ドクター・スタッフコラム
脂肪吸引は韓国と日本でどちらが安い?費用相場・料金差・注意点を医師が比較
脂肪吸引は、施術料金だけを見ると韓国のほうが安いプランが見つかることがありますが、必ずしも韓国のほうが安いとは限りません。
韓国ではキャンペーン価格が大きく設定されているケースがある一方、吸引範囲、脂肪量、麻酔、検査、圧迫着などを追加すると費用が上がることがあります。さらに日本から受けに行く場合は、航空券・宿泊費・現地交通費なども必要です。
そのため、「脂肪吸引は韓国と日本でどちらが安いですか?」という疑問に対しては、施術の表示価格ではなく、同じ吸引範囲・同じ条件で最終的に支払う総額を比較することが重要というのが答えになります。
脂肪吸引とは?まず知っておきたい基本
脂肪吸引は皮下脂肪を物理的に取り除く手術
脂肪吸引とは、皮膚を数mm程度切開し、カニューレと呼ばれる細い吸引管を皮下脂肪層へ挿入して、脂肪細胞を物理的に取り除く手術です。
主に、
- ホホ
- あご下
- 二の腕
- 腹部
- 腰
- お尻
- 太もも
- ふくらはぎ
などに行われます。
ダイエットは脂肪細胞を小さくすることが中心ですが、脂肪吸引では脂肪細胞そのものを減らします。そのため、皮下脂肪が原因となっている部分的なボリュームを減らしたい場合に適しています。
ただし、脂肪吸引を受けた部位にも脂肪細胞は残るため、術後に体重が大きく増えれば再びボリュームが出る可能性があります。
脂肪吸引は体重を大きく落とすための手術ではない
脂肪吸引について「何kg痩せられるのか」と考える方もいますが、本来の目的は体重を減らすことではありません。
脂肪吸引は、二の腕や下腹部、太もも、あご下など、ダイエットだけでは変化させにくい部分のボディラインを整えるための手術です。
吸引できる脂肪量だけでなく、
- 脂肪の厚み
- 皮膚のたるみ
- 筋肉量
- 骨格
- 全身状態
- 施術する範囲
などを確認したうえで、安全性を考慮して吸引量を決定します。
大腿全周のボディジェット脂肪吸引
¥400,000(税込¥440,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。
脂肪吸引は韓国と日本でどちらが安い?
結論:韓国には安いプランもあるが、総額では逆転することもある
2026年に確認できる公開料金では、韓国には日本より低価格に設定された脂肪吸引のキャンペーンが複数あります。
例えば韓国の美容医療プラットフォームでは、二の腕88万ウォン、腹部165万ウォン、太もも185.9万ウォンといったプランが確認できる一方、別の公開料金では二の腕290万ウォン、腹部299万ウォン、太もも299万ウォンなどの設定もあります。つまり韓国内でも料金差はかなり大きいのが実情です。
日本でも同様に自由診療のため料金差があります。2026年の国内公開情報では、二の腕が20万〜70万円程度、太ももが40万〜60万円程度などの相場が示されている例があります。施術範囲や使用する機器、麻酔などによって価格は変動します。
したがって、「韓国だから安い」「日本だから高い」と国だけで判断するのは適切ではありません。
韓国と日本の脂肪吸引費用を比較
以下は、2026年時点の公開料金から見たおおまかな比較です。韓国についてはキャンペーン価格を含むため、統計的な平均価格ではなく「実際に公開されている価格帯の例」として確認してください。
| 比較項目 | 韓国 | 日本 |
|---|---|---|
| 二の腕 | 数十万〜300万ウォン前後まで幅広い | 約20万〜70万円程度 |
| 腹部 | 数十万〜400万ウォン台の公開例あり | 約30万〜80万円程度 |
| 太もも | 数十万〜400万ウォン台以上の公開例あり | 約40万〜100万円程度 |
| キャンペーン | 比較的多い | 医療機関により異なる |
| 為替の影響 | 受ける | 基本的に受けない |
| 航空券・宿泊費 | 日本から受けに行く場合は必要 | 国内なら原則不要 |
| 術後の診察 | 帰国後は受けにくくなる | 同じ医療機関へ相談できる |
| 言語 | 日本語対応の有無を確認 | 原則日本語 |
韓国では非常に低いキャンペーン価格が掲載されていることがありますが、表示されている「1部位」の範囲がどこまでなのかを確認することが重要です。
「二の腕」と書かれていても、
- 二の腕後面のみ
- 二の腕全周
- 肩を含む
- 脇周辺を含む
など範囲が異なれば、同じ「二の腕脂肪吸引」でも単純比較はできません。
なぜ韓国と日本で脂肪吸引の料金に差があるの?
