ドクター・スタッフコラム

鼻中隔延長だけだとどんな効果がある?単独施術で変わる部分・変わらない部分を医師が解説

田川医師

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鼻中隔延長だけで変わる部分と変わらない部分を医師が解説

鼻中隔延長だけでも、鼻先を下向きにする、前方へ出す、短い鼻を長く見せる、正面から見える鼻の穴を目立ちにくくするといった効果が期待できます。

一方、鼻筋を高くする、団子鼻そのものを細くする、小鼻の横幅を狭くするといった変化は、鼻中隔延長だけでは十分ではありません。鼻中隔延長は「鼻全体を整える手術」ではなく、主に鼻先の位置・向き・支持力をコントロールする手術です。

鼻中隔延長とは?医学的な定義

鼻中隔延長は、鼻の中央にある鼻中隔を土台として軟骨を追加し、鼻先を支える構造を延長・補強する鼻整形です。鼻尖の形を作る代表的な方法として鼻中隔延長法が挙げられ、耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨などの自家組織が用いられます。

鼻中隔延長で動かすのは「鼻先の位置」

鼻中隔延長で重要なのは、単純に鼻を「長くする」ことではありません。鼻先を支える構造を作ることで、次のような調整を行います。

  • 鼻先を下方向へ伸ばす
  • 鼻先を前方向へ出す
  • 上向きの鼻先を下げる
  • 鼻先の角度を調整する
  • 鼻柱の見え方を整える
  • 鼻先の位置を安定させる

Septal Extension Graft(鼻中隔延長移植)は、鼻尖のprojection(前方への突出度)とrotation(鼻先の回転・角度)をコントロールする方法として用いられています。研究でも、鼻先の突出度や角度を調整・維持する方法として有効であることが報告されています。

鼻中隔延長で鼻先の位置や向きを調整するイメージ

「鼻中隔延長」と「鼻中隔矯正術」は別の手術

名前が似ていますが、鼻中隔延長と鼻中隔矯正術は目的が異なります。

  • 鼻中隔延長:主に鼻先の位置・向き・高さを整える美容目的の手術
  • 鼻中隔矯正術:曲がった鼻中隔を修正し、鼻づまりなどの機能改善を目指す手術

鼻中隔延長を受ければ鼻づまりが治る、という意味ではありません。

「延長すれば鼻全体が長くなる」は誤解

鼻中隔延長という名称から「鼻筋まで長くなる」「鼻全体が大きくなる」と考える方もいますが、基本的には違います。変化する中心は鼻先と鼻柱周辺です。

鼻根部や鼻筋の高さを大きく変える手術ではなく、小鼻そのものを切除する手術でもありません。

  • 田川医師

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  • 実際の相談では「鼻中隔延長をすれば、鼻筋も小鼻も鼻先も全部整うと思っていた」という方が少なくありません。診察では、悩みの原因が鼻先の位置なのか、鼻尖の丸みなのか、小鼻の広がりなのかを分けて考えます。鼻中隔延長が必要かどうかは、希望する鼻の形だけでなく現在の鼻の構造から判断することが重要です。

鼻中隔延長だけだとどんな効果がある?

鼻中隔延長単独で得られる主な効果は、鼻先の位置と向きを変えることです。

鼻先を下向きにできる

鼻中隔延長の代表的な効果です。鼻先が上を向いたアップノーズでは、鼻先を下方向へ延長することで、次のような変化を目指します。

  • 上向き感を弱くする
  • 正面から鼻の穴を見えにくくする
  • 鼻先から鼻柱にかけてのラインを整える

恵聖会クリニックでも、上向きの鼻、鼻尖が上がっている鼻、正面から鼻の穴が見えやすい鼻を鼻中隔延長の主な適応として案内しています。

短い鼻を長く見せられる

鼻先が上を向いていると、実際の鼻の大きさ以上に「鼻が短い」という印象になります。鼻中隔延長によって鼻先を下方向へ移動させると、鼻根から鼻先までのラインが長く見えるため、短鼻の改善につながります。

