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リップヒアルはどのくらい痛い?注入時の痛み・感じやすい部位・軽減方法を医師が解説

上尾医師

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リップヒアルの痛みや麻酔・施術後の経過を解説

リップヒアル(唇のヒアルロン酸注入)は、注射針を刺すときのチクッとした痛みや、ヒアルロン酸を注入するときの押されるような痛みを感じる施術です。唇は神経や血管が豊富なため、頬などと比べて痛みに敏感な部位ですが、麻酔成分を含む製剤や表面麻酔などによって痛みを軽減できます。

痛みの感じ方には個人差があり、「チクッとする程度だった」という方もいれば、唇の中央や輪郭を整える際に強い刺激を感じる方もいます。また、注入時だけでなく、施術後に腫れや圧痛(押したときの痛み)が数日続くこともあります。

リップヒアルで大切なのは、単に痛みを我慢することではありません。痛みを軽減する方法を理解し、通常の注入痛と、血流障害などを疑う異常な痛みを見分けることが重要です。
この記事では、リップヒアルの痛みの程度、痛みを感じやすい部位、麻酔の種類、施術後の経過、痛みを抑える方法を医師の視点から詳しく解説します。

リップヒアルはどのくらい痛い?注入時の痛みを解説

リップヒアルの痛みは主に2種類ある

リップヒアルで感じる痛みは、大きく分けて「針を刺すときの痛み」と「製剤を注入するときの痛み」の2種類です。

痛みの種類 痛みの特徴 起こるタイミング
針を刺す痛み チクッとした鋭い刺激 注射針を皮膚や粘膜に刺すとき
注入時の痛み 押される感覚、張るような痛み ヒアルロン酸を注入するとき
注入直後の違和感 唇が重い、突っ張る感覚 注入直後から数日間
施術後の圧痛 触れたり動かしたりすると痛む 施術当日から数日間

麻酔によって針を刺す痛みが軽減されても、ヒアルロン酸が組織に入る際の圧迫感まで完全になくなるとは限りません。
特に初めてリップヒアルを受ける方は、注射の痛みだけを想像しがちですが、実際には唇の内側から押し広げられるような感覚を伴うことも理解しておきましょう。

痛みは我慢できる程度?麻酔なしでも受けられる?

リップヒアルは、麻酔なしでも施術できる場合があります。しかし、唇は刺激に敏感な部位であり、すべての方が無理なく耐えられるとは限りません。
痛みの感じ方は、次のような条件で変わります。

  • 痛みに対する感受性
  • 注入する部位や深さ
  • 注射針を刺す回数
  • 注入するヒアルロン酸の量
  • 使用する製剤の性質
  • 麻酔の有無と種類
  • 施術時の緊張や体調

「リップヒアルは痛くない」と一律に説明することはできません。痛みに不安がある方は、施術前の診察で麻酔の選択肢を確認することが大切です。

施術時間が短くても痛みを感じることはある

リップヒアルは比較的短時間で行える美容医療です。恵聖会クリニックでは、口唇ヒアルロン酸注入の施術時間を約5分と案内しています。実際に必要な時間は注入範囲やデザインによって異なり、麻酔や準備の時間は別に考える必要があります。

施術時間が短いことと、痛みが弱いことは同じではありません。短時間でも刺激を強く感じる方がいるため、痛みが心配な場合は事前に医師へ相談してください。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • リップヒアルの診察では、仕上がりへの希望に加えて、注射への不安や痛みの感じ方を確認することが重要です。唇は敏感な部位ですが、痛みに対する反応は患者様ごとに異なります。麻酔の必要性を判断するとともに、施術中に強い痛みを感じた場合は無理に続けず、注入部位の状態を確認することが大切だと考えています。

なぜリップヒアルは痛い?唇の構造と痛みの原因

リップヒアルとは?

