ドクター・スタッフコラム

脂肪吸引は何ヶ所まで一気にできる?同時施術できる部位・安全性・ダウンタイムを医師が解説

田川医師

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田川医師

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脂肪吸引を一度に行える部位数と安全性を解説

「脂肪吸引は何ヶ所まで一気にできる?」という疑問に対して、医学的に「○ヶ所まで」と決められた共通の上限はありません。
安全性を判断するうえで重要なのは部位数ではなく、総吸引量・手術時間・麻酔時間・施術範囲・体格・持病・血栓症リスクなどを含めた身体への総負担です。

お腹と腰、太ももの内側と外側など、複数部位を同時に脂肪吸引できるケースはあります。
一方、広範囲の脂肪吸引を一度に行うと身体への負担やダウンタイムが大きくなるため、安全性を優先して複数回に分けることも重要です。

脂肪吸引は何ヶ所まで一気にできる?

ウエストの細い女性イメージ

脂肪吸引に「○ヶ所まで」という全国共通の基準はない

脂肪吸引で一度に施術できる部位数には、「3ヶ所まで」「4ヶ所まで」といった医学的に統一された上限はありません。
そもそも脂肪吸引の「1ヶ所」という数え方自体が一定ではありません。

例えば、お腹だけでも、

  • 上腹部
  • 下腹部
  • ウエスト
  • 腰
  • 側腹部

などに細かく分けて考えることができます。

太ももについても、

  • 前面
  • 内側
  • 外側
  • 後面
  • 膝周辺

など複数の範囲があります。
そのため、単純に「何ヶ所まで」という数字だけで安全性を判断することはできません。

重要なのは部位数より「総吸引量」と「全身への負担」

脂肪吸引では、カニューレと呼ばれる細い管を皮下脂肪層に挿入し、脂肪を物理的に吸引します。

カニューレ

複数の部位を一度に施術すると、

  • 吸引する脂肪量が増える
  • 手術時間が長くなる
  • 麻酔時間が長くなる
  • 体液移動が大きくなる
  • 出血量が増える可能性がある
  • 術後の腫れやむくみが広範囲になる
  • 術後の身体活動が低下しやすくなる

といった変化が生じます。
つまり、脂肪吸引の安全性は「部位の数」ではなく、手術全体として身体にどの程度の負担がかかるかで評価する必要があります。

総吸引量5,000mLを超える脂肪吸引は、「large-volume liposuction(大量脂肪吸引)」として扱われることがあります。ただし、5,000mLが絶対的な安全ラインという意味ではありません。患者様の体格や健康状態によって適切な吸引量は異なります。
なお、この「総吸引量」は純粋な脂肪だけではなく、吸引された脂肪と液体を含む量を指します。

  • 田川医師

    田川医師

  • 実際の相談では「一度の手術でできるだけ多くの部位を細くしたい」というご希望があります。しかし、安全性は部位数だけでは判断できません。当院では脂肪量や体格、手術時間、麻酔方法、術後の負担まで確認し、一度に施術する範囲を決めています。

複数部位の脂肪吸引はなぜ身体への負担が増える?

吸引範囲が広くなるほど体液の変動が大きくなる

脂肪吸引では、脂肪だけを乾いた状態で吸い出すわけではありません。
一般的には脂肪層へ薬液を注入しながら吸引するため、

  1. 薬液を脂肪層へ注入する
  2. 脂肪組織を吸引する
  3. 脂肪とともに液体も排出される
  4. 体内の水分バランスが変化する

という過程が生じます。

吸引範囲や総吸引量が増えるほど、体液管理の重要性も高くなります。大量の脂肪吸引では、低血圧や体液過剰などを防ぐため、吸引量だけでなく輸液量や全身状態を総合的に管理する必要があります。

手術時間が長くなる

二の腕だけを脂肪吸引する場合と、お腹・腰・太ももなど広い範囲を同時に施術する場合では、必要な手術時間が異なります。

手術時間が長くなると、

  • 麻酔時間が延びる
  • 同じ姿勢でいる時間が長くなる
  • 体温が低下しやすくなる
  • 身体への負担が増える
  • 血栓症のリスク評価がより重要になる

といった点に注意が必要です。
手術時間が長くなる場合や複数の手術を組み合わせる場合には、静脈血栓塞栓症などの合併症リスクについて、より慎重に評価する必要があります。

