ドクター・スタッフコラム

ボトックスで首のたるみは改善できる?広頸筋への効果・適応・限界を医師が解説

小西医師

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小西医師

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ボトックスによる首のたるみ治療と広頸筋への効果

「首のたるみが気になってきたけれど、ボトックスで改善できる?」「首にボトックスを打つとフェイスラインまで引き締まる?」と気になる方もいるでしょう。

結論からいうと、ボトックスは広頸筋(こうけいきん)の緊張によって目立つ首の縦筋や、フェイスラインを下方向へ引っ張る力を弱めることで、首元や輪郭をすっきり見せる効果が期待できます。
一方、ボトックスそのものに余った皮膚を縮めたり、首の脂肪を減らしたりする作用はありません。そのため、皮膚のたるみが強い場合や脂肪が原因となっている場合には、ボトックスだけでは十分な変化を得にくいことがあります。

首のたるみ治療では、「何がたるんで見える原因なのか」を見極めることが重要です。広頸筋の緊張、皮膚のゆるみ、皮下脂肪、フェイスラインの下垂などを診察で確認し、原因に合った治療を選択する必要があります。

この記事では、首のたるみに対するボトックスの効果や広頸筋との関係、向いている人・向いていない人、効果の限界、リスク、他のたるみ治療との違いまで医師の視点から詳しく解説します。

ボトックスで首のたるみは改善できる?

ボトックス製剤

ボトックスで改善が期待できるのは、主に広頸筋の過剰な緊張が関係する首元の老化サインです。

広頸筋は首の前面からフェイスライン付近まで広がる薄い筋肉で、口角や下顔面を下方向へ引く作用があります。年齢とともに広頸筋が目立つようになると、首に縦方向の筋が浮き出たり、フェイスラインが下方向へ引っ張られたりすることがあります。

広頸筋へボトックスを注入すると、神経から筋肉への信号が一時的に弱まり、筋肉の過剰な収縮を抑えられます。その結果、次のような変化が期待できます。

  • 首に浮き出る縦筋を目立ちにくくする
  • 首元をなめらかに見せる
  • フェイスラインを下へ引く力を弱める
  • 下顔面から首にかけてすっきりした印象を目指す

複数の臨床試験をまとめた研究でも、広頸筋の目立ちに対するA型ボツリヌストキシン製剤の有効性が報告されています。

ただし、「首のたるみ」という言葉にはさまざまな状態が含まれます。ボトックスが得意なのは筋肉が関係するたるみであり、皮膚そのものの強いたるみを持ち上げる治療ではありません。

  • Before写真
  • After写真

首のたるみおよびターキーネック治療:ボトックス注入
¥20,000~70,000(税込¥22,000~77,000)/回 ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】注射部位の痛み、炎症、赤み、かゆみ、腫れ、内出血など ※術後のフォローは、責任を持って行います。

  • 小西医師

    小西医師

  • 首のたるみを気にして来院される方を診察すると、実際には「皮膚が余っている」のではなく、広頸筋が強く収縮することで縦筋やフェイスラインのもたつきが強調されているケースがあります。一方で、皮膚や脂肪が主な原因の場合は、ボトックスだけにこだわらず別の治療を検討することが大切です。

首のたるみと関係する広頸筋とは

広頸筋は首からフェイスラインまで広がる薄い筋肉

広頸筋

広頸筋とは、鎖骨周辺から首の前面を通り、下あごや口元付近まで広がっている薄い筋肉です。首を緊張させたり、口角を下げたりするときなどに働きます。解剖学的には個人差が大きく、筋肉の走行や厚み、左右の広がり方も人によって異なります。

若い頃は皮膚や皮下組織によって目立ちにくいものの、加齢による組織の変化などに伴い、首の中央付近に縦方向の筋として浮き上がることがあります。これを「広頸筋バンド」「プラティスマバンド」などと呼びます。

広頸筋はフェイスラインを下方向へ引っ張る

広頸筋は首だけでなく、下顔面の見た目にも関係します。広頸筋が強く緊張すると、下あごやフェイスラインを下方向へ引く力が働きます。この作用によって、輪郭の境界がぼやけたり、口元からあごにかけて下がった印象が強くなったりすることがあります。

そこで広頸筋の一部へボトックスを注入し、下方向への力を弱めることで、フェイスラインをすっきり見せる方法があります。一般的に「ネフェルティティリフト」と呼ばれることもありますが、外科手術のように皮膚そのものを引き上げる治療ではありません。

