ドクター・スタッフコラム

鼻ヒアルロン酸注射のデメリットとは?鼻先への注入・合併症・リスクを医師が解説

田中医師

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田中医師

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鼻ヒアルロン酸注射のデメリットとリスクを解説するイメージ

結論|鼻ヒアルロン酸注射は鼻筋を整える治療だが重大な合併症に注意

鼻ヒアルロン酸注射は、鼻筋を高く見せる目的で行う注入治療です。
一方で、鼻先を細くする・団子鼻を根本的に改善する治療ではありません。最大の注意点は、血管閉塞、皮膚壊死、視覚障害などの重大な合併症が起こり得ることです。

特に鼻先への無理な注入はリスクが高く、診察で適応を慎重に判断する必要があります。

鼻ヒアルロン酸注射で鼻筋を整えるイメージ

鼻ヒアルロン酸注射とは?医学的な定義

鼻ヒアルロン酸注射とは、ヒアルロン酸製剤を鼻根部や鼻背部に注入し、鼻筋の高さやラインを整える美容医療です。

主な目的

主な目的は以下です。

  • 鼻筋を高く見せる
  • 鼻根部を整える
  • 横顔のバランスを整える
  • 軽度の凹凸を目立ちにくくする
  • メスを使わずに鼻の印象を変える
  • “田中医師"/

    田中医師

  • ヒアルロン酸は体内にも存在する成分で、注入後は時間の経過とともに少しずつ吸収されます。鼻のヒアルロン酸注射は、切開を伴わないためダウンタイムが短い一方、鼻の形を根本的に変える治療ではありません。

  • Before写真
  • After写真

鼻ヒアルロン酸注入 ジュビダームビスタ ボリューマXC(1cc)
¥55,000(税込¥60,500) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】内出血・アレルギー反応 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

鼻ヒアルロン酸でできること

鼻ヒアルロン酸注射で得意な変化は「鼻筋を通すこと」です。
具体的には、以下の悩みに向いています。

  • 鼻根部が低い
  • 鼻筋のラインをはっきり見せたい
  • 横顔の凹凸を整えたい
  • プロテーゼ手術には抵抗がある
  • まずは注射で変化を確認したい

鼻ヒアルロン酸でできないこと

鼻ヒアルロン酸注射では、以下の変化には向いていません。

  • 鼻先を細くする
  • 団子鼻を小さくする
  • 小鼻を小さくする
  • 鼻翼の横幅を狭くする
  • 鼻先を大きく下げる
  • 鼻の皮膚や軟骨そのものを小さくする

鼻ヒアルロン酸は「足す治療」です。脂肪、皮膚、軟骨を減らす治療ではありません。そのため、鼻先や小鼻のボリュームを小さくしたい方には、ヒアルロン酸ではなく鼻尖形成、小鼻縮小、軟骨移植などの治療が適するケースがあります。

よくある誤解|鼻先にヒアルロン酸を入れれば団子鼻は治る?

鼻先にヒアルロン酸を入れても、団子鼻が根本的に治るわけではありません。

団子鼻の主な原因は、鼻先の軟骨の広がり、皮膚の厚み、脂肪組織、鼻翼軟骨の形です。ヒアルロン酸はこれらを小さくできません。むしろ鼻先にボリュームを足すことで、鼻先が丸く見えることがあります。

鼻ヒアルロン酸注射の主なデメリット

鼻ヒアルロン酸注射は手軽な印象が強い治療ですが、医療行為である以上、デメリットがあります。

デメリット1|鼻先が太く見えることがある

鼻先にヒアルロン酸を入れると、皮膚の下にボリュームが加わります。

そのため、鼻先を高くしたつもりでも、正面から見ると鼻先が丸く、太く見えることがあります。特に皮膚が厚い方、団子鼻傾向の方、鼻先の軟骨が広がっている方は、鼻先注入でシャープな変化を出しにくいです。

デメリット2|鼻筋が横に広がることがある

鼻のヒアルロン酸は、注入量が多すぎると横方向に広がります。

特に柔らかい製剤を多く入れると、時間の経過とともに鼻筋が太く見えることがあります。鼻筋を高くしたい治療であっても、入れすぎると「太い鼻筋」「不自然な鼻」につながります。