リップヒアル製剤

リップヒアルとは、唇にヒアルロン酸製剤を注入して、厚みや輪郭、形を整える美容医療です。ヒアルロン酸は人体にも存在する成分で、水分を保持する性質があります。美容医療では、組織にボリュームを与えるゲル状の製剤として利用されています。

唇への注入では、主に次のような変化を目指します。

  • 薄い唇に自然な厚みを出す
  • 上唇と下唇のバランスを整える
  • M字リップやアヒル口などの形を作る
  • 唇の輪郭を整える
  • 唇の縦ジワを目立ちにくくする
  • 加齢によって減少したボリュームを補う

ヒアルロン酸は時間とともに体内で分解・吸収されるため、効果は永久ではありません。

  • Before写真
  • After写真

口唇ヒアルロン酸注入 口唇 0.6cc
¥30,000〜(税込¥33,000〜) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】内出血、アレルギー反応 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

唇には神経が多く集まっている

唇が痛みを感じやすい大きな理由は、知覚神経が豊富に分布していることです。唇は食べ物の温度や硬さ、触れたものの質感などを細かく感じ取る役割を持っています。そのため、針による刺激にも敏感です。

また、唇には毛細血管を含む多くの血管が存在します。血管が豊富なことは、注射による内出血や腫れが起こりやすい理由の一つでもあります。

注入によって組織が押し広げられる

ヒアルロン酸を注入すると、製剤が入ることで周囲の組織に圧力がかかります。この刺激によって、針を刺す瞬間とは異なる、張るような痛みや圧迫感が生じます。

特に、もともと唇が薄い方や、限られた範囲にボリュームを出す場合は、注入時の圧迫感が気になることもあります。そのため、希望する仕上がりに対して必要な量を判断し、適切な位置へ注入することが重要です。

注入する量が多いほど痛い?

注入量が多ければ必ず痛みが強くなるわけではありません。痛みは注入量だけでなく、組織の状態、注入速度、注入箇所、使用する針や製剤などの影響を受けます。

一度に多くのボリュームを出そうとすると、組織への圧迫が強くなる場合がありますが、少量でも敏感な箇所では痛みを感じます。唇の形や厚みに合わない過剰な注入は、痛みだけでなく不自然な膨らみやしこりなどにもつながるため、適量を判断する必要があります。

リップヒアルで痛みを感じやすい部位はどこ?

唇の痛みは、注入する位置によっても異なります。ただし、「上唇が必ず下唇より痛い」といった明確な順位があるわけではありません。神経の分布や注入方法、個人差によって感じ方は変わります。

上唇の中央・山の部分

上唇の中央にある山のような輪郭は、キューピッドボウと呼ばれます。M字リップを形成する場合などは、この周辺の形を整えることがあります。

細かなデザインを行う際には複数箇所への注入が必要になることがあり、その分、針の刺激を感じる機会が増える場合があります。

唇の輪郭部分

唇と周囲の皮膚との境界にあたる輪郭部分も、刺激を感じる部位です。輪郭をはっきりさせるために注入する際には、チクッとした感覚や、製剤が入るときの圧迫感を感じることがあります。

また、輪郭部分の過剰な注入は唇の外側が不自然に膨らむ原因になるため、デザインと注入量の調整が必要です。

下唇の中央部分

下唇の中央は、唇全体のふっくらとした印象を作るうえで重要な部位です。ボリュームアップを目的として注入すると、内側から押されるような感覚が生じる場合があります。

上唇と下唇で痛みの感じ方が異なる方もいるため、施術中に気になる刺激があれば医師へ伝えてください。

口角付近

口角は、口を開けたり笑ったりすると動く部分です。口角付近への注入後は、会話や食事の際に違和感が出る場合があります。

唇を動かしたときに軽く引っ張られるような感覚が生じても、通常は時間の経過とともに落ち着いていきます。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 唇のデザインでは、痛みを感じやすい部位だけでなく、上唇と下唇の比率、口角の位置、唇の厚み、笑ったときの形まで確認することが重要です。例えば、M字リップを希望されても、すべての方に同じ位置や量を注入するわけではありません。必要以上に注入箇所を増やさず、目的に応じた治療計画を立てることが、身体的な負担への配慮にもつながります。

リップヒアルの痛みを軽減する方法

リップヒアルの痛みを抑えるには、麻酔の使用と適切な注入方法が重要です。麻酔には複数の種類があり、対応できる方法は医療機関や使用する製剤によって異なります。

麻酔成分入りのヒアルロン酸製剤を使用する

ヒアルロン酸製剤には、リドカインという局所麻酔成分を含むものがあります。リドカインには、神経による痛みの伝達を一時的に抑える作用があります。

例えば、恵聖会クリニックで唇への使用実績がある「ジュビダームビスタ ボルベラXC」は、リドカインを含むヒアルロン酸製剤です。麻酔成分が含まれていると、注入が進むにつれて痛みが軽減されることが期待できます。

