ドクター・スタッフコラム

口角ボトックスで笑顔が不自然になる?口角下制筋への作用・副作用・左右差を医師が解説

田中医師

執筆ドクター

田中医師

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口角ボトックスで自然な笑顔を目指すイメージ

口角ボトックスは、口角を下方向へ引く「口角下制筋(depressor anguli oris:DAO)」の働きを弱め、下がって見える口角を自然に上向きに見せる治療です。
適切な位置・量で注入すれば表情を大きく変えずに口元の印象を整えられますが、薬剤が周囲の筋肉へ作用すると、笑顔の左右差や下唇の動かしにくさなどが生じることがあります。口元には複数の表情筋が密集しているため、口角ボトックスでは「どこに、どの程度作用させるか」という解剖学的な判断が重要です。

口角ボトックスとは?口角下制筋に作用する治療

口角ボトックスとは、口角下制筋にボツリヌストキシン製剤を注入し、口角を下へ引く力を弱める治療です。

口角が下がっていると、

  • 不機嫌そうに見える
  • 疲れているように見える
  • 怒っているように見える
  • 口元が老けて見える
  • マリオネットラインが目立って見える

といった印象につながることがあります。
その原因の一つが、口角下制筋の働きです。

口角下制筋(DAO)とは

口角下制筋は、英語で「depressor anguli oris」、略して「DAO」と呼ばれる表情筋です。
下あご付近から口角に向かって走り、収縮すると口角を斜め下方向へ引きます。

つまり、口角ボトックスは「口角を直接持ち上げる治療」ではありません。
口角を下へ引く力を弱めることで、口角を上へ引く筋肉とのバランスを変え、結果として口角が上向きに見えやすくなる治療です。

口角下制筋は薄い筋肉で、内側には下唇下制筋(depressor labii inferioris:DLI)、外側には笑筋や広頚筋などが近接しています。そのため、口角下制筋だけに適切に作用させることが重要です。

ボトックスは筋肉にどう作用する?

ボツリヌストキシンAは、神経から筋肉へ「収縮してください」という信号を伝えるアセチルコリンの放出を抑制します。

その結果、

  1. 神経から筋肉への信号が弱くなる
  2. 注入した筋肉の収縮力が低下する
  3. 口角下制筋が口角を下へ引く力が弱まる
  4. 口角を上へ動かす筋肉とのバランスが変わる
  5. 口角が上向きに見えやすくなる

という流れで効果が現れます。

ボツリヌストキシンによる筋力低下は永久的なものではありません。一般的なボツリヌストキシンAでは数日程度から作用が現れ、効果は数ヶ月かけて徐々に弱くなります。製剤や注入部位、筋肉量によって持続期間には差があります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 口角ボトックスを希望される方の中には、「注射をすれば口角そのものが大きく持ち上がる」と考えている方もいらっしゃいます。しかし実際には、口角下制筋の力を弱めて筋肉のバランスを整える治療です。当院では真顔だけでなく、会話時や笑ったときの口角・下唇の動きまで確認して適応を判断します。

口角下制筋と口角ボトックスの作用を示すイメージ

口角ボトックスで笑顔が不自然になるのはなぜ?

口角ボトックスで注意したいのが、「笑ったときの違和感」です。
原因の中心となるのは、口角下制筋以外の表情筋までボツリヌストキシンの作用が及ぶことです。

口周りには、

  • 口角下制筋
  • 下唇下制筋
  • オトガイ筋
  • 口輪筋
  • 笑筋
  • 大頬骨筋
  • 小頬骨筋
  • 広頚筋

など、多くの筋肉が狭い範囲に集まっています。

そのため、額や眉間などと比べても、下顔面へのボトックス注入では細かな解剖学的判断が求められます。

原因1:下唇下制筋まで作用する

特に注意すべき筋肉が「下唇下制筋(DLI)」です。
下唇下制筋は、下唇を下へ引く働きをしています。

口角下制筋と下唇下制筋は位置が近いため、薬剤が内側へ広がって下唇下制筋の働きまで弱くなると、

  • 笑ったときだけ下唇が左右非対称になる
  • 片側の下唇が下がりにくくなる
  • 「イー」と口を横に広げたときに左右差が出る
  • 口元が引きつって見える

