ドクター・スタッフコラム
埋没法の平均費用は日本でいくら?美容外科の料金相場と選び方を医師が解説
日本の美容外科における二重埋没法の費用は、両目でおおむね3万円〜20万円前後が目安です。
ただし、実際の総額は「点数」「保証期間」「麻酔代」「再施術対応」「医師の技術料」によって変わります。
埋没法は安さだけで選ぶ施術ではありません。費用を見るときは、二重ラインの持続性、まぶたへの負担、術後フォローまで含めて判断することが重要です。
埋没法とは?医学的な定義
埋没法とは何か
埋没法とは、医療用の糸をまぶたの内部に埋め込み、皮膚とまぶたの内部組織を固定して二重ラインを作る美容外科手術です。
切開しないため、二重整形の中では体への負担が比較的少ない施術です。
主な特徴は以下です。
- まぶたを切開しない
- 医療用の糸で二重ラインを固定する
- 施術時間が比較的短い
- 腫れや内出血が比較的少ない
- 二重ラインが浅くなる、取れるリスクがある
- まぶたの厚みや皮膚のたるみによって向き不向きがある
埋没法の医学的な仕組み
埋没法では、まぶたの皮膚側と内部組織に糸をかけ、目を開けたときに皮膚が折り込まれる状態を作ります。
二重ラインができる流れは以下です。
- 希望の二重ラインを医師が確認する
- まぶたの厚み、脂肪、皮膚の余り、目の開き方を診察する
- 二重ライン上に糸をかける位置を決める
- 医療用の糸をまぶた内部に通す
- 皮膚と内部組織を固定する
- 目を開けたときに二重の折れ込みができる
つまり、埋没法は「糸で皮膚を留めるだけ」ではなく、まぶたの構造に合わせて二重の折れ込みを作る手術です。
二重埋没法:MT埋没法3点留め
¥58,000(税込¥63,800) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・膿ほう・結膜血腫・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
よくある誤解|安い埋没法と高い埋没法は同じではない
埋没法の費用を調べると、数万円のプランから20万円を超えるプランまで幅があります。
しかし、費用だけで施術内容を比較することはできません。
費用差が出る主な理由は以下です。
- 留める点数の違い
- 糸のかけ方の違い
- 使用する針や糸の違い
- 保証期間の違い
- 麻酔代が含まれるか
- 再施術対応の有無
- 医師の経験値
- 術後フォロー体制
- まぶたの状態に応じたデザイン調整の有無
埋没法の平均費用|日本の美容外科ではいくらが目安?
埋没法の平均費用は両目3万円〜20万円前後
日本の美容外科における埋没法の平均費用は、両目で3万円〜20万円前後が目安です。
一般的には、以下の価格帯に分かれます。
- 低価格帯:3万円〜5万円前後
- 標準価格帯:5万円〜15万円前後
- 高価格帯:15万円〜20万円以上
- 線留め・特殊固定・長期保証付き:20万円以上になることがある
ただし、平均費用だけで判断するのは危険です。安い価格に見えても、麻酔代、薬代、保証、再施術費用が別になると、総額が上がります。
埋没法の費用内訳
埋没法の費用は、主に以下で構成されます。
- 施術基本料金
- 局所麻酔代
- 笑気麻酔などのオプション麻酔
- 針や糸などの医療材料費
- 保証費用
- 再施術費用
- 術後の診察費用
- 薬代
- 片目のみの場合の料金設定
費用を確認するときは、「広告価格」ではなく「実際に支払う総額」を見る必要があります。
恵聖会クリニックの埋没法の費用
恵聖会クリニックでは、MT埋没法の料金を明確に公開しています。
主な料金は以下からご確認いただけます。
埋没法の費用が安すぎる場合に確認すること
埋没法で安すぎる価格を見たときは、以下を確認してください。
- 麻酔代が含まれているか
- 薬代が含まれているか
- 保証があるか
- 保証の条件が明確か
- 再施術時に追加費用がかかるか
- 担当医を選べるか
- 診察時に高額プランへ誘導されないか
- 術後の不安に対応してもらえるか
「安い=悪い」ではありません。
しかし、「安く見せて、診察時に高額な施術へ変更させる」料金設計には注意が必要です。
埋没法の費用が変わる原因とメカニズム
1. 点数が増えると費用が上がる
埋没法では、2点留め、3点留め、4点留めなど、糸を固定する点数によって費用が変わります。
点数が増えると、固定力が高まりやすくなります。一方で、まぶたへの負担も増えるため、点数が多ければ必ず良いわけではありません。
費用と点数の考え方は以下です。
- まぶたが薄い:2点留めで適応になることがある
- まぶたに厚みがある:3点留めを検討する
- 幅広二重を希望:固定力が必要になる
- 戻りやすいまぶた:点数や術式の工夫が必要
- 脂肪が多い:脱脂法との併用を検討する