特に、次のような方では変化を感じやすい施術です。

  • 鼻が短く幼い印象に見える
  • 鼻先が上向き
  • 鼻柱が引っ込んで見える
  • 正面から鼻孔が目立つ

鼻先を前に出して高さを作れる

鼻中隔延長では、鼻先を下方向だけでなく前方向へ移動させる設計もできます。鼻先の突出度が足りない方では、鼻先を前方へ出すことで、次のような効果を目指せます。

  • 横顔で鼻先がはっきりする
  • 鼻先に立体感が出る
  • 鼻が低い印象を軽減する
  • 口元とのバランスが整って見える

ただし、ここでいう「高さ」は鼻先の高さです。鼻筋全体の高さを出す施術とは異なります。

正面から鼻の穴が見えにくくなる

上向きの鼻では、正面から見たときに鼻孔が目立ちやすくなります。鼻中隔延長で鼻先を下方向へ調整すると、鼻孔の見える面積を減らしやすくなります。

恵聖会クリニックでも、耳介軟骨を用いて鼻中隔を延長することで鼻先が下方向へ伸び、鼻の穴が正面から見えにくくなると説明しています。

鼻先の角度をコントロールできる

鼻先は高さだけでなく「角度」も顔の印象を左右します。鼻中隔延長では、固定する軟骨の位置や方向を調整することで、次のような調整ができます。

  • 上向きすぎる鼻先を下げる
  • 前方への突出度を出す
  • 鼻柱と上唇の角度を調整する

鼻先のprojectionとrotationを安定させられることは、鼻中隔延長の大きな特徴です。

鼻中隔延長で鼻先を下げたり前方へ出したりする効果のイメージ

鼻尖形成
¥250,000(税込¥275,000)
小鼻縮小(鼻翼縮小) 中間法
¥180,000(税込¥198,000)
鼻中隔延長 耳介軟骨移植によるもの
¥300,000(税込¥330,000) ※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

鼻中隔延長だけでは変わりにくい部分

鼻中隔延長は効果の大きい鼻整形ですが、すべての鼻の悩みに対応する施術ではありません。

鼻筋の低さは大きく変わらない

鼻中隔延長で主に操作するのは鼻先です。そのため、次のような悩みは鼻中隔延長単独では十分に改善できません。

  • 眉間から鼻筋が低い
  • 鼻根部に高さがない
  • 横顔で鼻筋をはっきりさせたい

鼻筋の高さを出す場合には、隆鼻術などを含めて検討します。恵聖会クリニックでも鼻中隔延長と隆鼻術を組み合わせた治療を行っています。

団子鼻の「横幅」は十分に細くならない

鼻先が低いため丸く見えている方では、鼻中隔延長によって立体感が出ることで、結果的に鼻先がすっきり見えることがあります。

しかし、次のような団子鼻では、鼻中隔延長だけでは横幅を十分に縮められません。

  • 鼻翼軟骨が横に広がっている
  • 鼻先の皮下組織が厚い
  • 鼻先そのものが太い

団子鼻の丸みや太さを直接整える施術は鼻尖形成です。

小鼻の横幅は直接小さくならない

鼻中隔延長をしても、小鼻の皮膚や鼻翼そのものを切除するわけではありません。したがって、次のような悩みには小鼻縮小を検討します。

  • 小鼻が横に張っている
  • 鼻の横幅が広い
  • 鼻の穴が横長
  • あぐら鼻を改善したい

小鼻縮小は鼻翼を切除・調整して、鼻の横幅や鼻孔の大きさを直接変える手術です。

  • 田川医師

    田川医師

  • 鼻中隔延長を希望される方でも、診察すると「鼻先を下げたい」のではなく、「団子鼻を細くしたい」「鼻筋を通したい」という希望が中心のケースがあります。この場合、鼻中隔延長を追加することが必ずしも正解ではありません。何を変えたいのかを部位ごとに整理することが、不要な手術を避けるうえでも重要です。