首がたるんで見える原因

首のたるみは、広頸筋だけで起こるものではありません。代表的な原因は次のとおりです。

広頸筋の緊張・広頸筋バンド

首に力を入れたとき、縦方向に数本の筋がはっきり浮き上がる場合は広頸筋が関係している可能性があります。広頸筋が強く収縮すると、首の縦筋だけでなく、フェイスラインを下方向へ引っ張る力も強くなります。
このタイプは、ボトックスが比較的適応になりやすいケースです。

皮膚の弾力低下

年齢とともに皮膚のハリや弾力が低下すると、首の皮膚そのものがゆるみ、細かなしわやたるみが現れます。
このような皮膚のたるみは筋肉だけが原因ではないため、広頸筋ボトックスだけでは改善に限界があります。

首やあご下の脂肪

あご下や首に皮下脂肪が多いと、フェイスラインと首の境界がぼやけ、たるんで見えることがあります。ボトックスには脂肪細胞を減らす作用はありません。
脂肪が主な原因の場合は、脂肪吸引など別の治療を検討する必要があります。

フェイスライン全体の下垂

頬や口元など顔全体の組織が下垂すると、フェイスラインにもたつきが生じ、首との境目が不明瞭になります。
この場合も広頸筋へのボトックスだけで改善させることは難しく、たるみの程度や原因によって高周波(RF)やHIFU、糸リフトなどを検討します。

姿勢によって首のしわ・たるみが強調される

スマートフォンを見る時間が長く、首を曲げた状態が続くと、首の横じわが目立ちやすくなることがあります。
ただし、横じわと広頸筋バンドは同じものではありません。横じわは皮膚の折れ癖や皮膚構造なども関係するため、広頸筋ボトックスだけで必ず改善できるわけではありません。

  • 小西医師

    小西医師

  • 「首ボトックスをすれば首全体がピンと張る」と思われている方もいますが、ボトックスは皮膚を物理的に引き上げる薬剤ではありません。診察では、力を入れたときと抜いたときの首の状態を確認し、広頸筋の動きが見た目にどの程度影響しているかを判断します。

広頸筋ボトックスで期待できる効果

首の縦筋を目立ちにくくする

広頸筋ボトックスの代表的な適応が、首に浮き出る縦筋です。広頸筋の収縮を抑えることで、会話や表情、首に力を入れたときに目立つ縦筋を和らげます。

特に、皮膚の余りが少なく広頸筋バンドが目立っている方では変化を感じやすい傾向があります。非外科的な首治療についての医学レビューでも、皮膚のたるみが少なく動的な広頸筋バンドがあるケースはボツリヌストキシン治療の候補とされています。

フェイスラインをすっきり見せる

広頸筋には下あご周辺を下方向へ引く働きがあります。ボトックスによってこの力を弱めることで、フェイスラインが下方向へ引っ張られる力を軽減し、輪郭をすっきり見せる効果が期待できます。
ただし、脂肪量が多い場合や皮膚の下垂が強い場合には、変化が限定的になることがあります。

広頸筋ボトックスが向いている人

広頸筋ボトックスは、次のような方に適しています。

  • 首に縦方向の筋が浮き出る
  • 首に力を入れると広頸筋が目立つ
  • フェイスラインを下方向へ引く力が強い
  • 軽度のフェイスラインのもたつきが気になる
  • 切開を伴う治療には抵抗がある
  • 比較的短いダウンタイムで治療したい

特に重要なのが、たるみの原因に広頸筋がどの程度関与しているかです。筋肉の動きが原因であれば効果を期待できますが、皮膚や脂肪が主な原因の場合は別の治療が適しています。

広頸筋ボトックスだけでは改善が難しいケース

皮膚の余りが強い

皮膚が大きく余って垂れ下がっている場合、筋肉の動きを弱めても余った皮膚そのものはなくなりません。
そのため、ボトックスだけでは十分な改善が難しいケースがあります。

あご下の脂肪が多い

ボトックスは筋肉に作用する治療であり、脂肪を取り除く治療ではありません。二重あごや首のボリュームが主な悩みであれば、脂肪量を評価したうえで治療方法を考えます。

フェイスラインの下垂が強い

頬や口元を含めて組織全体が下垂している場合、広頸筋だけを治療しても十分なリフトアップ効果を得られない可能性があります。
このようなケースでは、皮膚や皮下組織へのアプローチを組み合わせることがあります。

首の横じわだけが気になる

広頸筋ボトックスは、縦方向に浮き出る広頸筋バンドへの治療を得意とします。首の横じわは原因が異なることが多いため、ボトックスだけですべての横じわをなくすことはできません。

  • 小西医師

    小西医師

  • 首の見た目は「筋肉・皮膚・脂肪」のどれか一つではなく、複数の要素が重なっていることが少なくありません。広頸筋の動きが強くても、同時に皮膚のゆるみがあればボトックス単独では改善しきれません。治療法ありきではなく、原因から考えることを重視しています。

広頸筋ボトックスの効果はいつから?どのくらい続く?