自由診療のため医療機関ごとに料金を決められる
美容目的の脂肪吸引は、日本でも韓国でも基本的に自由診療です。
そのため、全国一律の料金が決まっているわけではありません。
費用は、
- 医師の技術や経験
- 施術する部位
- 吸引する範囲
- 脂肪量
- 麻酔方法
- 使用する機器
- 術前検査
- 圧迫着
- 術後ケア
- モニター制度
- キャンペーン
などによって変わります。
韓国ではキャンペーン価格と通常価格の差が大きいことがある
韓国の美容医療サイトでは、通常価格から大幅に割引されたイベント料金が掲載されているケースがあります。
実際に2026年の公開情報でも、脂肪吸引について数十%の割引が設定されたプランが確認できます。
ただし、
- 対象期間
- 対象部位
- 写真提供
- 口コミ投稿
- 体重やBMI
- 医師の指定
- 吸引量
などに条件が設定されている場合があります。
「掲載価格=自分が支払う料金」とは限らないため、条件を確認する必要があります。
麻酔代・検査代・圧迫着代が別の場合がある
脂肪吸引の料金を見る際は、手術料金以外にも注目してください。
例えば、
- 麻酔
- 血液検査
- 処方薬
- 圧迫着
- 術後処置
- 抜糸
- 再診
- 修正対応
などが基本料金に含まれている場合と、別料金の場合があります。
韓国の公開料金でも「麻酔・検査込み」のプランがある一方、圧迫着が別料金となっている例や、麻酔費用が別途必要な例があります。
韓国では航空券・ホテル代まで含めて考える
日本から韓国へ脂肪吸引を受けに行く場合、医療費以外にも、
- 往復航空券
- ホテル代
- 空港からの移動費
- 食費
- 日本語サポート費用
- 滞在期間を延長した場合の費用
などが必要です。
そのため、手術だけで5万円安かったとしても、渡航・滞在費を含めると日本より総額が高くなる可能性があります。
為替によって実際の支払額が変わる
韓国の料金はウォンで設定されているため、日本円で考えた費用は為替によって変動します。
予約時に確認した日本円換算額と、実際に決済するときの金額が異なる可能性がある点にも注意が必要です。
韓国で脂肪吸引を受けるときに確認したい「総額」
価格を比較する場合は、少なくとも次の項目を確認しましょう。
- 脂肪吸引そのものの料金
- 吸引範囲
- 麻酔料金
- 術前検査費
- 圧迫着代
- 薬代
- 術後処置費
- 再診費
- 修正が必要になった場合の費用
- 日本語サポート費
- 航空券
- 宿泊費
- 現地交通費
「最初に表示されていた料金」ではなく、「帰国して術後経過が落ち着くまでに必要な総額」で比較することがポイントです。
脂肪吸引のダウンタイム・リスク・アフターケア
術後に起こりやすい症状
脂肪吸引後には主に、
- 痛み
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- しびれ
- つっぱり感
- 硬さ
- 拘縮
などが現れることがあります。
拘縮とは、脂肪を吸引した部分が一時的に硬くなったり、表面に凹凸を感じたりする状態です。
米国形成外科学会では、術後1週間程度は痛み・腫れ・内出血がみられ、2〜3週間程度で日常生活が楽になり、4〜5週間ほどで内出血や腫れがさらに改善していく一般的な経過が示されています。ただし回復速度には個人差があります。
完成までには数ヶ月かかることもあります。
脂肪吸引には手術としてのリスクがある
脂肪吸引では、
- 感染
- 血腫
- 漿液腫
- 左右差
- 凹凸
- 知覚の変化
- 傷跡
- 麻酔に伴うリスク
- 深部静脈血栓症
- 肺血栓塞栓症
などが起こる可能性があります。
米国形成外科学会も、感染、皮膚感覚の変化、輪郭の不整、体液貯留、深部静脈血栓症などを脂肪吸引のリスクとして挙げています。
費用の安さだけではなく、安全管理体制や術後対応まで確認することが重要です。
韓国で受ける場合は帰国時期も考える
海外で手術を受ける場合は、手術後に飛行機へ乗ることも考慮しなければなりません。
CDC(米国疾病予防管理センター)は、手術後の移動では血栓症のリスクに注意が必要としています。特に手術後は血栓症のリスク要因となり、飛行機などで長時間動かない状態が重なることでリスクが高まる可能性があります。
脂肪吸引後にいつ飛行機へ乗れるかは、施術範囲や吸引量、麻酔方法、全身状態によって異なります。帰国日を先に決めるのではなく、手術を担当する医師に確認することが大切です。