一方、最初に針を刺す際の刺激や、製剤による圧迫感まで完全になくせるわけではありません。

表面麻酔(麻酔クリーム)を使用する

表面麻酔は、皮膚や粘膜の表面に麻酔薬を作用させ、注射針を刺す際の痛みを軽減する方法です。主に皮膚表面の刺激を和らげるため、深部への注入時に生じる圧迫感には十分な効果が得られない場合があります。

麻酔薬の種類や塗布部位によって使用条件が異なるため、医師の判断に従う必要があります。

局所麻酔・神経ブロックを使用する

痛みへの不安が強い場合には、注射による局所麻酔や、唇の感覚を伝える神経を麻酔する神経ブロックが選択肢になることもあります。

神経ブロックは、対象となる神経の周囲に麻酔薬を注入し、一定範囲の感覚を鈍くする方法です。ただし、麻酔自体にも注射の痛みがあり、一時的なしびれや腫れ、内出血などが起こる可能性があります。

また、麻酔によって唇の感覚が鈍くなるため、施術後に誤って唇を噛まないよう注意が必要です。

細い針やカニューレを使う

ヒアルロン酸注入では、細い注射針やカニューレと呼ばれる器具が使用されます。カニューレとは、先端が丸みを帯びた細い管状の器具です。

一般に、針を刺す回数を減らせる場合がありますが、カニューレを使用すれば必ず痛みや内出血が少なくなるわけではありません。また、カニューレでも血管損傷や血管内への誤注入は起こり得ます。

注入する部位や目的に応じて、医師が適切な器具を選択することが重要です。

痛みを軽減する方法の比較表

方法 主な目的 特徴・注意点
麻酔成分入り製剤 注入時の痛みを和らげる 針を刺す最初の痛みは残る
表面麻酔 表面の針の刺激を軽減 深部の圧迫感は残る場合がある
局所麻酔・神経ブロック より広い範囲の痛みを抑える 麻酔注射による痛みや一時的なしびれがある
細い注射針 穿刺時の負担を抑える 針の細さだけで痛みは決まらない
カニューレ 注入方法に応じて穿刺回数を調整 すべてのデザインに適するわけではない
注入量・速度の調整 組織への負担に配慮する 仕上がりと安全性を踏まえた判断が必要

麻酔を追加する場合は、その必要性だけでなく、アレルギー歴や使用できる薬剤についても確認します。

リップヒアルの施術後は痛い?ダウンタイムの経過

リップヒアルは切開を伴わない施術ですが、注射による組織への刺激があるため、ダウンタイムがまったくないわけではありません。特に、施術当日から数日間は腫れや違和感が生じやすい時期です。

施術直後から翌日

施術直後は、針を刺した部分の痛みや、唇の張り、腫れを感じることがあります。また、麻酔を使用した場合は、麻酔の効果が薄れるにつれて痛みを感じ始める方もいます。

注入直後の唇はヒアルロン酸によるボリュームに腫れが重なっているため、予定していた仕上がりより大きく見える場合があります。

施術後2〜3日

一般的には、腫れや圧痛が徐々に軽快していく時期です。会話や食事の際に軽い違和感が残る場合もあります。

一方で、時間が経つほど強くなる痛みや、唇の一部だけに生じる強い痛みは、単なるダウンタイムと決めつけないことが重要です。

施術後4日〜1週間

軽度の腫れや痛みは、多くの場合、この時期にかけて落ち着いていきます。注射による内出血がある場合は、色が変化しながら吸収され、消えるまで1〜2週間程度かかることもあります。

経過には個人差があるため、1週間経過しても症状が気になる場合は医師に相談してください。

施術後1〜2週間以降

腫れが落ち着くと、唇の形やボリュームを評価しやすくなります。ヒアルロン酸は製剤や注入量によってなじみ方が異なり、仕上がりの判断には一定の時間が必要です。

大きな腫れが引いても、しこりや左右差、違和感が残る場合は、自己判断で揉まずに診察を受けましょう。

リップヒアル後の痛みを抑えるアフターケア

注入部位を強く触らない・揉まない

施術直後の唇は、注射による刺激を受けています。強いマッサージや圧迫は、腫れや痛みを悪化させる原因になるため避けてください。

また、形が気になっても、医師から指示されていないマッサージを自己判断で行わないことが大切です。

腫れが気になる場合は軽く冷やす

軽度の腫れや熱っぽさがある場合は、清潔なタオルなどで包んだ保冷剤を短時間当てる方法があります。直接氷を当てたり、強く押し付けたりすることは避けてください。

冷却は不快感の軽減に役立つ場合がありますが、血流障害などによる異常な痛みの治療にはなりません。

激しい運動や飲酒を控える

施術当日は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴、サウナなどを避けることが一般的です。体温の上昇や血流の増加によって、腫れや内出血が目立ちやすくなる場合があるためです。