ボトックスは注入直後から筋肉が動かなくなるわけではありません。一般的には施術後数日から徐々に筋肉の働きが弱まり、その後、首の縦筋やフェイスラインの変化を感じやすくなります。

効果は永久ではなく、時間の経過とともに神経と筋肉の働きが回復します。持続期間には個人差があり、次のような要素によって変わります。

  • 使用する製剤
  • 注入量
  • 注入する範囲
  • 筋肉の強さ
  • 代謝
  • 過去の施術歴

効果が弱くなった際には、状態を確認しながら再施術を検討できます。
一方で、「効果が切れる前に頻繁に注入すればよい」というものではありません。必要以上の注入は筋力低下などにつながる可能性があるため、適切な間隔で状態を確認することが重要です。

広頸筋ボトックスのダウンタイムと副作用・リスク

広頸筋ボトックスは切開を必要としませんが、医療行為である以上、副作用やリスクがあります。

注射部位の赤み・腫れ・内出血

針を刺すため、一時的に赤みや腫れ、内出血が生じることがあります。多くは時間とともに落ち着きます。

違和感や首の力の入りにくさ

広頸筋の働きを抑える治療のため、注入量や範囲によっては首の動きに違和感を覚えることがあります。

左右差

もともとの筋肉の付き方や働き方に左右差がある場合、治療後も左右差が残ったり、一時的に目立ったりする可能性があります。

飲み込みにくさ・発声への影響

首には嚥下や発声に関係する重要な筋肉が存在します。ボツリヌストキシンが意図しない筋肉へ作用すると、まれに飲み込みにくさや声の出しにくさなどが生じる可能性があります。
広頸筋への注入では、首の解剖を理解し、適切な位置・深さ・量で施術することが重要です。

ボトックスが効きすぎる可能性

広範囲に過剰な量を注入すると、必要以上に筋肉の働きが低下する可能性があります。「たくさん注入すれば大きくリフトアップする」という治療ではありません。

  • 小西医師

    小西医師

  • 広頸筋は薄く広い筋肉で、その深部には嚥下などに関わる組織があります。そのため首へのボトックスでは、単純に気になる場所へ注射するのではなく、筋肉の走行や動きを確認することが重要です。当院では首に力を入れていただき、広頸筋の出方を確認しながら注入範囲を判断します。

広頸筋ボトックスと他の首のたるみ治療を比較

首のたるみは原因によって治療方法が異なります。

治療 主なターゲット 向いている悩み 特徴
広頸筋ボトックス 広頸筋 首の縦筋、筋肉によるフェイスラインの下方牽引 筋肉の過剰な働きを抑える
HIFU 皮下組織など 軽度〜中等度のたるみ 超音波による熱エネルギーを利用
高周波(RF) 真皮・皮下組織など 皮膚のゆるみ、ハリ低下 高周波による熱作用を利用
糸リフト 皮下組織 フェイスラインの下垂 糸によって組織を物理的に支持する
脂肪吸引 皮下脂肪 あご下・首の脂肪 脂肪そのものを吸引する
外科的リフト 皮膚・皮下組織など 強いたるみ、皮膚余剰 余剰皮膚や組織を外科的に調整する
ボトックス注入について詳しく見る 医療ハイフ(HIFU)、高周波(RF)治療について詳しく見る 糸によるリフトアップについて詳しく見る 脂肪吸引について詳しく見る フェイスリフトについて詳しく見る

重要なのは、どの治療が優れているかではなく、自分の首のたるみの原因に合っているかです。

たとえば広頸筋バンドが目立つ方へHIFUだけを行っても筋肉の動きは十分に抑えられません。一方、皮膚が大きく余っている方へ広頸筋ボトックスだけを行っても、皮膚そのものを引き上げることはできません。
複数の原因が重なっている場合には、治療を組み合わせることもあります。

