ドクター・スタッフコラム
ララピールは何回受ける?1回・3回・5回で期待できる変化と継続の目安を医師が解説
ララピールは、1回でも肌のなめらかさやツヤ、化粧ノリの変化を感じることがありますが、肌質を整える目的では3〜5回程度を目安に継続する方法があります。ただし、「5回受ければ必ず毛穴やくすみが改善する」という治療ではなく、必要な回数は肌質や悩み、治療目的によって異なります。
ララピールの開発元では、最短1週間、基本的には2週間に1回程度が施術頻度の目安とされ、肌状態が整ってきた段階では1ヶ月に1回程度のメンテナンスへ移行する方法が案内されています。
大切なのは「何回受ければ終わりか」だけで考えるのではなく、1回・3回・5回で何を目指すのかを明確にし、肌の反応を確認しながら継続することです。
ララピールとは?何回も受ける意味があるピーリング?
ララピール(LHALA PEEL)は、LHA(リポヒドロキシ酸/カプリロイルサリチル酸)などを用いて、肌表面の古い角質やごわつきにアプローチするピーリングです。
従来のピーリングのように角質を強く剥離することを主目的とするのではなく、角質を整えながら肌のなめらかさ・ツヤ・キメを整えていく「肌管理」として用いられています。
恵聖会クリニックでは、ララピールを以下のような悩みに対する選択肢としてご案内しています。
- 肌のごわつき
- くすみ
- 毛穴の詰まり
- キメの乱れ
- ツヤ不足
- 乾燥が気になる肌
- 刺激の強いピーリングを避けたい方
LHAはサリチル酸の誘導体で脂溶性を持ち、比較的ゆっくり皮膚へ浸透する性質があります。LHAそのものについては、角質ケア作用や面皰に対する作用などが報告されています。
一方、ララピールという製剤について「1回・3回・5回で必ずこの程度改善する」と示した十分な臨床研究があるわけではありません。そのため、回数別の変化はあくまで施術を重ねる際に期待される一般的な経過の目安として考える必要があります。
ララピールは何回くらいやると効果がありますか?
ララピールは、ツヤやなめらかさを求めるだけであれば1回でも変化を感じることがありますが、肌質を継続的に整えたい場合は3〜5回程度を一つの目安として考えます。
回数別に期待される変化を整理すると、次のようになります。
| 回数 | 期待される変化 | 向いている目的 |
|---|---|---|
| 1回 | なめらかさ、ツヤ、化粧ノリなどの一時的な変化 | 初めて試す、大切な予定前の肌管理 |
| 3回程度 | ごわつき、キメ、軽度の毛穴詰まりなどを継続的に整える | 肌質を少しずつ整えたい |
| 5回程度 | 肌状態を確認しながら継続的な肌管理を行う | 定期的に肌コンディションを整えたい |
| 5回以降 | 必要に応じて1ヶ月に1回程度などで維持を目指す | 良い状態を保ちたい |
回数が増えれば必ず効果も比例して大きくなるわけではありません。
例えば、深いニキビ跡や強いたるみ、明確な色素斑などは、ララピールを何回繰り返しても十分な改善が得られない場合があります。その場合は別の治療を検討する方が適切です。
ララピール1回で期待できる変化
1回の施術では、次のような変化が期待できます。
- 肌表面がなめらかになる
- ごわつきが軽減する
- ツヤ感が出る
- 化粧ノリが良く感じられる
- くすみが軽減したように感じる
開発元でも、1回の施術後にツヤや化粧ノリの変化が期待できると案内されています。
ただし、1回で肌質そのものが大きく変化したり、毛穴やニキビ跡がなくなったりする治療ではありません。
特に「毛穴をなくしたい」「シミを消したい」「ニキビ跡の凹凸を治したい」といった目的では、1回のララピールだけでは期待とのギャップが生じやすくなります。
ララピール3回で期待できる変化
2週間前後の間隔を目安に3回程度受けると、単発のツヤ改善だけではなく、肌表面のコンディションを継続して整える期間になります。
期待されるのは、次のような変化です。
- ごわつきが気になりにくくなる
- 肌のキメが整って見える
- 毛穴詰まりが起こりにくい状態を目指せる
- ツヤのある状態を維持しやすくなる
- 定期的な角質ケアとして肌管理を続けられる
ただし、3回という数字そのものに医学的な「完成」の意味があるわけではありません。2回目・3回目の肌状態を確認し、継続する価値があるかを判断します。
ララピール5回で期待できる変化
5回程度になると、ララピールを一時的なイベント前の施術ではなく、継続的な肌管理として取り入れる段階になります。
期待できるのは、次のような変化です。
- 肌表面のなめらかさを維持する
- 角質によるごわつきを定期的に整える
- ツヤ・キメの整った状態を維持する
- 毛穴詰まりが目立ちにくい状態を目指す
ここで注意したいのが、5回受けても改善しにくい肌悩みがあることです。例えば、次のような悩みが挙げられます。
- クレーター状のニキビ跡
- たるみによる毛穴
- 深いしわ
- 濃いシミ
- 強い赤み
- 炎症の強いニキビ