再開のタイミングは、施術後の状態や医師の指示に従ってください。

食事やキスはいつからできる?

食事は、麻酔によるしびれが落ち着き、無理なく唇を動かせる状態になれば可能です。施術直後は、熱い食べ物や刺激の強いもの、大きく口を開ける必要がある食事を避けるとよいでしょう。

キスなど唇に強い圧力がかかる行為は、少なくとも施術直後の腫れや痛みが強い間は控えてください。

リップヒアル後の痛みが強い場合は注意!危険な症状とリスク

リップヒアル後の軽い痛みや腫れは一般的な反応ですが、すべてが正常な経過とは限りません。特に注意したいのが、血管内へのヒアルロン酸の誤注入や、周囲からの圧迫によって血液の流れが妨げられる「血流障害」です。

通常の痛みと危険な痛みの違い

症状 考えられる状態 対応
軽い圧痛や張り 注入後の一般的な反応 経過を観察し、悪化する場合は相談
軽度の腫れ・内出血 注射による組織への刺激 医師の指示に従ってケア
突然の強い痛み・増悪する痛み 血流障害などの可能性 直ちに医師の診察を受ける
唇の一部が白い・紫色・まだらになる 血流障害の可能性 直ちに医師の診察を受ける
水ぶくれ・皮膚の黒ずみ 組織障害の可能性 緊急の診察が必要
赤みや腫れが増し、熱感・発熱を伴う 感染などの可能性 速やかに診察を受ける

血流障害は強い痛みを伴うことがありますが、麻酔の影響などで痛みが目立たない場合もあります。唇の色が不自然に変化した場合は、痛みが弱くても放置しないでください。

血流障害が疑われる場合には、ヒアルロン酸を分解するヒアルロニダーゼによる処置などを、医師が速やかに検討する必要があります。

痛み以外に知っておきたい副作用

リップヒアルには、次のようなリスクもあります。

  • 腫れ、赤み、内出血
  • しこりや凹凸
  • 左右差や不自然な膨らみ
  • 感染
  • アレルギー反応
  • 炎症性結節(炎症によるしこり)
  • 口唇ヘルペスの再発
  • 血管閉塞による皮膚・粘膜の壊死

過去に口唇ヘルペスを繰り返したことがある方は、施術をきっかけに再発することがあるため、事前に医師へ申告してください。

また、ヒアルロン酸を以前注入した経験がある場合も、注入時期や製剤、施術後のトラブルについて伝えておくことが重要です。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 施術後の痛みについては、強さだけでなく、時間とともに軽くなっているか、唇の色や温度に異常がないかを確認することが重要です。注入後の腫れによる違和感と、血流障害による痛みでは必要な対応が異なります。麻酔の影響で痛みが分かりにくいこともあるため、異常を疑う変化があれば、翌日まで様子を見るのではなく速やかな診察が必要です。

リップヒアルと他の唇の美容医療はどちらが痛い?治療法を比較

唇の形やボリュームを整える方法には、ヒアルロン酸注入以外にも、ボトックス注射や口唇形成術などがあります。どの施術が適しているかは、希望する変化によって異なります。

リップヒアルと他の治療の比較表

治療方法 主な目的 痛みの特徴 ダウンタイムの目安
リップヒアル ボリュームアップ、形の調整 針の痛み、注入時の圧迫感 腫れ数日、内出血1〜2週間程度
口角ボトックス 口角を下げる筋肉の働きを弱める 注射時のチクッとした痛み 軽い腫れや内出血
リップフリップ
(上唇のボトックス
/ 人中ボトックス)
上唇が内側に巻き込まれる動きを弱める 注射時の痛み 軽い腫れや内出血
M字リップ形成術 上唇の形を外科的に整える 麻酔時の痛み、術後の痛み 腫れ、内出血などが1〜2週間以上続く場合もある
口唇縮小術 厚い唇を薄く整える 麻酔時の痛み、術後の痛み 腫れや違和感が数週間残る場合がある
リップヒアルについて詳しく見る 口角ボトックスについて詳しく見る 口唇縮小術について詳しく見る