広頸筋ボトックスのメリット・デメリット

メリット

切開せずに治療できる

注射による治療のため、皮膚を切開する必要がありません。首の縦筋や軽度のフェイスラインの変化が気になるものの、大がかりな施術は希望しない方に適した選択肢です。

広頸筋へ直接アプローチできる

HIFUや高周波(RF)とは作用する対象が異なり、広頸筋そのものの過剰な収縮を抑えることができます。

ダウンタイムが比較的短い

注射による赤みや内出血などは起こり得ますが、切開を伴う手術と比べると日常生活への影響を抑えやすい治療です。

デメリット

効果が永久ではない

ボトックスの効果は徐々に弱まります。状態を維持したい場合は、経過を見ながら再施術を検討します。

皮膚や脂肪には直接作用しない

筋肉に対する治療であるため、皮膚の余りや脂肪が原因の首のたるみには効果が限定的です。

注入方法によって副作用が生じる可能性がある

首には発声や嚥下などに関係する筋肉があるため、解剖を考慮した施術が必要です。

首のたるみ治療は「ボトックスを打つか」より原因診断が重要

首のたるみ治療で最も重要なのは、施術名から選ぶことではありません。診察では、次のような点を確認します。

  • 力を抜いた状態での首のたるみ
  • 首に力を入れた際の広頸筋の動き
  • 皮膚の余り
  • あご下の脂肪量
  • フェイスラインの下垂
  • 横じわの深さ
  • 顔全体とのバランス

広頸筋の作用が強ければボトックスが選択肢となり、皮膚のゆるみが中心であればHIFUや高周波(RF)など、脂肪が中心であれば脂肪に対する治療を検討します。

「首がたるんでいる=広頸筋ボトックス」ではなく、原因ごとに治療を使い分けることが自然な仕上がりにつながります。

小西医師

恵聖会クリニックが首のたるみ治療で選ばれる理由とポリシー

2000年開院、27年目の経験を治療選択に活かしています

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。美容医療では同じ「首のたるみ」という悩みでも、広頸筋が原因の方、皮膚のゆるみが強い方、脂肪やフェイスライン全体の下垂が関係している方など状態はさまざまです。
27年にわたり多くの患者様の治療とその後の経過を診てきた経験を、施術の適応判断や治療方法の選択に活かしています。

一人ひとりの原因に合わせて治療をご提案します

当院では、首のたるみが気になる方全員に広頸筋ボトックスをご提案するわけではありません。診察で広頸筋の動き、皮膚のゆるみ、脂肪量、フェイスラインなどを確認し、ボトックスが適しているのか、HIFUや高周波(RF)など別の治療が適しているのかを判断します。

複数の選択肢を持つことで、「できる施術を当てはめる」のではなく、患者様の状態や希望する変化に合わせて治療方法を考えることを大切にしています。

多様な治療選択肢から首のたるみの原因にアプローチ

首やフェイスラインのたるみには、筋肉だけでなく皮膚や皮下組織など複数の要素が関係します。恵聖会クリニックでは、ボトックスに加え、高周波(RF)やHIFUなど異なる層へアプローチする機器治療のほか、たるみの程度に応じてフェイスリフト(ネックリフト)などの外科的治療も選択肢としてご提案できます。
治療機器の数そのものではなく、複数の方法から患者様の原因に合わせて選択できることを重視しています。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています

恵聖会クリニックでは、施術直後の仕上がりだけでなく、その後の経過を安心して過ごしていただくことまで含めて治療だと考えています。広頸筋ボトックスでは、施術前に赤みや内出血、首の違和感など予想される経過を説明します。
施術後に気になる症状が生じた場合にもご相談いただけます。通常の範囲内の経過であれば今後どのように落ち着いていくのかをご説明し、通常とは異なる経過が疑われる場合には速やかに医師が診察します。

2000年の開院以来27年にわたり蓄積してきた経験を活かし、施術を決める段階から施術後まで一貫したサポートを心がけています。

不要なアップセルをせず、必要な治療を提案します

首のたるみ治療では、複数の施術を組み合わせられるからこそ、「どこまで治療する必要があるか」を考えることが重要です。恵聖会クリニックでは、ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示するようなアップセルは行いません。

「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針のもと、診察で必要性を確認し、患者様にとって必要と考えられる治療をご提案します。

効果・リスク・費用を説明し、無理な勧誘は行いません

ボトックスにはメリットだけでなく、効果の限界や副作用の可能性もあります。当院では期待できる変化だけでなく、リスク、ダウンタイム、費用などもご説明し、内容をご理解いただいたうえで施術を選択していただくことを大切にしています。
希望されていない施術を無理・強引に勧めることはありません。

施術後も相談できるアフターフォロー

美容医療は、施術を受けた時点で終了するものではありません。特にボトックスは施術直後に完成する治療ではなく、その後徐々に筋肉への作用が現れるため、経過を含めて考える必要があります。