鼻中隔延長で鼻先が変わるメカニズム

鼻先は、皮膚だけで形が決まっているわけではありません。内部には、次のような組織があります。

  • 鼻中隔軟骨
  • 鼻翼軟骨
  • 鼻先の支持組織
  • 皮下組織
  • 皮膚

軟骨を「新しい支柱」にして鼻先を固定する

鼻中隔延長では、鼻中隔の先端側へ軟骨を追加し、鼻先を支える新しい土台を作ります。その土台に鼻先の軟骨を固定することで、鼻先の位置をコントロールします。

イメージとしては、鼻先を単純に押し出すというより、鼻の内部に新しい支柱を作り、その支柱に合わせて鼻先を配置し直す手術です。そのため、単なる軟骨移植よりも鼻先の位置や角度を構造的にコントロールしやすいことが特徴です。

軟骨を付ける「方向」で仕上がりが変わる

鼻中隔延長では、「何mm延長するか」だけで仕上がりが決まるわけではありません。重要なのは、次のような点です。

  • 下方向へどの程度延長するか
  • 前方向へどの程度出すか
  • 鼻先をどの角度にするか
  • 鼻柱をどこまで見せるか
  • 皮膚に無理な緊張がかからないか

同じ鼻中隔延長でも、設計によって仕上がりは大きく変わります。

耳介軟骨・鼻中隔軟骨・肋軟骨などを使用する

鼻中隔延長では、自分自身の軟骨を移植材料として使用します。代表的なものは次のとおりです。

  • 耳介軟骨
  • 鼻中隔軟骨
  • 肋軟骨

必要な強度、延長量、過去の鼻整形歴、採取できる軟骨量などを考慮して材料を選択します。

鼻中隔延長だけで十分な人・他の鼻整形を組み合わせる人

鼻中隔延長を単独で受けるべきかどうかは、希望ではなく原因となっている鼻の構造で判断します。

鼻中隔延長だけでも効果が出やすい人

単独施術が検討されやすいのは、主な悩みが鼻先の位置に集中している方です。例えば、次のようなケースです。

  • 鼻先が上を向いている
  • 短い鼻を長く見せたい
  • 正面から鼻の穴が目立つ
  • 鼻先を少し前へ出したい
  • 鼻先の角度を変えたい
  • 鼻柱周辺のバランスを整えたい

鼻筋の高さ、小鼻の幅、鼻先の横幅に大きな問題がなければ、鼻中隔延長単独でも目的に合った変化を目指せます。

鼻尖形成を組み合わせるケース

鼻中隔延長によって鼻先を前方・下方へ動かしても、鼻先そのものが太ければ団子鼻感が残ります。特に、次のような方では鼻尖形成との併用が検討されます。

  • 鼻翼軟骨が大きい
  • 鼻翼軟骨が横に開いている
  • 鼻先の組織が厚い
  • 正面から鼻先を細くしたい

恵聖会クリニックでは、基本的に鼻中隔延長と鼻尖形成を同時に行います。

小鼻縮小を組み合わせるケース

鼻先が整った結果、小鼻の横幅が相対的に目立つこともあります。小鼻の張り出しや鼻孔の横幅が悩みの場合には、小鼻縮小を組み合わせます。

隆鼻術を組み合わせるケース

鼻中隔延長によって鼻先だけが高くなっても、鼻根部や鼻筋が低いままだと、横顔で鼻筋から鼻先へのラインがつながらないことがあります。鼻筋の高さも必要な方では、隆鼻術との組み合わせを検討します。

  • 田川医師

    田川医師

  • 当院では「できるだけ鼻中隔延長だけで済ませたい」という相談もあります。主な原因が上向きの鼻先や短鼻であれば、単独施術を検討できます。一方、団子鼻、小鼻の広がり、鼻筋の低さが同時にある場合は、鼻中隔延長だけですべてを解決しようとすると仕上がりに限界が出ます。必要な施術だけを組み合わせることが重要です。