※経過は施術内容や個人差によって異なります。

リップヒアルは切開を伴わず、ボリュームの調整ができる点が特徴です。一方、口唇形成術では皮膚や粘膜の切除などを伴うため、注入治療とは痛みの種類や術後経過が異なります。

リップヒアルと口角ボトックスの違い

リップヒアルは、ヒアルロン酸製剤によって唇の厚みや輪郭を整える治療です。口角ボトックスは、口角を下方向へ引く筋肉の働きを弱め、口角の位置や表情の印象を調整する治療です。

どちらも注射を使用しますが、作用する仕組みが異なります。そのため、痛みの程度だけで選ぶのではなく、ボリュームを出したいのか、口角の印象を変えたいのかを明確にする必要があります。

リップヒアルとM字リップ形成術の違い

M字リップを作る方法には、ヒアルロン酸注入による方法と、外科的な口唇形成術があります。ヒアルロン酸では上唇の一部にボリュームを加え、M字の輪郭に近づけます。

外科的な形成術は、唇の組織そのものを調整するため、ヒアルロン酸では対応が難しい形にも適応する場合があります。ただし、切開を伴う治療では、術後の痛みや腫れ、傷跡などへの配慮が必要です。

一時的な変化を希望する方と、長期的な形の変化を希望する方では、適した治療方法が異なります。

リップヒアルのメリット・デメリット

リップヒアルのメリット

リップヒアルには、以下のメリットがあります。

  • メスで切開せずに唇の形を整えられる
  • 注入直後からボリュームの変化を確認できる
  • 注入量や部位を調整しやすい
  • 唇の厚みだけでなく輪郭や左右差にも対応できる
  • 加齢によるボリュームの減少を補える
  • 必要に応じてヒアルロニダーゼによる修正を検討できる

少量の注入でも唇の印象が変わるため、大きな変化を求めない方にも選択肢となります。ただし、ヒアルロニダーゼによる修正は必ず希望どおりにできるわけではなく、追加の処置が必要になる場合もあります。

リップヒアルのデメリット

一方で、次のようなデメリットがあります。

  • 注入時に痛みを感じる
  • 腫れや内出血が生じる場合がある
  • 効果が永久ではない
  • しこりや左右差が生じる場合がある
  • まれに血管閉塞などの重篤な合併症が起こる

リップヒアルは手軽な印象を持たれやすい施術ですが、血管や神経が豊富な部位へ製剤を注入する医療行為です。痛みの軽減に加え、唇の解剖学的な構造を踏まえた治療計画と合併症への対応体制も、施術を検討するうえで大切な要素です。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • リップヒアルでは、唇を厚くすることだけが目的とは限りません。自然な輪郭を整えたい方、唇の縦ジワを目立ちにくくしたい方、M字リップに近づけたい方では、適切な注入位置が異なります。希望する仕上がりによっては少量の注入が適しており、必要以上に量を増やさない判断も重要です。痛みや腫れへの負担も考慮しながら治療を検討します。

上尾医師

恵聖会クリニックがリップヒアルで選ばれる理由とポリシー

リップヒアルでは、痛みを軽減することだけでなく、唇の形や厚み、左右差を確認し、安全面にも配慮して施術を行うことが重要です。恵聖会クリニックでは、患者様の希望を丁寧に確認し、必要な施術と注入量を判断することを大切にしています。

2000年開院、27年にわたり培ってきた治療経験

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。これまでさまざまな美容医療に携わり、患者様の希望やお悩みに応じた治療を行ってきました。

リップヒアルにおいても、単にボリュームを増やすのではなく、顔全体とのバランスや表情の変化を踏まえ、自然な仕上がりを目指しています。

患者様一人ひとりの唇に合わせた注入をご提案

唇は、もともとの厚みや輪郭、口角の位置、上下のバランスによって印象が異なります。恵聖会クリニックでは、診察で唇の状態を確認し、患者様の希望に合わせて注入位置や量を検討しています。