デメリット3|繰り返すと不自然になりやすい

鼻ヒアルロン酸を短期間に繰り返すと、以前の製剤が残った状態で追加注入することになります。
その結果、以下の変化が起こります。

  • 鼻筋が太くなる
  • 鼻根部が盛り上がりすぎる
  • 横顔が不自然になる
  • 眉間から鼻にかけて一直線に見える
  • 鼻先や鼻背に凹凸が出る

鼻ヒアルロン酸は「足りない部分に必要量を補う治療」です。毎回追加すればきれいになる治療ではありません。

デメリット4|効果は永久ではない

鼻ヒアルロン酸は、時間の経過とともに吸収されます。

持続期間は製剤の種類、注入量、注入部位、体質によって変わりますが、永久的な治療ではありません。長期的に高さを維持したい方は、プロテーゼや自家組織を用いた手術の方が適することがあります。

デメリット5|しこり・凹凸・違和感が出ることがある

鼻は皮膚が薄い部分と厚い部分が混在しています。

注入層、注入量、製剤の硬さが合わないと、触ったときのしこり、見た目の凹凸、光の当たり方による不自然さが出ます。特に鼻先や鼻背は凹凸が目立ちやすいため、少量ずつ慎重に注入する必要があります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 実際の相談では「鼻先にヒアルロン酸を入れれば、団子鼻が細くなると思っていた」という声が多くあります。当院では鼻先の皮膚の厚み、軟骨の形、鼻筋とのバランスを確認し、ヒアルロン酸で改善できる範囲かを慎重に判断しています。

鼻先へのヒアルロン酸注射が慎重に判断される理由

鼻先へのヒアルロン酸注射は、鼻筋への注入より慎重な判断が必要です。
理由は大きく3つあります。

  • 鼻先は皮膚の余裕が少ない
  • 血流障害が起こると皮膚トラブルにつながる
  • 鼻先を細くする効果が限定的

鼻先は皮膚が伸びにくい

鼻先は皮膚が厚い方も多い一方、内部のスペースには限りがあります。

狭い場所にヒアルロン酸を入れると、圧が高まり、血管を圧迫するリスクが上がります。鼻先を高く見せたい場合でも、皮膚や軟骨の条件を無視した注入は避けるべきです。

鼻先は血管走行が複雑

鼻には、顔面動脈、眼動脈につながる血管網が存在します。ヒアルロン酸が血管内に入る、または血管を強く圧迫すると、血流障害が起こります。

フィラー注入による血管閉塞はまれですが、皮膚壊死、視覚障害、脳梗塞様症状などの重大な合併症につながることが報告されています。米国FDAも、皮膚充填剤が血管内に誤注入された場合、組織壊死、視覚異常、失明、脳卒中などが起こり得ると注意喚起しています。

参考文献:U.S. Food and Drug Administration. Dermal Fillers (Soft Tissue Fillers). FDA Medical Devices. 2023.

鼻先は「細くする治療」ではない

鼻先を細くしたい場合、必要なのはボリュームを足すことではなく、鼻翼軟骨の形を整えることです。

そのため、鼻先が丸い方にヒアルロン酸を入れると、正面から見た丸さが強調されることがあります。鼻先の形を整える目的では、鼻尖形成、鼻尖縮小、耳介軟骨移植などの治療が適するケースがあります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 鼻先に関する相談では「少しだけ高くしたい」というご希望でも、診察すると皮膚が厚く、ヒアルロン酸では横に広がりやすい方が少なくありません。当院では、鼻先への注入を無理にすすめず、鼻筋だけで整うか、手術の方が自然かを分けて判断します。

鼻ヒアルロン酸注射で起こり得る合併症

鼻先へのヒアルロン酸注射で起こり得る合併症を説明するイメージ

鼻ヒアルロン酸注射の合併症は、軽度のものから緊急対応が必要なものまであります。

起こりやすい症状

施術後に比較的起こりやすい症状は以下です。

  • 腫れ
  • 赤み
  • 内出血
  • 痛み
  • 押したときの違和感
  • 軽いむくみ
  • 針穴周囲の赤み

これらは数日から1〜2週間程度で落ち着くことが一般的です。ただし、痛みが強くなる、皮膚の色が悪くなる、白っぽくなる、紫色に変化する場合は、血流障害を疑います。

血管閉塞

血管閉塞とは、ヒアルロン酸が血管内に入る、または血管を圧迫することで血流が妨げられる状態です。
血管閉塞の代表的なサインは以下です。

  • 注入直後から強い痛みがある
  • 皮膚が白くなる
  • 皮膚が紫色や網目状に変化する
  • 冷感がある
  • 赤みではなく、まだらな変色が出る
  • 時間とともに痛みが増す