脂肪を取る量が多ければよいわけではない

脂肪吸引は「取れるだけ脂肪を取れば、綺麗に細くなる手術」ではありません。
皮膚の厚さや脂肪層には個人差があり、無理に脂肪を取りすぎると、

  • 皮膚表面の凹凸
  • 不自然なくぼみ
  • 左右差
  • 皮膚のたるみ
  • 輪郭の不自然さ

につながる可能性があります。
脂肪吸引では、吸引量そのものよりも、どこから、どの程度、どのようなバランスで脂肪を残すかが仕上がりを左右します。

  • 田川医師

    田川医師

  • 「せっかく脂肪吸引をするなら限界まで取ってほしい」と希望される方もいますが、最大量を吸引することが最良の結果につながるとは限りません。実際の施術では皮膚の厚みや脂肪の付き方を確認し、滑らかな輪郭を保てる範囲で吸引量を調整することが重要です。

同時に脂肪吸引しやすい部位は?

お腹と腰・ウエスト

腰の脂肪吸引のBeforeとAfter

腹部全体+腰 ボディジェット脂肪吸引
¥400,000(税込¥440,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000)※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

お腹と腰は隣接しているため、同時にデザインすることで正面だけでなく横や後ろから見たシルエットまで整えやすい組み合わせです。

例えば、

  • 上腹部+下腹部
  • お腹+ウエスト
  • お腹+腰
  • お腹+側腹部

などが考えられます。
ただし、お腹から腰まで広範囲になるほど総吸引量も増えやすいため、体格や皮下脂肪量を確認したうえで施術範囲を決定します。

太ももの内側・外側・前面・後面

大腿全周のボディジェット脂肪吸引のBeforeとAfter

ボディジェット脂肪吸引 ¥400,000(税込 ¥440,000)
+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

太ももは一部分だけではなく、脚全体のバランスを考えて吸引することが重要な部位です。
内側だけを細くすると外側の張りが目立つ、外側だけを吸引すると前面とのバランスが変わるなど、隣接する脂肪とのつながりを確認する必要があります。

そのため、

  • 太もも内側+外側
  • 太もも全周
  • 太もも+膝周辺

など、複数範囲を一つのデザインとして考えることがあります。
ただし、太もも全体は施術範囲が広く、術後の腫れやむくみも大きくなりやすいため、無理に他の大きな部位まで組み合わせるべきではありません。

二の腕と肩周辺

  • Before写真
  • After写真

二の腕のボディジェット脂肪吸引
¥240,000(税込¥264,000)+ボディジェット手技料¥100,000(税込¥110,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

二の腕は、二の腕だけを細くしても肩との境界が不自然になることがあります。
そのため、脂肪の付き方によっては肩周辺まで含めてラインを整えることで、より自然な腕のシルエットを目指します。

ホホとあご下

ホホアゴの脂肪吸引のBeforeとAfter

ホホとアゴの脂肪吸引
¥280,000(税込¥308,000)※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

顔では、ホホとあご下を同時に脂肪吸引するケースがあります。
ホホからあご下まで連続してボリュームがある場合、両方を整えることでフェイスラインをすっきり見せやすくなります。

恵聖会クリニックでも、ホホとあごを組み合わせた脂肪吸引を行っています。

  • 田川医師

    田川医師

  • 複数部位の脂肪吸引では「別々の部位を何ヶ所取るか」より、全体を一つのシルエットとして見ることが大切です。例えばお腹だけを細くしても腰の脂肪が残れば境界が目立つことがあります。当院では正面・側面・後面のつながりまで確認して施術範囲を考えます。

脂肪吸引を一度にやりすぎると起こり得るリスク

複数部位を同時に行う場合は、通常の脂肪吸引で考えられるリスクに加え、広範囲施術による身体への負担にも注意します。

腫れ・むくみ・内出血

脂肪吸引後は、組織への刺激によって腫れやむくみ、内出血が生じます。
複数部位を同時に施術すれば、当然ながらダウンタイムが生じる範囲も広くなります。特に下半身や腹部など広い範囲を施術すると、術後しばらくは動作のしにくさを感じることがあります。

痛み・筋肉痛のような動かしにくさ

脂肪吸引後は、強い筋肉痛に似た痛みや突っ張りを感じることがあります。

施術範囲が広いほど、

  • 起き上がる
  • 座る
  • 歩く
  • 腕を上げる
  • 着替える

といった日常動作に影響しやすくなります。
例えば、お腹と太ももを同時に施術すると、立ち上がる動作や歩行の両方に負担が出るため、術後の生活まで考えて施術範囲を決める必要があります。