例えば、唇全体をふっくらさせたい方と、上唇の中央だけを強調したい方では、必要なデザインが異なります。痛みへの不安がある場合も事前に確認し、使用する製剤や麻酔について相談しながら治療を進めます。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています

恵聖会クリニックでは、施術直後の仕上がりだけでなく、ダウンタイムを安心して過ごしていただくことも治療の一部と考えています。リップヒアルは比較的短時間の施術ですが、施術後には腫れや圧痛、内出血などが生じる可能性があります。

そのため、施術前に予想されるダウンタイムと経過を説明し、施術後の不安にも対応しています。通常の経過であれば、症状が落ち着くまでの見通しをご案内し、強い痛みや唇の色の異常などが疑われる場合は、速やかに医師が診察します。

2000年の開院以来、27年にわたり積み重ねてきた経験を活かし、施術前から施術後まで一貫したサポートを大切にしています。

不要な高額施術へのアップセルを行いません

恵聖会クリニックは、「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針を大切にしています。リップヒアルでは、患者様の希望する形や唇の状態を確認したうえで、必要な製剤や注入量をご提案します。

ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示し、不要な施術へ誘導するようなアップセルは行いません。ヒアルロン酸を多く注入すれば、必ず美しい仕上がりになるわけではありません。適切な治療を適正な費用で提供することを重視しています。

効果・リスク・費用を説明し、強引な勧誘はしません

リップヒアルには、施術中の痛みや注入後の腫れ、内出血などのリスクがあります。また、希望するデザインによっては、ヒアルロン酸注入だけでは十分な変化が得られない場合もあります。

恵聖会クリニックでは、メリットだけでなく、治療の限界やリスク、費用についても説明し、患者様が納得したうえで施術を選択できるよう配慮しています。ご希望のない施術を無理に勧めたり、その場での決断を強要したりすることはありません。

施術後も相談できるアフターフォローを重視

美容医療は、施術を受けたら終わりではありません。恵聖会クリニックでは、施術後に気になる変化が生じた場合も、必要に応じて医師が状態を確認しています。

リップヒアルでは、腫れが落ち着いたあとの左右差や、唇の形、触れたときの違和感などが気になることもあります。こうした施術後のご相談にも対応し、必要な診察や経過観察を行うことを大切にしています。

ご家族・ご友人からのご紹介で来院される患者様が多い

恵聖会クリニックには、毎月、ご家族やご友人などからのご紹介で多くの患者様が来院されています。美容医療では、仕上がりへの希望だけでなく、施術時の不安やリスクについても相談できることが重要です。

当院では「すべての患者様に誠実な美容医療を提供する」という姿勢を大切にし、一人ひとりと向き合う診療を続けています。そうした日々の取り組みが、ご紹介による来院にもつながっていると考えています。

大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室との連携

恵聖会クリニックは、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。

唇の美容医療では、見た目のデザインだけでなく、血管や神経、周囲組織への理解が欠かせません。当院では、クリニック全体として形成外科領域の知識や医療技術の向上を重視し、患者様に安心してご相談いただける医療体制づくりに努めています。

リップヒアルの痛みに関するよくある質問

Q1. リップヒアルは麻酔なしだとかなり痛いですか?

唇は神経が豊富なため、麻酔なしでは針を刺す痛みや、ヒアルロン酸を注入するときの圧迫感を強く感じる場合があります。 一方、痛みの感じ方には個人差があり、麻酔なしでも施術を受けられる方もいます。
当院で麻酔なしで施術を行う場合は、保冷剤でしっかり冷やした後に注入しています。

痛みに不安がある場合は、無理に我慢せず、事前に麻酔について相談してください。

Q2. リップヒアルは上唇と下唇のどちらが痛いですか?

上唇と下唇のどちらが必ず痛いとは断定できません。痛みは注入位置や方法、個人差によって異なります。上唇の山や輪郭を細かく調整する場合は、複数箇所への注入によって刺激を感じることがあります。

Q3. リップヒアルで一番痛いのはどのタイミングですか?

針を刺す瞬間に鋭い痛みを感じる方もいれば、ヒアルロン酸を注入するときの圧迫感を強く感じる方もいます。麻酔成分入りの製剤を使用しても、最初の穿刺時には痛みが残る場合があります。

Q4. リップヒアルの痛みは何日続きますか?