といった症状が生じます。

原因2:左右の筋力差を考慮せず同じ量を注入する

人間の顔は、もともと完全な左右対称ではありません。

口角についても、

  • 片側だけ下がりやすい
  • 笑うと片側だけ強く上がる
  • 下唇の動きに左右差がある
  • 噛み方や表情の癖がある

といった差が珍しくありません。

そのため、「右と左に同じ量を注入すれば左右対称になる」とは限りません。
もともとの筋力差を確認せず左右同量を注入すると、それまで目立っていなかった左右差が強調されることがあります。

原因3:注入位置・深さ・量が適切でない

ボツリヌストキシンは注入した一点だけに作用するわけではなく、周囲にも一定範囲で作用します。

そのため、

  • 注入位置が内側すぎる
  • 必要以上の量を使用する
  • 注入範囲が広すぎる
  • 周囲の表情筋との位置関係を十分考慮していない

と、意図していない筋肉まで弱くなる可能性があります。
口角下制筋は薄く、周囲の筋肉と重なり合うため、解剖学的な知識に基づく注入が重要です。

  • 田中医師

    田中医師

  • 口角ボトックスでは「何単位入れるか」だけでなく、「どの筋肉が口角を下げているのか」を診察することが重要です。実際には左右で口角下制筋の強さが違う方もいます。当院では口を閉じた状態だけで判断せず、笑顔や口を動かした状態を確認したうえで注入位置と量を調整します。

口角ボトックスで起こり得る副作用

口角ボトックスの副作用は、大きく「注射そのものによる症状」と「筋肉への作用による症状」に分けられます。

注射によって起こる症状

注射後には一時的に、

  • 赤み
  • 腫れ
  • 注射部位の痛み
  • 内出血
  • 圧痛

などが生じることがあります。
多くは軽度で、時間とともに改善します。

笑顔が左右非対称になる

口角ボトックスで特徴的な副作用の一つです。

真顔では目立たなくても、

  • 笑う
  • 話す
  • 「イー」と口を横に広げる
  • 下唇を下げる

といった動作をした際に左右差が目立つことがあります。
下唇下制筋など隣接筋への作用が原因となる代表的な症状です。

下唇が動かしにくくなる

下唇下制筋まで作用すると、下唇を下方向へ動かしにくくなることがあります。

「笑顔がおかしい」という感覚だけでなく、

  • 下唇に力が入りにくい
  • 口を横に広げにくい
  • 会話時の口元に違和感がある

と感じることもあります。

食事や飲み物で違和感が出る

ボツリヌストキシンが口輪筋などへ広く作用すると、

  • ストローで吸いにくい
  • コップから飲むときに口元に力が入りにくい
  • 食べ物を口元で保持しにくい
  • 発音しにくい
  • よだれが出やすく感じる

といった機能的な症状が起こる可能性があります。

口角が上がりすぎたように感じる

ボトックスは皮膚を物理的に引き上げる治療ではありませんが、口角を下げる筋力が強く弱まると、上方向へ働く筋肉が相対的に優位になります。
そのため、希望していた以上に表情の変化を感じることがあります。

特に自然な変化を希望する場合は、最初から過度に効かせるのではなく、表情を残すことが重要です。

口角ボトックスで起こり得る副作用を示すイメージ

口角ボトックスの左右差は元に戻る?

ボツリヌストキシンの作用は永久ではないため、治療後の左右差も基本的には時間とともに改善します。
ボツリヌストキシンによる筋力低下は一時的であり、神経と筋肉の機能が回復するにつれて表情も元の状態へ近づきます。

ただし、「左右差があるから反対側へ追加すればよい」と自己判断するのは適切ではありません。

左右差の原因には、

  • 片側への効きすぎ
  • 反対側への効き不足
  • 下唇下制筋への作用
  • もともとの表情筋の左右差
  • 注入前から存在した骨格・軟部組織の左右差

などがあるからです。
原因によって対応が異なります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 施術後に左右差を感じても、直ちに追加注入することが最適とは限りません。ボトックスは注入直後に完成する治療ではなく、作用が安定するまで経過を見る必要があります。当院では表情の左右差がどの筋肉から生じているのかを確認し、経過観察と追加調整のどちらが適切か判断します。