血管閉塞は早期発見が重要です。ヒアルロン酸フィラーの血管閉塞は、血管内への誤注入で起こる重篤な合併症として報告されています。

皮膚壊死

皮膚壊死とは、血流が途絶えた皮膚組織がダメージを受ける状態です。

鼻やほうれい線周囲へのヒアルロン酸注入では、血管内塞栓や血管外からの圧迫により、鼻の皮膚壊死が起こることが報告されています。早期に虚血を見つけ、ヒアルロニダーゼなどで対応することが進行予防に重要です。

視覚障害・失明

鼻周囲の血管は眼の血管とつながりがあります。

ヒアルロン酸が血管内に入り、逆流して眼動脈系に到達すると、視覚障害や失明につながります。非常にまれですが、起こると重大です。非外科的隆鼻術のシステマティックレビューでは、皮膚壊死、失明、脳卒中などの重篤な血管性合併症が報告されています。

感染

注入部位に細菌が入ると、感染が起こります。
感染のサインは以下です。

  • 赤みが広がる
  • 熱感が強い
  • 痛みが増える
  • 膿が出る
  • 発熱がある

感染が疑われる場合は、早めの診察が必要です。

アレルギー・遅発性炎症

ヒアルロン酸製剤に対するアレルギー反応や、時間が経ってから炎症が起こることがあります。

遅発性炎症では、数週間から数ヶ月後に腫れ、赤み、しこり、圧痛が出ることがあります。体調不良、感染、免疫反応がきっかけになるケースもあります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 当院では、施術直後の仕上がりだけでなく、数日後の皮膚色や痛みの変化を重視しています。通常の腫れと血流障害は見え方が異なります。強い痛み、白色変化、紫色のまだらな変化がある場合は、早めにご連絡いただくことが重要です。

鼻ヒアルロン酸注射のダウンタイムとアフターケア

鼻ヒアルロン酸注射のダウンタイムは比較的短い治療です。
ただし、鼻は目立つ部位のため、軽い腫れや内出血でも気になりやすい特徴があります。

ダウンタイムの目安

症状 目安 注意点
針穴の赤み 当日〜数日 メイクで隠せることが多い
腫れ 数日〜1週間 入れすぎに見える時期がある
内出血 1〜2週間 黄色っぽく変化して薄くなる
違和感 数日〜2週間 強い痛みは要注意
仕上がりのなじみ 1〜2週間 製剤と組織がなじむ期間

施術後に避けること

施術後は、以下を避けてください。

  • 強く押す
  • マッサージする
  • うつ伏せで寝る
  • 長時間のサウナ
  • 長時間の飲酒
  • 激しい運動
  • 鼻を強くかむ
  • 鼻を圧迫する眼鏡を長時間かける

特に施術直後は、ヒアルロン酸がなじむ前の時期です。形を自分で整えようとして押すと、ズレや凹凸の原因になります。

すぐに相談が必要な症状

以下の症状がある場合は、自己判断せず早めに相談してください。

  • 強い痛み
  • 皮膚が白くなる
  • 皮膚が紫色や黒っぽくなる
  • まだらな変色が出る
  • 視界がかすむ
  • 目の痛みがある
  • 頭痛や吐き気を伴う
  • 腫れが急に悪化する
  • “田中医師"/

