?腫れは?気になる疑問をQ&A解説
毎日のアイプチやアイテープによるメイクに時間を取られ、まぶたの荒れや不自然な仕上がりに悩んでいませんか。二重整形のなかでも、メスを使わない「埋没法」は、短いダウンタイムで自然な目元を手に入れられる人気の施術です。
この記事では、埋没法の基礎知識から、多くの方が抱く痛みや腫れ、持続期間などの疑問、さらには後悔しないクリニックの選び方までを詳しく解説します。あなたの理想とするナチュラルな二重への第一歩として、正しい知識を身につけましょう。
埋没法とは?切らない二重整形の基本を解説
埋没法は、美容整形の中でも非常にポピュラーな施術ですが、具体的にどのような方法で二重を作るのか、まずはその基本を押さえることが大切です。切開法との根本的な違いや、まぶたが二重になるメカニズムを知ることで、施術に対する不安を和らげることができます。
そもそも二重まぶたの仕組みとは?
一重まぶたと二重まぶたの最も大きな違いは、目を開けるときにまぶたの皮膚が引き上げられて折りたたまれるかどうかにあります。目を開けるときは、上眼瞼挙筋という筋肉が縮んでまぶたを持ち上げます。
二重まぶたの人は、この筋肉の端から伸びる枝のような繊維が皮膚の裏側に結合しているため、目を開けた瞬間に皮膚が一緒に引き上げられて、きれいな折り込み(二重ライン)が作られます。一方、一重まぶたの人はこの繊維の結合がない、もしくは非常に弱いため、皮膚が折りたたまれずに覆いかぶさった状態になります。
埋没法は医療用の糸で二重のラインを作る施術
埋没法は、前述した二重まぶたの仕組みを、切らずに医療用の非常に細い糸を使って再現する施術です。髪の毛よりも細い特殊な糸を用いて、まぶたの皮膚を留めることで、目を開けたときに自然な折り込みができるようにします。
メスを使用しないため、施術時間は約10分から30分程度と非常に短く、まぶたへの負担も最小限に抑えられます。糸を留める場所の数によって「2点留め」「3点留め」「4点留め」などがあり、点数が多くなるほど二重のラインがより安定し、外れにくくなるという特徴があります。
埋没法と切開法の違い
二重整形には「埋没法」と「切開法」の2つの選択肢があります。切開法は、まぶたの皮膚を切開し、余分な脂肪を取り除きながら半永久的な二重ラインを作る方法です。これに対して埋没法は、糸で留めるだけなので、ダウンタイムが短く傷跡が残らない点が最大の強みです。
また、万が一仕上がりが気に入らなかった場合や、幅を変更したくなった場合に、糸を抜いて元の状態に戻したり、デザインを修正したりすることが可能という点も、埋没法ならではの柔軟なメリットです。
二重埋没法:MT埋没法3点留め
¥58,000(税込¥63,800) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・膿ほう・結膜浮腫・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
【医師が回答】埋没法の気になる疑問Q&A
二重整形を検討する上で、誰もが抱く疑問や不安をまとめました。実際に治療を行う医師の視点から、術後の経過や気になる費用、痛みなどの疑問に対して、率直かつ具体的に回答します。
Q1. 埋没法の糸は取れるって本当?持続期間はどのくらい?
埋没法は切らない施術であるため、将来的に糸が緩んだり、取れたりする可能性はあります。一般的に埋没法の持続期間は平均して3年から5年程度と言われていますが、個人差が大きく、10年以上キープできる方もいれば、数ヶ月で緩んでしまう方もいます。
糸の持ち具合は、まぶたの脂肪の厚み、幅の広さ、そして日常生活で目をこする癖があるかどうかなどに影響されます。なるべく長持ちさせたい場合は、医師と相談して留める点数を増やしたり、まぶたを極力触らないように意識することが大切です。
Q2. 施術後の腫れや痛みはどのくらい?ダウンタイムの過ごし方は?