口角ボトックスのダウンタイムと経過

口角ボトックスは切開を伴わないため、一般的にダウンタイムは短い治療です。

注入直後

注射針による、

  • 小さな赤み
  • 軽い腫れ
  • 痛み
  • 内出血

が生じることがあります。
メイクで隠せる程度のことが多く、日常生活への影響は比較的小さい治療です。

数日後

ボツリヌストキシンの作用が徐々に現れ始めます。
この段階では左右で効き方にわずかな時間差が出ることもあるため、数日だけの状態で最終的な左右差を判断するのは早すぎます。

1〜2週間程度

表情の変化が比較的安定し、口角の位置や笑顔のバランスを評価しやすくなる時期です。

この時期に、

  • 笑ったときの左右差が強い
  • 下唇が動かしにくい
  • 食事や発音に支障がある
  • 口元の違和感が強い

と感じる場合は施術を受けた医療機関へ相談してください。

数ヶ月後

ボツリヌストキシンの作用は徐々に低下し、筋肉の動きも回復していきます。
効果を維持したい場合は、状態を確認しながら次回の施術時期を検討します。

口角ボトックス後のアフターケア

口角ボトックス後は、薬剤を意図しない範囲へ広げないためにも、注入部位を必要以上に刺激しないことが基本です。

施術当日は、

  • 注入部分を強く揉まない
  • 強いマッサージを避ける
  • 医師から指示された注意事項を守る
  • 強い違和感があれば自己判断せず相談する

ことを意識してください。
一方で、日常的な会話や軽い表情まで完全に控える必要はありません。

口角ボトックス・ヒアルロン酸・口角挙上術の違い

口角が下がって見える原因は、口角下制筋だけとは限りません。
口元のボリューム低下や皮膚のたるみ、口角そのものの形などが原因の場合は、別の治療が適していることがあります。

項目 口角ボトックス ヒアルロン酸注入 口角挙上術
主な目的 口角を下げる筋力を弱める ボリュームや形を整える 口角の形を外科的に変える
主な適応 口角下制筋の働きが強い 口元のボリューム不足・輪郭調整 明確に口角を上向きにしたい
方法 ボツリヌストキシンを注入 ヒアルロン酸を注入 皮膚・組織を切開して調整
効果 一時的 一時的 長期的な変化を期待できる
ダウンタイム 比較的短い 比較的短い 腫れ・内出血などが生じやすい
主な注意点 笑顔の左右差・口元の動かしにくさ 腫れ・左右差・血管障害など 傷跡・腫れ・左右差など
向いている人 筋肉による下向きの力が原因の人 形やボリュームを整えたい人 より明確な形態変化を希望する人
口角ボトックスについて詳しく見る ヒアルロン酸注入について詳しく見る

重要なのは、「口角が下がっている=口角ボトックス」と決めつけないことです。
筋肉の問題なのか、皮膚・脂肪・骨格・口唇の形の問題なのかで治療方針は変わります。

  • 田中医師

    田中医師

  • 口角が下がって見えるという相談でも、すべての方に口角ボトックスを提案するわけではありません。口角下制筋よりも、口元のボリューム減少やたるみが影響していることもあります。当院では原因を分けて考え、必要以上にボトックスを使用せず、その方の状態に合った方法をご提案しています。