    田中医師

  • 鼻ヒアルロン酸の重篤な合併症は早期対応が重要です。特に血管閉塞では、対応の遅れが皮膚壊死や後遺症につながります。

鼻ヒアルロン酸注射と他の鼻整形の比較

鼻の悩みは、ヒアルロン酸だけで解決できるとは限りません。目的に合わせて治療を選ぶことが重要です。

項目 鼻ヒアルロン酸注射 鼻尖形成・鼻尖縮小 プロテーゼ・軟骨移植
主な目的 鼻筋を高く見せる 鼻先を細く整える 鼻筋や鼻先の高さを長期的に整える
向いている悩み 鼻根部が低い、鼻筋を通したい 団子鼻、鼻先の丸み、鼻先の広がり 鼻全体の高さ不足、長期的な変化
鼻先への効果 限定的 高い 適応により高い
効果の持続 永久ではない 長期的 長期的
ダウンタイム 短い 腫れ・内出血が出やすい 腫れ・内出血が出やすい
傷跡 針穴のみ 術式により異なる 術式により異なる
修正のしやすさ ヒアルロニダーゼで溶解可能 再手術が必要なことがある 再手術が必要なことがある
主なデメリット 血管閉塞、広がり、しこり 腫れ、左右差、後戻り 異物感、感染、位置ズレ
選び方 軽度の高さ調整 鼻先の形を根本的に整えたい方 長期的に鼻筋・鼻先を整えたい方
  • 田中医師

    田中医師

  • 鼻の相談では「注射でできる範囲」と「手術で整えるべき範囲」を分けることが大切です。当院では、鼻筋の軽度な高さ調整にはヒアルロン酸、鼻先の丸みや軟骨の広がりには鼻尖形成など、原因に合わせて提案します。

鼻尖形成について詳しく見る 隆鼻術(プロテーゼ)について詳しく見る 軟骨移植について詳しく見る

鼻ヒアルロン酸注射のメリット・デメリット整理

メリット

鼻ヒアルロン酸注射のメリットは以下です。

  • メスを使わない
  • 施術時間が短い
  • ダウンタイムが比較的短い
  • 鼻筋の変化を確認しやすい
  • ヒアルロニダーゼで溶解できる
  • プロテーゼに抵抗がある方でも検討しやすい
  • 横顔の印象を整えやすい

デメリット

鼻ヒアルロン酸注射のデメリットは以下です。

  • 効果は永久ではない
  • 鼻先を細くする治療ではない
  • 入れすぎると鼻筋が太くなる
  • 鼻先に入れると丸く見えることがある
  • しこりや凹凸が出ることがある
  • 血管閉塞のリスクがある
  • 皮膚壊死や視覚障害など重大な合併症がある
  • 繰り返し注入で不自然になることがある
  • 既往歴や鼻整形歴によって適応外になる

