ドクター・スタッフブログ
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ひきこもりのすすめ
日差しの強い忌々しい季節が刻一刻と迫ってきています。
紫外線が皮膚にとって害為すところ多いこと、そして紫外線対策に日焼け止めが重要であることはほとんどの方が御承知のことと思います。
飲む日焼け止めで有名なクリスタルトマトから高機能な日焼け止めクリームが登場しています。
屋外はもちろんですが、室内でのブルーライトによる日焼け予防にも効果があるのでオススメです。

UVインデックスとは
さて、紫外線がどの程度の強さなのか、ということを数値化した、UVインデックスという指標があることは御存知でしょうか。
UVインデックスは、各波長に於ける日射強度Eλ(単位はmW/m2・nm)に、皮膚に対する紫外線の影響の度合いSerを乗じたものを、波長で紫外領域にわたって積分したものです。
わかりやすく数式で書けば、UVインデックスIUVは、次のように表されます。

さて、実際にこれをどう使うかです。
UVインデックスの使い方
環境省やWHOによれば、UVインデックスが3以上の時は、
◇日陰の利用
◇日焼け止めの使用
◇長袖や帽子の着用
が勧められています。
UVインデックスが8以上ではそれに加え、そもそも日中の外出を避けることが勧められています。
お手元の理科年表を御覧下さい。
私の持っている判が平成28年版でやや古いですが、970頁に、UVインデックス8以上の出現率が掲載されています。
これによると1991年から2014年までに於いて、7月の12時に札幌では15%、那覇では71%、UVインデックスが8以上が出現しています。
UVインデックスが8以上というのはありふれた数値といえます。
大阪ではどうでしょうか。気象庁のウェブサイトを御覧下さい。
こちらでは日本各地に於ける晴天時のUVインデックスの過去の平均を参照できます。
7月の大阪では、晴天時は11時から13時にかけてUVインデックスの平均が8を超えています。
では明日の紫外線はどれ位でしょうか。やはり気象庁のウェブサイトを御覧下さい。
こちらではUVインデックスの予測値を見ることができます。
皆さんの紫外線対策の御参考になれば幸いです。
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