口角ボトックスのメリット

口角ボトックスには、切開治療とは異なるメリットがあります。

切らずに口角の印象を整えられる

注射による治療のため、大きな傷跡は残りません。
「大きく口元の形を変えるのではなく、少し柔らかい印象にしたい」という方にも検討しやすい治療です。

施術時間が比較的短い

注入そのものに長時間を必要としません。
忙しい方でも受けやすいことがメリットです。

ダウンタイムが比較的短い

外科手術と比べると、腫れや日常生活への影響は軽い傾向があります。

表情筋のバランスを調整できる

口角下制筋が強く働いている方では、その力を弱めることで口角を自然に上向きに見せやすくなります。

口角ボトックスのデメリット

一方で、口角ボトックスには限界と注意点があります。

効果は永久ではない

ボツリヌストキシンの作用は徐々に弱くなるため、効果を維持するには状態に応じて繰り返し施術を検討します。

大幅な口角挙上はできない

筋肉のバランスを調整する治療であり、物理的に口角を大きく持ち上げる治療ではありません。

笑顔に影響する可能性がある

口角下制筋周辺には表情に重要な筋肉が密集しています。
注入部位や量が適切でなければ、笑顔の左右差や下唇の動かしにくさにつながります。

骨格やたるみが原因なら効果が限定的

口角が下がって見える原因が、

  • 加齢による皮膚のたるみ
  • 脂肪の下垂
  • 口唇の形
  • 骨格
  • ボリューム不足

にある場合、口角下制筋だけを弱めても希望する変化が得られないことがあります。

口角ボトックスで失敗を避けるためのポイント

口角ボトックスでは、注入前の診察が重要です。
確認すべきポイントは次のとおりです。

  • 真顔で左右差がないか
  • 笑顔で口角の動きに左右差がないか
  • 下唇の動きに左右差がないか
  • 口角下制筋が強く働いているか
  • 口角が下がる原因が筋肉なのか
  • 他の治療の方が適していないか
  • 自然な表情を残すためにどの程度弱めるか

特に下顔面のボトックスは、「筋肉を止めれば止めるほど効果が高い」という治療ではありません。
必要な表情を残しながら、不要な筋肉の働きだけを弱めることが重要です。

口角ボトックスに関するよくある質問

Q1. 口角ボトックスをすると笑えなくなりますか?

通常は笑えなくなる治療ではありません。
口角下制筋を適切に弱めることで、自然な笑顔を保ちながら口角の下向きの力を抑えます。ただし、下唇下制筋や口輪筋など周囲の筋肉まで強く作用すると、笑顔に違和感が出る可能性があります。

Q2. 口角ボトックスで笑顔が左右非対称になることはありますか?

あります。
代表的な原因は、左右の効き方の差や、下唇下制筋への意図しない作用です。

Q3. 口角ボトックスの左右差は治りますか?

基本的には時間とともに改善します。
ボツリヌストキシンの作用は一時的で、筋肉の働きは徐々に回復します。強い左右差があるときは自己判断で追加注入せず、医師の診察を受けてください。

Q4. 口角ボトックスはいつから効きますか?

一般的なボツリヌストキシンAでは、数日程度から作用が現れ始めます。最終的な仕上がりは直後ではなく、作用が安定してから評価します。

Q5. 口角ボトックスはどれくらい持ちますか?

効果は永久ではなく、数ヶ月かけて徐々に弱くなります。
持続期間には製剤、注入量、筋肉量、表情の使い方などによる個人差があります。

Q6. 口角ボトックスでしゃべりにくくなることはありますか?

周囲の筋肉まで作用した場合には起こり得ます。
特に口輪筋や下唇を動かす筋肉への影響が強いと、発音や食事時の口元に違和感が出ることがあります。

Q7. もともと口角に左右差がある人も受けられますか?

受けられますが、左右差を考慮した注入が重要です。
左右同じ量を入れるのではなく、表情筋の動きを確認したうえで治療方針を決めます。

Q8. 口角ボトックスと口角挙上術はどちらが適していますか?

原因と希望する変化によって異なります。
口角下制筋の力を弱めたい場合はボトックス、口角そのものの形を外科的に変えたい場合は口角挙上術が選択肢になります。

恵聖会クリニックが口元の美容医療で大切にしていること

口角ボトックスを打つ医師のイメージ

口角ボトックスでは、単に決められた位置へ注射するのではなく、患者様一人ひとりの表情筋の動きに合わせることが重要です。
特に口元は、数ミリの筋肉の動きが笑顔や会話時の印象を左右します。

恵聖会クリニックでは、

  • 真顔と笑顔の両方を確認する
  • 左右の口角・下唇の動きを確認する
  • 口角下制筋だけが原因なのかを診断する
  • 必要以上の治療を提案しない
  • 自然な表情を残すことを重視する
  • 施術後の経過についても相談できる体制を整える

ことを大切にしています。

2000年開院、2026年で27年の診療実績

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えます。
長年にわたり美容外科・美容皮膚科の幅広い施術を行い、一つの治療だけで判断するのではなく、複数の治療選択肢の中から患者様のお悩みに合った方法をご提案しています。