鼻ヒアルロン酸注射が向かないケース

以下に該当する方は、鼻ヒアルロン酸注射が向かない、または慎重な判断が必要です。

鼻先を細くしたい方

鼻先を細くしたい方には、ヒアルロン酸注射は第一選択ではありません。

ヒアルロン酸はボリュームを足す治療です。鼻先の丸みを減らしたい場合は、鼻尖形成や鼻尖縮小が適します。

団子鼻を根本的に改善したい方

団子鼻の原因が軟骨、皮膚の厚み、脂肪組織にある場合、注射だけでは改善が限定的です。

鼻先の構造を整える必要があるため、手術の適応を確認します。

以前に鼻整形を受けている方

過去に鼻の手術を受けている方は、血管の走行や皮膚の状態が通常と異なることがあります。

  • “田中医師"/

    田中医師

  • 美容目的の鼻手術歴がある場合は、血管の位置が予測しにくく、血流が弱いことから、ヒアルロン酸注入後の虚血や壊死リスクが高まると報告されています。

皮膚が極端に薄い方

皮膚が薄い方は、ヒアルロン酸の輪郭が透けたり、凹凸が目立ったりします。

この場合、無理に注入量を増やすと不自然な仕上がりになります。

大きな変化を希望する方

鼻ヒアルロン酸注射は、軽度から中等度の変化に向く治療です。

大きく鼻を高くしたい、鼻先の向きを変えたい、鼻全体の形を変えたい方には、手術の方が適します。

鼻ヒアルロン酸注射で失敗を避けるための判断基準

鼻ヒアルロン酸注射で重要なのは、製剤名や料金だけではありません。
以下の判断基準が大切です。

注入部位を正しく見極める

鼻ヒアルロン酸では、どこに入れるかが結果を左右します。

鼻根部、鼻背部、鼻先ではリスクと得られる変化が異なります。鼻先に安易に注入せず、鼻筋全体のバランスで整えることが重要です。

注入量を増やしすぎない

鼻ヒアルロン酸は、少量でも印象が変わる治療です。

入れすぎると、鼻筋が太くなり、不自然になります。特に鼻根部に入れすぎると、眉間から鼻までが一直線に見え、人工的な印象になります。

鼻先の悩みは原因を分ける

鼻先の悩みは、以下の原因に分けて考えます。

  • 軟骨の広がり
  • 皮膚の厚み
  • 脂肪の厚み
  • 鼻柱の支え不足
  • 小鼻の横幅
  • 鼻筋との高低差

原因が違えば、適した治療も違います。鼻先を細くしたい方にヒアルロン酸を入れると、希望と逆の仕上がりになることがあります。

ヒアルロニダーゼ対応の体制を確認する

ヒアルロン酸は、ヒアルロニダーゼで分解できます。

ただし、血管閉塞などの緊急時は時間が重要です。ヒアルロン酸フィラーによる血管閉塞では、ヒアルロニダーゼを含む早期治療が重要で、早期対応が皮膚壊死の進行予防に関係します。

  • 田中医師

    田中医師

  • 鼻ヒアルロン酸の修正相談では、最初の注入量が多すぎるケースが目立ちます。鼻は「少し足りない」程度で止める方が自然に見えます。当院では一度で大きく変えるより、横顔と正面のバランスを見ながら必要量を見極めます。

恵聖会クリニックが鼻ヒアルロン酸注射で選ばれる理由とポリシー

鼻ヒアルロン酸注射後のダウンタイムと注意点のイメージ

恵聖会クリニックでは、鼻ヒアルロン酸注射を「手軽なプチ整形」としてだけではなく、血管走行、鼻の皮膚、鼻先の構造を踏まえた医療行為として行います。

鼻先への無理な注入をすすめない

当院では、鼻先を細くしたい方に対して、ヒアルロン酸を安易に注入する提案は行いません。

鼻先の丸み、団子鼻、小鼻の広がりは、ヒアルロン酸で根本改善できないことがあります。診察で鼻先の皮膚、軟骨、鼻筋とのバランスを確認し、必要に応じて鼻尖形成や小鼻縮小などの選択肢も説明します。

圧倒的な症例数と長い歴史

恵聖会クリニックは、2000年開院、2026年時点で開院27年の美容外科・美容皮膚科クリニックです。

長い歴史の中で積み重ねた経験値、技術力、症例数をもとに、患者様一人ひとりに合った治療を提案しています。

ご紹介で来院される患者様が多い

当院には、毎月多くの患者様がご紹介で来られています。

これは「全ての方にご満足いただく施術を提供し続ける」という当院のポリシーが、ご紹介という形で結びついている結果だと考えています。鼻ヒアルロン酸注射でも、自然な変化、安全性、納得感を大切にしています。

患者様お一人おひとりに合った施術を提案

鼻の悩みは、同じ「鼻を高くしたい」という言葉でも原因が異なります。

  • “田中医師"/

    田中医師

  • 当院では、鼻根部の低さ、鼻筋のライン、鼻先の丸み、小鼻の広がり、横顔のEラインを診察し、ヒアルロン酸で整えるべきか、手術の方が適するかを判断します。

アップセルをしない

恵聖会クリニックでは、ホームページに記載のない高額な施術料金を提示することはありません。

「高度な美容医療を適正価格でご提供する」というポリシーのもと、必要のない施術を追加する提案は行いません。

無理・強引な勧誘をしない

鼻ヒアルロン酸注射は、リスクと適応を理解したうえで受ける治療です。

当院では、患者様が納得されたうえで施術に臨めるよう、無理な勧誘は行いません。鼻先への注入が適さないと判断した場合は、その理由も明確に説明します。

徹底したアフターフォロー

施術は受けたら終わりではありません。

鼻ヒアルロン酸注射は、施術後の腫れ、内出血、皮膚色の変化、不安感に対するフォローが重要です。当院では、ダウンタイム中の不安や経過に対して、アフターフォローを徹底することをポリシーとしています。

大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携

恵聖会クリニックは、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指している美容外科・美容整形クリニックです。

美容医療においても、見た目の美しさだけでなく、解剖学的な安全性と医療としての適切性を重視しています。

よくある質問

Q1. 鼻ヒアルロン酸注射の一番大きなデメリットは何ですか?