埋没法は切開法に比べてダウンタイムが短いのが特徴ですが、軽度の腫れや内出血は生じます。強い腫れは術後2日から3日をピークに落ち着き始め、1週間から2週間ほどでおおむね目立たなくなります。完全に自然な幅に馴染むまでには約1ヶ月かかります。
術後の痛みを抑え、ダウンタイムを短縮するためには、施術後数日間は目元を保冷剤などで優しく冷やすこと、そして血流を促進する飲酒、激しい運動、長時間の入浴を控えることが極めて有効です。
Q3. どんな二重デザインにできる?自分に似合う形は?
作れる二重のデザインには、主に「末広型」「平行型」「ミックス型」の3種類があります。末広型は、目頭から目尻にかけて二重の幅が徐々に広がっていく日本人に最も馴染みやすい自然なデザインです。平行型は、目頭から目尻まで二重幅がほぼ一定で、華やかでハーフのような目元を演出できます。ミックス型はその中間で、ナチュラルでありながら華やかさもある人気のデザインです。
一人ひとりの骨格やまぶたの皮膚の厚み、蒙古ひだの張り出し具合によって似合うデザインは異なるため、相談時にブジーと呼ばれる専用の器具を使って何度もシミュレーションを重ねることが重要です。
Q4. 施術は痛い?麻酔はどんなものを使う?
施術中の痛みを心配される方は多いですが、適切な麻酔を行うため、術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。まずは点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行い、その後にまぶたの表と裏に局所麻酔を注射します。局所麻酔の注射の瞬間にチクッとした痛みがありますが、極細の針を使用するため、痛みを最小限に抑えられます。
どうしても不安が強い方には、鼻からガスを吸い込んでリラックスした状態を作る「笑気麻酔」を併用できるクリニックも多く、眠っているような感覚のまま施術を終えることも可能です。
Q5. 料金の相場は?追加費用はかかる?
埋没法の料金相場は、両目で約5万円から15万円程度と、幅広く設定されています。この価格差は、留める点数や使用する糸・針の細さ、保証期間の有無などによって生じます。
極端に安いプラン(例えば数千円など)を提示しているクリニックでは、麻酔代や針代、アフターケアの薬代、保証費用がオプションとして後から追加され、結果的に高額になるケースがあります。事前に提示された見積もりに何が含まれているか、必ず総額を確認することが重要です。
Q6. 埋没法ができない・向いていない人はいる?
埋没法は手軽な一方で、全ての方に向いているわけではありません。まぶたの脂肪が非常に厚い方や、皮膚のたるみが強い方の場合、糸が引っ張る力に耐えきれず、すぐに糸が緩んでしまうことがあります。
また、眼瞼下垂(まぶたを開ける筋肉が弱く、目が十分に開かない症状)がある場合も、埋没法だけでは十分な効果が得られないことが多いです。このようなケースでは、切開法や脂肪取り、眼瞼下垂の治療を提案されることがあります。
Q7. アイプチでまぶたが荒れていても施術できる?
アイプチやアイテープを長年使用していると、接着剤による刺激でまぶたが赤くなったり、皮膚が硬くなったりすることがあります。まぶたの皮膚に強い炎症や肌荒れがある状態のまま施術を行うと、術後の腫れが強く出たり、傷口の治りが遅くなったりするリスクがあります。
軽度の肌荒れであれば当日の判断で施術可能な場合もありますが、炎症がひどい場合は、事前に皮膚科の軟膏などで炎症を落ち着かせてから施術をすることをおすすめします。
Q8. メイクやコンタクトはいつからできる?