海外で美容医療を受ける場合には、言語の違いや帰国後の継続的な医療対応も検討する必要があります。CDCも、医療ツーリズムではコミュニケーションや治療継続の問題が生じる可能性を指摘しています。
韓国政府は外国人患者を受け入れる医療機関の登録制度を設けているため、韓国で受ける場合は登録状況を確認することも一つの方法です。
脂肪吸引と脂肪冷却・脂肪溶解注射の違い
「海外で安く脂肪吸引を受けるか」で迷っている場合でも、そもそも脂肪吸引が必要なのかを確認することが大切です。
| 治療 | 脂肪吸引 | 脂肪冷却 | 脂肪溶解注射 |
|---|---|---|---|
| 方法 | カニューレで脂肪を吸引する | 脂肪を冷却する | 薬剤を注入する |
| 変化 | 比較的大きい | 緩やか | 緩やか |
| 1回での変化 | 出やすい | 部位・脂肪量による | 部位・注入量による |
| ダウンタイム | 比較的大きい | 比較的少ない | 腫れなどが出る場合あり |
| 麻酔 | 必要 | 原則不要 | 部位などにより異なる |
| 向いている人 | 明確な部分痩せを希望する人 | 手術を避けたい人 | 小範囲を調整したい人 |
| 主な注意点 | 腫れ・内出血・拘縮・感染・凹凸など | 痛み・赤み・しびれなど | 腫れ・痛み・内出血など |
脂肪が多く、明確にボリュームを減らしたい場合には脂肪吸引が適することがあります。
一方、脂肪がそれほど多くない場合や、手術のダウンタイムを避けたい場合には、脂肪冷却など別の治療が適している可能性があります。
韓国で脂肪吸引を受けるメリット・デメリット
韓国で受けるメリット
韓国で脂肪吸引を受けるメリットとしては、
- キャンペーン価格が豊富
- 条件によっては日本より低価格になる
- 美容医療を扱う医療機関が多く、選択肢が多い
- 日本語対応を行う施設もある
などが挙げられます。
韓国には外国人患者を対象とした医療機関の登録・認証制度もあります。海外で受ける場合は価格だけでなく、こうした制度への登録状況やサポート体制も確認しましょう。
韓国で受けるデメリット
一方、
- 渡航費や宿泊費が必要
- 為替によって支払額が変わる
- 日本語が十分に伝わらない可能性がある
- 術後すぐ帰国すると担当医の診察を受けにくくなる
- トラブル時に再渡航が必要になる場合がある
- 国内の医療機関が他国で行った手術の状態を完全に把握することは難しい
といった点があります。
美容医療では「受けたら終わり」ではなく、術後管理まで含めて考える必要があります。
日本で脂肪吸引を受けるメリット・デメリット
日本で受けるメリット
国内で受ける場合は、
- 診察から手術、術後確認まで日本語で行える
- 術後に気になる症状があれば相談しやすい
- 飛行機で帰国する必要がない
- 渡航・宿泊費を抑えやすい
- 手術を担当した医師に術後の経過を確認してもらいやすい
ことがメリットです。
特に脂肪吸引は数ヶ月かけて仕上がっていく手術であるため、担当医に経過を確認してもらいやすいことは重要なポイントです。
日本で受けるデメリット
日本でも医療機関によっては、韓国のキャンペーン価格より高額になる場合があります。
また自由診療のため、同じ「太ももの脂肪吸引」でも料金体系は大きく異なります。
厚生労働省も、美容医療を受ける際には料金や広告だけで判断せず、施術内容やリスクについて十分な説明を受けたうえで判断することを呼びかけています。
脂肪吸引の料金を比較するときのチェックポイント
価格比較では、次の5点を揃えて確認すると分かりやすくなります。
1.同じ施術範囲か
「太もも」と「太もも全周」は同じではありません。
前面・後面・内側・外側のどこまで含まれるかを確認します。
2.麻酔代が含まれているか
安く見えても、麻酔代を追加すると数万円以上変わる場合があります。
3.圧迫着や検査費まで含まれているか
術前検査や圧迫着が別料金になっていないか確認しましょう。
4.術後の診察に追加料金が必要か
腫れや拘縮、左右差などが気になった場合、どこまで術後対応に含まれるのかを確認します。
5.修正が必要になった場合の対応
料金だけでなく、
- 誰が診察するのか
- どのような条件で修正するのか
- 帰国後に問題が起きた場合どうするのか
まで確認しておくことが重要です。
恵聖会クリニックが脂肪吸引で選ばれる理由とポリシー
2000年開院、27年にわたり脂肪吸引の経過を診てきた経験