これらの悩みでは、ララピールを繰り返すだけでは十分な改善につながらない場合があります。
5回程度続けても目的とする変化が乏しい場合は、「もっと回数を増やす」のではなく、そもそも治療方法が肌悩みに合っているかを見直します。
ララピールを繰り返すとどうなる?効果のメカニズム
ララピールを複数回受ける意味は、1回ごとに肌を大きく変化させることではなく、古い角質が蓄積しにくい状態を保ちながら、肌表面のコンディションを継続して整えることにあります。
LHAが角質にゆっくりアプローチする
LHAは脂溶性のサリチル酸誘導体で、皮膚へ比較的ゆっくり浸透する性質があります。角質への作用が緩やかであることが特徴で、LHAに関する医学文献でも角質剥離作用や面皰への作用が報告されています。
角質が過剰に蓄積すると、次のような変化につながります。
- 肌がごわつく
- 毛穴が詰まりやすくなる
- 肌がくすんで見える
- 化粧ノリが悪くなる
ララピールでは角質を整えることで、こうした肌表面の悩みへの改善を目指します。
「回数を重ねる=どんどん強く剥く」わけではない
ピーリングと聞くと、「受けるたびに皮膚を剥がして薄くするのでは?」と心配されることがあります。
ララピールは強い剥離を目的とする治療ではなく、肌の状態を確認しながら定期的な角質管理として行う治療です。
ただし、低刺激とされる施術でも、頻度を詰めれば必ず良いわけではありません。乾燥や赤みが出ている肌へ無理に繰り返すと、バリア機能を乱す可能性があります。
そのため、「最短1週間」という情報だけを見て毎週続けるのではなく、肌状態に合わせて施術間隔を決めることが重要です。
ララピールの施術間隔は?何週間おきに受ける?
ララピールは、基本的には2週間に1回程度を一つの目安とします。
公式案内では、次の施術頻度が目安とされています。
- 最短:1週間に1回
- 基本:2週間に1回
- 肌状態が整った後:1ヶ月に1回程度
ただし、すべての方が同じ間隔で受ける必要はありません。
2週間より間隔を空けることがあるケース
次のような場合には、肌状態を確認して次回までの期間を調整します。
- 乾燥している
- 赤みが残っている
- ヒリつきがある
- 肌荒れしている
- 他の美容医療を受けた直後
- レチノールなど刺激になりやすいスキンケアを使用している
短い間隔で施術することより、肌が落ち着いた状態で次の治療を行うことの方が重要です。
ララピールのダウンタイム・リスク・施術後のケア
ララピールは強い剥離を伴うピーリングと比較すると、ダウンタイムが比較的少ない治療です。
ただし、「ダウンタイムが少ない=肌に何も起こらない」という意味ではありません。
起こる可能性がある症状
施術後には一時的に、次のような症状が生じることがあります。
- 赤み
- ほてり
- ヒリつき
- 乾燥
- つっぱり感
- 軽いかゆみ
- 一時的な肌荒れ
症状の程度や持続期間には個人差があります。
また、肌に強い炎症がある場合や皮膚疾患がある場合などは、施術を見合わせることがあります。
施術後は保湿と紫外線対策を重視する
ララピール後は肌が一時的に敏感になっていることがあります。施術当日から、次のようなケアを行うことが大切です。
- 低刺激の保湿剤を使用する
- 日焼け止めを使用する
- 強くこすらない
- スクラブなど強い角質ケアを避ける
- 刺激の強い化粧品を自己判断で重ねない
恵聖会クリニックでも、ララピール後は保湿とUVケアを行うようご案内しています。
ララピールと他の美肌治療の違いを比較
「ララピールを5回続けるべきか」「別の治療へ変えるべきか」は、肌悩みによって異なります。
| 治療 | 主な目的 | 特徴 | 向いている悩み |
|---|---|---|---|
| ララピール | 角質・キメ・ツヤを整える | 比較的刺激を抑えながら肌管理 | ごわつき、くすみ、軽い毛穴詰まり、ツヤ不足 |
| サリチル酸マクロゴールピーリング | 角質・毛穴詰まりを整える | ケミカルピーリングの一種 | 皮脂、ニキビ、毛穴詰まり、角質 |
| ハイドラフェイシャル | 毛穴洗浄・角質ケア | 水流を利用して毛穴汚れなどを除去 | 黒ずみ、毛穴汚れ、皮脂、ざらつき |
| 高周波(RF)治療 | 真皮の引き締め | 熱エネルギーを利用 | たるみ、たるみ毛穴、ハリ不足 |
| ピコフラクショナルなど | 肌の再構築 | レーザーで肌へ微細な刺激を加える | 毛穴、ニキビ跡、肌質改善 |
例えば、角質や毛穴詰まりが主な原因であればララピールを続ける意味があります。一方、たるみ毛穴に対してララピールだけを何回も繰り返しても、原因である皮膚のゆるみに十分アプローチできない場合があります。
また、深いニキビ跡の凹凸では、レーザーや高周波など別の治療が適していることがあります。
ララピールのメリット・デメリット
ララピールのメリット
ララピールのメリットは、強いダウンタイムを避けながら定期的な肌管理として取り入れやすいことです。
主なメリットとして、次のような点が挙げられます。
- 1回でもツヤやなめらかさを感じることがある
