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立ち耳の話

唐澤医師

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「立ち耳がどんなものか分からないから解説記事を書いてほしい」との要望がありましたので、今回は立ち耳の話です。

立ち耳は聳立(しょうりつ)耳ともいいまして、〈聳〉とは「そびえる」、「そばだつ」の意ですから、こちらの用語の方がイメージを掴みやすいかもしれません。たとえば隣の部屋の会話を聴こうとして耳をそばだてる――手を耳の裏にそえて耳を立てる――そんな感じの耳。何となく想像できますか。

耳の正常解剖から解説します。

耳の構造

側頭部から耳甲介(じこうかい)がほぼ垂直に張り出し、対耳輪(たいじりん)で後方に折れ曲がっています。

正常の耳では、この折れ曲がりにより、耳介は側頭面に対して20-30度の角度で倒れています。

正常な耳の断面図

立ち耳とは以下の2つの要因により、顔を正面から見たときに耳が横に張り出しているものを言います。

(1)対耳輪が欠如するか、或はその発達が弱く、耳介が後方に十分に折れない。

対耳輪の折れ曲がりが弱い立ち耳の断面図

(2)耳甲介が過剰に発達している。

耳甲介が過剰発達した立ち耳の断面図

立ち耳の診断について統一された基準はありませんが、ひとつには側頭面と耳介のなす角で判断し、これが30度以上となるものを立ち耳としています。ほか、耳輪と側頭面の距離によって診断することもあります。

立ち耳に於いては対耳輪の発達の悪いケースが多くを占めるため、手術で対耳輪を形成することが治療のメインです。

立ち耳であっても機能的な問題は殆どなく、逆にチャームポイントにもなり得ます。それ故絶対に治療しなければいけないわけではありませんが、外観上気になる方や、立ち耳の程度が強くマスクがかけられないなど支障の出ている方は、是非相談に来られて下さい。

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