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本当に欲しいもの

消費税が引上げられて一ヶ月余が過ぎましたが、皆様如何お過しでしょうか。

増税を前にし、駆込みで、それほど欲しいとは思われないものを買ってしまった方もいるかもしれません。価格に過度に拘らず、本当に必要な物を買う様心がけたいものです。

私は九月中に結構な量(普段の数ヶ月分)の書籍を購入しました(消費税が増す分確実に値上がりするため)。ただ、魅力的な新刊は増税とは関わりなく出版されるし、今まで知らなかった興味ある本も見つかるため、本を買うペースが特段落ちることはなく、結果として今後読む予定の本が新しく買った本に埋没していくという事態が、我が家の本棚で生じて居ります。

そういうわけで今回は埋没法の話をしましょう。

埋没法は現在重瞼(じゅうけん)術の症例の9割以上を占め、一般にもその術式が広く知られるところとなっています。特にダウンタイムの短さは切開法と比べたときに埋没法の持つ際立った優位性であり、それが故にはじめから埋没法を希望されて来院される方も多いものです。

しかし、埋没法はあくまで重瞼術の一手段であります。埋没法を希望される方でも、その人が本当に欲しいのは埋没法そのものではなく、綺麗な上眼瞼である筈です。

症例を呈示します。

施術前/1ヶ月後

施術前/1ヶ月後

二重メイクを続けていたことにより癖が付いていて、その程度の幅の重瞼を希望されました。

多少見開きに左右差があるとはいえ中等度以上の眼瞼下垂はなく、瞼が厚いわけでもありませんので、埋没法の良い適応と考えられます。

したがって埋没法による重瞼術を施行しました。

術後、特段問題なく経過し、綺麗な重瞼が形成されています。しかし敢ていうならば、左側が平行型の、右側が末広型の重瞼になっています。

蒙古ひだに左右差があるために、左側では重瞼線が蒙古ひだよりも上に出来たものの、右側では蒙古ひだを乗越えられず、形態に左右差が生じました。

手術にあたって、より狭い幅にして両方を末広型に、或はより広くして平行型に揃えることも考えられましたが、狭い幅では不満とのことであり、広くすると不自然になったため、致し方ない左右差といえます。

この左右差を解消する方法としては、目頭切開をして両方平行型にするというものが考えられます。この方は形態の左右差を多少気にされているものの、目頭切開までは考えていないとのことで、この後追加の手術等はしていません。

この様に、希望通りの重瞼を実現するためには埋没法だけでは不十分なことが度々あります。

今回のケースの様に、広過ぎない幅での平行型に拘りがあれば内眼角形成術(目頭切開)が必要になることがあります。

皮膚の弛みの高度な場合は皮膚切除を伴う全切開の重瞼術(または上眼瞼除皺術/じょうがんけんじょすうじゅつ)を、行うべき場合が多いです。

ただ、埋没法だけで十分希望を叶えられそうにない場合であっても、埋没法が出来ないというケースは殆どないため、ダウンタイムや費用の面から、「取敢ず埋没法で」と希望される方はしばしばいらっしゃいます。

しかし、本当に欲しい上眼瞼はそれなのかということを、手術を決める前に御一考頂ければ幸いです。

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