アイメイク以外のメイクは施術当日から可能な場合が多いですが、アイシャドウやマスカラ、アイラインなどの目元のメイクは、傷口からの感染を防ぐため、施術の翌日または翌々日以降からにするのが一般的です。
コンタクトレンズの装着についても、まぶたの裏側を通る糸を刺激しないよう、施術後2日から3日、できれば1週間程度は使用を控え、メガネで過ごすことが推奨されます。クリニックの術式によって細かい基準が異なるため、事前に確認しておきましょう。
埋没法のメリット・デメリット
施術を受けるかどうかを決めるためには、良い面だけでなく、将来起こり得るデメリットについてもバランスよく理解しておくことが必要不可欠です。自分が何を優先したいかを整理しながら確認してください。
埋没法のメリット
埋没法の最大のメリットは、なんと言っても「やり直しやデザインの変更ができること」です。もし仕上がりに違和感を覚えた場合でも、抜糸をすれば元の状態に戻すことができます。ただし、皮膚が癒着などしている可能性もあり、完全に元に戻せるとは限りません。
また、メスを入れないためダウンタイムが圧倒的に短く、週末のお休みなどを利用して手軽に受けられる点も魅力です。傷跡も針穴程度で目立たないため、周囲に整形したことが気づかれにくいという自然さも大きなメリットです。
埋没法のデメリット
デメリットとしては、糸が経年劣化や摩擦、まぶたの重みによって「緩んだり切れたりするリスクがあること」です。切開法のように半永久的な効果を約束するものではないため、数年後に再施術が必要になる場合があります。
また、まぶたに極端に厚みがある人の場合、希望する広すぎる二重ラインを作ろうとすると、糸にかかる負担が大きくなり、すぐにラインが取れてしまったり、不自然な食い込みが生じてしまったりすることがあります。
埋没法の施術方法|瞼板法と挙筋法の違い
埋没法をさらに深く理解するために避けて通れないのが、「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」という2つの留め方です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分のまぶたの状態に合わせた選択を行いましょう。
瞼板法(けんばんほう)
瞼板法は、まぶたの縁にある硬い軟骨組織(瞼板)に糸を通し、皮膚と結びつける方法です。瞼板は組織として硬く安定しているため、施術時間が比較的短く、医師の技術による仕上がりの差が出にくい点が特徴です。また、術後の腫れが抑えられやすい傾向があります。
しかし、まぶたの裏側の軟骨から糸を通すため、まれに糸が露出した際に眼球(角膜)を直接傷つけてしまうリスクが指摘されることがあります。
挙筋法(きょきんほう)
挙筋法は、まぶたを引き上げるための筋肉(上眼瞼挙筋)に糸を通して固定する方法です。眼球に直接触れる組織に糸を通さないため、角膜を傷つけるリスクが非常に低いという安心感があります。また、糸の引っ張る位置が自然であるため、よりナチュラルな二重幅を作りやすく、目を閉じたときのポコッとした糸の結び目も目立ちにくいとされています。
一方で、瞼板法に比べて医師の高い技術が必要とされ、一時的にまぶたが重く感じられる期間が生じることがあります。
埋没法の施術の流れ
初めての美容整形は誰しも緊張するものです。ご相談からアフターケアまでの一連の流れを知っておくことで、心に余裕を持って施術へと進むことができます。具体的なステップを見ていきましょう。
1. 診察予約
まずは気になるクリニックを見つけたら、Webの予約フォームや公式LINE、あるいは電話にて診察の予約を行います。週末や長期休暇の前などは混み合うため、希望の日程がある場合は余裕を持って早めに予約を入れるのがおすすめです。多くのクリニックではご相談は無料で行われています。
2. 診察・シミュレーション
担当する医師との相談を行います。ここで自分の希望する二重のデザインを伝え、専用のピン(ブジー)を使って実際にまぶたを押さえながら、鏡の前で何度もシミュレーションを行います。
納得のいく二重幅を決めると同時に、まぶたの厚みを確認し、最適な糸の留め数や術式についての具体的な提案を受けます。不安な点や疑問はこの段階で全て質問しておきましょう。
3. 施術当日(デザイン・麻酔・施術)
施術当日は、メイクを落とした状態で手術室に入ります。診察時の内容をもとに、医師が改めてまぶたにマーキングを行い、最終確認をします。その後、まぶたに点眼麻酔と局所麻酔を施し、施術を開始します。
施術自体は15分ほどで終了し、術後はしばらく個室などで目元を冷やして安静にした後、そのまま帰宅することができます。
4. アフターケア・術後検診