重要なのは、点数を増やすことではなく、まぶたに合った固定設計を行うことです。
2. 保証期間が長いと費用が上がる
埋没法は糸で二重ラインを作るため、将来的にラインが浅くなる、取れる、左右差が気になるといった変化が起こります。
そのため、保証付きプランは保証なしプランより費用が高くなります。
保証で確認するべき項目は以下です。
- 保証期間
- 再施術の対象条件
- 幅変更が対象か
- 左右差修正が対象か
- 糸が取れたときの対応
- 同じラインのみ対象か
- 診察料や薬代が別途必要か
保証は「長ければ安心」ではありません。
自分のまぶたの状態と、希望する二重幅に合う保証内容を選ぶことが大切です。
3. まぶたの厚みや脂肪量で費用が変わる
まぶたが厚い方、皮膚の余りが強い方、脂肪が多い方は、通常の埋没法だけではラインが浅くなりやすくなります。
この場合、以下の施術を組み合わせることがあります。
- 二重脱脂法
- 自然癒着法
- マイクロ切開法
- 全切開法
- 眼瞼下垂治療
費用を抑えるために無理に埋没法を選ぶと、ラインが取れやすくなることがあります。
最初に適応を正しく診断することが、結果的に費用面でも無駄を減らせます。
4. 医師の技術力とデザイン力で費用が変わる
埋没法は短時間で終わる施術ですが、簡単な手術ではありません。
仕上がりを左右する要素は以下です。
- 二重幅の設計
- 左右差の見極め
- 目の開きの確認
- 皮膚の厚みの判断
- 糸をかける深さ
- 結び目の処理
- 腫れを抑える操作
- 将来的な戻りやすさの予測
同じ「2点留め」でも、医師の判断と技術によって仕上がりは変わります。
埋没法のダウンタイム・症状・リスク
埋没法のダウンタイムの目安
埋没法のダウンタイムは、腫れや内出血の出方によって変わります。
一般的な目安は以下です。
| 経過 | 起こりやすい状態 |
|---|---|
| 当日 | 腫れ、違和感、つっぱり感、軽い痛み |
| 1〜3日目 | 腫れが出やすい時期 |
| 1週間前後 | 腫れが落ち着き始める |
| 2〜3週間 | 違和感が少なくなる |
| 1〜3ヶ月 | 二重ラインが自然になじむ |
埋没法で起こり得る症状
埋没法で起こり得る症状は以下です。
- 腫れ
- 浮腫
- 内出血
- つっぱり感
- 左右差
- 二重幅が広く見える
- 目元の違和感
- 糸のふくらみ
- 感染
- 血腫
- 結膜浮腫
- 二重ラインの消失
糸の露出・炎症・感染には注意が必要
埋没法は糸を体内に残す施術です。
そのため、まれに糸の露出、炎症、感染、異物感が起こります。
以下の症状があるときは、早めに医師の診察を受けてください。
- 目がゴロゴロする
- まぶたの裏に痛みがある
- 充血が続く
- 糸のようなものが見える
- まぶたが赤く腫れる
- 膿が出る
- 強い左右差がある
- 二重ラインが急に乱れた
埋没法後のアフターケア
埋没法後は、腫れや内出血を抑えるために生活面の注意が必要です。
主なアフターケアは以下です。
- 当日は目元を強くこすらない
- 長風呂、サウナ、飲酒、激しい運動を控える
- 腫れが強い時期は目元を冷やす
- コンタクトレンズは医師の指示に従って再開する
- アイメイクは指定された時期から再開する
- 目をこする癖を避ける
- 異常があれば自己判断せず診察を受ける
埋没法・切開法・自然癒着法の比較表
| 項目 | 埋没法 | 自然癒着法 | 全切開法 |
|---|---|---|---|
| 施術方法 | 糸で二重ラインを固定 | 小さな処理で癒着を作る | 皮膚を切開して二重を作る |
| 費用相場 | 3万円〜20万円前後 | 10万円〜30万円前後 | 20万円〜40万円前後 |
| ダウンタイム | 比較的短い | 埋没法よりやや長い | 長い |
| 持続性 | 取れるリスクがある | 埋没法より安定しやすい | 長期的に安定しやすい |
| 傷跡 | 目立ちにくい | 目立ちにくい | 切開線が残る |
| 向いている人 | まぶたが薄い方、初めての二重整形 | 戻りにくさを重視する方 | 皮膚の余りや厚みが強い方 |
| 向かない人 | まぶたが非常に厚い方 | 強いたるみがある方 | ダウンタイムを短くしたい方 |
| やり直し | 比較的しやすい | 状態による | 修正難度が上がる |
| 費用を見るポイント | 点数・保証・総額 | 固定力・適応 | 医師の技術・傷跡・長期経過 |
埋没法のメリット・デメリット
埋没法のメリット
埋没法の主なメリットは以下です。
- 切開しない
- 施術時間が比較的短い
- ダウンタイムが比較的短い
- 傷跡が目立ちにくい
- 初めての二重整形でも選びやすい
- 幅の修正や抜糸を検討しやすい
- 片目だけの施術にも対応しやすい
- まぶたへの負担を抑えやすい
埋没法のデメリット