鼻中隔延長・鼻尖形成・小鼻縮小・隆鼻術の違い

項目 鼻中隔延長 鼻尖形成 小鼻縮小 隆鼻術(プロテーゼ)
主な目的 鼻先の位置・向き・突出度を変える 鼻先の丸み・太さを整える 小鼻の横幅を狭くする 鼻筋を高くする
主な対象部位 鼻中隔・鼻先 鼻尖・鼻翼軟骨 鼻翼・鼻孔底 鼻背・鼻根
上向き鼻 × ×
短い鼻 ×
正面から鼻の穴が見える ×
団子鼻 ○※原因による ×
小鼻の広がり ×
鼻筋の低さ × ×
鼻先を前に出す ×
鼻先を下げる × ×
主なリスク 硬さ、曲がり、左右差、感染など 左右差、変化不足、感染など 傷跡、左右差、鼻孔変形など 感染、ずれ、輪郭が浮くなど

鼻中隔延長は、他の鼻整形と比べても「鼻先をどこに置くか」をコントロールする力が強い手術です。

反対に、鼻筋や小鼻など別の部位を直接変える手術ではありません。

鼻中隔延長について詳しく見る 鼻尖形成について詳しく見る 小鼻縮小について詳しく見る 隆鼻術(プロテーゼ)について詳しく見る

鼻中隔延長のダウンタイムはどのくらい?

鼻中隔延長は軟骨を移植・固定する手術なので、注入治療と比べるとダウンタイムは長くなります。

腫れ・むくみ・内出血

恵聖会クリニックでは、耳介軟骨を使用した鼻中隔延長後について、腫れや内出血は1週間程度から落ち着き始め、見た目の違和感がなくなるまでが約1ヶ月、完全に治るまでが約3〜6ヶ月を目安として案内しています。また、術後1〜2週間程度は腫れや鼻がつまったような感覚が出ることがあります。

主に起こる症状は次のとおりです。

  • 腫れ
  • むくみ
  • 内出血
  • 痛み
  • 鼻づまり感
  • 鼻先の硬さ
  • 耳介軟骨を採取した場合の耳の痛み・腫れ

鼻先の硬さは起こり得る

鼻中隔延長では、鼻先を軟骨でしっかり支持するため、手術前より鼻先が硬く感じることがあります。鼻中隔延長移植に関する研究でも、術後合併症として鼻尖の硬さ、鼻先の偏位、突出度の低下、感染などが報告されています。

報告される頻度は術式や対象患者によって大きく異なるため、一律の発生率として考えるべきではありません。

鼻先の曲がり・左右差

移植した軟骨や鼻先に左右差が生じると、次のような変化が生じることがあります。

  • 鼻先がわずかに曲がって見える
  • 鼻柱が左右どちらかへ寄って見える
  • 正面で左右差が気になる

もともとの鼻中隔や鼻翼軟骨に左右差が強い方では、術前から左右差を評価することが重要です。

感染・血腫

鼻中隔延長は外科手術である以上、感染や血腫のリスクがあります。恵聖会クリニックでも、腫れ、浮腫、内出血、感染症、血腫を主なリスクとして案内しています。

強い赤み、急激な腫れ、強くなる痛み、発熱、膿のような分泌物などが認められる場合には、早めに医師の診察を受ける必要があります。

鼻中隔延長後に必要なアフターケア

鼻中隔延長では、移植した軟骨が安定するまで鼻に強い力を加えないことが重要です。恵聖会クリニックでは、術後2〜3週間程度は移植軟骨に強い外力が加わらないよう注意することを案内しています。

術後は、次のような点に注意することが大切です。

  • 鼻を強く押さない
  • 鼻先をつままない
  • 強く鼻をかまない
  • うつ伏せ寝を避ける
  • 鼻をぶつけない
  • 激しい運動を自己判断で再開しない
  • 飲酒について医師の指示を守る
  • 処方された抗生剤を指示通り服用する
  • 指定された時期に経過診察を受ける