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。
脂肪吸引は手術直後の細さだけを見る治療ではありません。腫れ・むくみ・拘縮が落ち着き、数ヶ月かけてラインが整っていく過程まで含めて評価する必要があります。
長年さまざまな体型や脂肪の付き方、術後経過を診てきた経験を、吸引範囲やデザイン、術後の対応に活かしています。
また、脂肪吸引の症例数は4,760件(2025年12月31日時点)です。
症例経験をもとに、ただ脂肪を多く取るのではなく、自然なボディラインを意識した治療をご提案しています。
患者様一人ひとりの脂肪の付き方を見て治療を選択
同じ二の腕やお腹の悩みでも、脂肪の量や皮膚の厚み、たるみ、筋肉、骨格は一人ひとり異なります。
そのため当院では、診察で状態を確認し、
- 脂肪吸引が適しているのか
- 吸引範囲をどこまで設定するのか
- 脂肪を取りすぎないほうがよい場所はどこか
- 脂肪吸引以外の方法が適しているのか
まで考えたうえで治療をご提案します。
全員に同じ吸引方法・吸引量をご提案するわけではありません。
ダウンタイムまで含めて、脂肪吸引という治療の一部と考えています
当院では、手術直後の仕上がりだけでなく、患者様がダウンタイムを安心して過ごせることも脂肪吸引という治療の大切な一部だと考えています。
施術前には腫れ、内出血、むくみ、痛み、拘縮など予想される経過について説明し、施術後の不安や相談にも対応します。
通常の術後経過であれば、これからどのように改善していくのかをご説明し、通常とは異なる腫れや痛みなどが疑われる場合には速やかに医師が診察します。
2000年の開院以来27年にわたり培ってきた経験を活かし、施術前の診察から完成まで一貫したサポートを大切にしています。
ホームページにない高額施術へのアップセルを行わない
韓国と日本の脂肪吸引料金を比較している方にとって、「実際はいくらになるのか」は非常に重要なポイントです。
恵聖会クリニックでは、ホームページに記載していない高額な施術料金を突然提示するようなアップセルは行いません。
「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針のもと、必要性を診察したうえで治療をご提案しています。
恵聖会クリニックの脂肪吸引の料金はこちらリスク・費用まで説明し、無理・強引に勧めない
脂肪吸引には大きな変化を期待できる一方、腫れや内出血、拘縮、感染、凹凸などのリスクもあります。
当院ではメリットだけを説明して施術を勧めるのではなく、リスク、ダウンタイム、費用なども含めてご説明します。
患者様が内容を理解し、納得したうえで選択していただくことを大切にしており、希望していない施術を無理・強引に勧めることはありません。
手術後も継続して支えるアフターフォロー
美容医療は、手術を受けた時点で終了するものではありません。
脂肪吸引では、術後に「この硬さは正常なのか」「左右差があるように見える」「まだむくんでいる」と不安になることがあります。
そのような場合にも相談に対応し、必要に応じて医師が状態を確認します。完成までの過程を含めて患者様を支えていくことを、当院では大切にしています。
ご紹介で来院される患者様が多いことも当院の特徴
恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様がご家族やご友人からのご紹介で来院されています。
目の前の施術だけではなく、診察、料金の説明、手術、術後対応まで誠実に行うことを積み重ねてきました。
「すべての患者様に誠実な美容医療を提供する」という姿勢を今後も大切にしていきます。
脂肪吸引を韓国と日本で迷っている方のFAQ
Q1. 結局、脂肪吸引は韓国と日本のどちらが安いですか?
施術料金だけなら韓国のほうが安いプランが見つかることがあります。
ただし、麻酔、検査、圧迫着、航空券、ホテル代などを含めると、日本との差が小さくなったり、総額が逆転したりする可能性があります。
同じ施術範囲・同じ条件で総額を比較してください。
Q2. 韓国の脂肪吸引が安いのは技術が低いからですか?
料金だけから医師の技術力や医療の質を判断することはできません。
キャンペーン、料金体系、施術範囲、医療機関の経営方針など、さまざまな要因で価格は変わります。
「安い=危険」「高い=安全」と単純に判断するのも適切ではありません。
Q3. 韓国で脂肪吸引を受けた翌日に帰国できますか?