口角が下がって見えるという一つのお悩みでも、筋肉・皮膚・脂肪・骨格・口唇の形など、原因は一人ひとり異なります。

患者様一人ひとりに合った施術をご提案

当院では「口角を上げたいから必ずボトックス」という考え方はしていません。
診察した結果、ボトックス以外の方法が適していると判断することもあります。必要な治療と不要な治療を分け、自然な仕上がりにつながる方法をご提案します。

アップセルや無理な勧誘を行わない

恵聖会クリニックでは、「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針を大切にしています。
ホームページに記載のない高額な施術料金を突然提示するようなアップセルや、不要な施術を無理に勧めることはありません。

治療内容・期待できる変化・副作用を十分理解し、納得したうえで施術を受けていただくことを重視しています。

ご紹介で来院される患者様が多い

恵聖会クリニックには、患者様からのご紹介で来院される方も多くいらっしゃいます。
「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」という考えのもと、診察から施術、施術後のフォローまで丁寧に向き合うことを大切にしています。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています

恵聖会クリニックでは、施術直後の仕上がりだけでなく、効果が安定するまでの経過やダウンタイムも治療の一部と考えています。
口角ボトックスでは、注射部位の赤みや腫れ、内出血が生じることがあるほか、効果が現れる過程で一時的に左右の効き方に差を感じる場合があります。

そのため、施術前に予想される経過や注意点を丁寧にご説明し、施術後に笑顔の左右差や下唇の動かしにくさなど気になる変化がある場合にも相談できる体制を整えています。通常の経過であれば今後の変化をご説明し、通常とは異なる経過が疑われる場合には速やかに医師が診察します。

施術後のアフターフォローを重視

ボトックスは短時間で受けられる治療ですが、施術を受けたら終わりではありません。

特に口角ボトックスでは、

  • 左右差が気になる
  • 笑顔に違和感がある
  • 効果が強い気がする
  • 効果が十分ではないと感じる

といった経過中の不安が生じることがあります。
当院では施術後の状態について相談できる体制を整え、必要に応じて経過を確認します。

大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室と連携

恵聖会クリニックは「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。
美容医療でも、見た目だけではなく解剖学的な知識と機能を考慮して治療することを重視しています。

まとめ|口角ボトックスは口角下制筋と周囲の筋肉を見極めることが重要

口角ボトックスは、口角下制筋の働きを弱め、口角を下へ引く力を抑えることで口元の印象を整える治療です。

適切に施術すれば自然な表情を保ちながら口角を上向きに見せられますが、口角下制筋のすぐ近くには下唇下制筋や口輪筋など、笑顔や会話に関係する重要な筋肉があります。

そのため、

  • 笑顔が不自然になる
  • 下唇に左右差が出る
  • 口元が動かしにくくなる
  • 食事や発音に違和感が出る

といった副作用を防ぐには、解剖を理解したうえで注入位置・量・左右差を調整することが重要です。

また、口角が下がって見える原因が必ずしも口角下制筋とは限りません。

  • “田中医師"/

    田中医師

  • 当院では、口角の位置だけではなく、真顔・笑顔・下唇の動きや口元全体のバランスを確認し、一人ひとりに必要な治療をご提案しています。自然な笑顔を保ちながら口元の印象を整えたい方は、まず医師の診察で原因を確認することが大切です。

口角ボトックスについて詳しく見る

監修医情報

田中 宏樹医師
医師名
田中 宏樹
略歴
2011年 徳島市立高校 理数科 卒業
2018年 徳島大学医学部 卒業
2018年 大阪警察病院 臨床研修医
2020年 大阪大学 形成外科入局
2020年 新潟大学医歯学総合病院 形成外科・美容外科
2021年 大阪母子医療センター 形成外科
2023年 箕面市立病院 形成外科
2026年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAS)
日本美容外科医師会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
資格
日本専門医機構認定 形成外科専門医
乳房増大用エキスパンダー/インプラント実施医師
乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
ボトックスビスタ認定医
ジュビダームビスタ認定医
日本化粧品検定2級/1級
日本化粧品検定特級/コスメコンシェルジュ
メイクカラーコンシェルジュ
コスメライター
田中医師プロフィール

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