埋没法の主なデメリットは以下です。
- 二重ラインが取れることがある
- まぶたが厚いと戻りやすい
- 幅広二重は不自然になりやすい
- 糸の違和感が出ることがある
- 糸の露出や感染のリスクがある
- 左右差が出ることがある
- 皮膚のたるみは根本的に取れない
- 眼瞼下垂がある場合は適応外になることがある
埋没法が向いている人
埋没法が向いている人は以下です。
- 切開せずに二重にしたい方
- ダウンタイムを短くしたい方
- まぶたが比較的薄い方
- 皮膚のたるみが少ない方
- 自然な二重ラインを希望する方
- 初めて二重整形を受ける方
- 片目だけ二重ラインを整えたい方
埋没法が向いていない人
埋没法が向いていない人は以下です。
- まぶたの脂肪が多い方
- 皮膚のたるみが強い方
- 眼瞼下垂がある方
- 幅広すぎる二重を希望する方
- 何度も埋没法が取れている方
- 半永久的な変化を希望する方
- まぶたに強い左右差がある方
埋没法の費用で失敗しない選び方
1. 平均費用だけで決めない
埋没法は平均費用だけで決める施術ではありません。
確認するべき項目は以下です。
- 総額はいくらか
- 施術内容は何か
- 点数は何点か
- 保証はあるか
- 麻酔代は含まれるか
- 医師が診察して適応を判断するか
- 術後フォローがあるか
- 高額プランへの強引な誘導がないか
2. まぶたに合った術式を選ぶ
安い埋没法を選んでも、まぶたに合っていなければ取れやすくなります。
診察で確認するべきポイントは以下です。
- まぶたの厚み
- 皮膚のたるみ
- 脂肪量
- 目の開き方
- 左右差
- 蒙古襞の強さ
- 希望する二重幅
- 普段のアイプチ使用歴
- 過去の二重施術歴
3. 保証内容を確認する
保証付きプランは安心材料になります。
ただし、保証の範囲はクリニックごとに異なります。
確認するべき項目は以下です。
- 取れた場合に再施術できるか
- 幅変更が対象か
- 左右差が対象か
- 保証期間は何年か
- 診察料や薬代がかかるか
4. 術後フォローを重視する
埋没法は、受けたら終わりではありません。
ダウンタイム中は腫れ、内出血、左右差、違和感などが不安になりやすい時期です。
術後フォローが整っているクリニックを選ぶことで、異常があるときに早めに対応できます。
恵聖会クリニックが埋没法で選ばれる理由とポリシー
圧倒的な症例数
恵聖会クリニックでは、二重埋没法の症例数が143,016件あります。
※2025年12月31日時点
豊富な症例実績があるため、まぶたが薄い方、厚い方、片目だけ整えたい方、左右差が気になる方、過去に埋没法が取れた方など、幅広いケースに対応してきました。
埋没法はシンプルに見える手術ですが、仕上がりは症例経験に左右されます。症例数の多さは、診断力、デザイン力、リスク判断に直結します。
開院27年目の歴史
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年に開院27年目を迎えます。
開院から間もなく30年を迎える歴史の中で、多くの二重整形、目元施術、美容外科手術を行ってきました。
長く選ばれてきた背景には、無理な提案をせず、患者様一人ひとりの悩みに合った施術を提案する方針があります。
ご紹介で来られる患者様が多い
恵聖会クリニックでは、毎月多くの方がご紹介で来られています。
ご紹介が多い理由は、以下のような積み重ねです。
- 仕上がりの自然さ
- 料金の明確さ
- 医師の診察による適応判断
- 無理な勧誘をしない姿勢
- 術後フォローの徹底
- 長年の症例実績
「全ての方にご満足いただく施術を提供し続ける」というポリシーが、ご紹介という形につながっていると考えています。
アップセルをしない適正価格の方針
恵聖会クリニックでは、ホームページに記載のない高額な施術料金を提示することはありません。
埋没法の費用で大切なのは、安く見せることではなく、必要な施術を適正価格で提供することです。
当院では、以下を大切にしています。
- 料金を明確に公開する
- 必要のない高額施術を勧めない
- 患者様の希望とまぶたの状態を照らし合わせる
- 納得したうえで施術を受けていただく
- 術後フォローまで責任を持つ
大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携
恵聖会クリニックは「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指している美容外科・美容整形クリニックです。
美容医療でも、形成外科的な視点は重要です。見た目だけでなく、まぶたの機能、左右差、皮膚の厚み、将来的な変化まで考えて診察することが、満足度の高い二重整形につながります。
よくある質問
Q1. 埋没法の平均費用は日本でいくらですか?