血腫・感染

脂肪吸引では、まれに血液が内部にたまる血腫や感染が生じることがあります。
強い腫れ、急激に増える痛み、発熱など通常とは異なる症状がある場合には、自己判断せず施術を受けた医療機関へ相談してください。

血栓症・肺塞栓症

長時間の手術や術後の活動低下では、脚の深部静脈に血栓ができる深部静脈血栓症や、その血栓が肺の血管を塞ぐ肺塞栓症にも注意が必要です。
脂肪吸引を含む美容外科手術では、手術時間、BMI、複数手術の併用などが血栓症リスクの評価項目になります。

貧血や全身倦怠感

広範囲の脂肪吸引では出血量も増える可能性があります。
もともと貧血がある方などでは、術前検査の結果を踏まえて施術範囲を調整したり、一度に行わず分割したりする判断が必要です。

複数部位を同時にするか、分けてするかの違い

項目 複数部位を同時に脂肪吸引 脂肪吸引を複数回に分ける 脂肪溶解注射など
1回で治療できる範囲 広い 1回あたりを狭くできる 限定的
身体への負担 大きくなりやすい 分散できる 比較的小さい
手術時間 長くなりやすい 1回ごとは短くしやすい 短い
ダウンタイム 複数部位が同時に腫れる 部位ごとに分けられる 比較的軽い
脂肪減少量 多くできることがある 段階的に減らせる 大幅な減量には不向き
仕上がり 広範囲を同時にデザインしやすい 前回の経過を見て次の範囲を決められる 部分的な調整向き
向いている人 健康状態が良好で適応範囲内の人 広範囲を希望する人、安全性を優先したい人 少量の脂肪が気になる人
脂肪吸引について詳しく見る BNLS(脂肪溶解注射)について詳しく見る

同じ脂肪吸引でも、一度ですべて行うことが必ずしも優れているわけではありません。
大量の脂肪吸引や長時間の施術になる場合には、施術を分割することが安全性の面で適切な選択になることがあります。また、他の大きな手術を同時に行う場合も、身体への負担を踏まえて慎重に判断する必要があります。

  • 田川医師

    田川医師

  • 診察では「麻酔を一度で済ませたいので全部同時にしたい」という相談もあります。ただし、広範囲になるほど一度に行うメリットより身体への負担が上回るケースがあります。その場合、当院では無理に同時施術を行わず、施術を分けることをご提案します。

複数部位を同時に脂肪吸引するメリット

1回の手術で複数の悩みを改善できる

適応があれば、お腹と腰、ホホとあごなど、関連する複数部位を一度に施術できます。
複数の悩みをまとめて改善できることは大きなメリットです。

全体のボディラインをデザインしやすい

脂肪吸引では、一部分だけを細くするより周囲とのバランスが重要です。
隣接した部位を同時に吸引することで、

  • ウエストライン
  • 太もものシルエット
  • 二の腕から肩へのライン
  • ホホからあご下へのフェイスライン

などを一体としてデザインできます。

ダウンタイムをまとめられる

複数部位を別々の日に施術すると、そのたびに腫れや内出血などのダウンタイムが生じます。
同時施術であれば、適応範囲内では複数部位のダウンタイムを同じ期間にまとめられることがあります。

複数部位を同時に脂肪吸引するデメリット

術後の身体的負担が大きくなる

最大のデメリットは、ダウンタイムの範囲が広くなることです。

例えば、

  • 二の腕とお腹
  • お腹と太もも
  • 太ももとふくらはぎ

など複数部位を施術すると、日常動作に影響する範囲も広がります。
「一度に終わる=楽」とは限りません。

圧迫する部位が増える

脂肪吸引後は施術部位によって圧迫固定を行います。
複数部位を同時に施術すると、圧迫する範囲も広くなるため、術後の過ごしやすさまで考えて施術計画を立てる必要があります。

大量吸引になる場合は安全性を優先して分割が必要

脂肪が多い方で全身の複数部位を希望する場合、一度にすべて吸引するのではなく、

  1. お腹・腰
  2. 太もも・膝
  3. 二の腕

など、複数回に分ける選択肢があります。
脂肪吸引では「一度でどこまでできるか」ではなく、どこまでなら安全にできるかを優先することが重要です。

複数部位の脂肪吸引後のダウンタイムとアフターケア

腫れ・内出血は複数部位に出る

同時に施術した範囲には、それぞれ腫れや内出血が生じます。
身体の脂肪吸引では、術後数日をピークに腫れやむくみが目立ち、その後徐々に落ち着いていきます。完成までにはさらに時間がかかり、むくみや皮膚の硬さが段階的に改善していきます。