帰宅後は、処方された抗生物質や痛み止めを医師の指示通りに服用します。術後数日間は腫れを最小限に抑えるために、自宅でも保冷剤を清潔なタオルで包み、まぶたを優しく冷やすようにしましょう。
通常は繰り返し医療機関へ通う必要がないケースが多いですが、保証制度の適用や経過観察のために、数週間後に検診を設けているクリニックもあります。万が一強い痛みや左右差が気になる場合は、遠慮なくクリニックに連絡しましょう。
埋没法で後悔しないためのクリニック選び3つのポイント
埋没法の成功を大きく左右するのは、言うまでもなく施術を受けるクリニックの環境と医師の技術力です。安心して大切な目元の施術を任せられるクリニックを見分けるための3つのポイントを紹介します。
ポイント1:診断が丁寧でリスクも説明してくれる
良いクリニックは、メリットや希望の二重を実現できる可能性だけでなく、起こり得るリスクやデメリットについても隠さずに丁寧に説明してくれます。患者の要望をただそのまま引き受けるのではなく、その人のまぶたの状態に合わない場合は「取れやすい可能性がある」などと率直にアドバイスをくれる医師は信頼できます。高額なコースへの強引な勧誘がないかも大切な判断基準です。
ポイント2:症例が豊富でデザインの希望を汲み取ってくれる
医師の技量によって、二重の持続性や仕上がりの自然さは変わります。クリニックのホームページやSNSで、症例の豊富さや症例写真をしっかり確認しましょう。
患者に寄り添い、希望のデザインを汲み取ってくれることもそうですが、希望がその瞼の状態に合わなかった時は、理由を説明し、より適切な二重や方法を提案してくれることも重要です。
ポイント3:保証制度やアフターフォローが充実している
埋没法は「糸が取れる」「左右差が生じる」といったトラブルが絶対に起きないとは言い切れません。そのため、万が一糸が外れてしまった場合に、無料で再施術が受けられる「保証期間」が設けられているかどうか、そしてその保証条件(同じ幅に限るのか、幅の変更も可能なのかなど)を事前に書面などで明確に確認しておくことが大切です。
トラブル時にすぐに対応してくれるアフターフォロー体制が整っているクリニックを選べば、大きな安心感につながります。
恵聖会クリニックが二重埋没法で選ばれる理由とポリシー
二重埋没法143,016件の圧倒的な症例経験
恵聖会クリニックの二重埋没法の症例数は143,016件です。※2025年12月31日時点。
2000年の開院以来、まぶたの厚みや目の開き方、希望する二重幅などが異なる症例に向き合い、診察・デザイン・施術方法を検討するための経験を蓄積してきました。
一人ひとりの目元に合わせた施術を提案
医師の診察では、希望する二重の形だけでなく、まぶたの皮膚や脂肪の状態、蒙古ひだ、左右差、過去の施術歴などを確認します。埋没法の点数や保証期間を一律に決めるのではなく、希望と医学的に実現可能な範囲をすり合わせ、必要に応じて別の方法も含めて提案します。
適正価格と明瞭な料金を大切にする方針
当院は「高度な美容医療を適正価格でご提供する」ことを大切にしています。ホームページに記載のない高額な施術料金を提示し、上位プランへ誘導するようなアップセルや、無理な勧誘、強引な契約は行いません。
施術内容、費用、保証、リスクを説明し、納得いただいたうえで施術を行います。費用や保証条件についても、施術前に確認しやすい説明を心がけています。
施術後の経過や不安にも対応
埋没法は施術後の腫れや内出血、左右差、糸の緩みなどについて不安が生じることがあります。当院では、ダウンタイム中のご相談や経過の診察にも対応し、状態に応じて必要な処置や再施術の適応を判断します。
まとめ|埋没法は正しい知識で不安を解消し、理想の目元を目指そう
埋没法は、短いダウンタイムと自然な仕上がりで、メイクの手間を劇的に減らし、自信にあふれた新しい日常をもたらしてくれる非常に魅力的な美容整形です。だからこそ、仕組みや術式、メリット・デメリットといった正しい知識を身につけ、信頼できるクリニックを選ぶことが重要になります。
埋没法について詳しく見る
監修医情報
- 医師名
- 小西 奈津子
- 略歴
-
2000年 近畿大学医学部卒業
以降、大学病院および某美容クリニックで研鑽を積んだ後、院長に就任。
2021年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会(JSAS)
- 資格
- ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
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