日本の美容外科における埋没法の平均費用は、両目で3万円〜20万円前後です。点数、保証、麻酔、医師の技術料、術後フォローによって総額が変わります。
Q2. 埋没法で5万円は安すぎますか?
5万円前後の埋没法は低価格帯です。安すぎるとは断定できませんが、麻酔代、薬代、保証、再施術対応が含まれているか確認が必要です。
Q3. 埋没法で10万円は高いですか?
10万円前後は標準的な価格帯です。保証付き、3点留め、術後フォロー込みであれば、相場内と考えられます。
Q4. 埋没法で20万円以上かかるのは普通ですか?
20万円以上の埋没法は高価格帯です。線留め、特殊固定、長期保証、医師指名、複雑なデザインが含まれると20万円以上になることがあります。
Q5. 埋没法は保険適用になりますか?
美容目的の埋没法は自由診療です。保険適用にはなりません。眼瞼下垂など機能的な問題がある場合は、別の診療として医師が適応を判断します。
Q6. 埋没法は片目だけでも受けられますか?
片目だけでも受けられます。恵聖会クリニックでは、片目のみの手術は基本料金の60%です。
Q7. 埋没法の料金に保証は必要ですか?
保証は必要性が高い項目です。埋没法は糸で固定する手術のため、ラインが浅くなる、取れるリスクがあります。保証内容と条件を確認して選ぶことが重要です。
Q8. 埋没法は安いクリニックで受けても大丈夫ですか?
安いこと自体は問題ではありません。ただし、診察が不十分、保証がない、術後フォローが弱い、高額プランへ誘導される場合は避けるべきです。
Q9. 埋没法と切開法ではどちらが費用を抑えられますか?
初期費用を抑えやすいのは埋没法です。ただし、まぶたが厚い方や何度も取れる方は、再施術を繰り返すより切開法が適していることがあります。
Q10. 埋没法の費用で一番大切な確認ポイントは何ですか?
一番大切なのは総額と適応です。広告価格だけでなく、麻酔、保証、再施術、術後フォロー、医師の診察内容まで確認してください。
まとめ|埋没法の平均費用は3万円〜20万円前後。安さより総額と適応が重要
埋没法の平均費用は、日本の美容外科では両目3万円〜20万円前後が目安です。
ただし、費用は点数、保証、麻酔、術後フォロー、まぶたの状態によって変わります。
埋没法で失敗しないために大切なのは、以下です。
- 平均費用だけで決めない
- 広告価格ではなく総額を見る
- 保証内容を確認する
- まぶたに合った術式を選ぶ
- 医師の診察で適応を判断する
- 術後フォローがあるクリニックを選ぶ
- 無理な勧誘や高額プラン誘導がないか確認する
監修医情報
- 医師名
- 田中 宏樹
- 略歴
-
2011年 徳島市立高校 理数科 卒業
2018年 徳島大学医学部 卒業
2018年 大阪警察病院 臨床研修医
2020年 大阪大学 形成外科入局
2020年 新潟大学医歯学総合病院 形成外科・美容外科
2021年 大阪母子医療センター 形成外科
2023年 箕面市立病院 形成外科
2026年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAS)
日本美容外科医師会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
- 資格
- 日本専門医機構認定 形成外科専門医
乳房増大用エキスパンダー/インプラント実施医師
乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
ボトックスビスタ認定医
ジュビダームビスタ認定医
日本化粧品検定2級/1級
日本化粧品検定特級/コスメコンシェルジュ
メイクカラーコンシェルジュ
コスメライター
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