回復速度には吸引範囲や吸引量による個人差があります。

圧迫固定を指示どおり行う

脂肪吸引後には、施術部位に応じて専用の圧迫着などを使用することがあります。

圧迫には、

  • 腫れを抑える
  • 皮膚と組織を安定させる
  • 術後の形を整える

といった目的があります。
使用期間や着用方法は施術部位によって異なるため、医師の指示に従ってください。

長時間動かない状態を避ける

術後すぐに激しい運動をする必要はありませんが、医師から制限されていない範囲で身体を動かすことも重要です。
特に広範囲の施術後は痛みから横になったままになりやすいため、血栓症のリスクも踏まえ、術後の活動について医師から指示を受けてください。

異常を感じたら早めに相談する

脂肪吸引後に、

  • 急激に腫れが強くなった
  • 左右の腫れ方が極端に違う
  • 強い痛みが続く
  • 発熱がある
  • 息苦しさがある
  • 胸の痛みがある
  • 片脚だけ強く腫れている

などの症状がある場合は、速やかに医療機関へ相談する必要があります。

田川医師

恵聖会クリニックが脂肪吸引で選ばれる理由

脂肪吸引4,760件の症例実績

恵聖会クリニックでは、顔・身体を含む脂肪吸引を幅広く行っています。

脂肪吸引の症例数は4,760件(2025年12月31日時点)です。

多くの症例を経験するなかで、

  • どこから脂肪を取るべきか
  • どこに脂肪を残すべきか
  • どの範囲を同時に施術するか
  • どの程度吸引するか
  • 皮膚の戻り方をどう予測するか

などを総合的に判断しています。
脂肪吸引は単純に脂肪の量を減らす施術ではありません。身体全体のバランスを考えながら、美しい輪郭を作ることが重要です。

2000年開院、2026年で開院27年目

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目になります。
開院から間もなく30年を迎えるなかで、脂肪吸引をはじめ幅広い美容医療の経験と症例を積み重ねています。

長年蓄積してきた症例をもとに、患者様一人ひとりの体型や希望に合わせて施術方法をご提案します。

多くの患者様がご紹介で来院

恵聖会クリニックでは、ご家族やご友人などからのご紹介で来院される患者様も多くいらっしゃいます。
「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」という考えを大切にし、施術前だけではなく術後まで責任を持った診療を行っています。

必要以上の施術を勧めない

「何ヶ所でも同時に脂肪吸引したい」という希望があっても、安全性や仕上がりの観点から適切ではないと判断すれば、すべてを一度に施術することをおすすめするわけではありません。
患者様の体格、脂肪量、希望する仕上がり、ダウンタイム、安全性を総合的に考え、その方に適した施術方法をご提案します。

ホームページに記載のない高額な施術へ誘導するようなアップセルは行いません。「高度な美容医療を適正価格で提供する」というポリシーを大切にしています。

無理な勧誘を行わず、納得してから施術を受けていただく

脂肪吸引は外科手術です。
メリットだけではなく、

  • 腫れ
  • むくみ
  • 内出血
  • 痛み
  • 感染
  • 血腫
  • 左右差
  • 凹凸
  • 血栓症

などについても理解したうえで施術を選択することが重要です。
当院では無理な勧誘を行わず、十分にご納得いただいたうえで施術を受けていただくことを大切にしています。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています

恵聖会クリニックでは、施術の仕上がりだけでなく、ダウンタイムや術後の経過まで含めて治療の一部と考えています。
脂肪吸引では、腫れやむくみ、内出血、痛み、拘縮などが生じることがあるため、施術前に予想される経過や術後の過ごし方について丁寧にご説明しています。
施術後も経過に応じて必要なサポートを行い、通常のダウンタイムであれば今後の経過をご説明し、通常とは異なる症状が疑われる場合には速やかに医師が診察します。
2000年の開院以来培ってきた症例経験を活かし、施術前からダウンタイム、術後の経過まで一貫して患者様をサポートすることを大切にしています。