一番大きなデメリットは、血管閉塞による皮膚壊死や視覚障害のリスクです。頻度は高くありませんが、鼻は血管走行が複雑なため、慎重な注入が必要です。

Q2. 鼻先にヒアルロン酸を入れると細くなりますか?

細くなりません。ヒアルロン酸はボリュームを足す治療です。鼻先を細くしたい場合は、鼻尖形成や鼻尖縮小の適応を確認します。

Q3. 鼻ヒアルロン酸で団子鼻は治りますか?

団子鼻の根本改善は困難です。団子鼻は軟骨、皮膚、脂肪組織が関係するため、ヒアルロン酸ではなく鼻尖形成が適することがあります。

Q4. 鼻ヒアルロン酸で失明することはありますか?

あります。非常にまれですが、ヒアルロン酸が血管内に入り眼の血管へ到達すると、視覚障害や失明につながります。鼻や眉間周辺は特に注意が必要です。

Q5. 鼻ヒアルロン酸は溶かせますか?

ヒアルロン酸は、ヒアルロニダーゼで分解できます。ただし、血管閉塞が疑われる場合は早期対応が重要です。自己判断で様子を見ることは避けてください。

Q6. 鼻ヒアルロン酸の腫れは何日続きますか?

腫れは数日から1週間程度が目安です。内出血が出た場合は、1〜2週間程度かけて薄くなります。強い痛みや皮膚色の変化がある場合は早めに相談してください。

Q7. 鼻ヒアルロン酸は何年持ちますか?

永久ではありません。一般的に半年〜1年半程度持ちますが、製剤や体質により異なります。長期的な高さを希望する場合は、プロテーゼや軟骨移植などの治療が適することがあります。

Q8. 鼻ヒアルロン酸を繰り返すと鼻が太くなりますか?

太く見えることがあります。前回の製剤が残っている状態で追加注入を繰り返すと、鼻筋が横に広がり、不自然な印象になります。

Q9. 過去に鼻整形をしていてもヒアルロン酸はできますか?

慎重な判断が必要です。過去の手術で血管走行や皮膚の状態が変わっていることがあり、血流障害のリスクが高くなることがあります。

Q10. 鼻ヒアルロン酸とプロテーゼはどちらが良いですか?

軽度の高さ調整なら鼻ヒアルロン酸、長期的に鼻筋を高くしたい場合はプロテーゼが適します。どちらが良いかは、希望する変化、鼻の皮膚、鼻先の形で判断します。

まとめ|鼻ヒアルロン酸注射は鼻先への適応と合併症を理解して選ぶ治療

鼻ヒアルロン酸注射は、鼻筋を整え、横顔の印象を変えやすい治療です。

一方で、鼻先を細くする治療ではありません。鼻先や団子鼻の悩みに対して無理に注入すると、鼻先が丸く見える、鼻筋が太くなる、しこりや凹凸が出るなどのデメリットがあります。

さらに、鼻ヒアルロン酸注射には、血管閉塞、皮膚壊死、視覚障害などの重大な合併症があります。特に鼻先や鼻背への注入は、解剖を理解した医師による慎重な判断が必要です。

  • “田中医師"/

    田中医師

  • 当院では、鼻ヒアルロン酸注射を希望される方にも、鼻先の形、皮膚の厚み、鼻筋とのバランス、過去の施術歴を確認し、適応を判断します。鼻先の根本改善が必要な方には、鼻尖形成やその他の治療も含めて適切に提案します。

鼻ヒアルロン酸について詳しく見る

監修医情報

田中 宏樹医師
医師名
田中 宏樹
略歴
2011年 徳島市立高校 理数科 卒業
2018年 徳島大学医学部 卒業
2018年 大阪警察病院 臨床研修医
2020年 大阪大学 形成外科入局
2020年 新潟大学医歯学総合病院 形成外科・美容外科
2021年 大阪母子医療センター 形成外科
2023年 箕面市立病院 形成外科
2026年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAS)
日本美容外科医師会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
資格
日本専門医機構認定 形成外科専門医
乳房増大用エキスパンダー/インプラント実施医師
乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
ボトックスビスタ認定医
ジュビダームビスタ認定医
日本化粧品検定2級/1級
日本化粧品検定特級/コスメコンシェルジュ
メイクカラーコンシェルジュ
コスメライター
田中医師プロフィール

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