恵聖会クリニックの鼻中隔延長では、使用する軟骨の部位にもよりますが、術後7日目に抜糸、その後も1ヶ月、3ヶ月を目安に経過を確認しています。

  • 田川医師

    田川医師

  • 鼻整形後は、腫れている時期に「鼻先が長すぎる」「左右差がある」と心配される方がいます。術後早期はむくみや組織の硬さによって見え方が変わるため、その時点だけで完成形を判断しません。一方、強い赤みや痛み、急な腫れなど通常と異なる症状は経過を待たず、早めに状態を確認することが重要です。

鼻中隔延長のメリット

鼻中隔延長には、他の鼻先手術にはない特徴があります。

鼻先の位置を大きくコントロールしやすい

最大のメリットは、鼻先の高さだけでなく、次のような位置や角度まで調整できることです。

  • 前後の位置
  • 上下の位置
  • 鼻先の角度

特に短鼻やアップノーズでは、鼻中隔延長の適応になりやすくなります。

鼻先を構造的に支えられる

鼻中隔延長は、鼻先の内部に支持構造を作る手術です。鼻先の位置を支える力があるため、鼻尖のprojectionやrotationを長期的に維持する目的で用いられています。

自家組織を使用できる

耳介軟骨や肋軟骨など、自分自身の軟骨を使用できます。人工物を鼻先へ入れることに抵抗がある方にとって、自家組織を使って鼻先の形を整えられることはメリットです。

効果が長期的

ヒアルロン酸のように一定期間で吸収される治療とは異なり、移植した自家軟骨が安定すれば長期的な形態維持を目指せます。

ただし、加齢や瘢痕、軟骨の変形、組織の変化まで含めて「一生まったく変化しない」と保証できる手術ではありません。

鼻中隔延長のデメリット

鼻先が硬くなる

鼻先を強固に支持するため、術前より鼻先の可動性が低下します。自然な表情や触ったときの柔らかさまで重視する方は、鼻中隔延長が本当に必要か慎重に判断する必要があります。

曲がり・左右差・後戻り感が生じる可能性がある

軟骨は生体組織であり、術後の治癒過程で変化します。そのため、次のような変化が起こる可能性があります。

  • 鼻先の左右差
  • 軟骨の曲がり
  • 鼻先の偏位
  • 当初より突出度が減る
  • 鼻先が下がって見える

軟骨採取部にもダウンタイムがある

耳介軟骨を使用する場合は耳、肋軟骨を使用する場合は胸部にも処置が必要です。鼻だけでなく採取部の痛み、腫れ、傷跡についても確認しておく必要があります。

単独施術ですべての鼻の悩みは解決できない

鼻中隔延長の最大の注意点は、「効果が大きい手術=何でも改善できる手術」ではないことです。鼻先の位置を変える必要がない人に鼻中隔延長を行っても、希望する変化につながらないだけでなく、鼻先への負担を増やすことになります。

恵聖会クリニックが鼻中隔延長で選ばれる理由とポリシー

鼻中隔延長後のダウンタイムとアフターケアを説明する医師

鼻中隔延長は、「長くすればよい」「高くすればよい」という手術ではありません。鼻先・鼻筋・小鼻・鼻柱・口元まで確認し、鼻中隔延長をする必要があるのか、単独で十分なのか、別の施術の方が適しているのかを判断することが重要です。

鼻中隔延長だけにこだわらず鼻全体を診察

恵聖会クリニックでは、次のような点を確認したうえで施術方法を提案します。

  • 鼻筋の高さ
  • 鼻先の向き
  • 鼻先の丸み
  • 小鼻の横幅
  • 鼻孔の見え方
  • 鼻柱の位置
  • 皮膚の厚み
  • 軟骨の強さ
  • 顔全体とのバランス

鼻中隔延長だけで十分なら単独施術を、鼻尖形成や小鼻縮小、隆鼻術などが必要なら、その理由を診察時に説明します。当院では鼻中隔延長を含め、鼻筋・鼻先・小鼻など幅広い鼻整形に対応しています。

2000年開院、2026年で開院27年目

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で27年目を迎えます。開院から間もなく30年となる長い歴史の中で、プチ整形から外科手術まで幅広い美容医療に携わり、症例と経験を積み重ねてきました。公式サイトでも、2000年の開業以来、多くの施術を行ってきたことを公表しています。