注入時の痛みは施術中の一時的なものですが、施術後の軽い圧痛や張りは数日続くことがあります。一般的には、腫れが落ち着くにつれて痛みも軽減します。

時間とともに痛みが強くなる場合や、唇の色に異常がある場合は速やかに診察を受けてください。

Q5. リップヒアルは2回目の方が痛くないですか?

2回目だからといって、必ず痛みが軽くなるわけではありません。初回の経験によって緊張が和らぐ方もいますが、注入する位置や量、使用する製剤によって痛みは変わります。

前回強い痛みがあった場合は、その内容を事前に医師へ伝えることが大切です。

Q6. リップヒアルを入れたあと、笑うと痛いのは普通ですか?

施術直後は、笑ったり口を大きく開けたりすると、唇に張りや軽い痛みを感じることがあります。注射による刺激や一時的な腫れが原因であれば、通常は時間の経過とともに落ち着きます。

ただし、強い痛みが続く場合や症状が悪化する場合は、医師による確認が必要です。

Q7. リップヒアルの痛みが怖い場合、施術前に何を相談すればよいですか?

痛みが不安な場合は、次の内容を医師へ伝えてください。

  • 過去に注射で強い痛みを感じた経験
  • 以前のヒアルロン酸注入での痛みやトラブル
  • 施術中に痛みが強かった場合の対応

痛みへの不安を具体的に伝えることで、麻酔や治療方法について相談しやすくなります。

Q8. リップヒアルで痛みが少ない製剤はありますか?

リドカインなどの麻酔成分を含む製剤は、注入時の痛みを軽減することが期待できます。ただし、製剤によって適した注入部位や仕上がりの特徴が異なります。

痛みの少なさだけで選ぶのではなく、唇の状態や希望するデザインに合う製剤を医師と相談して選ぶことが重要です。

Q9. リップヒアルの施術前に痛み止めを飲んでもよいですか?

自己判断で痛み止めを服用することはおすすめしません。薬剤の種類によっては出血や内出血のリスクに影響するものもあります。

普段から使用している薬がある場合は、施術前に医師へ申告してください。処方薬を自己判断で中止することも避けましょう。

Q10. リップヒアル後に痛みが強い場合、溶かせば治りますか?

痛みの原因によって対応は異なります。ヒアルロン酸による血流障害が疑われる場合は、ヒアルロニダーゼによる溶解処置が必要になることがあります。

一方、感染や炎症など、別の原因による痛みも考えられます。強い痛みがあるからといって、必ずヒアルロン酸を溶かせば改善するわけではありません。原因を確認するため、速やかに医師の診察を受けることが重要です。

まとめ|リップヒアルの痛みは軽減できる。大切なのは事前の相談と適切な施術

リップヒアルは、針を刺す際のチクッとした痛みや、製剤を注入する際の圧迫感を伴う施術です。唇は神経や血管が豊富なため痛みを感じやすい部位ですが、麻酔成分入りのヒアルロン酸製剤や表面麻酔などによって負担を軽減できます。

今回のポイントは、次のとおりです。

  • リップヒアルの痛みには、穿刺時の刺激と注入時の圧迫感がある
  • 上唇と下唇のどちらが痛いかは一律には決められない
  • 麻酔を使用しても、すべての痛みを完全になくせるわけではない
  • 施術後の軽い痛みや腫れは、一般的に数日で軽快する
  • 強い痛みや唇の色の異常は、血流障害などの可能性があるため速やかな診察が必要
  • 注入量やデザインは、唇の状態に合わせて判断することが重要

リップヒアルを検討する際は、痛みの程度だけでなく、希望する形、適切な注入量、ダウンタイム、合併症への対応まで確認しておきましょう。

  • 上尾医師

    上尾医師

  • 恵聖会クリニックでは、唇の厚みや輪郭、顔全体のバランスを確認しながら、患者様一人ひとりに合わせたヒアルロン酸注入をご提案しています。
    「唇をふっくらさせたいけれど、痛みが心配」「自然な形に整えたい」「M字リップにしたい」などのお悩みがある方は、まずは診察でお気軽にご相談ください。

監修医情報

上尾 弘美医師
医師名
上尾 弘美
略歴
2016年 愛媛大学医学部卒業
卒業後、大学病院、関連市民病院にて小児科医として従事
2023年 某美容外科クリニック勤務を経て、恵聖会クリニック入職
所属学会
ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
資格
小児科専門医
上尾医師プロフィール

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