施術範囲や吸引量、麻酔方法、術後の状態によって異なるため、一律には判断できません。
手術後の飛行機移動には血栓症などを考慮する必要があります。帰国予定を含め、施術前に担当医へ確認してください。
Q4. 韓国で脂肪吸引を受けるなら何を確認すればいいですか?
少なくとも、
- 担当医
- 吸引する範囲
- 麻酔方法
- 総額
- 圧迫着の有無
- 術後の診察
- 緊急時の連絡方法
- 日本語対応
- 帰国可能な時期
- 帰国後に問題が起きた場合の対応
を確認しておきましょう。
Q5. 韓国で手術を受けて、術後だけ日本の医療機関で診てもらえますか?
医療機関によって対応は異なります。
他の医療機関で行った手術については、手術方法や吸引量、使用薬剤など詳細が把握できないため、同じ条件で術後管理できるとは限りません。
原則として、手術を担当した医療機関でどこまで術後対応してもらえるのかを事前に確認しておくことが重要です。
Q6. 脂肪吸引の安すぎる料金には注意したほうがいいですか?
料金が安いことだけを理由に問題があるとは判断できません。
ただし、安く見える場合には、
- 対象範囲が狭くないか
- 麻酔代が別ではないか
- モニター条件がないか
- 圧迫着が別料金ではないか
- BMIや脂肪量による追加料金がないか
を確認しましょう。
Q7. 脂肪吸引は何回も受けられますか?
再度脂肪吸引できるケースはありますが、同じ部位を繰り返し吸引すればよいわけではありません。
一度手術した部位には組織の癒着や硬さが生じるため、初回より手術難易度が高くなることがあります。残っている脂肪量や皮膚状態を医師が確認して判断します。
Q8. 費用以外で最も重視したほうがいいポイントは何ですか?
医師の診察、施術範囲、安全管理、術後対応まで含めて比較することです。
脂肪吸引は単に脂肪を取るだけではなく、周囲との境界をなめらかにつなげ、自然なラインを作る必要があります。
価格だけで医療機関を決めるのではなく、「誰が、どこまで、どのように吸引し、術後をどう診てもらえるのか」まで確認しましょう。
まとめ|韓国と日本の脂肪吸引は「施術価格」ではなく「総額と術後対応」で比較を
脂肪吸引は、韓国のほうが低価格なプランを見つけやすい傾向はあるものの、韓国が必ず日本より安いとは言えません。
韓国ではキャンペーン料金が安く設定されている場合がありますが、麻酔、検査、圧迫着、航空券、ホテルなどを加えると最終的な費用は変わります。また、同じ「太もも」「腹部」という表記でも、吸引範囲が異なれば料金を単純比較することはできません。
比較するときは、
- 実際の吸引範囲
- 麻酔・検査を含めた手術総額
- 渡航・宿泊費
- 医師の経験
- 安全管理
- ダウンタイム
- 帰国後を含めたアフターフォロー
まで確認することが大切です。
脂肪吸引について詳細を見る
監修医情報
- 医師名
- 田川 大地
- 略歴
-
2009年 長崎大学医学部卒業
卒業後、市民病院で初期研修を修了したのち、水の森美容クリニックに入職、美容外科医となり大阪院を開設。
8年以上院長として従事し、幅広い施術を習得、美容外科診療の実績を積む。
2020年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本美容外科学会(JSAS)
その他のドクター・スタッフコラム
-
イボを自力で取るのは危険?市販薬との違いと美容医療での治療法を医師が解説
-
AGAの飲み薬で発毛は期待できる?治療薬の違い・効果が出るまでの期間を医師が解説
-
乳頭が肥大するのはなぜ?大きくなる原因・ホルモンの影響・治療法を医師が解説
-
目の下のたるみ取りの相場は?日本のクマ取り・脱脂・ハムラ法の費用を医師が解説
-
医療ハイフはどのくらい痛い?痛みの強さ・感じやすい部位・軽減方法を医師が解説
-
糸リフトはいつから効果を実感する?施術直後からピークまでの変化を医師が解説
-
小鼻ボトックスはどんな人に向いている?効果・適応・向かないケースを医師が解説
-
M字型の薄毛は治せる?生え際が後退する原因・AGA治療の効果と治療法を医師が解説
-
糸リフトで一番効果が期待できる種類は?糸の素材・形状・リフトアップ力の違いを医師が解説
-
大阪で小鼻縮小を検討する方へ|効果・ダウンタイム・料金とクリニック選びを医師が解説