鼻整形でも流行している術式を一律に勧めるのではなく、その方の鼻の構造と希望する変化を照らし合わせて治療方針を決めます。

ご紹介で来られる患者様が多い

恵聖会クリニックでは、毎月、ご家族やご友人からの紹介をきっかけに多くの患者様に来院いただいています。「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」という姿勢を大切にし、施術だけでなく、説明、料金、術後対応まで含めた信頼の積み重ねが、ご紹介という形につながっていると考えています。

患者様お一人おひとりに合った施術をご提案

「鼻中隔延長をしたい」と希望されても、診察の結果、鼻尖形成だけで十分なことがあります。逆に、鼻中隔延長だけでは希望する鼻にならず、鼻尖形成や小鼻縮小を組み合わせた方が適していることもあります。

施術名から治療を決めるのではなく、悩みの原因に対して必要な施術を選ぶことを重視しています。

アップセルをしない適正価格の方針

恵聖会クリニックでは、「高度な美容医療を適正価格でご提供する」という方針を大切にしています。ホームページに記載のない高額な施術料金を提示したり、必要性の低い施術を追加して高額なプランへ誘導したりすることはありません。

鼻中隔延長単独でよい方には単独施術を提案し、複合施術が必要な場合には、必要な理由と費用を説明します。

無理・強引な勧誘をしない

鼻中隔延長は、鼻先の構造そのものを変える外科手術です。メリットだけを見て決めるのではなく、ダウンタイム、鼻先の硬さ、左右差、曲がり、感染などのリスクを理解する必要があります。

恵聖会クリニックでは、無理・強引な勧誘を行わず、施術内容、リスク、費用について納得いただいたうえで施術を受けていただく方針です。

ダウンタイムまで含めて、治療の一部と考えています

恵聖会クリニックでは、鼻中隔延長の仕上がりだけでなく、移植した軟骨が安定するまでのダウンタイムや術後経過も治療の一部だと考えています。
施術前には、腫れ・むくみ・内出血・鼻づまり感・鼻先の硬さなど、術後に起こり得る症状や経過の目安を丁寧にご説明しています。施術後も、通常のダウンタイムであれば今後どのように落ち着いていくのかをご説明し、強い赤みや急な腫れ、痛みの増強など通常とは異なる経過が疑われる場合には、速やかに医師が診察します。

2000年の開院以来、27年にわたり培ってきた症例経験を活かし、施術前の診察からダウンタイム、移植した軟骨が安定するまでの経過確認まで、一貫して患者様をサポートすることを大切にしています。

徹底したアフターフォロー

鼻中隔延長は、手術直後だけでなく、軟骨が安定するまでの経過が重要です。恵聖会クリニックでは、鼻の抜糸、軟骨採取部の抜糸、1ヶ月・3ヶ月の経過確認など、術後の状態に合わせてアフターフォローを行っています。

手術を受けたら終わりではなく、ダウンタイム中の不安や気になる変化について相談できる体制を大切にしています。

「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携

恵聖会クリニックは、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指している美容外科・美容整形クリニックです。

美容目的の鼻整形においても、見た目の変化だけではなく、解剖学的構造、安全性、術後経過まで考えた診療を重視しています。

  • 田川医師

    田川医師

  • 鼻整形では「この手術を受けたい」という施術名から相談される方が多い一方、診察すると別の方法が適していることがあります。鼻中隔延長は変化量を出しやすい手術だからこそ、必要のない方には行わない判断も重要です。当院では鼻先だけを見るのではなく、鼻筋、小鼻、鼻柱、口元とのバランスまで確認して治療方針を決めています。

鼻中隔延長だけに関するよくある質問

Q1. 鼻中隔延長だけでも鼻は高くなりますか?

鼻先は高くできますが、鼻筋全体は高くなりません。鼻中隔延長では鼻先を前方へ出せるため、鼻先の突出度を高められます。鼻根部や鼻筋の高さを出したい場合は、隆鼻術などを検討します。

Q2. 鼻中隔延長だけで団子鼻は治りますか?