施術後に「左右差が気になる」「首に違和感がある」「この経過で問題ないか分からない」といった不安があればご相談いただき、必要に応じて医師が状態を確認します。

ご家族やご友人からの紹介で来院される患者様も多くいらっしゃいます

恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様がご家族やご友人などからの紹介をきっかけに来院されています。一つひとつの治療について、適応だけでなく「その治療では改善しにくいこと」も含めて誠実にお伝えし、患者様に向き合ってきた積み重ねが紹介につながっていると考えています。

これからも、すべての患者様に誠実な美容医療をご提供することを大切にしていきます。

首のたるみ・広頸筋ボトックスに関するよくある質問

Q1. ボトックスで首のたるみはなくなりますか?

すべての首のたるみがなくなるわけではありません。広頸筋の緊張によって生じている首の縦筋やフェイスラインの下方への牽引には改善が期待できますが、余った皮膚や皮下脂肪をボトックスで取り除くことはできません。原因を見極めることが重要です。

Q2. 広頸筋ボトックスにはリフトアップ効果がありますか?

広頸筋がフェイスラインを下方向へ引く力を弱めることで、輪郭がすっきり見えることがあります。ただし、外科的なリフト治療のように皮膚や組織そのものを物理的に大きく持ち上げる治療ではありません。

Q3. 首の縦じわにボトックスは効果がありますか?

首に浮き出る縦方向の筋が広頸筋バンドによるものであれば、ボトックスによって目立ちにくくなる可能性があります。一方、皮膚そのものに刻まれたしわや横じわでは治療方法が異なることがあります。

Q4. 首の横じわにもボトックスは効きますか?

広頸筋ボトックスは、主に筋肉の収縮による縦方向の広頸筋バンドを対象とします。首の横じわは皮膚の折れ癖や弾力低下など複数の原因が関係するため、ボトックスだけでは十分な改善が難しいケースがあります。

Q5. 広頸筋ボトックスで小顔になりますか?

顔の骨格や脂肪そのものを小さくする治療ではありません。ただし、広頸筋がフェイスラインを下方向へ引く力が弱まることで、輪郭がすっきりして見える場合があります。

Q6. あご下のたるみにも効果がありますか?

広頸筋の働きが原因の一つであれば効果を期待できます。しかし、あご下の脂肪や強い皮膚のたるみが主な原因の場合、広頸筋ボトックスだけでは十分な改善が難しいことがあります。

Q7. 広頸筋ボトックスは痛いですか?

注射の際に針を刺す痛みを感じることがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、切開を伴う施術ではありません。

Q8. 広頸筋ボトックスは何回受ければいいですか?

1回の施術でも効果を期待できますが、効果は永久ではありません。その後も状態を維持したい場合は、筋肉の動きが戻ってきた段階で再施術を検討します。必要な頻度は筋肉の強さや使用する製剤などによって異なるため、医師と相談して決めることが大切です。

Q9. 広頸筋ボトックスで飲み込みにくくなることはありますか?

まれですが、ボツリヌストキシンが周囲の筋肉へ作用した場合、飲み込みにくさなどが起こる可能性があります。広頸筋の解剖や動きを理解し、適切な位置・深さ・量で注入することが重要です。

まとめ|ボトックスが効く首のたるみかどうかを見極めることが重要

ボトックスは、広頸筋の緊張によって目立つ首の縦筋や、フェイスラインを下方向へ引っ張る力を弱める治療です。広頸筋が首のたるんだ印象に大きく関係している方では、首元やフェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。

一方、ボトックスには皮膚を切除したり、脂肪を減らしたりする作用はありません。そのため、次のどれが首のたるみに関係しているのかを診断し、原因に合った治療を選択することが重要です。

  • 広頸筋の緊張
  • 皮膚のゆるみ
  • あご下の脂肪
  • フェイスライン全体の下垂
  • 小西医師

    小西医師

  • 恵聖会クリニックでは、広頸筋の動きだけでなく皮膚や脂肪、フェイスライン全体の状態を診察し、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
    「首にボトックスを打てばいいのか分からない」「縦筋だけでなくあご下やフェイスラインも気になる」という方も、まずは現在の状態を確認することから始めましょう。

ボトックス注入について詳しく見る

監修医情報

小西 奈津子医師
医師名
小西 奈津子
略歴
2000年 近畿大学医学部卒業
以降、大学病院および某美容クリニックで研鑽を積んだ後、院長に就任。
2021年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会(JSAS)
資格
ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
小西医師プロフィール

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