多彩な医療機器・設備を備え、幅広い治療に対応

恵聖会クリニックでは、患者様のお悩みや施術内容に応じた治療をご提案できるよう、さまざまな医療機器・設備を整えています。
脂肪吸引では、ジェット水流を利用して脂肪組織への負担に配慮しながら吸引を行うボディジェットを導入しています。そのほか、レーザー、高周波(RF)、超音波、HIFUなどの美肌・たるみ治療機器をはじめ、輪郭形成に使用する超音波骨切削器、3D-CT・3Dプリンター、外科手術に用いる内視鏡などを導入しています。
一つの施術だけを前提とするのではなく、患者様一人ひとりの状態やご希望を確認したうえで、適した治療方法をご提案できる診療環境を整えています。

大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携

恵聖会クリニックは「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。
長年の美容外科診療で培った経験と形成外科領域との連携を生かし、安全性を重視した美容医療の提供に努めています。

脂肪吸引は何ヶ所まで一気にできる?よくある質問

Q1. 脂肪吸引は一度に何ヶ所までできますか?

「○ヶ所まで」という一律の上限はありません。
総吸引量、施術範囲、手術時間、麻酔時間、体格、健康状態などを確認して決定します。部位数だけで安全性を判断することはできません。

Q2. お腹と太ももの脂肪吸引は同時にできますか?

適応があれば同時施術は可能ですが、広範囲になるため慎重な判断が必要です。
脂肪量が多い場合や手術時間が長くなる場合は、安全性を優先して分けることがあります。

Q3. お腹と腰は一緒に脂肪吸引できますか?

同時に施術することがあります。
お腹と腰を一体としてデザインすると、正面だけではなく横や後ろから見たウエストラインも整えやすくなります。

Q4. 二の腕と太ももは同時にできますか?

可能かどうかは総吸引量と全身への負担で判断します。
離れた部位だから施術できないというわけではありませんが、両方のダウンタイムが同時に生じることも考慮する必要があります。

Q5. 全身の脂肪吸引を一気にできますか?

全身を無制限に一度で脂肪吸引することはおすすめできません。
広範囲になる場合は、身体への負担や安全性を考えて複数回に分ける方法を検討します。

Q6. 一度に多く脂肪を取ったほうが細くなりますか?

吸引量が多ければ仕上がりが良くなるわけではありません。
脂肪を取りすぎると凹凸やくぼみ、たるみなどにつながるため、適度に脂肪を残しながら輪郭を整えることが重要です。

Q7. 複数部位を同時にするとダウンタイムは長くなりますか?

施術範囲が広いほど、術後の負担は大きくなります。
期間だけではなく、腫れやむくみが出る範囲が増えるため、仕事や家事などへの影響も考えて施術計画を立てる必要があります。

Q8. 脂肪吸引は何ccまでなら安全ですか?

すべての方に共通する「安全な○cc」という数値はありません。
海外では総吸引量5,000mL超を大量脂肪吸引として扱う指針がありますが、これは5,000mL未満なら必ず安全という意味ではありません。体格や健康状態、手術時間などを含めた総合的な判断が必要です。

まとめ|脂肪吸引は「何ヶ所まで」ではなく全身への負担で判断する

脂肪吸引は、医学的に「一度に○ヶ所まで」と決められている施術ではありません。

安全性を判断するうえで重要なのは、

  • 総吸引量
  • 吸引する範囲
  • 手術時間
  • 麻酔時間
  • 年齢や体格
  • 持病や既往歴
  • 貧血の有無
  • 血栓症リスク
  • 術後の身体的負担

などです。

お腹と腰、太ももの複数範囲、ホホとあごなど、関連する部位を同時に脂肪吸引することで、身体や顔のラインを一体としてデザインできるメリットがあります。
一方で、広範囲になるほど身体への負担やダウンタイムも大きくなります。「一度で何ヶ所できるか」より、「一度にどこまでなら安全に、細く、綺麗な仕上がりを目指せるか」を優先することが重要です。

  • 田川医師

    田川医師

  • 恵聖会クリニックでは、脂肪吸引4,760件(2025年12月31日時点)の症例実績をもとに、患者様一人ひとりの脂肪量や体格、希望する仕上がりを確認し、適切な施術範囲をご提案しています。
    無理に多くの部位を同時施術するのではなく、安全性・仕上がり・術後の過ごしやすさまで考えた脂肪吸引を大切にしています。

監修医情報

田川 大地医師
医師名
田川 大地
略歴
2009年 長崎大学医学部卒業
卒業後、市民病院で初期研修を修了したのち、水の森美容クリニックに入職、美容外科医となり大阪院を開設。
8年以上院長として従事し、幅広い施術を習得、美容外科診療の実績を積む。
2020年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
田川医師プロフィール

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