- 強い剥離を目的としない
- ごわつきやキメを整えられる
- 毛穴詰まりのケアとして検討できる
- 継続的な肌管理として取り入れやすい
- 他の美肌治療と治療計画を組み立てやすい
ララピールのデメリット
一方、次のようなデメリットがあります。
- 1回で大きな肌質改善を目指す治療ではない
- 効果の感じ方に個人差がある
- 継続する場合は費用がかかる
- 肌状態によっては間隔を空ける必要がある
- 深いニキビ跡や強いたるみには効果が限定的
- 赤みや乾燥などが起こる場合がある
「ダウンタイムが少ないから」という理由だけで選ぶのではなく、改善したい悩みに適しているかを確認することが大切です。
恵聖会クリニックがララピールで選ばれる理由とポリシー
ララピールは受ける回数だけを決めればよい治療ではありません。
恵聖会クリニックでは、肌質や毛穴の状態、乾燥、皮脂量、赤み、ニキビの有無などを確認し、ララピールを続けるべきか、別の美肌治療が適しているかまで含めてご提案しています。
2000年開院、27年にわたり肌状態を診てきた経験
恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えました。
美容医療では、施術直後だけではなく、その後どのように肌が変化するかを見ることが重要です。長年にわたりさまざまな肌悩みや術後経過を診てきた経験を、施術選択や治療計画の判断に活かしています。
一人ひとりの肌に合わせて治療を選ぶ
同じ「毛穴が気になる」という悩みでも、角栓や皮脂が原因の方もいれば、乾燥、ニキビ跡、加齢によるたるみが影響している方もいます。
そのため当院では、全員に同じ回数のララピールをご提案することはありません。
ララピールが適している場合には継続回数や間隔を検討し、レーザー、高周波(RF)など別の治療が適している場合には、その理由も含めてご説明します。
複数の治療選択肢を持つことで、「ララピールを続けること」自体を目的にせず、患者様の肌悩みに合った方法を考えられることを大切にしています。
ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考える
恵聖会クリニックでは、施術直後の仕上がりだけでなく、施術後の赤み・乾燥・ほてりなどを安心して過ごしていただくことまで治療の一部と考えています。
施術前には起こり得る肌変化や経過についてご説明し、施術後に「この赤みは大丈夫?」「乾燥が続いている」といった不安が生じた場合にもご相談いただけます。
通常の経過であれば、その後どのように落ち着いていく可能性があるかをご説明します。通常とは異なる経過が疑われる場合には、必要に応じて速やかに医師が診察します。
2000年の開院以来27年にわたり培ってきた経験を活かし、施術を受ける前から施術後の肌経過まで一貫してサポートすることを大切にしています。
必要のない高額施術へのアップセルをしない
恵聖会クリニックでは、ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示し、不要な治療へ誘導するようなアップセルは行いません。
「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針のもと、ララピールを続ける必要があるのか、別の治療が適しているのかを診察したうえでご提案します。
恵聖会クリニックでは現在、ララピールの1回・3回・5回コースをご用意していますが、コース回数ありきではなく肌状態に合わせて選択することが重要だと考えています。
無理・強引な勧誘はしない
美容医療では、メリットだけではなくリスク、ダウンタイム、費用、期待できる効果の範囲を理解したうえで治療を選ぶことが大切です。
当院では、患者様が理解・納得して施術を選択できることを重視し、ご希望されていない治療を無理・強引に勧めることはありません。
「まず1回試したい」「3回程度受けてから考えたい」といったご希望も含めてご相談いただけます。
施術後も相談できるアフターフォロー
美容医療は施術を受けたら終わりではありません。
ララピール後に乾燥や赤みなど気になる変化がある場合や、「次はいつ受ければよいのか」「今後も続ける必要があるのか」と迷った場合にもご相談いただけます。
必要に応じて医師が肌状態を確認し、次回のタイミングや治療内容を調整します。継続治療だからこそ、その都度肌の状態を見ながら治療計画を更新することが重要だと考えています。
家族や友人からのご紹介で来院される患者様も多い
恵聖会クリニックでは、毎月多くの患者様がご家族やご友人などからのご紹介で来院されています。
一人ひとりの悩みに向き合い、必要な治療を適正にご提案し、施術後まで責任を持って対応する。その積み重ねがご紹介につながっていると考えています。
これからも「すべての患者様に誠実な美容医療を提供する」という姿勢を大切にしていきます。
FAQ|ララピールの回数・頻度についてよくある質問
Q1. ララピールは何回くらいやると効果がありますか?