鼻先の低さが原因ならすっきり見えることはありますが、典型的な団子鼻は鼻尖形成が適しています。鼻翼軟骨の広がりや厚い組織が原因の場合、鼻中隔延長だけでは鼻先の横幅を十分に細くできません。

Q3. 鼻中隔延長だけで鼻の穴は小さくなりますか?

鼻孔そのものを切除して小さくする手術ではありません。ただし、鼻先を下げることで正面から見える鼻の穴の面積を減らす効果は期待できます。

Q4. 鼻中隔延長だけで小鼻は小さくなりますか?

小鼻の横幅は基本的に小さくなりません。小鼻の張り出しや鼻の横幅を直接縮めたい場合は、小鼻縮小が適しています。

Q5. 鼻中隔延長だけで鼻先は細くなりますか?

鼻先に高さが出ることで細く見えることはありますが、横幅を直接縮める手術ではありません。鼻先の丸みや太さが強い場合は鼻尖形成を検討します。

Q6. 鼻中隔延長は鼻先を下げるだけの手術ですか?

違います。鼻先を下方向へ延長するだけでなく、前方への突出度や鼻先の角度も調整できます。

Q7. 鼻中隔延長だけでも効果は長持ちしますか?

自家軟骨が安定すれば、長期的な形態維持を目指せます。ただし、軟骨の変形、瘢痕、加齢などによって見え方が変化するため、生涯まったく同じ形を保証する手術ではありません。

Q8. 鼻中隔延長をすると鼻先は硬くなりますか?

硬く感じることが多いです。鼻先を軟骨で支える構造を作るため、術前より可動性が低くなります。鼻尖の硬さは鼻中隔延長で報告されている術後変化の一つです。

Q9. 鼻中隔延長だけと鼻フルはどちらが良いですか?

必要な施術だけを行う方が適切です。鼻先の位置だけが問題なら鼻中隔延長単独を検討できます。鼻筋、鼻先の丸み、小鼻の広がりなど複数の問題がある場合は、それぞれに適した施術を組み合わせます。

まとめ|鼻中隔延長だけでも鼻先は変わる。ただし鼻全体を変える手術ではない

鼻中隔延長だけでも、鼻先を下げる、前方へ出す、短い鼻を長く見せる、正面から鼻の穴を見えにくくする、鼻先の角度を調整するといった効果が期待できます。鼻先のprojectionとrotationを構造的に調整できることが、鼻中隔延長の大きな特徴です。

一方で、鼻中隔延長は次のようなことを目的とする手術ではありません。

  • 鼻筋を高くする
  • 団子鼻の横幅を細くする
  • 小鼻を小さくする
  • 鼻全体を一度に整える

鼻中隔延長だけで十分なのか、鼻尖形成・小鼻縮小・隆鼻術などを組み合わせるべきなのかは、現在の鼻の形と希望する変化によって決まります。

  • “田川医師"/

    田川医師

  • 当院では、2000年の開院以来培ってきた経験をもとに、鼻先だけでなく鼻筋、小鼻、鼻柱、口元、顔全体とのバランスを確認して施術方法を提案しています。必要以上の施術へ誘導せず、適正価格、丁寧な説明、無理・強引な勧誘をしない姿勢、徹底したアフターフォローを大切にしています。
    「鼻中隔延長をするか」から考えるのではなく、自分の鼻のどこを、どの方向へ変える必要があるのかを医師の診察で明確にすることが、自然でバランスの良い鼻を目指すための第一歩です。

鼻尖形成について詳しく見る

降鼻術(プロテーゼ)について詳しく見る

監修医情報

田川 大地医師
医師名
田川 大地
略歴
2009年 長崎大学医学部卒業
卒業後、市民病院で初期研修を修了したのち、水の森美容クリニックに入職、美容外科医となり大阪院を開設。
8年以上院長として従事し、幅広い施術を習得、美容外科診療の実績を積む。
2020年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
田川医師プロフィール

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