1回でも肌のツヤやなめらかさを感じることがあります。肌質を継続的に整える場合は、3〜5回程度を一つの目安として経過を見る方法があります。
ただし、必要な回数は肌悩みや肌質によって異なります。
Q2. ララピールは1回だけでも意味がありますか?
あります。
1回でも肌表面のごわつきやなめらかさ、ツヤ、化粧ノリなどの変化を感じることがあります。ただし、毛穴や肌質を大きく変化させる治療ではありません。
Q3. ララピールは3回受ければ十分ですか?
必ずしも3回で終了する必要はありません。
3回程度受けた段階で肌状態を確認し、満足していれば間隔を空ける方法もあれば、さらに継続する方法もあります。反対に、目的とする変化が得られていない場合は別の治療を検討することもあります。
Q4. ララピールは5回受けると毛穴がなくなりますか?
毛穴が完全になくなるわけではありません。
角質や皮脂詰まりが原因で毛穴が目立っている場合は改善が期待できますが、たるみ毛穴やニキビ跡による凹凸ではララピールだけでは十分な改善が得られないことがあります。
Q5. ララピールは何週間おきに受けますか?
基本的には2週間に1回程度が一つの目安です。開発元では最短1週間に1回、肌状態が改善した後は1ヶ月に1回程度のケアも案内されています。
実際の施術間隔は肌状態を確認して決めます。
Q6. ララピールは毎週受けても大丈夫ですか?
最短1週間という施術頻度は示されていますが、すべての方が毎週受けた方がよいわけではありません。
乾燥や赤み、刺激感がある場合には間隔を空けます。短期間に多く受けることより、肌状態に合わせることが重要です。
Q7. 5回終わったらララピールはやめてもいいですか?
肌状態に満足していれば、必ず継続しなければならない治療ではありません。
良い状態を維持したい場合は、1ヶ月に1回程度など間隔を空けながら肌管理として続ける方法があります。
Q8. ララピールを受け続けると肌が薄くなりますか?
ララピールは強い角質剥離を繰り返すことを目的とした施術ではありません。
ただし、どのようなピーリングでも肌状態を無視して過度に繰り返すことは適切ではありません。乾燥、赤み、ヒリつきなどがある場合は施術間隔を調整します。
Q9. 効果を感じなければ回数を増やした方がいいですか?
必ずしも回数を増やす必要はありません。
数回受けても目的とする変化が乏しい場合は、ララピールが肌悩みに合っていない可能性があります。特に深いニキビ跡やたるみ毛穴などは、レーザーや高周波など別の治療を検討します。
まとめ|ララピールは1回・3回・5回で目的を分けて考える
ララピールは、1回でも肌のツヤやなめらかさを感じることがありますが、肌質を継続的に整える目的では3〜5回程度を一つの目安として治療計画を立てます。
目安としては、次のように考えられます。
- 1回:ツヤ・なめらかさ・化粧ノリなどを確認する
- 3回:ごわつきやキメなどの経過を見ながら肌質を整える
- 5回:継続的な肌管理として効果や適応を評価する
- 5回以降:必要に応じて1ヶ月に1回程度などで維持する
ただし、「5回受ければ完成」という治療ではありません。毛穴、くすみ、ざらつき、乾燥など、何を改善したいのかによって必要な治療は変わります。
ララピールについて詳しく見る
監修医情報
- 医師名
- 小西 奈津子
- 略歴
-
2000年 近畿大学医学部卒業
以降、大学病院および某美容クリニックで研鑽を積んだ後、院長に就任。
2021年 恵聖会クリニック入職
- 所属学会
- 日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会(JSAS)
- 資格
- ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
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